開倫塾に中2から通塾し栃木県立宇都宮高等学校に合格した方への合格者インタビュー(13)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 開倫塾
- 住まい
- 栃木県鹿沼市
- 性格
- マイペース。コツコツ取り組むのが得意なタイプ
- 偏差値推移
- 中1:偏差値60
中2:偏差値65
中3:偏差値67.8
私の受験ポイント
限られた時間を有効に使って勉強。数学は解き方が分かれば即、答え合わせ。
なるべく記憶に定着するように、苦手な英単語の暗記は塾での質疑応答でカバー。
理科・社会は隙間時間を見つけてコツコツと暗記。15分でもムダにしない!
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 栃木県立宇都宮高等学校 | 可能圏判定 | 合格 |
2 | 宇都宮短期大学附属高等学校 (普通科 特別選抜コース) | 安全圏判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 1月5日
- :宇都宮短期大学附属高等学校
- 2月1日
- :宇都宮短期大学附属高等学校
- 3月7日
- :栃木県立宇都宮高等学校
学校選び
「ここなら通える」というイメージが描ける学校を選択
満さんにお聞きします。志望校はどのように決めていきましたか?
高校では勉強に力を入れて頑張っていきたいなと思っていたので、「自分の学力でチャレンジできる学校を選ぼう」と考えて決めました。中学時代はサッカーのクラブチームに入っていて、練習や試合が忙しく、あまり勉強していませんでした。受験勉強を本格的に始めたのも、中3の冬からでしたから。
学校説明会には参加しましたか
第二志望だった「宇都宮短期大学附属高等学校」だけに参加しました。学校紹介だけでなく、体験授業もありました。確か理科の実験で「窒素」を使ったものでした。実験内容はちょっと忘れてしまったのですが…でも、実験自体が好きなので面白かったです。設備もきれいでしたし「この学校がいいかも」と思いました。
第一志望の「宇都宮高等学校」は、新型コロナウイルスの影響で説明会が中止になってしまいました。そのため、パンフレットを見たり、ネットからの情報を集めたりして決めました。自分の成績と照らし合わせても、この2校ならば通えるイメージが沸きましたね。
塾について
サッカークラブチームでの練習と勉強が両立できるかどうかを重視
- メインで通っていた塾
- 開倫塾
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 数学、英語
- 通塾時期
- 中2〜
- 授業時間と費用
-
中1:週2(1回80分)、月2万6400円
中2:週2(1回80分)、月2万8600万円
中3:週2(1回80分)、月2万8600万円
- 転塾する前に通っていた塾
- 公文式
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 国語、数学、英語
- 通塾時期
- 年中~中1
長年通っていた『KUMON』から『開倫塾』へ転塾したきっかけはありましたか?
『KUMON』は基本的にそれぞれのレベルに合わせたプリントに取り組んで、解き終えたらおしまいといった流れです。30分〜60分くらいで毎回終えていたかな。ただ「もう少し色々な問題を解いてみたい」と思うようになり、できれば学校の授業に合わせたペースで勉強できた方が良いと感じていましたね。なので、中2の4月のタイミングで『開倫塾』へ移りました。
『開倫塾』に通って良かった点は?
サッカーの練習が忙しくて、基本的に月曜・金曜の2日間しか休みがなかったんです。なので、その2日間に集中して学べるかどうかを重視して入塾を決めました。大好きなサッカー最優先のスケジュールで、勉強もしっかり続けられたのは個別指導だったからだと思います。
塾では配布されたテキストを見ながら、自分のペースで勉強を進め、質問があればその都度聞いていくスタイルで頑張りました。数学と英語を教えてもらっていて、特に英語は塾の先生へ積極的に質問して、教えてもらうことが多かったです。英語のテキストや問題集に載っている英単語について解説してくれたり、単語チェックをフォローしてくれたり、親身にサポートしてくださって助けられました。
受験勉強について
解法をテンポよく覚える勉強法で、数学の点数をさらに底上げ
- 勉強時間
-
中1 塾:週2(1回30分)、自宅:1日30分~60分
中2 塾:週2(1回80分)、自宅:1日30分~60分
中3 塾:週2(1回80分)、自宅:1日60分~90分(受験期150分〜180分)
本格的に受験勉強を始めたのはいつからですか?
中2年から塾には通っていましたが、最後に出場する予定だったサッカー大会で予想外に勝ち進んだこともあって、本格的に受験勉強を始めたのは中3の12月から。本当は9月には受験モードになるはずが、11月までサッカー中心の生活をしていました。
私立の受験日まではおよそ1ヶ月しかなかったんですね。どんな勉強法で乗り切ったのですか?
苦手だった国語は、問題文の要旨に着目して読み進めるように意識して取り組みました。物語文も、説明文も苦手だったので「どこが重要なのか」を考えながら丁寧に読むことを心がけたんです。その結果、点数が少しだけアップしました。
数学は得意だったので、なるべくたくさんの問題に触れられるようにスピード重視で取り組みました。塾のテキストや問題集を一つひとつ解いていると時間がかかってしまうので、まずは解き方を想像して、解答を見ます。それで大体解き方があっていれば「解けた」として次へ進みました。細かい計算は飛ばして、テンポよく解法を予想して「解き方を考えていく」という感じです。計算は反復練習なので改めて練習しなくても、解き方が理解できれば大丈夫だと思っていました。
英語はどうでしたか?
英語はそれほど得意ではなかったので苦労しましたね。なので、なるべく塾の先生に質問をして覚えるようにしました。「単語を覚えよう」と思って意味だけを暗記しても、使い方を理解していないので全然覚えられないんですよ。質問をすれば記憶に定着するので、長文読解で出てきた単語について質問し、先生から「こういう場面で使うよ」「こういう使われ方が多いよ」と教えてもらっていました。
理科と社会はどうでしたか?
理科も社会も好きな科目だったので、受験勉強を本格的に始める前から自分なりに計画を立てて進めていました。教科書を何度も読み込んで、学校で渡されているワークにコツコツと取り組む。その繰り返しでした。覚える内容が多かったので、定期テストの前の自習時間を活用しながら地道に勉強していました。
隙間時間も上手に使っていたと思います。平日の勉強時間が少ししか取れなかったので、15分とか30分とか、少しの時間でも集中して覚えていました。その結果、受験した2校とも合格できました。
家庭のサポートについて
コロナ禍の受験を乗り越えるために、体調管理を徹底
お母さまにお聞きします。受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
なんとか体調を崩さないよう、部屋の掃除や除菌には気をつけていました。学校も塾も対面授業でしたし、ギリギリまでサッカーを続けていたので、感染しないように注意していましたね。
受験勉強のスタートがだいぶギリギリだったので、正直「大丈夫かな…」とは思っていました。そんな中でも「勉強する時間」と「休憩時間」のメリハリをしっかりつけていた姿が記憶に残っています。休憩に入る際には「〜時から勉強を始めるよ」と私に宣言して、時間が来るとまた勉強に戻ったりしていました。息子の頑張りを信じて、良かったと思います。
満さんにお聞きします。「もっとこうしておけば良かった」と感じていることはありますか?
朝がちょっと弱いタイプなので、もう少し早起きができれば良かったかなと思っています。一応、テスト前だけは頑張って早起きして勉強をしていたのですが、テスト前以外の時期も早朝に勉強できればもっと良かったかもと感じています。
学校生活について
勉強も行事も全力投球!高いモチベーションで主体的に取り組む生徒が多数
- 学校名
- 栃木県立宇都宮高等学校
- 部活
- なし
満さんにお聞きします。「宇都宮高等学校」はどのような雰囲気ですか?
授業を受ける姿勢というか、モチベーションがとても高いです。勉強に力を入れていきやすい雰囲気がありますね。行事もたくさんあるので、いろんな友だちとも仲良くなれると思いますよ。長い伝統のある学校で、先生たちも生徒の意見を尊重してくれます。入学前は「勉強ばっかりで大変なのかな」と思っていましたが、楽しく生活できていますよ。
入学して4ヶ月ですが、もう行事があったんですか?
1学期だけで合唱コンクール、体育祭、水泳大会が有りました。しかも定期テストが終わってすぐに開催したので、準備もギュッと凝縮されていました。でも主体的な生徒が多いので、そんな状況も楽しんで本番を迎えています。熱の入り方がすごいです。
今後の進路について教えてください。
モノづくりに興味があるので、工学系に進みたいなと考えています。ただ実験も好きなので、化学について学ぶのも良さそうかなと悩み中です!
取材して
受験本番まで最短1ヶ月というスケジュールで、受験勉強を始めた石井さん。それまではサッカー中心の生活でほとんど勉強はできていなかったそうですが、サッカーを通じて培ってきた驚異的な集中力は、受験勉強にも活かされていたようです。普段から少しの隙間時間を見つけては、コツコツと暗記していたとのエピソードをお聞きし、自然に努力ができる姿勢が身についていたのではないかと感じました。苦手な英語の勉強には、塾を上手に活用して効率よく学習を進めていたのも印象的でした。
※上記は、2022年8月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
サッカークラブチームでの練習と勉強が両立できるかどうかを重視
ココがポイント
- 栃木、茨城、群馬、東京で地域密着。中高一貫校や公立高校受験対策ができる
- 熱心な講師による「満足度98.8%の授業※」で、学校の先取り学習ができる
- 集団・個別・自立型・映像授業など目的に合わせて最適な指導形式が選べる