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生徒
上智大学 合格
柴田 真希さん(仮名)
英語受験は外部試験を使い免除。集団授業と個別指導の2つの塾を併用し、実力を100%発揮して合格へ!
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

通った塾
河合塾
住まい
埼玉県さいたま市
性格
慎重に考えながら物事を決めていくタイプ

私の受験ポイント

姉からのアドバイスで大手集団塾に通い、さらに個別指導塾を併用!

英語は外部試験を活用し受験免除。苦手科目の対策に集中する時間を確保

現代文は必ず1日1題解くことをノルマにし、偏差値68へ大幅UP。日本史は歴史マンガで流れを掴み、得意科目に

受験情報

受験年度
2020年
受験校数
8校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 早稲田大学 (文化構想学部) C判定 不合格
2 早稲田大学 (文学部) C判定 不合格
3 上智大学 (外国語学部 イスパニア語学科) C判定 合格
4 明治大学 (国際日本学部) C判定 不合格
5 明治大学 (情報コミュニケーション学部) B判定 合格
6 立教大学 (文学部) B判定 合格
7 法政大学 B判定 不合格
8 東京女子大学 A判定 合格

入試スケジュール

2月2日
:上智大学
2月3日
:東京女子大学
2月4日
:上智大学
2月5日
:法政大学
2月6日
:立教大学
2月8日
:明治大学
2月9日
:明治大学
2月12日
:早稲田大学
2月17日
:早稲田大学

偏差値推移

高1:偏差値55〜60
高2:偏差値60〜65
高3:偏差値68〜70

学校選び

私立文系で、留学が可能か。その2つの軸をベースに情報を収集

志望校はどのように決めていきましたか?

最初は早稲田大に行こうと思っていたんです。進路は私立文系にしようと決めていたので、その中で一番偏差値の高い大学を目指してみようと考えていました。他の学部は、自分の興味・関心に合わせて選びました。国際系の学部へ進んで留学したかったので、国際コミュニケーションに関する学部がある大学をピックアップしながら決めていきました。

第一志望の早稲田大は落ちてしまいましたが、今は「上智大で良かった!」と強く思っています。早稲田大にもし行っていたら、何について学びたいのかが漠然としていて悩んでしまっていたかもしれません。上智大で「スペイン語を極める」という目標に向かって勉強できていますし、9月からはスペインに留学して毎日を楽しんでいます。

オープンキャンパスには行ってみましたか?

早稲田大、明治大、立教大に行きました。足を運んでみて「こんなにたくさんの学生が受験するんだ」と改めて実感しましたが、それほど熱心に調べていたわけではなかったです。姉がいるので、姉や姉の友だち経由で「○○大学はこんな感じだよ」とよく教えてもらっていました。今となっては、とても有効な情報収集だったなと思います。

塾について

姉に勧められて『河合塾』へ。その後、『河合塾マナビス』も併用

メインで通っていた塾
河合塾
指導方法
集団授業
頻度
週1回
科目
英語(高1)、古文(高2)、漢文(高2〜3)
通塾時期
高1の4月〜高3
授業時間と費用
高1:週1(1回60分~70分)、費用不明
高2:週1(1回60分~70分)、費用不明
高3:週1(1回60分~70分)、費用不明
転塾:
併塾:
併塾していた塾
河合塾マナビス
指導方法
個別指導
頻度
週3回
科目
英語、国語、日本史
通塾時期
高1の8月〜高3
授業時間と費用
高1:週3(1回90分〜120分)、費用不明
高2:週3(1回90分〜120分)、費用不明
高3:週3(1回90分〜120分)、費用不明

まずは『河合塾』を選んだ理由について教えてください。

姉が先に『河合塾』に通っていたことが入塾の決め手になりました。「この先生の授業はめっちゃ分かりやすいよ」「チューターさんとの面談でこんな話がでたよ」と塾の様子を詳しく教えてくれて、雰囲気が良さそうだなと感じていましたね。まずは週1回の英語からスタートして、その後は古文・漢文など強化した方が良さそうな科目に変えながら通いました。

『河合塾マナビス』にも通われていましたね?

はい。高校生活が忙しくなってきてしまい、『河合塾』の授業中にうっかり眠ってしまいそうになったことがあって。「学校生活と受験勉強を両立するには、対面授業よりも、いつでも好きな時に学べる映像授業の方が自分に合っているかな」と思い、並行して通い始めました。『河合塾マナビス』ならば、ちょっと分からないところがあっても映像を巻き戻して繰り返し確認できますし。また、『河合塾』よりもチューターさんとの距離が近かったような気がします。毎週、英語の単語テストを一緒にやってくれましたから。個別指導で生徒数が少なかったので、その分一人ひとりの学習状況を丁寧に見てくれていたのだと思います。

志望校合格のために、取り組んで良かった点はありますか?

ずっと座りっぱなしで勉強に集中するのではなく、たまには外に出て散歩したり、息抜きしたりできたことですかね。『河合塾マナビス』のチューターさんからのアドバイスで、「時々外で気分転換をすることも大切だよ」と教えてもらったのがきっかけで、散歩をするようになったんです。机に向かってばかりだと、勉強がイヤになっちゃいますから。

それから「赤本を使って過去問ばかりやらなくても大丈夫だよ」とも言われたので、塾のテキストを中心に勉強を進めるようにしました。受験校が多くて対策も大変でしたし、過去問が解けないとメンタル的にも落ち込むので、「赤本はほどほどにやる」程度にして。その代わり、テキストに載っている問題を丁寧に解き直すようにして、勉強していました。特に現代文のテキストはコツコツと進めた結果、偏差値68前後で成績が安定。以前よりも成績を伸ばすことができました。

他にも良かった点があれば教えてください。

どちらの塾も自宅から歩いていける距離にあり、塾同士もそんなに離れていなかった点が良かったです。駅の東口に『河合塾』、西に『河合塾マナビス』があったので、その日の学習スケジュールに合わせて勉強する場所を変えながら、集中力をキープできたと思います。自習にも積極的に取り組めていました。

改善してほしいと思う点は?

『河合塾』のチューターさんは、担当している生徒数が多いからか、とても忙しそうなんです。受験校選びの相談をじっくりしたかったのですが、月1回しか面談がなくて話す機会も少なかった点が気になっていましたね。そこはもうちょっと改善して、じっくり話せる時間が増えると嬉しかったなと思います。

反対に『河合塾マナビス』は個別指導ということもあり、かなり手厚くフォローしてくれた印象があります。

受験勉強について

現代文の問題を1日1題必ず着手。日本史は歴史マンガで流れを掴み、英語は外部試験を上手に利用

勉強時間
高1 塾:週4(1回150分〜180分)、自宅:1日30分以下
高2 塾:週4(1回150分〜180分)、自宅:1日30分以下
高3 塾:週4(1回150分〜180分)、自宅:1日180分以上

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

「現代文」の問題を1日1題、必ず解いていたことです。その結果、一番成績が伸びました。以前から物語文は好きで、得意でもあったのですが…どうしても評論文には興味が持てなくて点数も伸び悩んでいたんです。そこに課題を感じていたので、「頑張ってどうにかしよう!」と自分で決めました。塾からオススメのテキストを教えてもらい、そこに載っている演習問題を毎日解き続けた結果、偏差値60から68へUPしました。

他にも苦手を克服した勉強法はありましたか?

暗記が得意ではなかったので、最初は「日本史」の勉強に苦労していました。中でも登場する武将の数が多い戦国時代が苦手だったので、まずは歴史の流れ全体を理解するために歴史マンガを読みましたね。その後は年号を語呂合わせで唱えながら覚え、苦手意識の強かった時代を集中して学びました。覚えたら問題集でチェックすることを繰り返しているうちに、歴史の流れが掴めて記述式の問題もできるようになり、偏差値50が70へ急上昇!マンガの力はすごいです。

英語はどのような対策をしていましたか?

センター試験の問題はわりと得意だったのですが、他の形式の入試問題はそれほど得意ではなかったんです。そこで、「TEAP(ティープ)」という外部試験を使って受験しようと考えました。「TEAP」は大学教育レベルにふさわしい英語力を測るテストとなっており、主に高校生を対象にした大学入試を想定して実施されているものです。今の英語力をスコアと6段階のバンドで表示し、「読む・聞く・書く・話す」の4技能のレベルを測定してくれます。年に3回ほど受験が可能で、一番高い得点のスコアが提出できます。この制度を積極的に使って、英語の試験はほとんど免除してもらいました。

高2の時から毎回「TEAP」を受けていたので、精神的にもちょっとラクでした。それほど英語が得意ではなく、高1の頃は長文読解に苦労していたんです。『河合塾マナビス』のチューターさんに相談したところ、「英単語を覚えるといいかも。小テストでフォローするよ」と言ってくれて、ちょっとずつできるようになってきました。「システム英単語」という単語帳を使って、できるようになりましたよ!

それとリスニング対策で、YouTubeで英語のアニメをよく見ていました。楽しみながら勉強できて、息抜きにもなったと思います。

勉強を続けていて、スランプなどはありましたか?

大きなスランプはありませんでしたが、周りの友だちの成績と比べてしまって、しょんぼりしちゃうことはありましたね。同じレベルの大学を目指している友だちも多かったので、「今回の模試の成績が良かったんだ〜」と話しかけられて、ちょっとショックだったり。私自身は特に成績を公開したりはしませんでしたが、見せられるとやっぱり気になります。そんな時は「もうやるしかない」と気持ちを立て直し、朝7時に学校へ行って勉強しました。

家庭のサポートについて

朝型生活のリズムに合わせてくれた家族のサポートに感謝

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

早起きをして勉強する「朝型生活」を送っていたことは、良かったと思っています。夜はさっさと寝てしまって、早朝に勉強する生活を続けていました。そのため、毎朝起こしてくれた母にはとても感謝しています。母は塾が終わる遅い時間でも迎えにきてくれたり、時には「差し入れだよ〜」とタピオカミルクティーを塾に届けたりしてくれて、本当にありがたかったです。

家にいるとスマホをいじってしまうのと、父がリビングでテレビを見ている様子が気になって勉強に集中できないので、基本的に自習室で勉強を完結するようにしていました。午前中は『河合塾』の自習室、午後は『河合塾マナビス』の自習室と使い分けられた点も良かったですね。

学校生活について

9月からスペインへ留学。スペイン語に加えて、観光学も履修予定

学校名
上智大学
部活
ボランティアサークル

「上智大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?

女子が多いので、みんなでわちゃわちゃしながら楽しむ雰囲気でしょうか。入学してすぐにコロナ禍になってしまい、しばらくは授業もなくてずっと自宅待機でした。オンライン授業ができるようになって、ようやく「大学生になった」と実感できています。ずっと自宅待機していたので、勉強ができるようになって嬉しいです。スペイン語初心者向けに、先輩や留学生が先生となって教えてくれる少人数制クラスが無料で開講されており、早く上達したい方にオススメです。

サークル活動が縮小傾向なのは、ちょっと残念ですね。カンボジアに歯ブラシや洋服を届けるボランティアサークルに入ったのですが、まだ実際に物資を届けられていないんです。上智大はそうした国際活動に関する部活・サークルが多く、校風を象徴しているように感じています。

留学先のスペインでは何を学んでいるのですか?

主にスペイン語です。留学期間は1年間で、2023年7月まで滞在予定です。でもスペイン語を使う機会は少なくて、ほとんど英語を使って過ごしています。留学生が多い大学なので、留学生同士の会話は英語が中心。なので、「もうちょっと受験生の時に英語を勉強しておけば良かったな」と後悔中です。

もうすぐ観光学部の授業が始まるので、いくつか出席してみようかなと考えています。観光マーケティングや、世界遺産について学べるらしいので楽しみですね。

目指している未来があれば教えてください。

特にこれといった明確な進路はありませんが、留学後は日本に戻って就職活動をするつもりです。せっかくここまでスペイン語を学んできたので、語学力を活かした仕事ができれば良いですね。いろいろとチャレンジしながら、また新しい挑戦につなげてみたいと思います。

取材して

留学先のスペインからお話を聞かせていただき、充実した学生生活を送っている様子が垣間見えた取材となりました。印象的だったのが、「姉が受験で苦労している姿を見ていて…」という言葉。お姉さまの受験をそばでみていた柴田さんだからこそ、2つの塾の併用や、英語の外部試験を使って受験科目を少なくするなど、自分の実力が100%発揮できる環境を整えていたのではないかと感じました。大学入試に関する情報を得て戦略を立てるのも、合格を引き寄せるためには欠かせないもの。上手に受験生活を乗り切った柴田さんの笑顔が、心に残りました。

※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

姉に勧められて『河合塾』へ。その後、『河合塾マナビス』も併用

河合塾

  • 高校生
  • 大学生
  • 集団指導
  • 個別指導

ココがポイント

  • 業界最大手の学習塾!高い合格率を誇り受験生からも人気
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