大学受験ディアロ【Z会グループ】に高校2年から通塾し千葉大学に合格した方への合格者インタビュー(213)
生徒プロフィール
- 選んだ受験の種類
- 総合型選抜, 学校推薦型選抜
- 通った塾
- 大学受験ディアロ【Z会グループ】 学校推薦型選抜・総合型選抜対策講座
- 住まい
- 東京都江戸川区
- 部活・委員会活動
- バスケットボール部
- 取得検定回りの情報
- 英検2級
- 性格
- 活発・活動的,リーダータイプ, 集中できる時間が短い, 文系の暗記問題が得意
- 評定推移
高校1年生:4.7
高校2年生:4.3
高校3年生:4.1
- 偏差値推移
高校1年生:49.6(ベネッセ総合学力テスト)
高校2年生:52.9(ベネッセ総合学力テスト)
高校3年生:59.4(ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試)
私の受験ポイント
夢は保育士になること。志望大学・学部の受験方法として総合型選抜・学校推薦型選抜を視野に入れた
総合型選抜に向けて高校2年からボランティア活動を実施。幼児教育への意識も高まった
推薦対策コースを備えた個別指導塾に転塾。受験内容に合わせた柔軟なカリキュラムで対策に励んだ
受験情報
- 受験年度
- 2023年
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 | 受験種類 |
---|---|---|---|---|
1 | 千葉大学 (教育学部 乳幼児教育コース) | B判定 | 合格 | 総合型選抜 |
2 | 埼玉大学 (教育学部 乳幼児教育コース) | 不合格 | 学校推薦型選抜 | |
3 | 日本女子大学 (家政学部 児童学科) | 合格 | 総合型選抜 |
入試スケジュール
- 書類提出 9月5日
- :千葉大学
- 書類提出 9月15日
- :日本女子大学
- 面接 9月23日
- :千葉大学
- 筆記試験 9月23日
- :千葉大学
- 面接 10月22日
- :日本女子大学
- 筆記試験 10月22日
- :日本女子大学
- 書類提出 11月7日
- :埼玉大学
- 面接 11月18日
- :埼玉大学
- 筆記試験 11月18日
- :埼玉大学
学校選び
子どもの頃から保育士が夢。自宅から通えるエリアで幼児教育を学べる大学を選択した
志望校はどのように決めましたか?
小学生の頃から保育士になることが夢でした。幼い頃から親戚の子どものお世話をすることが多かったのですが、一緒に遊んであげると喜んでくれて。その姿を見るといつも嬉しい気持ちになりました。また、親戚が子育てをしながら家事や仕事をする様子を見て、子育ての手助けがしたいと本気で考えるようになったんですよ。
保育士になるには、保育士の養成施設などで学んでから国家試験を受ける方法と、教育系の大学で卒業要件をクリアすることで保育士資格を得るという方法があります。しっかりと学べて資格も得られるのが私にとっては理想だと思い、幼児教育を専門で学べる学部のある大学を探しました。
通える範囲では国立だと学芸大学と千葉大学と埼玉大学、私立だと日本女子大学で保育が学べることがわかりました。入試の内容なども加味して、千葉大学と埼玉大学をそれぞれ第一志望として目指すことにしました。
説明会には参加しましたか?
高校2年生の夏頃から、説明会やオープンキャンパスには何度も通いました。どんなことが学べるのか、大学の雰囲気はどんな感じかをしっかりと確認したかったんです。埼玉大学は高校2年生と3年生のときに2回、日本女子大学はオープンキャンパスに5回参加しました。
埼玉大学では学部の教授と学生に話を聞く機会があったので、学習内容や大学の特長、高校生のうちに学んでおくと良いことを質問しました。学生がカリキュラムの中で製作した絵本を見せていただくこともできて、どんなことが学べるかリアリティが湧きました。日本女子大学では模擬講義を受けられるプログラムに参加したんですよ。卒業要件として認定絵本士の資格を得られることを知って、絵本を専門的に学べることには特に魅力を感じました。
千葉大学は説明会やオープンキャンパスがなかったので、WEBページや口コミをとにかく調べました。志望先に選んだ大学はどこも卒業すると保育士と幼稚園教諭の免許を取得できるのですが、千葉大学はさらに小学校教諭2種の免許も取得できます。保育園・幼稚園と小学校との連携は幼児教育でも重要視されているものなので、その学びが得られることは有意義だと感じました。
試験内容や受験方法について、どのようなことを調べましたか?
はじめに志望先を選んでから、次にそれぞれの受験方法について調べました。そこで3大学とも総合型選抜を実施していることを知りました。総合型選抜は、まず志望理由書や自己アピール文などを提出し、学校によって面接、小論文などの二次試験を受けます。千葉大学はさらに共通テストを受験して基準に達する必要もありました。志望する大学や学部への入学手段がたくさんあることを知り、せっかくならいろいろとチャレンジしたいと思い、総合型選抜での受験も視野に入れました。
受験対策について
総合型選抜を意識してボランティア活動を実施。幼児教育への意識も高まった
総合型選抜の受験対策として、どのようなことに取り組みましたか?
志望理由書に書く内容や自己アピールのためには、高校生のうちから幼児教育の経験を持っておいたほうが良いと思いました。特に千葉大学は子どもと触れ合った経験やボランティア経験を重視することを知ったので、高校2年生の夏からボランティア活動を始めたんですよ。
ボランティアは、自宅の近所の保育園と、私が通っていた幼稚園、地域のこども食堂の3つに参加しました。受験を意識して実施したボランティアでしたが、幅広い年代の子どもと実際の現場で接することができた経験は、大学生になってからも大変役立っています。
保育園や幼稚園では先生のサポートをさせていただきました。子どもと一緒に公園に行って遊んだり、食事の手伝いをしたり、絵本の読み聞かせを行ったりもしました。こども食堂では小学生と接する機会が多く、幼児教育の視野を広げるという意味で大変参考になりました。
その他、総合型選抜で受験するにあたって意識していたことはありますか?
通っていた高校は中高一貫の私立学校で、私は中学生のときに特待生として入学しています。特待生は毎年の提出物や定期テストで一定の評価を得られないと維持されないので、中学の頃から日頃の学校生活については意識的に取り組んでいました。特待生を維持して内申が良ければ、その分、受験方法の幅も広がります。推薦内容にも影響があると思いますが、特待生だと授業料が大きく免除されるので、家への負担も考えて、内申点が落ちないように努力をしていました。
一般選抜について
一般選抜での受験に向けた対策は行いましたか?
志望する大学・学部がすべて総合型選抜を実施していたので、まずは総合型選抜に重きを置いて対策をしました。自己推薦書や自己アピールの書類は、日本女子大学だけでも1000字程の課題が3つもあったんですよ。でも千葉大学は二次で共通テストを受験する必要があったので、共通テストへの対策も並行して行っていました。
一般選抜への対策は、千葉大学の一次発表と日本女子大学の最終発表が同じタイミングだったので、その結果を見てから具体的に考えようと思っていて。11月に日本女子大学の合格がわかったので、そこからは一般選抜については考えなくなり、千葉大学の二次試験に向けて共通テスト対策のみに集中しました。
塾について
定期テスト対策用の塾から推薦対策コースも備えた個別指導塾に転塾。オーダーメイドのカリキュラムで課題に取り組んだ
- 総合型選抜・学校推薦型選抜対策で通っていた塾
- 大学受験ディアロ【Z会グループ】
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週3回
- 科目
- 英語、数学、国語、推薦対策
- 通塾時期
- 高校2年〜
- 授業時間と費用
-
高2:週2(1回40分)、月5~6万円
高3:週3(1回40分)、月5~6万円
- 転塾する前に通っていた塾
- 栄光の個別ビザビ
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 通塾時期
- 中学3年~高校2年
- 授業時間と費用
-
高1:週2(1回40分)、月5~6万円
『大学受験ディアロ』を選んだ理由について教えてください。
中学3年生の頃から定期テスト対策のために他の個別指導塾に通っていたんです。その塾の指導はとてもよくて不満はなかったのですが、総合型選抜での受験を決めてからは推薦への対策もできる塾に通う必要があると思い始めました。大学受験ディアロは姉も通った塾で、教え方の良さは聞いていたので迷いはありませんでした。
大学受験ディアロには、1週間で予習してきた内容を40分の講義で説明するというアウトプット型の学習があります。説明することで記憶の定着につながるという独自のメソッドだということを姉からも聞いていました。私はもともと人前で話すのが得意ではありません。でも総合型選抜や学校推薦型選抜では面接試験があります。日頃から説明することを訓練しておけば、面接の練習にもなると思ったんですよね。
また、一般選抜への対策にはそれほど力を入れませんでしたが、それでも日々の学習について疎かにしたくはないと思っていました。大学受験ディアロでは「atama+(アタマプラス)」というAIを使った学習教材があり、間違えやすい箇所を反復学習できるんです。これも自主学習には向いているなと思いました。
『大学受験ディアロ』では総合型選抜に向けてどんな対策を行いましたか?
高校3年生の7月から大学受験ディアロの学校推薦型選抜・総合型選抜対策講座を受講しました。私が書いた志望理由書や自己推薦文を基にアドバイスをもらい、面接や小論文の練習を行いました。受験する大学・学部の受験内容に応じて、オーダーメイドでカリキュラムを組んでもらえる感じなんですよ。
科目を学ぶコースでは講師はだいたい固定なのですが、学校推薦型選抜・総合型選抜対策講座ではいろいろな講師や塾長も志望理由書を見てアドバイスをくれます。実際に書きたい内容やこれまでの経験をどう表現すれば伝わりやすいかを推敲してくれます。さまざまな視点からのサポートがとても参考になり、どんどんブラッシュアップすることができました。面接対策としては幼児教育や社会の課題など、どの方向から質問されても確実に対応できるように訓練してもらいました。
合格に結びついたと感じるのはどんなことですか?
アドバイスで聞いた幼児教育に関するトピックスを、自分でも深く調べて一冊のノートにまとめたことだと思います。そのおかげで、幼児教育に関するさまざまな知識や課題に詳しくなりました。その学習が面接や小論文の対策になったと思います。実は今、大学で学んでいる最中も、受験時にまとめたノートが参考書のような存在になっているんですよ。受験対策で作ったノートは私の生涯の宝物です。
塾に改善して欲しい点はありましたか?
アウトプット型学習も学校推薦型選抜・総合型選抜対策講座も1回40分なので、もう少し時間が欲しいなといつも思っていました。また、自習室が日・月は休みで、通常も14時からしか使えなかったので、もう少し自習室が長く使えたら良かったです。
学校生活について
保育・乳幼児教育に関心の高い学友と日々切磋琢磨できる。将来は保護者の支えにもなる存在になりたい
- 学校名
- 千葉大学
「千葉大学」に入学して良かったことは何ですか?
通っている教育学部 乳幼児教育コースは、学科生が20名と少人数で、みんな乳幼児教育に強い関心を持って入学してきたメンバーです。学習意欲が高くて同じ志を持っているので、すごく刺激的です。すぐに仲良くなれました。
受験対策を通じて自分で調べた乳幼児教育の課題やこれからのあり方について、専門の先生から学びを得られることも嬉しく思います。特に千葉大学は1年生から実習があり、これは他の大学から見ても珍しいことです。いち早く現場で子どもと接して、生の学びを得られることは貴重な体験だと感じています。
入学後に「総合型選抜」での受験を行って良かったと思うことはどんなことですか?
受験対策として参加したボランティアや、小論文・面接対策として調べた乳幼児教育の課題など、どれも大学で学ぶ上での基礎力になっています。受験対策というとその場しのぎの学習のように聞こえますが、総合型選抜の対策は大学で学ぶための基礎力や考え方を大学が事前に提示しているものだと感じます。だから受験対策自体がその後の学生生活に役立つものになっていると思います。
目指している未来があれば教えてください。
保育士として子どもと接したい、乳幼児教育に取り組みたい、という気持ちは変わりません。でも最近は子育てする側、つまり親側の子育ての悩みの大きさ、子育てのしづらさというものを痛感することが多いです。子供だけでなく保護者の支えにもなる存在になれたらと思っています。
取材して
今回取材させていただいたのは、千葉大学教育学部乳幼児教育コースに通う西園寺さんです。保育士という夢を叶えるための大学・学部選び、それに合った受験方法を選んでひたむきに取り組んできました。特に総合型選抜の対策が、現在の大学での学びにも直結している、というお話は印象的です。総合型選抜が単なる受験方法のひとつではなく、その先に活きる受験方法だと感じさせるものでした。今後も学びを通じて更に視野を広げ、乳幼児教育の現場で大いに活躍してほしいと思います。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:谷口勇人/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
定期テスト対策用の塾から推薦対策コースも備えた個別指導塾に転塾。オーダーメイドのカリキュラムで課題に取り組んだ
ココがポイント
- Z会グループの高品質な教材と対話式トレーニングで驚くほど理解が深まる
- 普段の勉強をしながら、総合型選抜・学校推薦型選抜にも直結する力が身につく
- トレーナーとの毎回のカウンセリングで学習進捗管理&モチベーションUP