Loohcs志塾に高校2年11月から通塾し慶應義塾大学に合格した方への合格者インタビュー(246)
生徒プロフィール
- 選んだ受験の種類
- 総合型選抜
- 通った塾
- Loohcs志塾
- 住まい
- 静岡県静岡市
- 取得検定回りの情報
- 英検2級
- 性格
- 活発・活動的,すぐに友人ができる・社交的, 国語・社会のほうが得意
- 評定推移
高校1年生:4.8
高校2年生:4.9
高校3年生:5- 偏差値推移
高校1年生:偏差値65(進研模試)
高校2年生:偏差値67(進研模試)
高校3年生:偏差値65(全統共通テスト模試)
私の受験ポイント
自分の強みや活動実績を活かせる総合型選抜で受験。学習環境が理想的だと感じ、慶應義塾大学を志望校に選んだ
総合型選抜に向けて自分自身のテーマを深掘り。現場の声を直接聞く機会を作り、大学の学びに直結する活動や経験を積み重ねた
講師が寄り添いながらテーマや志望理由の具体化をサポート。自分の中にある使命感に気づくことができた
受験情報
- 受験年度
- 2024年
合否
志望順 | 学校名 | 受験結果 | 受験種類 |
---|---|---|---|
1 | 慶應義塾大学 (法学部) | 合格 | 総合型選抜 |
2 | 慶應義塾大学 (総合政策学部) | 合格 | 総合型選抜 |
入試スケジュール
- 総合政策学部 書類提出 9月2日
- :慶應義塾大学
- 法学部 書類提出 9月4日
- :慶應義塾大学
- 法学部 小論文・面接・口頭試問 9月21〜22日
- :慶應義塾大学
- 総合政策学部 面接 10月20日
- :慶應義塾大学
学校選び
親戚から良い評判を聞いていた慶應義塾大学を志望。自分の興味・関心のある分野を学べる学部を選択した
志望校はどのように決めましたか?
慶應義塾大学を選びました。親戚に慶應義塾大学出身者が多く、昔から理想的な学びの環境だと憧れていたんです。特に進路選択のタイミングで、通学中の親戚が社会課題や自分自身のテーマについて一生懸命に取り組んでいる姿を見ていた影響が大きいと思います。私もこんな風に大学生活を送りたいと思うようになりました。
オープンキャンパスの際に模擬講義に参加したのですが、教授から「半学半教」という学びのスタンスを聞きました。これは「教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を教える。教員と学生も半分は教えて、半分は学び続ける存在」という考え方です。この大学なら、学びたい自分のテーマを存分に追究できると確信しました。他の大学のことを検討する必要も感じなかったので、慶應義塾大学のみを目指すことに決めました。
試験内容のリサーチについて、具体的に教えてください。
試験内容については、公式サイトや受験要項だけでなく、塾の講師や現役の慶應義塾大学の学生からも情報を収集しました。リサーチしていく中で、自分の特性や活動実績を活かせてさらにそのテーマを深堀りできる受験方法が、総合型選抜だとわかったんです。
リサーチを行っていると、試験で重視されるポイントや、大学が求める学生像も見えてきました。総合型選抜では学力だけでなく、自分のこれまでの活動や将来の展望をどう結びつけるかが問われます。そこで、自分がこれまで取り組んできた活動を一つ一つ振り返ってみたんです。それらを大学の理念や求める学生像にどのように関連付けられるかを考えるようにもなりました。
リサーチで特に役立ったのは、自分の強みを具体的なエピソードに基づいて整理する作業だったと思います。慶應義塾大学では個性や主体性が重視されます。自分の経験を通してそれをどう表現するかが試験突破の鍵だと感じました。
受験対策について
総合型選抜の準備期間に自分自身のテーマを深掘り。現場の声を直接聞く機会を作り、大学の学びに直結する活動や経験を積み重ねた
総合型選抜の受験対策を始めたのはいつ頃ですか?
受験を本格的に意識し始めたのは高校2年生の11月頃からです。総合型選抜で慶應義塾大学に挑戦しようと決めて、具体的な準備を始めました。塾に通い始めたのもちょうど同じ時期です。志望理由書の書き方や面接対策に力を入れている塾を選びました。
総合型選抜での受験を選んだ理由をお聞かせください
自分のこれまでの経験や活動実績を最大限に活かせる受験方式だと感じたからです。私は高校時代に学生団体を立ち上げたり、海外留学を経験したり、さまざまな活動に力を入れてきた実績があります。総合型選抜は学力試験のみでは測れない、そのような経験や実績を評価してくれる受験方式だと知りました。
総合型選抜を受けるにあたり意識していたことはありますか?
総合型選抜への準備は、ただ受験のためだけではなく、自分が大学で学びたいテーマを深掘りするための準備でもあると捉えていました。大学での学びに直結するよう、具体的なリサーチや体験を重ねていけるよう意識していました。
たとえば、私は障害者の雇用政策について興味を持っています。そこで、障害者に関連する施設を訪問し、現場の声を直接聞く機会を作りました。実際に施設の方々からお話をうかがう中で、自分の知識がいかに表面的なものに過ぎなかったかを実感する機会もあって。その気づきを志望理由書や面接で伝えることで、より説得力を持たせてアピールできると考えていました。
特に頑張って良かったと感じるのはどんなことですか?
自分のテーマに関連するリサーチを徹底したことが、受験を通じて最も効果的で良かったことだと感じています。志望理由書を書く際には、単に経験を羅列するだけではなく、それをどう大学の理念に結びつけるかを意識しました。
また、面接対策として塾の講師を相手に何度もロールプレイを行い、想定される質問に対する答えを練り直しました。具体的なエピソードを盛り込むことで、話にリアリティを持たせることができたと思います。学生団体を通じて、どのように困難を克服したか、活動を通じてどんな成果を得たか、といった私の強みを重点的に話せるよう練習しました。
自己推薦書ではどういったことをアピールしましたか?
自己推薦書では、高校時代に取り組んだ具体的な活動とその成果を中心にアピールしました。特に高校時代の留学経験を通じて得た学びや、学生団体で行った地域活動について重点的に盛り込みました。
実際に、留学先で行った活動により、異文化交流やSDGsへの理解が深まったと思います。その経験は、私の将来のキャリアビジョンと直結しています。また、障害者政策に関するリサーチの成果も盛り込み、自分が将来解決したい課題を具体的に示しました。
受験対策で苦労したことはありますか?
時間管理が最も難しかったです。高校生活と並行して総合型選抜の準備を進める中で、先程お話ししたように学生団体での活動なども行っていたからです。受験対策はもっと早くから始めていれば良かったなと思います。何事も余裕を持って進めることが肝心ですね。
一般選抜について
一般入試での受験は考えていましたか?
私は総合型選抜に焦点を当てていたので、一般入試については深く検討していませんでした。「総合型選抜で絶対に合格するぞ!」という強い想いで取り組んでいたのもあって。
もし総合型選抜で失敗してしまった場合は、一般入試での挑戦も視野に入れたかもしれません。一般入試であれば、浪人という選択肢も考えられるので、総合型選抜の結果次第で再度方針を考えようと思っていました。
塾について
講師が寄り添いながらテーマや志望理由の具体化をサポート。自分の中にある使命感に気づくことができた
- 総合型選抜・学校推薦型選抜対策で通っていた塾
- Loohcs志塾
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 月4コマ(必要に応じて6コマ・10コマ)
- 通塾時期
- 高校2年11月~
- 授業時間と費用
-
高2:月4~10コマ(1回60分)、月6~7万円
高3:月4~10コマ(1回60分)、月6~7万円
『Loohcs志塾』を選んだ理由を教えてください。
総合型選抜に特化した塾なので、受験スタイルに合った指導が期待できたからです。慶應義塾大学に進学した親戚も『Loohcs志塾』に通って合格しています。実績や信頼感が選択の後押しとなりました。
『Loohcs志塾』では講師を「シェルパ」(伴走者、案内人)と呼ぶのですが、親戚からシェルパのサポート体制の評判を聞いていました。入塾前の体験授業を通じて、自己分析や今後の方向性が明確になったことも、選んだ理由です。体験授業では自分の人生を振り返り、方向性を深く考えるきっかけを与えてもらえました。
合格に結びついたと感じるのはどんなことですか?
シェルパによる親身なサポートが合格に大きく結びついたと感じています。シェルパは受験生と伴走する形で、テーマ設定や資料分析、志望理由の具体化をサポートしてくれます。自分がやりたいことを深く掘り下げ、明確化する過程で、シェルパのサポートは欠かせませんでした。
私自身のテーマに関連する関係者へのインタビューやリサーチも、塾が支援してくれました。自主的に行った活動であっても、そこで得てきたものを考察したり、解像度を上げたりと、塾の授業の中で理解を深めることができました。受験を「大学入学後の学びへの準備」として位置づけて指導してくれた点が、合格に大きく影響したと思います。
『Loohcs志塾』に通って特に伸びたと感じるのはどんなことですか?
最も伸びたと感じるのは、テーマ設定力と自己分析力です。自分のテーマの原動力となる使命感が、自分の中のどこにあるのかを深掘りすることで、より具体的なテーマを設定でき、自己分析力も上がりました。また、ただ知識のインプットにとどまらず、得た知識をどう活用するかを考えるスキルが身についたと感じます。塾では常に自分の興味やテーマに沿った指導を受けることができました。自己発見や目標達成の過程を楽しめました。
スランプはありましたか?
特にスランプは感じませんでした。不安を感じることが全くなかったわけではありませんが、ネガティブな気持ちに陥ることはありませんでした。シェルパの方々のサポートのおかげで、自分のやるべきことに集中できたからだと思います。
他にも、オンラインで受講するスタイルのおかげで、不安にならずに済んだ部分もあると思います。オンライン環境では、他の受験生がどのように進めているか情報が入ってきません。私にはその環境がプラスに働きました。他の方の進度がわかると、自分と比べて気になってしまい、不安になってしまっていたかもしれません。
学校生活について
志の高い仲間との出会いや共に学べる環境が楽しみ。障害を持つ人も自分らしく生きられる社会政策を探究していきたい
- 学校名
- 慶應義塾大学
入学後に期待することは何ですか?
志の高い仲間と出会い、共に学ぶ環境に4年間身を置けることにワクワクしています。さまざまなテーマを持った仲間と一緒に学ぶことで、自分の視野が広がることを期待しています。第二外国語として中国語を履修することも決めました。新しい学びに挑戦し、未知の分野を探求できることが楽しみです。
「総合型選抜」での受験を行って良かったと思うことはどんなことですか?
総合型選抜での受験は、大学入学後の学びの準備をする貴重な機会になったと感じています。志望理由やテーマを深く掘り下げるプロセスを通じて、自分自身について深く考える時間を持てたことが良かったです。この経験が、大学での学びをより実りあるものにしてくれると思います。
目指している未来があれば教えてください。
私は、全ての人が地球という舞台で自分らしく輝ける社会の実現を目指しています。特に、障害者が地域で自分らしく生きられる社会の構築に強い関心を持っています。大学でもその研究を深め、課題解決のための政策のあり方を模索していきたいと思います。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、慶應義塾大学法学部に進学予定の滝本紫音さんです。総合型選抜での受験は、ただ合格を目指すだけでなく、将来を見据えた準備を進めるプロセスが大切だと話してくれました。この経験が彼女を一層成長させたことも伝わってきました。周囲のサポートを活かしながら、自身のテーマに真摯に向き合う姿勢は、多くの受験生にとっても参考になるのではないでしょうか。滝本さんが大学でさらに視野を広げ、どのような未来を切り拓いていくのか楽しみです。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:谷口勇人/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
講師が寄り添いながらテーマや志望理由の具体化をサポート。自分の中にある使命感に気づくことができた
ココがポイント
- 慶應義塾大学など難関大への合格実績多数!総合型選抜入試対策のプロが作る対策講座が受けられる
- 総合型選抜合格経験者である大学生講師との対話を通して、志望動機の軸になる将来の目標が見つかる
- 志の高い仲間たちと、グループディスカッションの経験を積むことができる