七里ガ浜高校は、神奈川県鎌倉市にある公立高校です。1976年に創立された大学で、2026年には創立50周年を迎えます。 学校目標を達成するために、積極的なICT教育の導入や海外研修などプログラムは多彩です。 卒業後は多くの生徒が関東の私立大学に進学します。 今回は、塾選が七里ガ浜高校の進学実績や部活・カリキュラムについて、幅広くご紹介していきます。
目次
| 住所 | 〒248-0025 神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2丁目3‐1 |
|---|---|
| アクセス | ◆江ノ島電鉄 「七里ヶ浜」駅下車 西門まで徒歩1分、事務受付まで徒歩5分 |
| 創立年 | 1976年 |
| 生徒数 （令和4年度） |
男子：585名 女子：492名 |
| 共学・男女別 | 共学 |
| 制服 | あり |
七里ガ浜高校では、生徒の育成方針として「グラデュエーション・ポリシー」を掲げています。
グラデュエーションポリシーとして掲げられているのは以下の3つです。
これらの目標を達成するために、積極的にICT教育を実施したり、海外研修を行ったりと、多様なプログラムを取り入れています。
七里ガ浜高校では、以前まで2学期制が採用されていましたが、平成23年度からは3学期制が導入されました。
3学期制に移行することで、学習の負担をより分散し自分の課題を見つけやすくすることが目的です。自分の課題をみつけ、夏休みを有効活用できるようにするためです。
七里ガ浜高校では「50分授業」が実施されています。
人間の集中力が持続する時間は「50分」だと言われており、より効率的に学習を行います。
七里ガ浜高校では、「学習オリエンテーション」と呼ばれる取り組みを行っています。
学習オリエンテーションの目的は以下の3つです。
教育方針及び学校目標である「確かな学力の向上」の一環として実施しています。
七里ガ浜高校の国際交流
七里ガ浜高校では、国際交流活動が盛んに行われています。
韓国のスウォン外国語高校や、アメリカのメリーランド州のブーンズボロ高校と姉妹校として提携を結び、交流を定期的に実施しています。また、国際理解教育の一環として、令和元年度からはグアム訪問もプログラムに追加されました。
七里ガ浜高校は部活動も盛んで、運動部・文化部ともに多彩です。
高校の近くには砂浜もあり、砂浜で走り込みやトレーニングをしている部活動もあります。
| 運動部 | 文化部 | ||
|---|---|---|---|
| 陸上競技部 | 弓道部 | 軽音楽部 | いきもの生態部 |
| バスケットボール部 | 水泳部 | 美術工芸部 | ボランティア部 |
| バレーボール部 | ハンドボール部 | 吹奏楽部 | 写真部 |
| サッカー部 | 野球部 | 茶道部 | 合唱部 |
| テニス部 | ラグビー部 | 漫画研究部 | |
| バドミントン部 | ダンス部 | ||
| チアダンス部 | |||
七里ガ浜高校の文化祭は毎年9月に実施されます。
文化祭は七高祭と呼ばれ、例年大きな盛り上がりをみせます。
2023年度は、4年ぶりに一般公開されました。
野外ステージが設置され、ダンス部や有志によるダンスが人気です。また、毎年「ウォーターボーイズ」によるダンスが行われており、恒例行事になっています。
七里ガ浜高校の体育祭は「七里ンピック」と呼ばれ、毎年6月に実施されます。
体育祭は生徒が主体となり、さまざまな競技を企画します。
3年生が中心となりクラス対抗競技、4つの色別演技や応援合戦を行い、非常に盛り上がります。
体育祭を通して同じクラス・学年の生徒だけでなく、異なる学年の生徒とも仲を深められるでしょう。
七里ガ浜高校では毎年グアム研修が行われます。2023年度は1月に5泊6日の研修が実施され、20名の生徒が参加しました。
事前学習では生徒全員が英会話や5分程度のプレゼンテーションの準備などを行いました。
2023年度は以下の行程でした。
| 1日目 | 成田空港集合 出国～グアム着 |
|---|---|
| 2日目～4日目 | セントポールクリスチャンスクール |
| 5日目 | 終日ホストファミリーと過ごす |
| 6日目 | 午前中：グアム国際空港集合・出国 夕方：成田空港着 |
生徒たちは3日目の夕方から6日目までホームステイを実施し、現地の文化・生活にふれます。
七里ガ浜高校の合唱祭はクラスごとに発表が行われるため、クラスの団結が深まります。
校内審査員だけでなく、校外審査員も招き審査を行います。校外審査員は全員音楽大学・学部出身の卒業生です。
七里ガ浜高校を卒業した生徒の多くが私立大学に進学します。関東圏の大学に進学する生徒がほとんどで、GMARCHなどの難関大学に進学する生徒もいます。
令和4年度の進学実績は以下の通りです。
| 国公立大学 | 私立大学 | ||
|---|---|---|---|
| 横浜国立大学 | 1 | 青山学院大学 | 17 |
| 静岡大学 | 1 | 中央大学 | 39 |
| 茨城大学 | 1 | 学習院大学 | 7 |
| 高知大学 | 1 | 上智大学 | 4 |
| 室蘭工業大学 | 1 | 専修大学 | 66 |
| 兵庫県立大学 | 1 | 駒澤大学 | 39 |
七里ガ浜高校の著名な卒業生は以下の通りです。
プロスポーツ選手やアナウンサーを輩出しており、「自らの進路実現に主体的に取り組める」という教育目標が実現されていることが伺えます。
七里ガ浜高校では、男子は詰襟の学生服（学ラン）を、女子はブレザーを着用します。
女子のスラックス着用も認められています。
また、髪染めやピアスも可能で、比較的自由な校風だといえるでしょう。
初年度に必要な費用は、194,450円です。
内訳は以下の通りです。
| 入学料 | 5,650円 |
|---|---|
| 教科書・制服等 | 約60,000円 |
| 授業料 | 118,800円 |
| 計 | 約194,450円 |
今回は神奈川県立七里ガ浜高校の校風や進学実績について解説しました。
生徒に卒業までに身につけて欲しい力として「グラデュエーション・ポリシー」を掲げており、積極的なICT教育の導入を行っており、海外研修も実施されています。
七里ガ浜高校卒業後は、関東の私立大学を中心として進学する生徒が多いです。
GMARCHなどの難関大学に進学する生徒もいます。
七里ガ浜高校に合格した人はどんな塾に通い、どんな勉強をしたのかをレポート！
七里ガ浜高校を目指している人は参考にしてみてください。
【塾での取り組み】
・予習/復習など自習の習慣がついた入学当初は小テストや模試などで時間がなくて半分以上の問題が解けないことが多く、本人的にもかなり気にしている様子であったが、月日を重ねるごとにスピードに慣れてきて、解ける問題数も増えてきたと感じた。それによりモチベーションも上がっていったと思う。
【家庭での取り組み】
・子供の勉強中は家族もテレビを消すなど、勉強の環境作りを心がけた
・受験勉強だけでなく、お手伝いや学校生活なども大切にするよう心がけた
・親も一緒に問題を解くなどを実施した
親は二人とも文武両道で取り組んできたので、その点は子供にも実践させた。それにより学習時間を自分なりに考えながら勉強できるようになった。またテスト期間中は家族でテレビを見るのも控え、スマホも親に預けるようにルールを決めて実践した。
【高校受験ステップ（STEP）出身】
（七里ガ浜高校合格・保護者）受験体験記をもっと読む
【参照元】
1 神奈川県立七里ガ浜高等学校
2 神奈川県公式ウェブサイト
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