2024/03/29
公開

大学受験の塾・予備校の平均費用|授業形式や国公立・私立コース別の料金相場比較など紹介

高校生が大学受験対策のできる塾や予備校に通う場合、年間でどのくらいの費用が必要なのでしょうか?一般的な費用相場を知っておくことで、費用捻出に向けた準備に役立つはずです。今回は高校生向け塾の平均年間費用について、授業形式ごとの料金相場と一緒にご紹介。国公立大学・私立大学と、志望大学別のコース費用相場も解説するので、塾選びの参考にしてください。

目次

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大学受験の塾・予備校の平均的な年間費用|私立や公立、学年別に紹介

塾や予備校の平均的な費用を知るのに役立つのが、文部科学省がおこなった調査結果です。「平成30年子供の学習費調査の結果について」によると、塾・予備校にかかる平均費用や学校にかかる平均費用は、次のようになっています。

【高校生】塾・予備校の平均費用

大学受験を目指している高校生向けの、塾・予備校の年間平均費用は以下の通りです。

学年 公立高校 私立高校
高校1年生 10万5,000円 14万1,000円
高校2年生 12万9,000円 17万3,000円
高校3年生 20万9,000円 26万9,000円

上記の金額は「学校外活動費」の中に含まれている、「補助学習費」の金額です。補助学習費には自宅学習や学習塾・家庭教師などの経費が入っています。

ただし塾や予備校に通っていない家庭、つまり0円の家庭も含まれているため、実際の金額はさらに高くなると予測できるでしょう。

全体的に見ると、学年が上がるにつれて費用も増えていることがわかります。勉強内容が徐々に難しくなって塾・予備校に通い始める子どもが増えること、また大学受験を意識して受講コマ数や科目数を増やしていることなどが理由です。

また公立高校に通っている生徒よりも、私立高校へ通っている生徒の方で費用が高めです。家計にゆとりのある家庭が多いこと、進学校へ通っている子どもが多いことなどが、主な理由と思われます。

【高校生】平均的な学費

続いては学校にかかる年間の平均費用です。

項目 公立高校 私立高校
授業料 2万5,378円 23万26円
修学旅行・遠足・見学費 3万5,579円 5万3,999円
学校納付金等 5万5,360円 21万5,999円
図書・学用品・実習材料費等 4万1,258円 4万2,675円
教科外活動費 4万427円 5万6,224円
通学関係費 7万9,432円 11万4,043円
その他 3,053円 6,085円
合計 28万487円 71万9,051円

公立高校では授業料と学校納付金等が全体の3割程度を占めていることに対し、私立高校では全体の6割以上を占めています。

私立高校に必要な年間合計費用は、公立高校の2倍以上。3年間通学する必要があるため、学校教育費だけでも大きな出費であることがわかります。

【高校生】総額費用

最後は塾・予備校の費用と、学校教育費の総額年間費用です。

学年 公立高校 私立高校
高校1年生 約38万5,000円 約86万円
高校2年生 約40万9,000円 約89万2,000円
高校3年生 約48万9,000円 約98万8,000円

全体として私立高校は、公立高校の2倍程度の費用がかかると考えておくとよいでしょう。

大学受験の塾・予備校の年間費用相場|授業形式別の価格を紹介

続いては大学受験対策ができる塾・予備校の費用相場をチェックしていきましょう。個別指導塾と集団指導塾、オンライン塾と授業スタイル別に紹介します。

【高校生】個別塾の費用相場

まずは個別指導塾の年間費用相場です。

学年 年間費用相場
高校1年生~2年生 約50万円~80万円
高校3年生 約60万円~100万円

個別指導塾は生徒一人ひとりの学習ニーズに合わせて、講師が個別に学習指導をしてくれるところです。多くの学習塾ではオーダーメイドで学習カリキュラムが作成され、苦手科目の克服や入試問題演習など、一人ひとりの希望に合わせて勉強を進められます。

同じ個別指導塾でも、講師1人に対して生徒が何人付くかによって金額は異なるのが一般的。1対1の完全マンツーマンの場合、人件費の関係から授業料相場は高くなりがちです。反対に講師1人に対する生徒数が多ければ多いほど、費用はリーズナブルになっていく傾向にあります。

完全マンツーマンと1対2や1対3などでは、それぞれに特徴が異なります。完全マンツーマンは講師が付きっきりで指導してくれる反面、子どもによっては講師へ依存してしまい、自分で考えたり、問題を解いたりする力を伸ばしにくいかもしれません。

1対2や1対3では完全マンツーマンよりも講師と関わる時間は少なくなるものの、問題演習の時間も確保されることから、自分で考える力も身に付きやすいといえるでしょう。

どちらにもメリットやデメリットがあるため、子どもの性格や特性、学習ニーズに合わせて選ぶことが大切です。詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【高校生】集団塾の費用相場

集団指導塾の年間費用相場は次のようになっています。

学年 年間費用相場
高校1年生~2年生 約40万円~50万円
高校3年生 約50万円~70万円

集団指導塾は講師1人が複数の生徒を同時に指導するため、個別指導塾よりも人件費がかかりません。そのため一般的には個別指導塾よりも授業料はリーズナブルに済みます。ただし最難関大学入試や医学部入試などに特化した学習塾の場合は、高額な授業料が設定されていることも珍しくありません。

集団指導塾の講師はほとんどが正社員や、指導実績が豊富なプロ講師です。大学受験指導実績を多く持ち、子どもがつまずきやすい箇所や理解しにくい部分も把握し、わかりやすく上手に解説してくれます。

また自分と同じような学力や目的を持ったライバルと一緒に勉強することになるため、互いに切磋琢磨できるのも大きな魅力です。

【高校生】オンライン塾の費用相場

最後はオンライン塾です。インターネットを介しておこなわれる学習指導の総称で、リアルタイムの個別指導や集団指導、映像授業などがあります。

指導スタイル 年間費用相場
個別指導 約12万円~24万円
集団指導 約12万円~20万円
映像授業 約10万円~12万円

インターネットとパソコンやスマホなどの通信環境があれば、場所を問わずに受講できるのが魅力です。もちろん自宅でも受講できるため、通塾する必要もありません。スキマ時間も上手に活用したい子どもや、学校の部活動と勉強とを両立させたい子どもにもおすすめです。

オンライン限定で個別指導や集団指導をおこなっている塾の場合、対面式の塾と比べて費用が安い傾向にあります。設備代や人件費を大きくセーブできるためです。

授業終了後にメールで質問を受け付けるなど、塾によってサポート体制はさまざま。事前に確認しておくとよいでしょう。オンライン塾については、こちらの記事を参照してください。

大学受験の季節別講習の費用相場

塾や予備校によっては通常授業とは別に、春期講習や夏期講習、冬期講習といった季節講習をおこなっています。普段塾に通っている子どもも季節講習へ参加をする場合、基本的には別途料金が必要です。

続いては季節講習の費用相場をチェックしていきましょう。

【高校生】春期講習の費用相場

まずは春期講習です。

学年 個別指導塾 集団指導塾
新高校1年生~2年生 約3万円~6万円 約2万円~5万円
新高校3年生 約5万円~12万円 約4万円~7万円

春期講習の主な目的は、前学年の総復習。ちょうど1年の節目となる時期のため、多くの学習塾では1年分の総復習を主なカリキュラムとしています。また受験学年となる新高校3年生の場合は、志望校別の入試傾向に沿った形で授業がおこなわれるところもあるでしょう。

新しい入塾生を募集するために、授業料無料や半額などのお得なキャンペーンを実施している塾もあります。できるだけ授業料を抑えたい子どもや、お試し感覚で通ってみたい子どもは、各塾のキャンペーン情報をこまめにチェックしてください。

高校生向けの春期講習情報は、下記の記事で解説しています。

高校生が通う春期講習を徹底解説!大学受験におすすめの塾・予備校も紹介

【高校生】夏期講習の費用相場

夏期講習の費用相場は以下のようになっています。

学年 個別指導塾 集団指導塾
高校1年生~2年生 約6万円~15万円 約5万円~10万円
高校3年生 約9万円~22万円 約7万円~14万円

夏休みは春休みよりも期間が長いことから、子どもによってはより長く講習を受けることにもなるでしょう。そのため費用相場も春期講習より高めです。

夏期講習の内容は塾によってさまざま。1学期の復習をおこなうところもあれば、苦手科目の克服、2学期以降の先取り学習、入試問題演習など幅広くなっています。

塾や予備校の中には自習室や自習スペースを併設し、授業の合間や授業自体がない日でも利用可能です。エアコンが効いた快適な空間のため、暑い夏でも自主学習に集中できるでしょう。

【高校生】冬期講習の費用相場

最後は冬期講習の費用相場です。

学年 個別指導塾 集団指導塾
高校1年生~2年生 約4万円~7万円 約3万円~6万円
高校3年生 約6万円~13万円 約5万円~8万円

受験学年となる高校3年生にとって、冬期講習は大学受験本番直前に開催されるもの。ほとんどの高校生はすでに志望校が決まっているため、志望校別の入試傾向に合わせた問題演習や、苦手な受験科目の克服などを目的に受講する子どもが多くなります。

いかに追い込みの時期を有効に過ごすかによって、志望校合格を左右するといっても過言ではありません。冬期講習へ参加して直前対策をくり返すことで、合格可能性がグッと高まるはずです。

高校生向けの冬期講習は下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

高校生におすすめの冬期講習を紹介!学年別に目的やメリット、選び方も解説

大学受験の国公立・私立大学コース別の費用相場

大学入試では国公立大学と私立大学とで、課される入試科目が異なります。また国公立大学では大学入学共通テストと2次試験と、異なる試験を2回受けなければいけません。

そのため当然のことながら、勉強の仕方や対策方法が国公立大学志望と私立大学志望とで変わってきます。特に大手予備校の中には国公立・私立別にコースを設けていたり、それぞれに強いカリキュラムを組んでいたりするところもあります。それぞれの費用相場は次の通りです。

国公立大学受験コースの費用相場

国公立大学受験コースの年間費用は約40万円~80万円です。

大手予備校の駿台の場合、「スーパー国公立大文系」の年間費用は86万円。「スーパー東北大理系」の年間費用は83万円となっています。

私立大学受験コースの費用相場

私立大学受験コースの年間費用は約38万円~80万円ほど。受講科目数が少なくなることから、平均すると国公立大学受験コースよりも若干リーズナブルです。

難関私立大学受験対策に特化した増田塾の場合、年間費用の目安は約48万円~68万円となっています。

【高校生】塾・予備校を選ぶ際のポイント

塾や予備校へ通う場合、後悔しないためには選び方のポイントを押さえておきましょう。

目的に合わせて授業形式やカリキュラムを選ぶ

絶対に欠かせないのが、目的に合わせて授業形式やカリキュラムを選ぶことです。まずは何のために通塾したいのか、その目的を明確にさせてください。

「苦手な英語を克服したい」「基礎知識を身に付けて、大学受験の準備を始めたい」「より本番に近い問題をたくさん解いて、合格力を高めたい」など、塾や予備校に通う目的は高校生一人ひとりで違うはずです。目的が不明確なまま塾を選んでも、ニーズに合った勉強ができないため、学力は思ったように上がりません

通常の月謝以外にかかる費用をチェックする

ただでさえ高校の教育費や日常の生活費もかかる中、塾の費用が大きな負担と感じる家庭も多いのではないでしょうか?上記で解説したように塾や予備校では、授業料以外にもさまざまな名目で費用を徴収しています。

授業料の安さだけを見て入塾した後で、「思っていたよりも高かった」といった状況におちいらないよう、通常の月謝以外にかかる費用も細かくチェックしておくとよいでしょう。塾ごとに必要となる費用を抽出して、年間のトータル費用で比較するとわかりやすくなります

いつ入塾するかを決める

いつ入塾するかは、多くの子どもにとって悩ましい問題の一つ。子どもの学力や志望校のレベル、入試科目数、部活動の有無、学校のサポート体制など、さまざまなことで入塾時期は左右されます。

ただし一つだけ確実にいえるのは、受験勉強は早ければ早いほど有利になること。遅く始めて不利になることはあっても、早くスタートさせて不利になることは絶対にありません。特に難関大学や受験科目が多い国公立大学を志望する場合、高校1年生のうちから勉強をスタートさせておくことが大切です。

塾によっては無料体験やお試し感覚で通える季節講習を開催しているので、気になった段階でまず通塾してみる方法もあります。

志望校の大学入試情報が豊富かどうか

志望大学に合格するカギは、受験情報を的確に入手できるかにあるといっても過言ではありません。特に国公立大学の二次試験や私立大学の一般選抜では、各大学で内容が多種多様です。そのため志望校に合格するためには、志望校の入試傾向に合わせて勉強をする必要があります。

通おうと思っている塾や予備校が、志望大学の入試情報を豊富に持っているかどうかをチェックしてください。全国展開している大手の学習塾や予備校は情報力が強いといわれていますが、小規模のところもでも積極的に情報収集・分析をしている場合もあります

費用が安いだけで決めない

最後のポイントは費用の安さだけで決めないことです。確かに費用が安い、他よりもリーズナブルなところは魅力があります。しかしあまりにも安いところを選んでしまうと、後悔するかもしれません

講師の質が低い、授業カリキュラムがきちんと組まれていない、授業でわからないところがあってもフォローしてもらえない、学習相談や進路相談に乗ってくれないなど、学習の質を大きく低下させてしまうような要素を持っている可能性があるためです。

もちろん「費用が安い=質が低い」とは限りません。塾や予備校によっては広告費をかけない分、授業料をリーズナブルに抑えるといった努力をしているところもたくさんあります。大切なのは費用だけに着目して塾を決めないこと。講師や授業カリキュラム、サポート体制などを細かく確認して決めるようにしてください

【高校生】塾・予備校の費用を抑える方法

できるだけ塾や予備校の費用を抑えたいと思っている人は、以下で紹介する方法を試してみてはいかがでしょうか。

キャンペーンを活用する

1つ目は塾や予備校でおこなっているキャンペーンの活用です。入会金無料や半額、初月の授業料無料、数千円分のギフトカードのプレゼントなど、さまざまなキャンペーンをおこなっているところが少なくありません。

キャンペーンの時期もさまざまですが、季節講習に合わせておこなっているところが多い傾向にあります。季節講習を新規入塾者募集の機会とも捉えているためです。条件に合致すれば、いつもよりお得に授業を受けられるようになるでしょう。

受講科目を絞る

基本的にほとんどの塾や予備校では、受講科目が多くなるごとに費用も高くなっていきます。そのため受講科目が多くなればなるほど、毎月の授業料も高く付いてしまうでしょう。

本当に必要な科目にだけ絞って、受講するようにしてください。得意な科目や自主学習で克服できるような科目は、自宅で勉強するようにします。

オンライン塾を選択する

オンライン塾の中には、動画の視聴を主として授業を進めていくものがあります。すでに録画してある動画を配信することから、人件費も大きくかかりません。そのため個別指導や集団指導と比べると、全体的な費用はリーズナブルになっています。月額定額制で、動画視聴し放題としているところもあるほどです。

動画視聴後に確認テストを受けたり、スタッフと面談をしたりと、サポート体制が整っているところもあるので、費用を抑えたい人は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

特待生制度を活用する

4つ目は特待生制度を活用することです。大手塾や大手予備校の中には特待生制度を取り入れているところがあり、成績優秀な子どもは授業料免除・半額免除といった待遇で授業を受けられます
制度を利用するためには高い学力が必要となりますが、条件が合えばお得に塾や予備校を利用できるはずです。

塾・予備校の比較を念入りにおこなう

子どもに合った学習指導を受けるためだけでなく、できるだけ費用を抑えるためにも塾・予備校の比較検討は欠かせません。同じようなカリキュラムや条件でも、塾によって料金は異なります。

気になった塾・予備校をいくつかピックアップしてみて、じっくりと比較検討するようにしましょう。体験授業や説明会へ参加するのもおすすめです。

大学受験にかかる費用はいくら?

国公立大学を受験する場合、大学入学共通テストと各大学の2次試験を受ける必要があります。私立大学の場合は、一部を除いて各大学の試験のみとなります。

共通テストは2教科以下の場合は12,000円、3教科以下の場合は18,000円かかります。2次試験は、1校あたり17,000円程度かかります。私立大学は、大学や学部によっても異なりますが1校あたり、35,000円程度かかります。日本政策金融公庫「教育負担の実態調査結果」(令和3年)によると、1人あたりの受験費用は、国公立大学で27.7万円、私立大学文系で31.3万円、私立大学理系で32.2万円です。

滑り止めなどで複数の大学や学部を受験した場合、その分だけ受験費用はかさみます。しかし、大学によっては1回の試験で複数学部に出願できたり、複数学部を受験することで割引になったりするので、事前に資料やHPで調べておくと良いでしょう。また、地方から都市部の大学を受験する場合は交通費や宿泊費がかかることもあるので注意が必要です。

ちなみに、医学部の受験料は国公立大学の場合は、上記と変わりませんが、私立大学の場合は1校あたり60,000円程度かかります。

大学受験におすすめの塾・予備校ランキング

塾名 授業形式 特徴 問い合わせ
河合塾 集団指導 難関大学や医学部受験に特化したコースが開設されており、レベルの高い学習指導が受けられる。一人ひとりにチューターが付き、学習状況を把握、受検相談などを受けてくれる。 教室を探して問い合わせる
駿台 集団指導 受験指導が豊富な講師陣による、面白さあふれる正攻法ライブ授業で理解が深まる。授業時間は50分なので、短時間で集中して取り組める。家庭学習サポートも充実。 教室を探して問い合わせる
四谷学院 集団指導 科目別能力授業と55段階個別指導のダブル教育システム。得意科目と苦手科目、それぞれのレベルに合わせて学習できる。自由に使える自習室も完備。 教室を探して問い合わせる
東進ハイスクール・東進衛星予備校 映像授業 CMでもお馴染みの有名講師陣による映像授業が特徴。モチベーション維持のための担任制度、合格設計作成図、学力POSシステムなど独自のサポート体制も充実。 教室を探して問い合わせる
大学受験ディアロ 個別指導 質の高い映像授業とZ会のテキストで、基本的なインプットを時間と場所に関わらず行うことができる。「学習カウンセリング」で目標を明確にする。 教室を探して問い合わせる
アクシブアカデミー 個別指導 入塾時のカウンセリングと、月間戦略会議で、最適な年間カリキュラムと日々の学習スケジュールを提案する。完全マンツーマン指導。 教室を探して問い合わせる
大学受験予備校BLOOM 個別指導 講師主導の授業ではなく、自学自習を促す学習プランを提供する。一人ひとりの課題や目標に合わせたオリジナルテストを、月に1回、週に1回のペ―スで受ける。 教室を探して問い合わせる
大学受験ALCS 個別指導 生徒の目標に合わせた効率的な学習コンテンツを豊富に用意する。生徒が必要とする学習コースをオーダーメイドして、効率的に学力を高める。学習管理アプリを利用したサポート充実。 教室を探して問い合わせる
明光義塾 個別指導 講師が付きっきりではない指導スタイルが特徴。生徒が自力で考え問題を解くことを重視する。定期的に生徒と保護者を対象としたカウンセリングを実施する。 教室を探して問い合わせる
進学個別指導のTOMAS 個別指導 一人ひとりの志望校に応じた「オーダーメイドカリキュラム」を作成し、進捗状況に応じて毎月修正する、効率的な受験対策を行う。完全マンツーマン指導。 教室を探して問い合わせる

関連記事:【2024年最新】大学受験塾のおすすめ20選!いつから通うべき?費用まで紹介

大学受験におすすめのリーズナブルな塾・予備校

大学受験に向けて塾や予備校の利用は効果的ですが、家庭によっては授業料の高さが気になるかもしれません。数多くある塾・予備校の中には、他よりもリーズナブルな価格を設定しているところもあります。

ジュクセンがおすすめする、リーズナブルな塾・予備校は次の通りです。

塾名 料金目安 授業形式 特徴 問い合わせ
城南コベッツ 21,000円 個別指導 生徒一人ひとりの理解度に合わせて、授業を進めることができる。推薦対策コースも用意されており、総合型・推薦型選抜にも対応。 教室を探して問い合わせる
個別指導学院フリーステップ 25,000円 個別指導 講師:生徒=1:2体制。分からないところをその都度、徹底的に解消する。学習プランナーによるプランの作成。オンライン自習室を設置。 教室を探して問い合わせる
毎日個別塾5-Days 15,000円 個別指導 苦手科目の指導から大学入試までそれぞれに対応したカリキュラムで学習をサポート。一人ひとりの目標に合わせて適切に指導する。 教室を探して問い合わせる
ITTO個別指導学院 11,000円 個別指導 苦手科目の克服はもちろん、定期テスト対策、そして大学入試対策まで、一人ひとりの課題に合わせて個別に指導する。 教室を探して問い合わせる
個別教室のトライ 35,000円 個別指導 120万人もの指導実績によって作られた「トライ式学習法」による完全マンツーマン指導。AIによる分析を活用し、教育プランナーが学習プランを作成。 教室を探して問い合わせる
武田塾 20,000円 個別指導 義務学習や365日課題設定、帰宅前の宿題チェックなど、自学自習管理を徹底。開校時間内であればいつでも自習室が利用できる。 教室を探して問い合わせる

月額1万円弱から通えるところもあるので、お試し感覚で通塾してみるのもよいでしょう。また定額で通い放題の塾の場合、通塾頻度が多ければ多いほどお得です。詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひ一読してみてください。

【高校生】大学受験対策の安いおすすめ塾|費用相場や塾に通うメリットも解説

まとめ

高校生が塾や予備校にかける費用は、文部科学省の調査によると年間10万円~26万円ほど。ただし塾・予備校に通っていない家庭も含まれているため、実際にはさらに高い金額になるでしょう。

塾や予備校の中には、他よりもリーズナブルな価格で受講できるところもあります。できるだけ授業料を抑えたい場合は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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塾選(ジュクセン)編集部

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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