代々木個別指導学院に中学2年5月から通塾し埼玉県立川越高等学校に合格した方への合格者インタビュー(109)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 代々木個別指導学院
- 住まい
- 埼玉県朝霞市
- 性格
- のんびり、真面目にコツコツ、集中できる時間が短い、好きな教科ばかり勉強してしまう
私の受験ポイント
日頃からコツコツと勉強習慣を養い成績上位を維持した
自由にスケジュールが組める個別指導塾で野球と受験を両立
苦手分野は塾のサポートで克服。冬の集中講座が志望校対策に役立った
受験情報
- 受験年度
- 2024年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 埼玉県立川越高等学校 (普通科) | A判定 | 合格 |
2 | 大宮開成高等学校 (特進Ⅰ類コース) | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 1月23日
- :大宮開成高等学校
- 2月21日
- :埼玉県立川越高等学校
偏差値推移
中3:偏差値70(北辰テスト)
学校選び
学力は学校でも上位クラス。部活と勉強どちらも全力な男子校の雰囲気に憧れて第一志望を選んだ
志望校はどのように決めていきましたか?
自分の学力を基準に家族とも相談しながら志望校を決めました。勉強はコツコツと続けていたので学校の成績は上位を維持していたのですが、そこから少し上を目指して第一志望校を「埼玉県立川越高校」に決めました。実は母からの強い勧めもあったんですよ。母は埼玉県で生まれ育ったので、県内の学校についてよく知っているのですが、その中でも川越高校は学校のレベルも評判も良いことを教えてくれました。僕自身は中学1年生の頃は漠然と「さいたま市立浦和高校」の受験を考えていたのですが、実際に学校見学をしたときの印象も良かったため、川越高校を目指したいと思うようになりました。
見学してどのような点を気に入りましたか?
説明会で生徒会長や実行委員長の堂々と話す姿が格好良くて、あんな風になりたいなって憧れましたね。また、年間の行事の様子が映像で流れたのですが、学園祭の盛り上がりに感激しました。川越高校は映画『ウォーターボーイズ』のモデルになった学校です。学園祭では男子のシンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)を間近で見ることができるので、2日間で約2万人が来場するほど賑わいます。毎年そのような魅力的な学園祭がある高校はなかなかありません。男子校ならではの弾けたノリも気に入りました。
他の志望校はどうでしたか?
市立浦和高校も楽しそうで印象は良かったのですが、共学です。先ほどお話ししたように僕は男子校のノリや雰囲気が好きなので、川越高校への想いが勝りました。私立では、「大宮開成高等学校」が実直で勉強に力を入れていて良いイメージがありました。進学校ということで、勉強に本腰を入れるには良いなと感じました。そのため、最終的には川越高校と大宮開成高校を受験することにしました。
塾について
土日のクラブチームと両立できる個別指導塾を希望。自分の弱みや目標に合わせた親身なサポートをしてくれる塾を選んだ
- メインで通っていた塾
- 代々木個別指導学院
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週4回
- 科目
- 英語、数学、国語、理科
- 通塾時期
- 中学2年5月〜
- 授業時間と費用
-
中2:週3(1回80分)、月6~7万円
中3:週4(1回80分)、月6~7万円
塾を考えはじめた時期ときっかけを教えてください。
中学2年生の5月頃から受験を意識して塾を探し始めました。学校の成績が少し伸び悩んでいたのと、その頃から受験のために塾に通い始めたクラスメイトも多く、周りの成績が上がっていくのを見て焦りを感じ始めたのがきっかけです。
『代々木個別指導学院』を選んだ理由は?
僕は野球のクラブチームに入っていて週末が活動日だったので、平日に希望の科目を学べる塾を希望していました。中学2年生の頃は数学、国語、英語の受講を希望していたのですが、ほとんどの塾は土曜日に講義が設定されていて、条件に合いませんでした。その点、個別指導塾なら自分の希望の曜日と時間に通えて、どの科目をいつ受けるかも自分で決められます。集団指導の塾にも見学に行ったのですが、僕は大勢の中で質問することが苦手なので、この点も個別指導塾を希望した理由です。
個別指導塾の中でも特に『代々木個別指導学院』を選んだ決め手は、総合学習アドバイザーの頼もしさでした。入塾前の見学の際に個別に面談をしたのですが、勉強の仕方や志望校の選び方、進路相談まで、まるでカウンセラーのように丁寧に相談に乗ってくれました。「この人に任せれば大丈夫」という安心感を覚えました。
『代々木個別指導学院』に通って良かった点は?
僕の希望に合わせて柔軟に対応してくれる点が良かったです。集団指導の塾やカリキュラムが固定されている塾だと、なかなか希望をきいてもらうのは難しいと思うのですが、勉強の方針についても自分で希望が出せる点はありがたかったです。例えば、問題集を塾に全てお任せするというのではなく、私立向けの難しい問題集に自主的に取り組み、わからないところがあれば都度質問する、というように僕の勉強方針に合わせてもらいました。
そのほかには、模試の前にはスピード配分を意識した解き方を教えてくれたり、僕の失敗しそうな問題を把握して類似問題を集めてきてくれたりと、僕の弱点に合わせた細やかなケアや工夫をしてもらえたので、とても心強かったです。
他にも良かった点があれば教えてください。
個別指導の塾なので、体調や都合が悪いときに休んでしまっても、ほかの時間や曜日に振り替えてもらえるし、休んだ分のカリキュラムを飛ばされることもなかったのがありがたかったです。また、「入試直前ゼミ」は特に思い出深いです。公立を受ける人を一同に集めて集中的に対策する講座で、公立高校で出題される5教科に特化して勉強しました。英語のリスニング対策の特訓もあり、公立高校の受験には役立ちましたね。
受験勉強について
英語の長文和訳に力を入れて点数アップ。クラブの引退後は平日3時間、休日8時間の勉強に自ら取り組んだ
- 勉強時間
-
中1 塾:なし、自宅:1日30分以下
中2 塾:週3(1回80分)、自宅:1日30分~60分
中3 塾:週4(1回80分)、自宅:1日120分~150分
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
英語の長文和訳に力を入れて勉強したことです。僕は英語が苦手で、長文問題はいつも時間内に読みきることが難しく、そこに課題を抱えていました。総合学習アドバイザーに相談したときに「長文は一度全部和訳して、そこから問題を解いていくように」とアドバイスをもらいました。アドバイス通りの勉強法をくり返したことで、英語に苦手意識がなくなり模試の点数も上がりました。
自宅ではどのくらい勉強していましたか?
中学3年生のお盆頃まではクラブチームの野球で忙しかったので、平日は塾や学校の復習と予習に少し取り組む程度でした。クラブを引退してからは休日は8時間、平日は3時間くらい自宅で勉強しました。自宅では自主的に選んだ問題集を解いて、つまずいたときはその問題を塾で教えてもらう、という勉強方法です。
スランプはありましたか?
夏休み明けから10月頃に、一度勉強のモチベーションが落ちてしまいました。やる気を維持するって大変ですよね。気分が乗らないときは総合学習アドバイザーや母に相談して気持ちを支えてもらいました。実際に模試の成績が落ちていくのを目の当たりにして焦りましたが、その危機感から「やるぞ!」って再度自分を奮い立たせることができました。
受験勉強での反省点を教えてください。
学校選択問題の対策をもっと早くしておけば良かったと反省しています。埼玉県では学校選択問題といって、受験の際に難易度の高い応用問題が設定されている学校があります。学校選択問題では英語と数学が一気に難しくなりますが、僕はその対策が遅れてしまって、11月の模試では思うような得点が取れませんでした。対策次第ではすぐに得点に結びつく問題もあるのですが、時間をかけて力をつけないと解けない問題もあるので、学校選択問題が設定された高校を志望するのであれば、早めの勉強が必要だと思います。
高校受験を控える後輩に何かアドバイスするとしたら?
模試の準備は早くしたほうがいいよ、とアドバイスします。闇雲に勉強するよりも模試の傾向をつかんで、その対策に時間をかけると効果的に点数アップが狙えます。また、僕は個別指導塾が向いていましたが、人前で質問するのが苦でなければ集団塾も良いと思います。集団で切磋琢磨する環境も実力アップには効果的だと思います。
家庭のサポートについて
学校の情報は母がリサーチ。勉強以外の足りない部分は陰ながら支えてくれた
受験を振り返って「ありがたかった家庭でのサポート」はありますか?
母が志望校のことについてよく調べてくれたことです。僕は勉強は自主的にするのですが、学校の情報収集については疎いところがあり、そういった足りない部分を陰ながらサポートしてくれた母にはとても感謝しています。
ご両親にこうして欲しかったと思うことはありますか?
特にありません!が、強いて言うなら、息抜きや休憩で少しスマホのゲームをしていると、ずっと怠けていると勘違いして「勉強しないの?」と声をかけてくることがたびたびあり、少し鬱陶しく感じるときもありました。休憩も大切なので、そこは僕を信じて何も言わずにそっと見守っていてほしかったですね(笑)。
学校生活について
男子校の活気と自由な校風が気に入っている。ユニークな学園祭に今からワクワク
- 学校名
- 埼玉県立川越高等学校
- 部活
- 硬式野球部
川越高校はどのような雰囲気ですか?
男子校なのでいつもノリノリな雰囲気です。授業中も積極的に発表したり、質問したり活発ですし、そのノリに合わせてくれる先生も多くて楽しいです。仲が良いグループもありますが、クラスみんな仲が良い感じで毎日充実しています。
自由な校風も気に入っていますよ。制服もないので、ほとんどの生徒は私服です。しかし僕が入部した野球部は昔からの伝統が残っていて学生服を着ることになっています。ほかは特に厳しい校則もないので伸び伸び過ごしています。
また、ユニークな部活も多くて楽しいです。始めにお話しましたが、映画『ウォーターボーイズ』のモデルの学校なので、男子のシンクロナイズドスイミングが見られます。男子だけの応援部もあります。珍しいですよね。学園祭が9月にあるのでぜひ見にきてください。僕もどのような企画に参加するか今から考えているとワクワクします。
思っていたことと違った点はありますか?
最寄り駅から学校まで30分程歩くので、毎日の登下校は少しハードですね。暑い日は学校に着くと汗だくになっています。また、想像していた以上に勉強の進むペースが早いです。偏差値の高い学校なので覚悟はしていましたが、中学の頃とは違う勉強ペースにまだ慣れていません。
将来の進路は考えていますか?
今は北海道で酪農をしたいと考えています。中学2年のときに北海道へ旅行に行ったのですが、大自然で伸び伸びしている牛を見て、いいなって(笑)。もともと牛乳も好きなので、将来は酪農に携わる仕事をしたいと考えるようになりました。大学は北海道大学を目指します。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、埼玉県立川越高校に通う秦野雄也さんです。もともと勉強する習慣を身につけていて学校の成績も良く、勉強方法については独自のルーティーンが確立されているようでした。日頃からコツコツと自主的に勉強することで、中学3年生の夏まで好きな野球と両立して、難関高にも合格されました。好きなことと受験勉強が両立できたのは、自由にカリキュラムが組めて個々の弱点を補ってくれる個別指導塾の柔軟なサポートがあったからだと言います。高校でも文武両道を貫き、ぜひ希望の大学に進学してほしいですね。
※上記は、2024年6月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:谷口勇人/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
土日のクラブチームと両立できる個別指導塾を希望。自分の弱みや目標に合わせた親身なサポートをしてくれる塾を選んだ
ココがポイント
- 「認める、ほめる、励ます指導」で、個性・自主性を育み、やる気になる!
- 総合学習アドバイザーが目標や学習ペースを把握。個人別カリキュラムで学習可能
- 授業で、わかるまで、できるまで反復して学習し、家庭学習もスムーズに