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F113210102824
生徒
東京都立大学 合格
星野 幸太さん(仮名)
吹奏楽部と両立しながら、10年分の過去問をクリア。共通テスト得点率8〜9割を達成!
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
神奈川県
性格
変化にも柔軟に対応できる行動力のあるタイプ

私の受験ポイント

部活との両立がしやすい塾を選択。自分のペースに合わせて学べる環境に

塾独自の共通テスト予想問題10年分に取り組み対策!本番では900点満点中8〜9割が正解に!

一橋大学の二次試験対策として4教科・10年分の過去問を2ヶ月で終了。効率良く問題が解けるようになった!

受験情報

受験年度
2022年
受験校数
6校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 一橋大学 (商学部) B判定 不合格
2 東京都立大学 (経済経営学部 経済経営学科) A判定 合格
3 早稲田大学 (政治経済学部 経済学科) C判定 不合格
4 早稲田大学 (商学部) C判定 不合格
5 明治大学 (商学部) A判定 合格
6 中央大学 (商学部) A判定 合格
7 専修大学 (商学部) A判定 合格

入試スケジュール

1月14日
:明治大学
2月中旬
:中央大学
2月下旬
:早稲田大学
2月下旬
:早稲田大学
2月下旬
:一橋大学
3月12日
:東京都立大学

偏差値推移

高1:偏差値68
高2:偏差値65
高3:偏差値72

学校選び

経済経営について学ぶために、国内最高峰の大学を目指す

志望校はどのように決めていきましたか?

高1の後半あたりで学校から進路指導があり、大学選びを考え始めました。当時は漠然と「国公立大の経済系・経営系学部がいいかなあ」となんとなく思っていましたね。小学生の頃に「ゲームプランナーっていいなあ」という憧れを持っていて、その夢が少しずつ形を変えて「商品企画・イベント企画もいいよなあ」と興味を持つようになったので、経済系・経営系学部や商学部に絞ってみることにしました。

最初は別の大学を志望していましたが、担任の先生から「一橋大学を目指しても良いんじゃない?」とアドバイスされて、なるほどと。まったく志望していませんでしたが、調べてみると日本最高峰の商学部があると知り、チャレンジしてみたいと思いました。

学校説明会には参加しましたか?

一橋大学の説明会には参加しました。模擬授業を受けることができて、入学後にどんな雰囲気のもとで学べるのかが分かり、とてもよかったです。一橋大学のある国立市の商店街では昔、ハンバーガー店が4店舗もあったのですが、現在は大型チェーン店が数店舗のみ展開しているだけとなっています。その理由について、経営戦略をもとに考えてみるという授業でした。大学レベルの授業内容で、ワクワクしましたね。

その他の志望校に関しては?

自分の学力と照らし合わせながら、通いやすそうな大学を調べて選んで決めていきました。結果として、第一志望の一橋大学は前期受験で不合格となり、後期受験をした第二志望の東京都立大に合格し、入学しました。

塾について

集団塾から個別指導へ。環境が変わっても、映像授業でコツコツと学び続けた

メインで通っていた塾
東進ハイスクール
指導方法
個別指導
頻度
週7回(毎日)
科目
全科目 英語、国語、数学、社会、理科
通塾時期
高2の11月〜高3
授業時間と費用
高2:週7(1回150分~180分)、月5~10万円
高3:週7(1回150分~180分)、月5~10万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
湘南ゼミナール
指導方法
集団授業
頻度
週2〜3回
科目
英語、国語、数学、社会、理科
通塾時期
中〜高2の10月
授業時間と費用
中3夏:週6(1回50分~60分)、金額不明
高1:週2〜3(1回80分~90分)、月4万円
高2:週2〜3(1回80分~90分)、月4万円
併塾:

まずは『湘南ゼミナール』を選んだ理由について教えてください。

仲の良い友だちが通っていたことがきっかけで、『湘南ゼミナール』を知り、中3の夏期講習から入塾しました。当時、学校内での塾2大勢力として通っている生徒が多かったのが湘南ゼミナールと、臨海セミナー。私立高校を目指す生徒は早稲田アカデミーに通っていましたが、「難しめの公立高校を目指すならば「湘南か臨海」と噂されていたので、家から近くて通いやすそうな湘南ゼミナールを選びました。

『湘南ゼミナール』に通って良かった点は?

対面授業なので、分からないところがあればすぐ先生に質問できた点は良かったです。宿題も相当な分量が出ていたため、「しっかりやってから授業を受けよう」という意識も強かったと思います。授業中もたくさん演習問題を解きました。

また、模試の順位でクラス・席順が決まるので緊張感もあり、自分にとってはモチベーションアップにつながっていました。授業中でも問題に正解するとたくさん褒めてもらえて、嬉しかったですね。そうした積み重ねのおかげで、中学時代の偏差値は60から78へと急上昇。絶大な信頼を寄せていたので、高校入学後も『湘南ゼミナール高等部』へそのまま移り、引き続き通塾していました。

『東進ハイスクール』に転塾したきっかけは?

高校入学と同時に吹奏楽部へ入部し、徐々に勉強に手がつかなくなっていったことが転塾を考え始めたきっかけです。ユーフォニアムを担当していたのですが、どうしても忙しく、通塾が困難になってきてしまいました。『湘南ゼミナール高等部』の校舎は家から少し離れたところにあったため、わざわざ電車を乗り継いで通塾しなくてはならず、辛くなってしまって。そこでもっと立地の良い塾を探した方が良いかもしれないとの結論に至りました。

さらに『湘南ゼミナール高等部』は中学の教室とは少し違って、穏やかで、自由な雰囲気でした。そのためもっとストイックに勉強と向き合い、集中できる環境を求めて、自宅から通いやすかった『東進ハイスクール』を選びました。常駐しているスタッフの皆さんも話しやすそうでしたし、映像授業なら自分のペースで学べるので、部活との両立もできそうだと感じたのが決め手となりました。

『東進ハイスクール』に変えて良かった点は?

映像授業なので、一時停止・早戻しができる点は助かりました。部活で疲れて眠くなってしまっても、ちょっと停止して仮眠休憩ができるので、効率よく勉強に取り組めたと思います。良いなと思ったのは、授業の分かりやすさです。映像の流れ、演習問題の解き方、先生の解説などすべてが、誰が聞いても分かるように構成されていると感じました。そのため、「先生の言っていることがよく分からない」ということがほとんどなかったです。質問もそれほどありませんでした。

ちょうど転塾と同じタイミングでコロナ禍になり外出ができなくなりましたが、自宅で受講できたのでまったく問題なく学べた点も助かりました。

志望校合格につながった勉強については?

高3の夏に取り組んだ、「共通テスト対策」のおかげで成績が飛躍的に伸びました。具体的には、共通テストの試行調査から塾が10年分の予想問題を作成。その10回分をすべてやり切った上で、さらに志望校の二次試験の過去問10年分に取り組みました。その後に模試を受けたところ、900点満点中、150〜200点は伸びました。

本番当日も8〜9割を取る高得点だったので、複数の大学合格につながったと思います。

受験勉強について

オリジナルノートを作って暗記科目を強化。10年分の過去問を2ヶ月で解き、偏差値65→72をキープ

勉強時間
高1 塾:週2〜3(1回80分~90分)、自宅:1日30分以下
高2 塾:週2〜7(1回80分~180分)、自宅:1日30分以下
高3 塾:週7(1回150分~180分)、自宅:1日180分以上

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

日本史の勉強で試していたノートの取り方に、手応えを感じました。歴史の出来事と関連人物を表にまとめ、一覧で把握できるように記入していく方法です。元々は日本史の先生の板書の仕方を参考にして書き写していたのですが、「授業で扱っていない分野も、この方法でまとめてみよう」と思い、試してみたんです。結果としてノートを見るたびに、先生の授業がフラッシュバックされるようになって、答えを思い出しやすくなりました。自分なりに気づいた補足情報をノートに加えると、さらに解答しやすくなりましたね。視覚的なイメージとして、ノートが頭の中に残っているので勉強も楽しくなりました。

苦手だった数学は、演習問題をたくさん解くことで克服していきました。いろんな問題形式に触れて、解き方を経験できたことが成績UPにつながったと思います。おかげで模試の偏差値は65から72まで伸びました。ピンポイントで「この単元が分からない」という時は、常駐しているスタッフに教えてもらうこともあり、映像授業の中からも理解が深まるような内容をピックアップしてもらったので、助かりました。

国公立大学は受験科目が多いので、二次試験対策も重要になりそうですね。

はい。特に第一志望校だった一橋大学を受けるには、二次試験で4科目受験が必須でした。共通テストでも7科目を勉強していたので、過去問対策は時間との戦いのようでしたね。1〜2ヶ月で10年分をチェックしようと思ったら、3日で1年分を終わらせるハードスケジュールになってしまって大変でした。

なのでなるべく短いスパンで集中的に問題を確認し、出題傾向を掴んだら、自分が納得できる解法のコツを見つけていく作戦で進めていくことにしました。英語の問題の場合は、長文はあえて全部読まない。選択肢も熟読しない。読み飛ばしても大丈夫なところはどこかを判断して答える…そうした方法を繰り返して、短時間でも高得点につながるような勉強法にチャレンジしてみました。

結果はどうでしたか?

共通テストの成績は良かったのですが、やはり数学が難しく、一橋大学は不合格となりました。『東進ハイスクール』からは苦手科目の数学を強化する演習講座を受けるよう、いろいろなアプローチをしてもらっていたのですが、そこまで時間を取ることができませんでした。自分の模試の結果や演習問題・確認テストの正答率からデータを算出し、「合格のためにここを対策すると良い」と分析してもらったにもかかわらず、すべてやり切るのは難しかったですね。でも科目を絞らずに最後まで挑んだことに、後悔はしていないです。

家庭のサポートについて

在宅で過ごす時間が増えたため、映像授業の視聴に集中

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

コロナの影響で演奏会などもなくなり、部活を突然引退してしまってからは、しばらく自宅にこもって勉強する生活となりました。そのため家でやることがなく、ハイペースで映像授業を見まくっていたのは良かった取り組みでした。6月に終える予定の映像授業が、4月には終わるペースで見ていましたね。

ただそのうち、集中して勉強できなくなってきたので、外出制限がなくなってからは塾で過ごす時間を増やしました。家族からは「進路は好きなように決めていいよ」と任せてもらっていたので、ありがたかったです。

学校生活について

今の環境だからできることを経験し、充実した大学生活を満喫中

学校名
東京都立大学
部活
ミスコン運営サークル

「東京都立大学」に入学してみて、いかがですか?

東京都立大は第二志望で、後期受験で入学しました。入学当初は、やはり悔しくて「一橋大学大学院に行こう」と考えていたくらいです。でも逆に今は、この環境だからできる経験をたくさん積んで、充実した生活を送った方が良いのではないかと思えるようになってきています。

クラウドソーシングを通じて動画編集や声の仕事をやってみたり、大学のミスコン運営に関わって撮影会をサポートし、企業との協賛を得るために交渉したり。『東進ハイスクール』でのアルバイトもしています。どんな授業を取れば良さそうか、提案していく仕事なのでまさに「プランナー」に挑戦しているところです。

目指している未来があれば教えてください。

いろいろとやってみた結果、就職して社会人になってみてから大学院に進む道もあるような気がしています。商学系の大学院を選ぶ場合、そういう進路をたどる人も珍しくありませんから。

取材して

商学系最難関と言われる「一橋大学」を目指し、忙しい吹奏楽部と両立させながら受験勉強に励んだ星野さん。『湘南ゼミナール』で基礎学力を身につけた後、『東進ハイスクール』へ移り、徹底した受験対策に打ち込む様子にストイックな性格が表れているように感じました。特に共通テスト対策によって、8〜9割の得点率を達成した点は驚異的です。限られた時間を効率よく使って合格へと近づいていったプロセスは、受験対策として大いに参考になるのではないかと思いました。

※上記は、2022年9月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

集団塾から個別指導へ。環境が変わっても、映像授業でコツコツと学び続けた

東進ハイスクール

  • 中学生
  • 高校生
  • 個別指導

ココがポイント

  • 人気参考書の著者など、超有名講師の講義で志望大学合格へ
  • 映像授業は基礎からハイレベルまでの豊富なラインナップ!難関大学にも対応
  • 担任による合格指導面談あり!最適な学習方法を考えてくれる頼れる存在