個別指導塾 1対1のATOM(アトム)に小4の10月から通塾し東京都立城東高等学校に合格した方への合格者インタビュー(37)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 個別指導塾 1対1のATOM(アトム)
- 住まい
- 東京都葛飾区
- 性格
- 自分で目標を決め、猪突猛進できるタイプ
- 偏差値推移
- 中1:なし ※模試を受けておらず不明
中2:なし ※模試を受けておらず不明
中3:偏差値56
私の受験ポイント
バドミントン部のある高校を目指そうと決めたことで、モチベーションが急上昇!
第一志望の都立高校対策を重視。理科・社会をの問題集正答率が100%になるまで繰り返して解いた
友だちと分からないところを教え合い競いながら勉強。最後までモチベーションを維持!
受験情報
- 受験年度
- 2020年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 東京都立城東高等学校 (普通科) | B判定 | 合格 |
2 | 共栄学園高等学校 (特進コース) | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2/9
- :共栄学園高等学校
- 2/21
- :東京都立城東高等学校
学校選び
「バドミントン部に入りたい」との強い気持ちで第一志望の受験を決意
志望校はどのように決めていきましたか?
「高校にバドミントン部があるかどうか」が、第一志望の決め手になりました。中学校でバドミントン部に入っていたのですが、「高校でもバドミントンを続けたい」との気持ちが強かったんです。特に強い選手ではなかったし、中学校はスポーツ強豪校ではありませんでした。だけどなぜか、ハマってしまって「もっと強くなって、高みを目指したい」と思うようになったと本人は語っていました。
通える範囲の学区の中では城東高校にバドミントン部がありました。学校説明会だけでなく、部活の体験会にも参加して。バドミントン部の生徒とも話ができて、モチベーションもグッと上がったそうです。「絶対ここに入学する!」と固く決意していました。
その他の志望校に関しては?
息子は「城東高校しか受けたくない。通う気がない高校を受験しても仕方ない」と言い張っていましたが、親としては都立一本だけでは不安。万が一のことを考えると、やっぱり私立も併願で受けてほしいと思っていました。そこで同じようにバドミントン部がある共栄学園高校を選んで、説明会に行ってみました。
今でこそ笑い話ですが、共栄学園高校のバドミントン部を見学した際に、顧問の先生にこう伝えたそうなんです。「オレ、共栄学園に受かったとしても入学しません!城東高校に入ろうと思っています」って。後から聞いて、絶句です(笑)。メンタルが強いとも言えるでしょうか。先生も「待ってるね」と笑って返してくれたらしく、ありがたかったです。
塾について
息子のユニークな性格を理解し、尊重してくれる先生との出会い
- メインで通っていた塾
- 個別指導塾 1対1のATOM(アトム)
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 英語、数学 ※国語も時々あり。小学生時代は国語、算数
- 通塾時期
- 小4の10月〜
- 授業時間と費用
-
中1:週2(1回60分~90分)、月3~4万円
中2:週2(1回60分~90分)、月3~4万円
中3:週2(1回60分~90分)、月3~4万円
『ATOM』を選んだ理由について教えてください。
うちは4人兄弟で、上の子たちが塾に通うタイミングで息子も入塾しました。当時は小学4年生で、中学受験をするわけではなかったのでちょっと早めの入塾でしたけど。「兄弟みんなで通ったら楽しいかな」ぐらいの軽い気持ちでした。塾長が本当に息子に寄り添ってくれたので、ずっと通い続けられましたね。
塾長はどんな子どもが相手でも「1人のひと」として、接してくれていました。息子は感じたことをすぐ口にしてしまったり、納得のいかないことは絶対に譲らなかったりするところがあります。勉強をしていて「どうしてこうなるんだろう?」と思ったら、徹底的に知りたくなってしまうんです。「理由は後でいいから、とにかく覚えなさい」という理屈が通らないし、独特な視点で質問してきます。そんな息子の話をじっくり聞いて「キミのその視点、面白いよ〜」と言ってくれた。そういう塾長の姿勢に助けられて、学ぶ楽しさを失わずに成長できたのだと思います。受験のテクニック的な部分だけを教えられていたら、勉強自体が嫌いになっていたかもしれません。小学生の頃は「先生と話すのが楽しい」と思って通っていたみたいでしたが、中学生になってからは「納得いくまでとことん教えてもらえる」と喜んでいました。
『ATOM』に通って良かった点は?
塾の先生たちから「今のキミは崖っぷちにいるよ。このままでは合格はかなり遠いよ」とはっきり指摘してくれた点ですね。「勉強しなさい!」といくら言葉で伝えても取り組むわけではない息子ですし、理解するまでには人よりも時間がかかる性格です。それもふまえて、何の教科をどう頑張っていけば良いかまでしっかり向き合って考えながら、言葉をかけてくれました。
私個人としては、「合格が難しいなら、『個別指導塾1対1のATOM』だけでなく集団塾にも併行して通った方が良いかな」と考えていたんです。でも息子本人は決して、首を縦に振りませんでした。「もしダメだったら、自分の努力が足りなかっただけ。ダメなら諦めるから第一志望に合格するために他の塾を増やしたりしなくていい」と言われました。
他にも良かった点があれば教えてください
こちらからの要望があればすぐに対応してくれたところです。例えば「この先生の教え方だとよく分からないな」と思って相談して、代わりに別の先生に担当してもらえたことがありました。柔軟に対応してもらえる点は、個別指導ならではの強みだったのかなと思っています。本当に素敵な先生たちと出会えて、感謝しています。
受験勉強について
100点が取れるまで問題集で繰り返し練習。友だちと教え合うことも
- 勉強時間
-
中1 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分
中2 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分
中3 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日120分~150分
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
特に成績を伸ばした教科は、理科と社会。この2教科は、塾で使っていた「都トレ(東京都入試トレーニング)」という問題集を徹底的にやり込みましたね。「とにかく都立高校の受験対策に絞って、何回もやってみよう」と塾からもアドバイスをいただいていたので、全問正解できるようになるまで繰り返しました。
理科は因果関係をきちんと理解しながら進め、社会は時代の流れや歴史的背景についても調べながら覚えていたと思います。「そうか!分かった」と自分の中で腹落ちして理解できると、知識を習得するスピードが一気に高まってぐんぐん伸びていきました。最終的には、「問題集が100点ならば、本番も絶対大丈夫!」と自信が持てるようになったそうです。偏差値も毎回の模試で1〜2ポイントずつじわじわと上がっていきました。
最後まで苦労した教科は、英語です。英語自体になかなか興味が持てなくて、どうすれば楽しく学べるだろうかと親子で試行錯誤しました。映画を見たり、英語の曲を聞いたりといろんな角度からアプローチしたような気がします。「へ〜、英語だとこんなふうに表現するんだね」と話したりしているうちに、息子も自ら「これって教科書に載ってた、あの言い回しと似ているんじゃない?」と気がつくように。そうして少しずつ苦手意識が薄らぐと、演習問題にもスムーズに取り組めるようになりました。
結果はどうでしたか?
結局、英語は劇的な成績アップとまではいきませんでしたが、時々、A判定が出るようにまでなりました。ところが、本番当日にまさにその「英語」で大失敗してしまって。息子も試験が終わって帰宅し、「もうダメだ」と泣いていました。自分の中では、もうちょっとできるイメージがあったのでしょう。
そんな気持ちで結果発表を待っていたので、「合格」と知って私もホッとしました。息子は結果よりも、得点数自体に納得がいかなかったようでしたけど(苦笑)。でも塾の先生が「得点がトップでもビリでも、同じ合格!」と声をかけてくれて、ようやく息子にも笑顔が戻りました。
他に取り組んでみて、良かった勉強法はありますか?
周りのお友だちと一緒に勉強していたそうで、「お互いに教えあうと理解が深まる」とよく言っていました。学校の休み時間に問題を出し合ったり、図書館で一緒に問題集を解いたりしながら、うまく周りを巻き込んで勉強していましたね。
「友達とやると、新しい発見があるんだよ。『あいつ、めっちゃ歴史にくわしいな!』って感心した。ついでに教えてもらった」と話してくれたことを覚えています。教え合い、刺激されながら、友だちみんなで受験を乗り切りました。
家庭のサポートについて
リビングを「勉強部屋」へと模様替え。じっくり話を聞く時間も大切に
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
生活リズムを崩さないようにと意識していたことでしょうか。勉強に集中できる環境をなるべく作ってあげようとしていました。息子はリビングでよく勉強していたので、テレビを別の部屋に移すなど模様替えをしたり。あとはこちらからはあれこれ言わず、美味しいご飯をつくって、話を聞く。そのぐらいです。
よく「これ知ってる?」と息子が勉強中に私に話しかけてきていたので、「うん、うん」とうなづきながら聞いていましたね。そうすると学んだ知識を定着しやすくなるのかなと思い、なるべく応えるようにしました。
学校生活について
念願のバドミントン部に入部。最高の仲間たちと過ごした
- 学校名
- 東京都立城東高等学校
- 部活
- バトミントン部(週5〜6回※2022年6月に引退)
「城東高等学校」はどのような雰囲気だと感じていますか?
とても明るくて、活気がある学校です。生徒1人ひとりがお互いの良いところをリスペクトしていて、授業態度もまじめな印象があります。
コロナ禍だったので行事の参観はほとんどできなかったのですが、文化祭などはかなり盛り上がったみたいです。
念願のバドミントン部での活躍はいかがですか?
高1〜高2は大きな大会が中止になったりして、親としては「モチベーションが下がったりしないの?」と感じていました。でもそこは息子のプラス思考が働いてくれたみたい。「今こそ、練習を全力でやろう」と頑張っていましたね。部活の仲間たちも素晴らしくて、いろんな刺激を受けていました。中学時代に試合で上位の成績を収めたお友だちもいたので、「あんなふうにやってみよう」と思うことも多かったようです。
引退したのは2022年の6月。「毎日のトレーニングが楽しい。うまくなっている自分を感じると、また楽しくなる」と最後まで語っていましたから、思い出に残る部活動となって良かったと思っています。
目指している未来があれば教えてください。
バドミントンが大好きすぎて、バドミントンに関する仕事がしたいと考えているそうです。スポーツメーカーに就職して、商品開発をするのが夢なんだとか。「恋人のように大切にしてもらえるラケットを企画・商品化したい」と笑っていました。どうなるんでしょうね?
そのために今は「大学へ進学してマーケティングを勉強したい」と頑張っています。バドミントンへ注がれる彼の情熱は、本当にすごいです。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、城東高等学校に通う息子さんを持つ中川さん。とても熱いバドミントンへの愛があり、そのためならどんなに大変でも頑張っていける気持ちの強さを感じました。合格への道のりは厳しかったそうですが、自分なりに納得できる勉強方法を模索しながら、受験勉強そのものを楽しめている様子が印象に残りました。友人や家族とのやり取りを通じて、知らないことを知る「学び」に大きな喜びを感じていたようです。新しい世界と出会った時のワクワクした気持ちを、思い出させてくれた取材となりました。
※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
息子のユニークな性格を理解し、尊重してくれる先生との出会い
ココがポイント
- 1対1の完全個別指導で、わかるまでとことん教えてもらえる!
- 1科目20点以上アップの成績保証制度あり。定期テスト直前は、5科目対策が無料
- 性格までも考慮して作られる「オリジナルカリキュラム」で目標達成をサポート