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生徒
同志社大学 合格
田山 健一さん(仮名)
日本史の「語呂合わせ文」を500年分作成して楽しく暗記。偏差値70に!
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

通った塾
河合塾
住まい
大阪府
性格
友だちと切磋琢磨しながら頑張りたいタイプ

私の受験ポイント

日本史の重要語句&年号の「語呂合わせ文」を500年分作成。偏差値70にUP!

英語は構文がスラスラと口から出てくるまで読み込み、文の構造を理解。

勉強中に眠くなってしまった時は、15分だけ仮眠し休憩。気分をリフレッシュ!

受験情報

受験年度
2021年
受験校数
5校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 同志社大学 (商学部 商学科) B判定 合格
2 関西大学 (社会学部) A判定 合格
3 龍谷大学 (経営学部) A判定 合格
4 追手門学院大学 (経営学部) A判定 不合格
5 関西学院大学 (人間科学部) A判定 合格
6 甲南大学 (経営学部) 不明 合格

入試スケジュール

1月25日
:追手門学院大学
1月29日
:龍谷大学
2月1日
:関西大学
2月6日
:関西学院大学
2月10日
:同志社大学

偏差値推移

高1:偏差値50
高2:偏差値50
高3:偏差値55

学校選び

浪人して勉強に打ち込むなら「関西私大トップを目指そう」と決意

志望校はどのように決めていきましたか?

「もし進学するなら、ビジネスについて学んでみたい」と思い、経営・商学部系の分野が学べる大学を志望しました。自分の偏差値と比べながら、現役生の時は関西大を第一志望にしたのですが、残念ながら不合格となり、浪人生になりました。

そこで改めて志望校を選び直すことに。浪人して1年間受験勉強に専念できるならば、関西私立大トップの大学を目指してみようと思い、「同志社大学」を第一志望にしました。同志社大ならば、自宅からも通いやすい距離にあったのでそれも決め手となりました。

オープンキャンパスには参加しましたか?

現役生の時は関西大、浪人生になってからは同志社大の説明会にも足を運びましたね。同志社大のキャンパスはとても落ち着いた雰囲気だったので、意外な感じがしました。理系学部のキャンパス見学だったからかもしれませんが、もっとにぎやかなイメージを持っていたんです。でも大学の詳しい様子が伝わってきて、とても満足できました。

その他の志望校に関しては?

パンフレットを見たり、入試日程を見たりしながら自分にあっていそうな大学を選んでみました。ちなみに関西学院大学は、友だちから誘われて受けたんですよ。「赤本を見ていたら合格最低点が載っていた。今の学力でも合格できるチャンスがありそうだから併願校として良いかも」と分析していて、「確かにそうだな」と。結果、狙いどおりに関西学院大に合格できました。

最終的には第一志望の同志社大に受かり、ホッとしましたね。浪人中は早朝からコンビニでアルバイトをしていて、夜遅くまで勉強していたので体力的な辛さを感じたこともあったんです。それでも最後まで頑張って、本当に良かったと思いました。

塾について

入塾の決め手は「友だちからの誘い」。切磋琢磨できる環境を選んだ

メインで通っていた塾
河合塾
指導方法
集団授業
頻度
週5〜7回
科目
英語(文法・構文・長文)、現代文、古文、日本史
通塾時期
浪人時代
授業時間と費用
浪人:週5〜7(1回90分)、年間100万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
KEC近畿予備校
指導方法
集団授業
頻度
週2〜3回
科目
英語、日本史 ※現代文、古文は夏期講習のみ
通塾時期
高3の6月〜
授業時間と費用
高3:週2〜3(1回80分〜90分)、費用不明
併塾:

高3の時に通っていた『KEC近畿予備校』を選んだ理由について教えてください。

受験勉強を本格的にスタートしようと考えていた矢先に、友だちから「一緒に通ってみない?」と誘ってもらったのが入塾のきっかけでした。学校帰りにも立ち寄りやすい場所にあったので、学習習慣も自然と身に付きそうだなと感じていました。

ただ、質問したいなと感じた時に担当の先生がいなかったりして、ちょっと残念な気持ちにはなりましたね。それと赤本の種類や冊数も少なくて、「今日使おうと思っていたのに、誰かがすでに使用中」なんてことも多かったです。そのため、浪人することが決まったタイミングで、『河合塾』に移ろうと決めました。

『河合塾』へ転塾しようと決めた理由は?

これもまた、友だちが決め手となりました。仲の良い友だちも一緒に浪人すると知り、どこの予備校に通うのかと聞くと「河合塾だよ!」と教えてくれたんです。受験生をサポートする制度が整っていて、設備も充実していると知り、ここで頑張ってみようと思いました。赤本も大量にありましたし、共通テストの出願用紙の書き方などの事務手続きに関するフォローも手厚くて、かなり助かりましたね。大学別の説明会が河合塾内で開催されている点も、受験生にとっては良い環境ではないかと思いました。

志望校合格のための勉強について、印象に残っていることはありますか?

河合塾の英文法の授業が、印象に残っています。雑談が面白くていつも授業を楽しみにしていました。また英語というと「単語を丸暗記しないといけない」と思ってしまいがちですが、決してそうではなかった点も良かったですね。「英語の表現がこうなっているのは、こういう理由があるからだ」と論理的に説明してくれたので、背景もわかって理解が進みました。

受験勉強について

日本史は語呂合わせで重要語句&年号を暗記!偏差値70に

勉強時間
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
高2 塾:週2〜3(1回80分~90分)、自宅:1日30分以下
高3 塾:週2〜3(1回80分〜90分)、自宅:1日180分以上
浪人 塾:週5〜7(1回90分)、自宅:1日180分以上

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

日本史の成績を伸ばすために、復習に力を入れたことです。具体的には、歴史の流れをストーリーに沿って掴みつつ、重要語句や年号を語呂合わせで暗記しました。語呂は自分ですべて考えたんですよ。全部で500年分、作成しました。

例えば、「57年に倭の奴国王が後漢に使いを送り、金印を授かった」という内容を覚えるために、文章を作るんです。「57年=こん(5)な(7)金印もらっていいの!」とか。「1909年伊藤博文 暗殺」であれば、「塾(19)に遅(09)れる伊藤博文 暗殺」とか。文脈は考えずにインパクト重視でしたが、受験に必要な知識はほとんどインプットできました。偏差値も70を超えましたし、受験が終わってもいまだに忘れていないので、効果はあったと思います。

他にも取り組んで良かった勉強法はありましたか?

英語が苦手だったので「まずは英語の文章の構造を理解しよう」と思い、構文を覚えるようにしました。主語の後に動詞が来て…というような順番からおさらいして、一つひとつ理解していきましたね。塾のテキストを見なくても、構文が口から出てくるようになるぐらい読み込んだ結果、自然に長文問題や並び替え問題が解けるようになりました。偏差値50だった英語が60へと伸びて、驚きました。

受験勉強での反省点はありますか?

朝5時からコンビニでアルバイトをして、その後に予備校へ通い、夜も遅くまで勉強していたのでずっと睡眠不足だったんです。よく眠くなってしまっていた点は、ちょっと反省しています。

眠くなったらどうしようもないので、耐えるよりも思い切って眠っていました。なぜか机の上で仮眠すると、絶対15分以内に起きてしまうんですよね。理由はよく分かりませんが、体内時計がそうなっていたのかな。少し眠ると頭もスッキリするので、また勉強を再開していました。

家庭のサポートについて

家ではリラックスをして過ごし、メリハリをつけた生活を送った

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

家ではなるべく勉強をしないようにしていました。メリハリをつけて生活したかったですし、絶対に集中して勉強できないと分かっていましたから。

アルバイトのおかげで朝型生活が送れていたので、生活リズムはわりと整っていたかもしれませんね。睡眠時間が短かったので最後の方はちょっと辛かったですが、なんとか乗り切りました。

家族も特に口を挟まず、見守ってくれていたので助かりました。大学選びに関しても、自分の好きなようにやらせてもらえましたし。ごはんを作ってくれたりとか、陰でサポートしてくれたのも嬉しかったです。

学校生活について

いろんなタイプの学生がいる総合大学の楽しさを感じる日々

学校名
同志社大学
部活
なし

「同志社大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?

「楽しむ時は、思い切り楽しく遊ぼう!」という雰囲気を感じています。学生数の多い大きな大学なので、本当にいろんなタイプの学生がいますね。その分、自分の性格にあう友だちが必ず見つけられると思いますよ。

勉強面はいかがですか?

授業で経営について学ぶのも良いと思いますが、最近はもっと、実践的な学びを吸収したいと考えています。自分でビジネスを立ち上げて、いろいろやってみようと思っているんです。

目指している未来にもつながっていきそうですね。

はい。卒業後は個人事業主になろうかと思っています。得意だった日本史を活かして、何かできないかと模索しています。今は日本史が苦手な受験生を対象に、教材を作り始めているところです。浪人時代にまとめた「年号の語呂合わせ」も電子書籍にしました。その電子書籍をテキストにして、オンライン家庭教師もスタートしています。SNSを使って日本史が苦手な受験生を応援しながら、楽しく学べるビジネススキームを実現していきたいです。

取材して

取材中、「友だちから誘われて」とのエピソードが多く出てきた田山さん。いつも周りと切磋琢磨しながら勉強に取り組んできた様子が伝わってきました。浪人時代はアルバイトをしながら『河合塾』に通い、うまく時間管理をしながら楽しく学んでいたそうです。500年分の重要語句・年号を語呂合わせで暗記をしたとのお話も、日本史の勉強自体を楽しむ気持ちがないと、なかなかできないことだったのではないでしょうか。楽しみながら学ぶ気持ちが合格を引き寄せ、さらに将来の夢に向かって背中を押してくれているように感じました。

※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

入塾の決め手は「友だちからの誘い」。切磋琢磨できる環境を選んだ

河合塾

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ココがポイント

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