心水塾に中3の4月から通塾し群馬県立前橋高等学校に合格した方への合格者インタビュー(28)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 心水塾
- 住まい
- 群馬県前橋市
- 性格
- 自分にあったやり方を模索し、前向きに取り組めるタイプ
- 偏差値推移
- 中1:なし ※模試を受けておらず不明
中2:なし ※模試を受けておらず不明
中3:偏差値68〜70
私の受験ポイント
公立高校の受験対策を求めて、集団塾へ転塾。手厚い個別サポートで偏差値64→70に!
他県の過去問にもチャレンジ。似たような出題傾向の問題を解くことで効率よく対策ポイントを習得
音読&書きとりを繰り返し、得意な暗記科目を強化。模試の得点率は8割以上を安定してキープ
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 群馬県立前橋高等学校 | B判定 | 合格 |
2 | 前橋育英高等学校 | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 1月9日
- :前橋育英高等学校
- 2月9日
- :群馬県立前橋高等学校
学校選び
学力も学校生活も全力で取り組む校風に惹かれ、志望校を決定
志望校はどのように決めていきましたか?
県内の上位校を目指してみようと思い、群馬県内トップの偏差値である『前橋高校』を第一志望に決めました。学校の定期テストも中1の中間テストからずっと良い成績をキープできていましたし、「頑張ってやればできる!」と感じてチャレンジすることにしたんです。
さらに第二志望として、前橋高校と近い学力レベルの私立高校を併願校に選びました。自宅からの通いやすさも考慮し、『前橋育英高校』『共愛学園』の説明会に参加。合わせて3校の学校説明会に出席し、比較してみました。
実際に参加してみて、いかがでしたか?
前橋高校だけはオンライン説明会でしたが、他の2校は実際に足を運びました。前橋高校は創立から100年以上経っている歴史の古い学校です。伝統的な行事として、近隣のライバル校である『高崎高校』とスポーツ大会が開催されていて、とても楽しそうだなと感じましたね。他にも「勉強、部活、行事の三兎を追う」という教育目標も掲げられていて、すべて全力で取り組む校風に、とても惹かれました。
前橋育英高校は、部活動紹介のインパクトが大きかったです。特に音楽部の演奏は迫力がありました。難関大への進学を目指す特進コースなどの説明もあり、とても分かりやすかったです。特に私は勉強優先の高校生活を送りたかったので、入学後のイメージもつきやすく、良かったと思います。
共愛学園は英語に力を入れている学校で、4つのコースに分かれレベルの高い英語学習が受けられます。英語だけでも2つのコースがあり、どのようなスキルが身につくかもしっかり説明してもらえたのでとても魅力的に感じました。
3つの学校の中から、最終的に『前橋高校』を第一志望にした理由は?
「勉強も部活も行事も、すべて両立できる」という校風が、自分の性格に合っていそうだなと感じたからです。どうすれば楽しく、将来に向かって頑張っていけるのかを自分なりに考えてみたいと思いました。
また、「高校について調べたことを新聞にまとめてみよう」という進路指導の授業を通じて、前橋高校について詳しく調べたことも大きな決め手となりました。細かく知れば知るほど、「やっぱり良い学校だな」と感じ、入学したい気持ちが膨らんでいったと思います。
塾について
不得意な分野は個別にフォロー。集団塾の手厚い指導に感謝した
- メインで通っていた塾
- 心水塾
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 国語、英語、数学
- 通塾時期
- 中3の4月〜
- 授業時間と費用
- 中3:週2(1回60分~90分)、月1~2万円
- 転塾する前に通っていた塾
- 公文式
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 英語、数学
- 通塾時期
- 中1の4月〜中2
- 授業時間と費用
-
中1:週2(1回30分~60分)、不明
中2:週2(1回30分~60分)、不明
『心水塾』を選んだ理由について教えてください。
「集団塾でしっかりと受験対策をしよう」と希望したことが理由です。中1〜中2までは『公文式』に通っていましたが、受験対策が十分にできていないのではないかと感じていました。英文法や計算問題の基礎を徹底して取り組んでいましたが、それだけでは少し心配だったので。親にも相談し、まずは春期講習に参加してみることにしました。
心水塾は「授業も先生も面白い!」というのが、第一印象。さらに次の入試本番に向けた予想問題を過去の傾向から探り、対策講座を開いてくれていました。こうした細やかな受験対策は、その後も自分の学力を伸ばす底力になってくれたと思います。群馬県の公立高校入試だけでなく、他県の入試問題からもピックアップされていて、あらゆる角度から考え抜かれた予想問題でした。
入塾後の成績はどれぐらい上がりましたか?
模試の偏差値は64から70ぐらいまで伸びました。夏期講習後の変化がかなり大きかったですね。授業内容や先生の教え方が良いので頭に残りやすかったと思いますし、自習室が快適に使えたことも成績UPにつながりました。どうしてもひとりで机に向かっていると、ついサボりたくなってしまうので。自習室で同じ境遇の受験生が頑張っている姿を見て、「自分も頑張ろう!」とポジティブな気持ちになれました。
合格に結びついたと思える授業はありましたか?
今でも覚えているのは、夏期講習の「国語」。毎回授業で古文のテストがあり、先生から「必ず正解してほしいポイント」について丁寧に指導がありました。また隣同士の生徒と答案を交換して丸つけをするのですが、自分よりも友人の方が正解が多かったりして、ちょっと焦ったりした日もありましたね。「もっと勉強しよう」と自然にモチベーションが高まったと思います。
さらに土曜日には、理科・社会・英語の3教科の受験対策を集中して行なう「特別授業」がありました。実際に出題された過去問に特化し、90分しっかり取り組める内容だったので本番でも自信を持って解けましたね。
他にも良かった点があれば教えてください
模試の結果をもとに、弱点分野を克服するためのプリント問題を個別で用意してくれたところでしょうか。点数が良かった部分はしっかり褒めてもらいつつ、イマイチだった部分ははっきりと指摘してくれたので信頼できると感じていました。そのため、分からない点があればすぐに質問・相談できる関係性が築けていたし、手厚いフォローをしてもらえて本当に感謝しています。
受験勉強について
教科書の音読&書きとりで暗記力UP!模試での得点率は8割以上に上昇
- 勉強時間
-
中1 塾:週2(1回30分~60分)、自宅:1日60分~90分
中2 塾:週2(1回30分~60分)、自宅:1日60分~90分
中3 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日120分~150分
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
科目を問わず「音読」をぜひ、オススメします。学校の先生に「音読は大事だよ」とアドバイスをもらって、軽い気持ちでやってみたんです。英語の教科書を音読してみたら、すぐに成績が伸びました。文法や単語の得点率が上がって「自分にとっては発声と暗記が結びついているんだ」と気づきました。それからは、他の教科も積極的に音読。音読しながら書きとって、また音読。それを繰り返していくうちに、暗記科目がどんどん得意になりました。
また英語は、入試問題の中に「自由作文」があったので、その対策にも力を入れましたね。「自由作文」は、自分の意見や解釈を限られた文字数内で表現するものです。しょうもないスペルミスが多かったのですが、音読でしっかり単語を覚えていくうちにだいぶ減って、作文の書き方も自然と身につきました。40〜50wordsでスラスラっと書けるようになり、嬉しかったです。
得意科目をさらに伸ばすことができたのですね。苦手科目はいかがでしたか?
数学、中でも図形が苦手だったので苦労しました。『公文式』の頃から計算問題はできていたのですが、図形になると途端につまづいてしまって。でも入試には必ず出題される分野なので、とにかく問題を何度も解いて、塾の先生に質問し、理解できるまで諦めずにやり直しました。それを繰り返すうちに、模試を受けていて「あ、これなら解ける」という感覚が掴めるようになっていきましたね。
夏休み以降は発展問題も少しずつできるようになりましたが、最後まで完璧にできるようになったわけではありませんでした。それでも、以前はまったく検討もつかなかった図形の問題が、途中までならできるようになったりしていたので…成長はできていたのかな。
結局、得意な暗記科目は8割〜9割の得点がキープできるようになり、数学も苦手だった図形問題も含めて、基本問題はしっかり点数が取れるようになりました。
受験勉強での反省点はありますか?
数学に関しては、もうちょっと頑張りたかったですね。「やらなきゃ」と思いつつ、やっぱり自分の得意科目を優先して勉強してしまったなと。本音は「ずっと国語や社会だけをやっていたいな」という気持ちでしたが、同じぐらいの時間を数学の勉強にも費やしていれば、発展問題ももうちょっと解けるようになっていたかもと思います。
家庭のサポートについて
教員の父に支えてもらいながら、朝型生活で学習を続けた
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
朝型生活を取り入れ、早朝から勉強するようにしていました。また、父が教員をしているので、どうしても分からない問題があればすぐに質問でき、助かりました。塾に行っていない時でも、パッと解決できるので心強かったです。
他に工夫したことがありましたか?
家にいるとどうしても家族の生活音が気になるので、集中力が途切れます。なのでなるべく塾の自習室を利用して勉強を進めたり、家族が寝ていて静かな朝の時間帯に集中して取り組んだりしていました。
学校生活について
勉強、部活、行事。すべてに全力投球しながら楽しむ学校生活
- 学校名
- 群馬県立前橋高等学校
- 部活
- 陸上競技部(週6回)
「前橋高校」に入学してみていかがですか?
進学校なので、学習進度が早いですね。高1の10月で、すでに数I・Aが終了しました。数学が苦手な私としては、「もっと勉強しないと置いていかれる」と実感しているところです。ただ同級生はみんな勉強が好きで、私と同じように部活も行事にも全力投球したいタイプが多いので、お互いに助け合いながら過ごしています。「ここはこうやって解くといいよ」と教えてもらえたりするので、ありがたいですよね。切磋琢磨しながら、毎日楽しく過ごしています。
どのような生徒が多いですか?
明るくて個性的なタイプが多いかな。高みを目指して競い合って、高校生活を楽しもうとしている生徒がたくさんいるイメージです。先輩も優しいですよ。入学してすぐに文化祭がありましたが、クラスの団結力が一気に深まった気がしました。クラスの出し物としてカジノをやったのですが、お客さんも楽しそうに過ごしてくれていて大満足でした。
部活は陸上部で、ほぼ毎日練習づけです。体力的には大変ですが、その分、やりがいも大きいです。
目指している未来があれば教えてください。
将来は学校の先生になりたいと思っています。国語か社会、どちらの科目を教えようか迷っていますが…やっぱり社会ですかね。日本史・世界史が好きなので、歴史を教えられるようになりたいです。そのためには、東北大、群馬大、一橋大のどれかに行けたら最高ですね!
取材して
群馬県内の公立トップ校に合格した鈴本さん。元々得意だった暗記科目の成績をさらに伸ばし、安定して得点できるような強化対策をされていました。特に注目すべき点は、過去問対策の進め方です。受験する群馬県の入試問題だけでなく、似たような傾向で出題している他県の入試問題も合わせて解いてみたのが良かったとのこと。そうすることで、どんな問題が出てきても慌てず、冷静に対処できるようになっていったそうです。どうすれば自分の強みを最大限に活かして、受験を乗り越えられるのかを考えた結果、見事合格をつかむことができたのではないかと感じました。現在は二兎どころか三兎を追う生活を送りながら、将来の夢に向けて頑張っており、これからの活躍をお祈りしたい気持ちでいっぱいになりました。
※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
不得意な分野は個別にフォロー。集団塾の手厚い指導に感謝した
ココがポイント
- 附属中・前高・前女・前南・前東など圧倒的な合格実績
- コーチングスキルを身につけた熱心な講師が、通常授業はもちろん個別補習もしてくれる
- 家庭とのきめ細かい連携で、生徒も保護者もサポートしてくれる