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生徒
早稲田大学 合格
森本杏里さん(仮名)
個別指導の過去問演習で「苦手な時間配分」を克服!ジャーナリストになりたい一心で早稲田大学に見事合格
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
千葉県松戸市
性格
活動的でチャレンジ精神旺盛、すぐに友人ができる社交的なタイプ

私の受験ポイント

浪人時代の誘惑を事前に回避した慎重な塾選び

英文法はほどほどに。得意な暗記力を生かして、英単語を膨大に詰め込み!

個別指導塾の先生によるメンタルサポート

受験情報

受験年度
2022年
受験校数
現役時:4校、浪人時:6校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 早稲田大学 (文化構想学部) C判定 不合格
2 早稲田大学 (スポーツ科学部) A判定 合格
3 青山学院大学 (社会情報学部) A判定 合格
4 法政大学 (社会学部) A判定 合格
5 獨協大学 (外国語学部) A判定 合格
6 日本大学 (文学部) A判定 合格

入試スケジュール

1月15日
:獨協大学
1月15日
:日本大学
2月9日
:青山学院大学
2月5日
:法政大学
2月12日
:早稲田大学
2月23日
:早稲田大学

偏差値推移

高1:偏差値70
高2:偏差値65
高3:偏差値68
浪人:偏差値70~72

学校選び

メディア業界に強く、校風もピッタリな早稲田大学を第一志望に!

志望校は、どのように決めていきましたか?

小学校のころから、文章を書くことが好きでした。中学になり、自分の好きなことを活かせる仕事が何かと具体的に考えた時に、自分の言葉で情報を発信するジャーナリストに憧れを抱くように。高校に入るころには、メディア関係の仕事につきたいという明確な意思があったので、その業界に強い大学を自分で調べました。調べるうちに、メディア関係に強いのは私立大学であることがわかったので、いずれもその中から決めていった感じです。

そこから「早稲田大学」が第一志望になった理由は?

当初、自分の思いが一番強かったのが、圧倒的なネームバリューのある「早稲田大学」と「慶応義塾大学」だったんです。高2の時、早稲田大学の学校説明会に参加した際に、私の心は決まりました。想像していた以上に早稲田大学の自己主張全開&自由で個性的な雰囲気を体感したからです。「早稲田大学のココがダメだ!」みたいなネガティブなポイントをひたすら紹介する人もいて、それがまたおもしろかった。「自分にはこの校風が合っている!」と思いました。また、慶応義塾大学は、受験科目に毎年特徴的な小論文が含まれており、それ専用の対策に割く時間が取れないと思ったこともあり、第一志望は早稲田大学になりました。

塾について

個別指導ならではの手厚いサポートで、メンタルケアもバッチリ

メインで通っていた塾
東京個別指導学院
指導方法
個別指導
頻度
週2回
科目
英語、国語
通塾時期
浪人4月~
授業時間と費用
週2回(1回80分)、月約6万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
駿台
指導方法
集団授業
頻度
週2回
科目
英語、国語
通塾時期
高3の10月~高校卒業時
授業時間と費用
高3:週2(1回100分)、月8~10万円程度※冬期講習代含む
併塾:

高3の受験時に『駿台予備校』に通われていましたが、選ばれた理由は?

高校時代はずっと塾に通っておらず、勉強は全て独学でやってきていました。

しかし、高3の9月を過ぎたあたりで、「独学では無理かも…」と限界を感じるようになり、親に塾に行かせて欲しいとお願いしたんです。高校受験の際は、中学3年間通して集団塾に通っていた経験もあり、競争相手がいる集団塾の方が自分にあっていると思ったので、家から近い『駿台予備校』に通うことに決めました。

『駿台予備校』に通ってみてどうでしたか?

2年半、塾から離れていたことで、受験に対する自分のメンタルがかなり弱くなっていることに気づきました。高校受験の時と違って、予備校には人生をかけて取り組んでいる浪人生も来ている。自習室にいるだけで、否が応でも感じてしまう、その人たちの勉強に対する意気込み、目にしてしまう彼らの難しそうな参考書の量…競争が苦手なタイプではない私ですが、圧倒的なその熱量の圧に、自信喪失状態に。決して授業の内容が悪かったわけではないのですが、「こんな人たちに追いつけるとは思えない」と自分を見限ってしまったのです。もう少し早くから通っていれば、また違ったのかもしれませんが、2年半のブランクは大きかったですね。受ける前からそんな状態だったので、結果は惨敗でした。

浪人時から、個別指導の『東京個別指導学院』に通われていますが、選ばれた理由は?

現役時代、よく検討せずに塾を決めてしまったので、今度は慎重に選びました。

自宅から距離の近い大手集団塾には、同じく浪人する友達が大集合していて。人と関わることが好きなタイプなので、友達がたくさんいるこんな塾に行ったら、自分は勉強そっちのけで絶対遊んでしまう…これは危険だと思い、友達が誰もいなさそうな小さな集団塾も探したのですが、そもそも小さな集団塾のほとんどが浪人生を受け入れていない。

そこで母と一緒に個別指導塾もいくつか見学に行きました。「絶対早稲田大学に行きたいです!」と伝えると、難関を理由に断られるところもあったなか、自信を持って「大丈夫です」と応えてくださったのが、東京個別指導学院の塾長先生でした。

友達という誘惑もなく、信頼できる塾長先生との出会いもあり、ここなら大丈夫だねと母とも意見が合い、通うことに決めました。

担当の先生はどんな方でしたか?

個別指導塾って、担当の先生によるところが大きいと思うんです。担当の先生と自分が合うかどうか?私の場合、二人の先生にご担当いただいたのですが、国語も、英語も現役の大学4年生の先生でした。当初、大学生に教えてもらうことに少し不安はありましたが、塾長先生と面談の結果、既に講師歴が3年あり、塾の中でもレベルが高い先生をマッチングしていただけたので、安心できました。一方は第一志望校である早稲田大学の4年生だったので、大学の話もよくしてくださったのが嬉しかったです。

実際、個別指導塾に通ってみてどうでしたか?

私はスランプになったり、気持ちが落ち込んでくると、勉強をサボってしまうタイプなんですが、個別指導ではやってないことが一目瞭然!そうした変化に先生が即座に気づいてくださって、「サボってるでしょ!」と喝を入れながら、鼓舞してくださることが多々ありました。現役時代は集団塾に通い、メンタルで受験に負けてしまった過去を持つ私にとっては、こうした一対一だからこそできるメンタルサポートがとてもありがたかったです。

浪人生という不安定な時期を全力で支えてくださり、感謝しています。

志望校合格につながったと感じる指導はありましたか?

早稲田レベルになると、事前にどれだけ英単語力を積み上げたところで、本番の長文読解では必ず、知らない単語に出くわします。そうした知らない単語が出てきた時の対処法として、前後の単語や文脈から推測していくというテクニックを指導していただき、実際、本番でも役に立ちました。

他にも身についたテクニックはありましたか?

実は私、高校受験本番に「時間配分」で大失敗したことがあるんです。先生は、私が時間配分を間違えがちなことをご存知だったので、「大問終わるごとに時計を見よ!」と唱えながら、まずは最初に全体見て、どの問題が早く終わり、どの問題に時間がかかるかをザっと見た上で、時間配分を確認するようにと指導を受けました。ただ、過去問を大量にやっていく中で、問題に対する私の得意・不得意の傾向について、先生が把握してくださっていたので、問題ごとの時間配分の目安は、先生が決めてくださいました。これも個別指導ならではだったのではないかと思います。

改善してほしいところはありましたか?

個別指導の特性上のことなので、改善は難しいと思うのですが、中学受験のために通う小学生や、高校受験のために通う中学生が周りにいるので、騒がしい感じはありました。集団塾(駿台)の時のような緊張感みたいなものは、なかった印象です。

受験勉強について

過去問を繰り返し解いて、特殊性に慣れる!

勉強時間
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
高2 塾:なし、自宅:1日30分以下
高3 塾:週2(1回100分)、自宅(自習室):1日7時間程度
高卒時 塾:週2(1回80分)、自宅(自習室):1日10時間程度

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

過去問を繰り返し解いていました。塾の指導により、20年間分の過去問を2、3周はやったと思います。第一志望の早稲田大学の文化構想学部の国語では、明治文語文という明治期の片仮名交じりの日本語の小説が出題されます。現代文の部類ではあるものの、漢字と片仮名だけからなる見慣れない表現に視覚的な読みにくさがあるので、何度も繰り返し過去問をやることで、慣れるようにしました。また、英語は文法が苦手でしたが、それを克服することよりは、得意の暗記力を生かして、とにかく単語力をあげることに専念。その結果、模試の成績も順調にあがっていきました。

スランプはありましたか?

10月ごろだったと思いますが、勉強しても勉強しても、模試で点が取れないという時期がありました。覚えても覚えても、知らない単語にばかり出くわすし、解説を読んでもよくわからない。時期も時期だったので焦りましたね。

そのスランプをどのように乗り越えられたんでしょうか?

スランプの時期が時期だったので、不調は心にもきてしまい、個別指導の先生に相談しました。勉強法を変えた方が良いのか?とも思いましたが、先生は、今やり方を変えると、おかしくなってしまうので今まで通りでやり続ければ大丈夫だと。その言葉を信じ、それまで通りの勉強を続けた結果、11月に入るころにはまた問題が解けるようになり、成績は落ち着いてきました。

家庭のサポートについて

自分の好きなようにやらせてくれた両親

ご家族との関係はいかがでしたか?

昔から両親ともに放任主義で「自分の好きなようにやりなさい」という感じでしたから、受験においても同じでしたね。国立でなければいけないとか、どこの大学でなければ、どの学部でなければいけないとか、そういったプレッシャーは全くなかったです。

私は勉強が好きだったので、勉強にはお金をかけてくれましたが、妹は勉強が好きではないので、勉強しなさいとも言わないんです。それぞれの特性にあった見守り方をしてくれているように思います。

ご家族からの嬉しかったサポートはありましたか?

特別これといってはなかったように思います。浪人時代、塾を選ぶときに一緒に行ってくれたことくらいでしょうか。うちは両親共働きなので、塾から帰ってくるとちょうど親も帰ってきて、夕飯は一緒に食べていましたが、そこでも、勉強について話題になることはなかったですね。干渉してこない分、特別「励まし」みたいなものもありませんでしたが、メンタルサポートには塾という存在がありましたし、私にはかえってそれくらいの方が気が楽でよかったです。

学校生活について

やりたいことは何でもできる懐深き大学で、ジャーナリストを目指す!

学校名
早稲田大学
部活
インカレのテニスサークル

憧れの早稲田大学に晴れて入学されてみて、今、どのようなご感想をお持ちですか?

現在は、第二志望だったスポーツ科学部に通っています。早稲田は学部間の垣根を越えて、授業を受けることができるので、実は今、第一志望だった文化構想部の授業も受講しているんです。しかも、文化構想学部より、単位が取りやすいので楽だったりします。

このようにやりたいことは何でもやらせてくれる、そんな懐深く自由な感じが好きですね。

どのような生徒が多いですか?

説明会で感じたよりも、さらに個性が強い生徒が多いです。みんなそれぞれ自分がやりたいことをやっている印象です。わが校は非公認のものも含めると、サークルが500くらいあるんですが、中には「そんなサークル作っていいの?」という変なサークルもありますよ。

この先の進路についてお聞かせください

今は、インターンで、不動産関係のネット記事を書かせていただいています。特に不動産分野に興味があったわけではないですが、将来の夢(ジャーナリスト)の足がかりになればという想いで、記事の書き方やインタビューの仕方について学んでいます。関心のある分野はネタの移り変わりの激しい時事関連ですが、今は多面的な見方ができる広い視野を養っているところです。

取材して

今回取材をさせていただいたのは、早稲田大学のスポーツ科学部に通う森本さん。浪人時代、模試の段階で、第一志望の文化構想部は良い判定が出なかったようですが、最悪、学部が違っても、とにかく早稲田に入ってしまえば、それを足がかりに自分で道を切り開いていけるはず!という早稲田に対する強い思いがあったといいます。そして、現在まさに、早稲田大学に通われながら、ご自身でジャーナリストへの夢をかなえるべくインターンを開始。

仕事が楽しくて、もっと楽しくできたら、役に立てたらいいなと思って、今は宅建の資格取得の勉強をしていますとお話しされる、その前のめりな姿勢に、感銘を受けました。

※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:牛田雅子/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

個別指導ならではの手厚いサポートで、メンタルケアもバッチリ

東京個別指導学院

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 個別指導
  • 完全個別指導

ココがポイント

  • オーダーメイドの個人カリキュラムで、一人ひとりに合った指導を展開
  • 最適な講師を探し、選び、かえられる!
  • ベネッセグループならではの豊富な情報力!