専修学校 和歌山英数学館に浪人時から通塾し同志社大学に合格した方への合格者インタビュー(41)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 専修学校 和歌山英数学館
- 住まい
- 京都府
- 性格
- こだわりが強い、文系の暗記問題が得意なタイプ
- 偏差値推移
- 高1:偏差値58
高2:偏差値57
高3:偏差値58
私の受験ポイント
「先生ならどう解答するか?」を考えて復習。再現することで理解を深めた!
自習前提に作成されたオリジナル教材をフル活用。成績アップ!
親への反発も強かったが、ストレス発散しながら気持ちをコントロール!
受験情報
- 受験年度
- 2020年
- 受験校数
- 9校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 慶應義塾大学 (文学部 英米文学専攻) | C判定 | 不合格 |
2 | 同志社大学 (文学部 英文学科) | B判定 | 合格 |
3 | 同志社大学 (グローバル地域文化学部 ヨーロッパ専攻) | A判定 | 合格 |
4 | 関西大学 (外国語学部) | A判定 | 不合格 |
5 | 関西大学 (文学部) | A判定 | 不合格 |
入試スケジュール
- 2月1日
- :関西大学
- 2月3日
- :関西大学
- 2月5日
- :同志社大学
- 2月6日
- :同志社大学
- 2月7日
- :関西大学
- 2月8日
- :同志社大学
- 2月9日
- :同志社大学
- 2月15日
- :慶應義塾大学
学校選び
幼い頃から英語が好き。「英文学科」に歴史を持つ大学を選択
志望校はどのように決めていきましたか。
幼少期から英会話教室に通うなど英語に興味を持っていたこともあって、まずは英文学科に歴史がある大学を選ぶところから始めました。高校の先生に「英文学科に行きたいのだけれど、どこの大学がおすすめですか?」と聞いたり、自分でネットで検索したりして、情報収集をしました。
候補となった大学は?
興味を持ったのは、「同志社大学」「大阪大学」「神戸市外国語大学」です。いずれも英文学科においては老舗でしたから、希望した勉強ができるのではないかと考えていました。3つとも学校説明会に参加したのですが、その中で、一番好印象だったのが「同志社大学」です。
どの点に興味をもたれたのでしょう?
「独自の入試スタイルを貫く」と宣言されていたところです。私自身の考えとして、大学入試には大学のメッセージ性が込められていると感じていて。どんな学生でもいいわけではなく、大学の考えに合った大学生を集めようとしていることに強い意志を感じましたし、魅力を覚えました。
塾について
自習前提に作成されているオリジナル教材をフル活用し、成績アップ!
- メインで通っていた塾
- 専修学校 和歌山英数学館
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週7回
- 科目
- 英語、数学、国語、世界史
- 通塾時期
- 浪人時
- 授業時間と費用
- 週7回(1回150分~180分)、月3~4万円
- 転塾する前に通っていた塾
- 東進ハイスクール/東進衛星予備校
- 指導方法
- 映像授業
- 頻度
- 週7回
- 科目
- 英語、数学、国語、世界史
- 通塾時期
- 高校1年生4月~高校3年生
- 授業時間と費用
-
高1:週7(1回150分~180分)、月3~4万円
高2:週7(1回150分~180分)、月3~4万円
高3:週7(1回150分~180分)、月3~4万円
高校生のときは、『東進衛星予備校』に通われていたんですね。通われての感想を教えてください。
正直なことをいうと、『東進衛星予備校』を選んだのは母親だったので、私にはあまり明確な理由はありませんでした。ただ地元でも名の知れた塾でしたし、いわゆる難関大学合格を掲げている塾だったので、そこは期待していたところです。
授業のスタイルは?
映像授業になるので、基本的には一人で黙々と取り組んでいきます。問題に関しては、自分の正答率をAIが分析し、苦手な単元については繰り返し問題が頻出される仕組みでした。分からないところや勉強方法については、校舎運営のスタッフに聞くこともできますが、あまり役立つアドバイスをいただけなかった印象です。
そんな背景もあって、浪人時には別の塾にされたのでしょうか。
そうですね。浪人時は『和歌山英数学館』を選びました。通ってみて感動したのは、講師のレベルの高さです。駿台や河合塾など大手予備校での経験を持つ講師を招いて授業が行われていました。分かりやすさや面白さ含めて、授業の質の高さに驚きました。
他にも良かった点は?
全てにおいて、生徒が勉強をしやすい配慮があるように感じました。たとえば、テキストにおいても自習する前提で作成されているんです。問題解説においても、一人で勉強した際にでもわかるような工夫がされていて。思考のプロセスが分かりやすく、私にはとても合っていましたね。浪人時は、朝8時に塾にいって夜22時ぐらいに帰宅する生活を毎日続けていましたから、自習時間の過ごし方はとても重要でしたね。結果もついてきて、少しずつ成績も伸びていきました。
改善してもらいたいな、と思うことは?
塾の教室が古いこともあって、寒かったですね。暖房はしているけれど、あまり暖かくならず…。冬は辛かった記憶があります。
受験勉強について
「先生ならどう解答するか?」を考えながら復習。再現性を重視した
- 勉強時間
-
高1 塾:週7(1回150分~180分)、自宅:1日0分
高2 塾:週7(1回150分~180分)、自宅:1日0分
高3 塾:週7(1回150分~180分)、自宅:1日0分
受験勉強での工夫について教えてください。
世界史の授業では、先生が分かりやすい板書をテキストにしてくださっていたので、そのテキストの覚えるべきところを塗りつぶし、もう一度、先生と同じ板書が書ける状態を目指しました。先生からも「この板書がそのまま書けるようになりなさい」とアドバイスをいただいたので、それを全部取り組みました。結果、早慶レベルの世界史は、満点に近い点数が取れるぐらいまでになりました。
苦手科目はありましたか?
現代文が苦手でしたね。工夫したのは、授業での板書を見直しながら、先生がどう考えていたのかを思い返すようにしたところです。どういう流れで回答を入れていたのか…。どういう視点で解釈すればいいのか…。先生と同じ思考を辿れるよう気をつけていました。
他には、第一志望の同志社大学では要約問題が出るので、その対策にも注力しました。文章の主旨を捉えられているかが問われる問題だったので、「40字」と「80字」の要約文を作成し、先生にチェックしてもらうようお願いをしました。こちらもコツコツ続けたこともあって、自己採点ではありますが、当日の同志社の国語のテストは9割近く取れたと思います。模試では半分も取れずにいましたから、そこから考えると大きく成績が伸ばせたのではないかと思いますね。
もともと得意だった英語についてはどのような勉強を?
文法を極められるよう勉強を進めました。参考書で解説されているような内容を暗記するというよりは、よりももう少し深いところで論理構造を理解できるようにしていきました。その点を理解すると、読める文章の幅も広がっていくので、効果的だったように思います。
とはいえ、得意だったこともあって後回しになっていた気もします。苦手な科目のことで頭がいっぱいになっていたのも事実で。ここは反省点ですね…。特に英作文に関してはあまり対策できていなかったかなというのが感想です。
家庭のサポートについて
親への反発も強かった。ストレス発散しながら気持ちをコントロール
家ではどのように過ごされていましたか?
浪人時は毎日朝から夜まで塾にいたこともあって、家では寝るだけでしたね。現役合格できずに浪人してしまった悔しさもあって、あまり家族とは交流していなかったように思います。今だから冷静に振り返れますが、合格するまでは尋常じゃないぐらいストレスを感じていました。親に反発する気持ちも強かったですが、同志社に合格したときは喜んでくれたので良かったなと思ってます。
気分転換はどうやって?
授業を終えて、ずっと自習室にこもっているとストレスも溜まりやすくなってしまうので、定期的に近くの公園を散歩していました。椅子に座って少しぼーっとするだけで、気分転換になりました。
学校生活について
著名な教授の講義が受けられて面白い!刺激的な毎日
- 学校名
- 同志社大学
- 部活
- なし
同志社大学に通われての感想は?
本を何冊も出されているような著名な教授がたくさんいらっしゃって、面白いと感じる講義がたくさんあります。以前受けた講義では、シェークスピアを専門で研究されている教授の話がとても面白かったですね。授業に対する課題レポートを提出したところ、個別にフィードバックをいただけて感激しました!
周囲にはどのような方が多いですか?
文学部ということもあってか、女性が多いですね。7割ぐらいは女性なんじゃないでしょうか。ですが、みなサバサバしている印象です。自分のやりたいことや将来の夢を持っている人が多く、話をしていて楽しいです。それぞれの目標に真剣に向き合っていて、私も頑張ろうと思う日々です。
将来はどのようなことを?
英語が好きでこの学部に入りましたから、英語を使う仕事も選択肢の一つではあります。まだ明確に定められてはいませんが、大学でいろいろな分野の英語に触れながら、自分の道を探っていけたらいいなと思っています。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、同志社大学文学部に通う竹原さん。取材の中で、特に印象に残っているのは「先生の脳内を再現する」という言葉です。授業内での解説内容や問題を解く上でのポイントを思い出しながら復習し、“先生の視点”で改めて問題に向き合うのだそう。授業を受けて終わり、問題を解いて終わり…ではなく、授業と復習や自習を連動して考えていくのも、成績アップの秘訣なのだと感じました。
※上記は、2022年10月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
自習前提に作成されているオリジナル教材をフル活用し、成績アップ!
ココがポイント
- 生徒の学力レベルや志望大学に合わせた多彩なコース
- 講師が独自に作成するオリジナルテキストと添削指導で学力アップ&苦手克服
- 年中無休で開放する自習室!参考書赤本問題集の貸し出しもOK