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生徒

河合塾マナビスに高1の終わりから通塾し一橋大学に合格した方への合格者インタビュー(24)

江藤 美緒さん(仮名)
大手塾ならではの手厚いサポートで、学習スケジュールを管理。入試分析も活用し、第一志望に合格!
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

通った塾
河合塾マナビス
住まい
千葉県千葉市
性格
新しいことにも積極的にチャレンジしたいタイプ
偏差値推移
高1:偏差値62
高2:偏差値62
高3:偏差値66

私の受験ポイント

第一志望は二次試験の「論述問題」攻略が合格のカギ。過去問演習の答案を何度も添削してもらい、徹底特訓

得意の英語をさらに伸ばそうと、単語帳を使って語彙力強化。偏差値60→70に!

どうしても解けない数学の問題は思い切って諦め、できる問題だけに集中。解ける問題を丁寧に、ミスなくやり切ることを重視

受験情報

受験年度
2022年
受験校数
3校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 一橋大学 (社会学部 社会学科) D判定 合格
2 早稲田大学 (社会学部) E判定 不合格
3 早稲田大学 (法学部) D判定 合格
4 早稲田大学 (文化構想学部) D判定 合格
5 上智大学 (総合グローバル学部) D判定 合格

入試スケジュール

2/6
:上智大学
2/12
:早稲田大学
2/15
:早稲田大学
2/22
:早稲田大学
2/25、26
:一橋大学

学校選び

ずっと好きだった社会について学ぶため、社会系学部を目指すことに

志望校はどのように決めていきましたか?

第一志望に一橋大学を選んだ理由は二つあります。一つ目は、学費面から考えて「国公立大の文系学部を目指したい」という気持ちがあったから。そして、二つ目は「好きだった社会について学んでみたい」と思ったからです。小学生の頃からずっと社会が得意で、地理や歴史など分野に関係なく興味を持って学んでいたことから、進路を決めていきました。自宅から通える範囲であり、頑張って合格を目指せるかどうかも重視しました。

その他の志望校に関しては?

まずは社会系学部がある大学を調べて、その中から学校の雰囲気や試験問題との相性、入試日程などをチェック。最終的には塾のアドバイスも受けながら、併願校を決定しました。「一橋大学が不合格だったら、浪人しようかな」と思ったこともありましたが、もしメンタル的に落ち込みすぎたら浪人できない可能性もあると考えて、併願校を2校選定しました。校風が自分と合いそうな早稲田大学と、塾から「とてもいい大学だよ」とオススメされた上智大学を選びました。

私立大学はどこもキャンパスや設備が豪華だったのが、印象的でした。コロナ禍だったためオンライン説明会がほとんどでしたが、それでも学校の雰囲気を感じるには十分で。Instagramへの投稿もよく見ていましたね。

第一志望の一橋大学だけは、実際に足を運んで周辺環境がどうなっているかも見て回りました。キャンパスが東京都国立市にあるのですが、街全体がとても落ち着いた様子で安心したことを覚えています。

塾について

通いやすさはもちろん、大手塾ならではの手厚いサポート&分析に満足

メインで通っていた塾
河合塾マナビス
指導方法
映像授業
頻度
週1〜6回
科目
国語、数学、英語、世界史
通塾時期
高1の終わり〜高3
授業時間と費用
高1:週1〜2(1回45分)、費用不明※英語・数学のみ
高2:週2〜6(1回120分~150分)、費用不明※秋以降に国語・世界史
高3:週6(1回120分~150分)、費用不明
転塾:
併塾:

『河合塾マナビス』を選んだ理由について教えてください。

部活と両立できる塾だと思ったからです。当時はバトミントン部の活動が忙しく、「自宅の近所で通いやすい塾はないかな」と探し始め、『河合塾マナビス』があることを知りました。ただ、映像授業だったので、最初は「見ているうちに眠くなっちゃうかな」と思ったんです。それまでは対面授業しか経験がなかったため、「先生と会えるわけじゃないから、自分のペースで進められるのかが不安」とも感じました。でも体験授業を受けてみて「意外と大丈夫かも」と思い、入会を決めたんです。

特に高校1〜2年の頃は毎日部活の練習があり、試合も多くて、勉強をする時間があまりありませんでした。そのため、塾のスタッフがスケジュール管理をしてくれる点がとても役にたちそうだと思ったんです。実際に通ってみると「この範囲までは勉強しよう」「この分野は重点的に取り組もう」と時間に融通をきかせて声をかけてくれるので、忙しくても自分に合わせたスケジュールで勉強することができました。

『河合塾マナビス』に通って良かった点は?

スケジュール管理をしっかりとしてくれただけでなく、受験のテクニックや勉強の仕方について教えてもらえたことが、塾に通って得たメリットだと思います。また、進路相談についても、学校より塾の方が手厚いサポートをしてくれた実感がありました。

例えば、大学入試問題の例年の傾向について、分析した講座があったんです。実際の入試問題を見ながら、「合格者の答案」「不合格者の答案」をそれぞれ紹介し、ポイントについて解説してくれました。とても具体的で、「ここまで答案が書ければ大丈夫なのか」と納得できましたね。特に、第一志望の一橋大学の二次試験は論述問題が多かったので、とても参考になりました。

その論述問題に関する添削講座も充実していて、本当に助かりました。河合塾系列で集めた答案データを元に採点してもらっていたので、本番に近い形で何度も練習できたと思います。

志望校合格のための勉強について、何かアドバイスはありましたか?

「数学の苦手な分野は、思い切って切り捨ててもいいよ」と言われました。「数学が苦手だから、どうやって得点を取っていいかわからない」と相談した際に言われて、最初は「えっ!?」と戸惑いましたね。

その後に「しっかり得点できる必要最低限の単元のみに力を入れて勉強し、あとはやめてしまっても大丈夫だよ」と励ましてもらえて、ホッとしました。計算量の多い問題がとても苦手でしたが、自分では「やめよう」との決断はできなかったので。重点的に対策すべき部分はどこなのかがはっきりしたので、自分のできることに集中して勉強していいんだと勇気をもらいました。

改善してほしいと思う点は?

自習室や休憩スペースが、時々騒がしかったことが気になりました。基礎固めを終えた高3の時期は、自習室で演習問題にたくさん取り組んでいたので、ガヤガヤしているとどうしても気になってしまいます。もうちょっと静かに過ごしてもらえるように工夫できると嬉しかったですね。

受験勉強について

得意の英語は語彙を強化。英文法も基本を徹底し、偏差値70に

勉強時間
高1 塾:週1〜2(1回45分)、自宅:1日30分以下
高2 塾:週2〜6(1回90分~120分)、自宅:1日30分以下
高3 塾:週6(1回90分~120分)、自宅:1日180分以上

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

一番成績が伸びた科目は英語だったのですが、その要因となったのは「単語をしっかり覚えたこと」でした。偏差値60ちょっとでしたが、70へと上がり、調子が悪い時も65以下にはならなかったですね。塾からは何度も「単語を覚えて」と言われていたのですが、「単語帳を見るより、スマホを見たいな〜」と思って避けていたんです。でもさすがに受験が近づくにつれて意識も変わってきて、「とにかくやってみよう」と思って。信じて取り組んだ結果、どのテストでも安定して高得点が取れるようになりました。さらに一橋大学の二次試験は、和文英訳が頻出だと分かっていたので、たくさん練習したことも良かったと思います。文法・構文の基本であるSVOCを外さずに問題を読み、丁寧に答えられるように、基本的なところから振り返って復習しました。塾の映像授業は、何度も繰り返してチェックできますしね。

苦手だった数学はなるべく足を引っ張らないようにと思って、できそうな問題はなるべくミスを防ごうと頑張りました。2〜3回チャレンジしても解き方が分からなそうな問題は、やめる。途中までできたものは、時間を置いて再挑戦。それを潔く繰り返し、難しい問題は部分点を取る作戦で過去問に取り組みましたが、本番では微妙な結果に。共通テストも二次試験もあまり点数が伸びず、完答できた問題がありませんでした。それでも第一志望に合格できたのは、英語と国語、世界史のおかげだと思います。

国語と世界史は、どのような勉強法を試してみたのですか?

一橋大学の国語は、「現代文を解答する際の字数制限が厳しい」「毎年、要約問題が出題される」という特徴があります。そのため、問題文を正確に読むことを心がけ、過去問を何年分も繰り返して取り組む方法を試しました。答案はアドバイザーさんに見てもらい、何度も解き直しましたね。

世界史は元から好きな科目なので、勉強自体はまったく苦ではなかったです。ただ、二次試験が論述形式なので、そのための対策が大変でした。毎年、400字で答える問題が3問は出ているんです。「400字で答えなさい」との指示に従って答案を作成するので、どのような構成で解答していくかを考える“メモ作り”から練習。世界史の知識だけでなく作文の力も問われるため、伝わる文章を書くように心がけました。

他にもやってみた勉強法はありましたか?

私自身が飽きっぽい性格だったので、いつも違う場所で勉強するようにしていました。学校と塾の自習室を行き来し、移動しながら勉強しているうちに、志望校が同じ友だちと出会って勉強するようになったのも、良かったですね。一緒にもくもくと問題を解いていました。

また共通テストの直前は、短期間で集中して暗記科目を進めました。「3日間は古文単語に集中!」と自分で目標を決めて、なるべくやる気をキープできるように工夫しました。ずっと同じ教科を続けていると、どうしてもダラダラとしてしまいます。自分が勉強に飽きる前に、3〜7日間のローテーションで参考書を一冊終わらせてしまう計画を立てました。二次試験の本番で数学が思うように解けず、焦ってしまいましたが、結果としてはこうした勉強の積み重ねが合格に繋がりました。

家庭のサポートについて

「受験生だから」との特別扱いはなし。普段と変わらず接してくれた家族

受験を振り返って印象的だった家庭での取り組みはありますか?

家族は私を変に受験生扱いせず、普段どおりに接してくれていました。今思えば、それが一番良かったのだと思います。受験のことばかり話題にされるのはイヤだったので、ありがたかったです。受験勉強が思うように進まず、イライラしていると親に怒られたこともありました。

それでも、朝食やお弁当には私の好きなメニューを出してくれるなど、気をつかってくれていると感じていました。受験当日もいつもと変わらずに応援してくれましたね。とても感謝しています。

学校生活について

自然豊かな国立市のキャンパスで、のんびりアットホームな学生生活

学校名
一橋大学
部活
バドミントン部(週4回)

「一橋大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?

自由で落ち着いた雰囲気です。国立市にあるからなのか、のんびりとしたアットホームな空気の中で過ごせています。

高校時代の部活と同様に、入学後も体育会のバトミントン部に入ったので、練習は大変ですがやりがいも感じています。授業のレポート作成となんとか両立しながら、これからも頑張りたいです。

思っていたことと違った点はありましたか?

外国語の授業が多くて、意外だなと感じました。1〜2年生は特に必修で英語の授業があり、さらに第二外国語の単位も必要になるので、週6〜7コマは外国語を勉強しています。他の授業はオンラインが中心ですが、外国語だけは学校で行なうんです。なので、外国語を学ぶために大学へ通っているような状況です。社会学部に入ったはずなのに、大学で今一番学んでいるのが「外国語」という事実に、ちょっと笑ってしまいました。3〜4年になるとまた、状況が変わってくると思います。

目指している未来があれば教えてください。

マスコミ業界に興味があり、卒業後は就職を考えています。新聞や本を読むのが好きなので、そうした領域で活躍できれば嬉しいです。

取材して

「一橋大学の二次試験対策に苦労した」という江藤さん。特に長文記述400文字での解答が求められた“世界史”は、対策が大変だった様子が伝わってきました。得意科目だったものの、答案作成のコツを塾で学んで何度も繰り返し「書いた」ことが、本番で実力として発揮できたのでしょう。さらに取材時には、ご自身の性格を「飽きっぽい」と分析されていました。逆の視点から見れば、常に新しい方法を模索しているとも言えます。自分の長所・短所を理解し、自分にあった最適な勉強法を選んで実行したことで、合格を引き寄せたのではないかと感じました。

※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

通いやすさはもちろん、大手塾ならではの手厚いサポート&分析に満足

ココがポイント

  • 河合塾トップ講師による受験テクニック満載の映像授業を、自分のペースで必要な分だけ受講できる
  • 受験指導のプロであるアドバイザー(社員)が学習状況に合わせてプランを考え、進路相談にものってくれる
  • 学習内容を自分の言葉で説明する「アドバイスタイム」で授業理解度を確認。わかったつもりで終わらせない!