代々木個別指導学院に高校2年10月から通塾し早稲田大学に合格した方への合格者インタビュー(145)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 代々木個別指導学院
- 住まい
- 東京都足立区
- 性格
- のんびり、おしゃべり好き、真面目にコツコツ
- 偏差値推移
高2:偏差値64.6(全統共通テスト模試)
高3:偏差値65.4(全統共通テスト模試)
私の受験ポイント
将来を見据えて法学部を選択。現役合格を目指して7大学を受験した
個別指導塾で基礎力を固めた。長期的な学習プランで最難関大学に挑戦!
一つの問題集を徹底的に反復学習。理解が深まり勉強が楽しくなった
受験情報
- 受験年度
- 2023年
- 受験校数
- 7校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 早稲田大学 (法学部) | C判定 | 合格 |
2 | 東京都立大学 (法学部 法学科) | A判定 | 合格 |
3 | 中央大学 (法学部 法律学科) | A判定 | 合格 |
4 | 明治大学 (法学部(共通テスト利用)) | A判定 | 合格 |
5 | 立教大学 (法学部 法学科) | A判定 | 合格 |
6 | 東洋大学 (法学部 法律学科(共通テスト利用)) | A判定 | 合格 |
7 | 専修大学 (法学部 法律学科) | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月8日
- :立教大学
- 2月12日
- :中央大学
- 2月15日
- :早稲田大学
- 2月25日
- :東京都立大学
学校選び
卒業後の進路を考え法学部を志望。模試の判定と講師の提案から最難関大学に挑戦!
志望校はどのように決めましたか?
もともとの第一志望は「東京都立大学」の法学部でした。経済的な面から国公立の法学部を目指そうと思ったのと、僕の学力的にもちょうど良いレベルの大学だったからです。国公立なのに3科目で受験できるという点も魅力的でした。でも2年生の頃には第一志望を「早稲田大学」の法学部に変えたんです。
第一志望校を変えたきっかけを教えてください。
きっかけは、河合塾などの模試で都立大学がA判定を取れるようになったことです。塾の講師や両親とも相談して、この成績であればもう少し上を目指してもいいのではないか、と提案されました。
法学部にこだわったのは、法律は世の中で大切なものですし、卒業後を見据えると有利な学部だと思ったからです。父が公務員なのですが、受験当時は僕も将来公務員になりたいと思っていました。法学部は行政の仕事を目指すのにも適した学部です。また、仲の良い友達が法学部を目指していたことからも影響を受けました。理系は苦手でしたし、政治や経済にも特に興味が湧かなかったので、7校全て法学部を受験しました。
併願校はどのように決めましたか?
第一志望の早稲田大学を中心に、もともとの第一志望であった東京都立大学と、法学部の評価の高い大学を選びました。「中央大学」と「明治大学」の法学部は評価や実績がよく、「立教大学」の法学部は受験科目に英語がなかったので、早稲田大学の過去問を中心に勉強すれば対策がしやすいと思ったからです。「東洋大学」と「専修大学」については滑り止めとして受験を決めました。
僕には兄弟が2人いるので、両親の経済面を考えると浪人という選択肢はありませんでした。7校も受けなくて良かったかも…とは思いますが、早稲田大学の試験までにはどこかしら合格していて、気持ち的にゆとりを持って本命に挑みたかったんです。7校の受験はハードでしたが、絶対に現役で合格するぞ!という強い思いで乗り越えました。
塾について
講師の目が行き届く個別指導塾を選択。基礎固めに力を入れて長期的な学習プランで難関大にアプローチした
- メインで通っていた塾
- 代々木個別指導学院
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 英語、古典
- 通塾時期
- 高校2年10月〜
- 授業時間と費用
-
-
高2:週2(1回80分)、月2~3万円
-
高3:週2(1回80分)、月2~3万円
-
『代々木個別指導学院』を選んだ理由を教えてください。
集団塾も考えたのですが、講師の目が行き届かないと授業中にさぼってしまうかもしれないという懸念がありました。講師がしっかりと自分を見てくれる個別指導塾のほうが怠けずに勉強できると思ったので、『代々木個別指導学院』に見学に行きました。見学時の面談では総合学習アドバイザーにガツンと喝を入れられ、目が覚めましたよ。
面談でどのような話があったのですか?
学校での成績や日頃の勉強方法、志望校に対しての考えや取り組み方などを聞かれたのですが、全てダメ出しされてしまいました。高校では成績も学年の真ん中くらいでそれなりに授業も理解できている意識を持っていたのですが、上位校を受験するなら今の勉強量や勉強法では合格は難しいとはっきり言われてしまって。総合学習アドバイザーは優しくて話も面白いのですが、こういうことを直接的に言ってくれます。僕には合っているなと思いました。
日頃の勉強方法についてのアドバイスもありましたよ。例えば英語であれば、単語の覚え方、文法、長文の取り組み方など。どうしたら癖のある私立大学の受験対策ができるかを教えてくれました。この塾に通えば着実に学力が伸びて、受験対策ができて、合格に近づくような気がしました。
『代々木個別指導学院』に通って良かった点は?
勉強する習慣が身についたことです。それまでは学校の課題をこなす以外にほとんど勉強の習慣がありませんでした。コツコツと勉強できるようになったのは大きな変化ですね。勉強のプランや取り組み方を考えてくれたことも良かったです。まず英語は単語や文法の基礎を固め、基礎が終わって3年生の早い段階から応用問題に入りました。基礎固めを疎かにしないことで、応用問題に入る頃には基礎を勉強し直す必要がなくなりました。癖のある問題がでてきてもそれほど難しく感じなくなっていました。
長期的な学習プランに僕の希望を取り入れてくれたこともありがたかったです。僕は3年生の夏休み中には滑り止め校の赤本を解き始めたい、という希望を出していました。その希望に合わせて、いつまでに文法の力をつけて、いつから長文や解釈の問題に特化する、というように、希望に合わせて柔軟に学習プランを考えてくれる点が良かったですね。
志望校合格のための勉強について教えてください。
受験直前は共通テストの対策がメインです。東京都立大学の記述演習にも取り組みました。主に東京都立大学と早稲田大学の過去問に特化し、中央大学と明治大学の対策に少し手をつける感じです。受験対策については全て塾でアドバイスを受けながら進めました。僕は数学に苦手意識があり、受験科目で利用するか迷っていました。すると、中途半端に勉強するくらいなら早めに受験科目からは外してその分を他の教科に特化することを勧められました。得意科目を伸ばし、その科目で受けられる方式で受験するという戦略です。
改善してほしいと思う点はありましたか?
入塾してから初めに取り組んだ基礎問題集が自分には易しかったので、基礎が大事なのはわかりますが、もう少し難易度が高い問題集から始めたかったなと思いました。その後は自分の希望やレベルに合わせて学習プランを考えてもらえました。
受験勉強について
ひとつの問題集を繰り返し頭にたたき込んだ。理解が深まることで相乗的に勉強意欲もアップ!
- 勉強時間
-
-
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
-
高2 塾:週2(1回80分)、自宅:1日60分~90分
-
高3 塾:週2(1回80分)、自宅:1日90分~120分
-
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」を教えてください。
英文法で「Vintage」と「Next Stage」という参考書があるのですが、隙間時間をみつけては何度も読み返しました。通学中の電車の中でも読み続けたので8周は読み返したと思います。同じ問題集を何回も繰り返して頭にたたき込む勉強法は効果抜群ですよ。塾からのアドバイスでも、いろいろな問題集に手を出すよりも集中してひとつの問題集を繰り返す勉強法を勧められました。僕はこの勉強法で入試では英語の文法はほぼ満点を取ることができました。繰り返すことでどんどん分かってきて、勉強が楽しくもなってくるので、一石二鳥です。
受験勉強での反省点はありますか?
僕は早い段階から数学を受験科目から外してしまったのですが、時間がなかったことが大きな原因です。もっと早くから数学にも真面目に取り組んでおけば苦手意識が克服できたかもしれません。もちろん時間がない中で合格を目指す場合は科目の取捨選択も必要なことかもしれません。しかし、数学を外さなければ国公立の選択肢はもっと広がったと思います。また、私立でも数学を使った戦略を考えられるようになります。数学を使うと倍率が低い学部を受験できるようになるからです。数学を外したことによって受験方法や志望校の選択の幅が狭まってしまったのはもったいなかったかも、と思います。
家庭のサポートについて
母のリサーチが受験方式を選ぶ鍵になった。両親が最難関大への挑戦を後押ししてくれた
受験を振り返って「ありがたかった家庭での取り組み」はありますか?
母がWEBサイトや学校のガイドブックから受験に関する情報を調べてくれたのですが、これはありがたかったですね。受験中は勉強にのみ必死になってしまい、他のことまで気が回りませんでした。母が集めてくれた情報のおかげで、志望校や受験方式を選びやすくなり、目標に向かって気が散ることなく勉強に集中できました。
志望校についてたくさん相談にのってくれたこともうれしかったです。両親が強く背中を押してくれたことが早稲田大学に挑戦するきっかけにもなりました。挑戦した結果、合格もできたので本当に感謝しています。
ご両親に「もっとこうしてほしかった」と思うことはありますか?
僕はオン・オフを切り替えるタイプです。勉強は学校や塾でしっかりやっていたので、家ではほとんどしていませんでした。両親には「外で勉強しているよ」といくら言っても、家でゆっくりしている姿を見ると心配になってしまうみたいでした。「勉強しなさい」と言われることが多く、少し迷惑に感じる時もありましたね(笑)。
学校生活について
金融や商社の仕事に興味がでてきた。球技サークルに入って私生活も充実
- 学校名
- 早稲田大学
- 部活
- 無し
大学生活はどうですか?
先月から新しくサークルに入りました。いろいろな球技を楽しむサークルです。大学生活が2年目に突入して少し授業や勉強に対してマンネリし始めていたんですよね。新しく入ったサークルで交友関係が広がったので学校生活が楽しくなりました。毎日仲間で集まってワイワイ話をするのが楽しみです。
法学部の授業はどうですか?
もともと進路を考えて法学部を希望したので、大学での法学に対する学習意欲はそれほど高く持てずにいました。ただ税金の租税法は面白いと感じています。実生活に関係する法律なので身近な暮らしに関わってきますし、実用的な面が興味深いです。先生も面白いので、受けていて楽しい授業のひとつです。
目指している未来があれば教えてください。
公務員を志望して法学部を目指したのですが、いざ入ってみると、一般就職をしたほうがいいのかな、と思い始めています。今は2年生なのでまだ具体的に就職のことを考えているわけではありません。一般就職を目指すなら来年からインターンを始めたほうがいいのかな、と迷っているところです。今は公務員よりも金融や商社に興味が出てきました。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、早稲田大学法学部に通う石井雅哉さんです。将来を見据えた学部選び、得意科目を活かした受験方式、併願校選びに至っても、一貫して戦略的にアプローチを行っていた印象を受けました。塾の指摘から自身の甘えをしっかり受け止め、最難関大学へも挑戦し見事合格されました。受験での学びをいかして、現在ご自身も講師の仕事に携わっているそうです。今後もぜひ、新たな夢や目標に向かって挑戦を続けていってほしいですね。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:谷口勇人/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
講師の目が行き届く個別指導塾を選択。基礎固めに力を入れて長期的な学習プランで難関大にアプローチした
ココがポイント
- 「認める、ほめる、励ます指導」で、個性・自主性を育み、やる気になる!
- 総合学習アドバイザーが目標や学習ペースを把握。個人別カリキュラムで学習可能
- 授業で、わかるまで、できるまで反復して学習し、家庭学習もスムーズに