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生徒
早稲田大学 合格
河原 太一さん(仮名)
「25年分の過去問演習」で解法パターンを習得し、時間配分もマスター!センター利用で早稲田大学合格
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
東京都中野区
性格
真面目にコツコツと物事に取り組むのが得意なタイプ

私の受験ポイント

個別指導の時間を効率的に使うため、復習&演習は全て自習で。分からない箇所だけをまとめて個別指導で質問

得意なことと苦手なことを交互に勉強し、集中力を担保!

「過去問25年分」を解くことで解法(解き方のパターン)を習得し時間配分対策も万全に!

受験情報

受験年度
2019年
受験校数
4校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 筑波大学 (人間学群心理学類) A判定 不合格
2 早稲田大学 (文学部) D判定 不合格
3 早稲田大学 (商学部) D判定 合格
4 中京大学 (心理学部) A判定 合格

偏差値推移

高1:偏差値50代前半
高2:偏差値55前後
高3:偏差値60前後
浪人:偏差値65

学校選び

「心理学」の研究が充実している筑波大学を第一志望に

大学はどこの大学というより「心理学」を学べる大学を探していました。僕は昔から人のことを「気にしすぎる性格」で、話をしていても相手のレスポンスがとても気になるタイプなんです。「こういう仕草をするということは自分の話に興味がないのかな?」「いま何か気に障ることを言ってしまったかな?」というように。それだと、どうしても自分が気疲れしてしまって…。もう少し、相手のこと、人間というものが理解しやすくなれば、自分が疲れることもなく、生きやすくなるかもしれないと思い出したのが、心理学部に興味を持ったきっかけです。

心理学部から大学を探していった際、筑波大学は心理学研究の歴史が非常に長く、研究分野も幅広い国立大学であることを知り、こちらを第一志望にすることにしました。

その他の志望校に関しては?

浪人の時は親との話し合いで「できるだけ費用負担がないように」と言われていたこともあり、受験校数を4つに絞り、現役の時から志望度の高かった筑波大学と早稲田大学に加え、絶対に合格できるレベルの学校として中京大学の心理学部を選びました。

塾について

個別指導をより効率的に活用。分からない点だけを質問できる時間に

メインで通っていた塾
東京個別指導学院
指導方法
個別指導
頻度
週2回
科目
国語、数学、英語(夏期講習で世界史を追加)
通塾時期
浪人時4月~
授業時間と費用
浪人:週2(1回90分)、月4~5万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
四谷学院
指導方法
集団授業+個別指導
頻度
週2回
科目
古典、英語、世界史
通塾時期
高2の2月~高3卒業時
授業時間と費用
高2:週2(不明)、費用は不明
高3:週2(不明)、費用は不明
併塾:

現役の時に『四谷学院』を選んだ理由について教えてください。

生徒によって習熟度合や得意・不得意があるのに一律で授業を受ける集団塾のスタイルに対して効率が悪い印象を持っていたので、塾に行くなら「個別指導」を考えていました。高校の友達が先に『四谷学院』に通っていたこともあり、自分もお世話になることにしました。

『四谷学院』に通って良かった点は?

現役の時は当然ながら大学受験が初めてで、戦い方も分かっていなかったので色々不安がありましたが、チューター的な先生が支えてくださいました。情報収集から志望校相談、志望校合格のためには何をやればいいかなどもアドバイスいただき、大変心強かったです。

浪人の時には『東京個別指導学院』を選ばれていますが、その理由は?

浪人することで親になるべく金銭的な負担をかけなくなかったので、バイトをしながら塾に通う前提でいました。そのため塾はスケジュール調整がしやすく、現役の時以上に効率を重視できる完全個別指導塾のなかから選ぶことにしたんです。自宅から近いところにあったいくつかの個別指導塾の体験授業を受けたところ、『東京個別指導学院』の塾長が一番親身になってくれる印象を受けたので入塾を決めました。

『東京個別指導学院』に通って良かった点は?

とにかく効率的に時間を使えたことです。テキストを読む、演習・復習するみたいな自分ひとりでできることは、全て自習で行い、塾の授業時間は「解説を読んでも分からなかった問題」をひたすら質問し、それだけを教えてもらうという時間に使っていました。

また、テキストも塾専用のものではなく、現役の時に使っていたテキストや、先生がおすすめしてくださった一般の教材を使用しました。通っていた校舎で浪人生だったのが自分一人だったからかもしれませんが、時間の使い方、指導内容、教材含め、すべてにおいて完全にオリジナル&マンツーマンで対応していただいたので、とても満足しています。

受験勉強について

「得意なこと」と「苦手なこと」を交互に勉強し、集中力を担保!「過去問25年分」で時間配分も完全マスター

勉強時間
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
高2 塾:週2(1回90分)、自宅:1日30分以下
高3 塾:週2(1回90分)、自宅:1日4時間程度
浪人時 塾:週2(1回90分)、自宅:1日10時間強(バイトの日は6時間)

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

浪人時代、家での勉強時間は1日10時間を超えるように設定し、机に向かっていましたね。その10時間でいかに集中して効果的に勉強できるかを考えた結果、辿り着いたのが『科目交互勉強法』です。それは、各科目の勉強時間に制限は設けずに、飽きるまでやり続け、飽きてきたら別の科目にとりかかるというもの。苦手科目をやっている時間が長く続くと、どうしても嫌になってきて集中力が切れやすいので、必ず苦手科目と得意科目を交互に勉強するという順番もポイントになります。同一科目内でも「苦手な問題や難しい問題」と、「比較的得意な問題や好きな問題」を交互に解くことで、適度に集中力を保てていました。

他にも「やってよかった勉強法」はありますか?

僕はモノを作ることが好きなので、切り貼りしながらオリジナル参考書のようなものを作っていましたね。例えば、世界史だったらフランス革命に関するページには、教科書や参考書の記述に加え、過去問やその他の問題集からフランス革命に関するあらゆる出題を切り抜いて、貼っていくんです。そうすると、フランス革命についてはどういうポイントが出題されやすいのか?どういうひっかけ問題が出題されるのか?一目瞭然になる。自分にとっては好きなことをやっているのでリフレッシュにもなり、出来上がった「作品」に愛着もあるので、よく手に取っていました。その結果もあって世界史の偏差値はかなり上がりましたね。

志望校に対する勉強は?

国立を志望していたので、照準はセンター試験にあわせていたこともあり、センター試験の問題を過去25年分くらい解きました。何年分も解いていると傾向がよく分かり、問題の大半は毎年同じようなものが出ていることも分かります。苦手だった数学ⅡBについても、過去問を繰り返し解き、解き方のパターンを習得することで、大問の前半は時間をかけずに機械的に解けるまでに!その分節約できた時間を難しい問題に充てたり、見直しの時間に充てることができました。

スランプはありましたか?

勉強を積み重ねることで順調に偏差値があがってきていましたが、10月~11月くらいは、成績が停滞していましたね。浪人時は現役の時にやったことをもう一度復習する形になるため、伸びしろには限界があると感じていたので、勉強のスタイルは変えませんでした。

家庭のサポートについて

家族の生活リズムにあわせることで、規則正しい生活に

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

浪人中はとにかく「生活リズムを崩さないこと」を意識していました。朝は、仕事や学校で決まった時間に家を出る親や兄弟たちと同じ時間に起きて、必ず家族と一緒に朝食をとってから、勉強するようにしていました。塾とバイト以外は時間にあまり制約のない自分が、家族の生活時間にあわせることで、1年間、規則正しい生活を送ることができました。

嬉しかったサポートは?

家族は、受験生だからといって特別扱いすることなく普段通りに接してくれたので、気負わずに勉強に集中できて助かりました。

浪人時代は友人の存在もありがたかったです。別の塾で同じく浪人生活をしていた高校時代の友人とは、月1回程度会って受験に関する様々な情報を共有しあうことで、リフレッシュにもなりました。また、現役合格で理系の大学に進学した高校時代の友人には、センター試験の理系科目を教えてもらうことも。孤独な浪人時代を支えてもらいとても感謝しています。

学校生活について

ただ今卒業論文作成中!4月からはSEの道へ!

学校名
早稲田大学
部活
ソフトテニスサークル

「早稲田大学」での学生生活はいかがでしたか?

希望していた『心理学』を学べる学部ではなく商学部に入ったため、ビジネス系の話が多くて最初はちょっと心配でしたが、学んでいくうちに、社会に出た後の実学的な話にも興味を持つようになりました。特に、組織行動論のような分野はビジネス×人間の心理の要素も入ってくるので、人間理解に興味を持つ自分としては、聞いていて楽しかったです。

思っていたことと違った点は?

第二外国語の授業ですかね…。ただただ「単位に絶対必要!」という強制度だけが強くて、自分にとっては何のためにやっているのかわからず、身にならなかった印象です。

目指している未来があれば教えてください。

就職が決まり、来年の春からはSEになります。膨大な知識を少しずつ着実に積み上げてキャリア形成していく仕事は、コツコツ地道に積み重ねることが好きな自分に合っているように感じたからです。大学選びで重視していた『人の心理』については、今でも興味はありますが、そうした興味のあることや好きなことで仕事を選ぶのではなく、自分の特性にあった仕事を選ぶことで、ストレスなく長く働けるのではないかと考えています。

取材して

今回取材をさせていただいたのは、早稲田大学商学部に通う大学4年生の河原さん。お話を伺う中で感じたのは、自分の特性をよく理解した上で「セルフコントロール」が上手にできているということです。何をすると自分は快適で、何にストレスを感じやすいか?どうなると集中力が切れるのか?よく分かっていたからこそ、効率重視の自分流の勉強法を編み出すこともできたし、週2日は本屋さんのバイト※に行きながらも、受験勉強を続けられたんだと思います(※河原さんは大の読書好きだそうで、バイトに行くことがリフレッシュにもなっていたそうです)。セルフコントロールは受験を勝ち抜くうえで、とても重要な要素。ぜひ見習いたいものです。

※上記は、2022年11月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:牛田雅子/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

個別指導をより効率的に活用。分からない点だけを質問できる時間に

東京個別指導学院

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 個別指導
  • 完全個別指導

ココがポイント

  • オーダーメイドの個人カリキュラムで、一人ひとりに合った指導を展開
  • 最適な講師を探し、選び、かえられる!
  • ベネッセグループならではの豊富な情報力!