モチベーションアカデミアに高1の9月から通塾し上智大学に合格した方への合格者インタビュー(52)
生徒プロフィール
- 通った塾
- モチベーションアカデミア
- 住まい
- 東京都練馬区
- 性格
- 何にでも興味を持つ好奇心旺盛なタイプ
- 偏差値推移
- 高1:偏差値54
高2:偏差値54
高3:偏差値55
私の受験ポイント
映像授業で分からなかった問題は、個別指導塾で質問。疑問点がなくなるまでしつこく質問し、丁寧に答えてもらった
「英語長文を読むスピードが遅い」という課題を、音読によって克服。読解スピードが大幅UP
数学は模試の平均点が高い「基礎問題」を徹底。確実に点数が取れるように。
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 6校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 東京都立大学 (健康福祉学部 看護学科) | D判定 | 不合格 |
2 | 上智大学 (総合人間科学部 看護学科) | E判定 | 合格 |
3 | 大阪医科薬科大学 | B〜D判定 | 不合格 |
4 | 同志社女子大学 | B〜C判定 | 合格 |
5 | 畿央大学 | A〜B判定 | 合格 |
6 | 滋賀県立大学 | C判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 11月中旬
- :畿央大学
- 11月26日
- :東京都立大学
- 1月30日
- :同志社女子大学
- 2月4日
- :上智大学
- 2月5日、6日
- :大阪医科薬科大学
- 2月25日
- :滋賀県立大学
学校選び
さまざまなタイプの学生が集まる大学で学びながら、助産師資格を目指すことに
看護学科に興味を持ったきっかけは、何でしたか?
中2の時に助産師の仕事を描いたドラマを見て「こういう仕事があるんだ。もっと深く知りたい」と思ったのがきっかけです。家族の幸せを、「出産」という面から支えてみたいと考えるようになりました。
志望校はどのように選んでいったのですか?
高1の頃は地元の大阪で通える大学を目指していたのですが、塾の先生から「東京の大学を受けるのも良いんじゃない?」という話になり、学校選びの幅を広げてみることにしたんです。私は文系から助産師を目指そうと考えていたので、「理科基礎」で受験ができる大学を選ぶ必要がありました。関西圏以外の大学も視野に入れることで、志望校も選びやすくなったと思います。
学校説明会には行きましたか?
はい。第一志望の東京都立大、さらに大阪公立大、大阪医科薬科大にも見学に行きました。どの学校でも学生と直接話すことができ、リアルな受験体験のエピソードに大きな刺激を受けましたね。モチベーションもかなり高まりました。来年から看護師として働く先輩たちの話も聞けて、どのような学びを経て看護師や助産師が目指せるのかもハッキリと理解できました。
助産師を目指すならば、専門的に学べる道もありますが、その道を選ばなかった理由は?
看護以外の視点を持つことで、いろいろな価値観について学びたかったからです。看護師になるためには、単科大学や専門学校に進む道もあります。しかし、文学部や経済学部、法学部など別の学問に興味を持っている学生と接する機会を持つことで、自分自身の興味関心も広がって楽しいだろうと思ったんです。
最終的には東京都立大を第一志望に、上智大を第二志望に決め、その他の私立大は共通テストの結果次第で出願。結果として第二志望の上智大に合格しました。
塾について
個別指導と映像授業を並行し、3年間活用
- メインで通っていた塾
- モチベーションアカデミア
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2〜5回
- 科目
- 英語、数学、国語、化学、生物、小論文、面接
- 通塾時期
- 高1の9月〜
- 授業時間と費用
-
高1:週1〜2(1回70分)、費用不明
高2:週1〜2(1回70分)、費用不明
高3:週2〜5(1回70〜90分)、費用不明
- 併塾していた塾
- 東進ハイスクール/東進衛星予備校
- 指導方法
- 映像授業
- 頻度
- 週5〜7
- 科目
- 国語 数学、英語、理科基礎
- 通塾時期
- 高1の9月〜
- 授業時間と費用
-
高1:週1〜2(1回90分)、費用不明
高2:週1〜2(1回90分)、費用不明
高3:週7(1回90分)、費用不明
まずは『モチベーションアカデミア』を選んだ理由について教えてください。
弟が中学受験でお世話になっていた塾の先生が、モチベーションアカデミアでも教えていて、興味を持ったのがきっかけです。弟が「モチベーションアカデミアの系列塾に面白い先生がいるよ」と教えてくれたんです。弟の話を聞いてみて、「なぜそうなっているのか」を純粋に知りたい私の気持ちに応えてくれそうな予感がしました。
というのも、中学のときに通っていた塾は、大学生のバイト講師が勉強を教えてくれる塾で。質問をしても「その質問の背景は、別に知らなくても良いよ」と対応されてしまって、ものすごくモヤモヤしてしまって。私は分からない問題があると、納得できるまで細かく説明してもらいたいタイプなんです。
入塾して英語を担当してもらいましたが、とても良かったです。答案用紙の書き方から丁寧に教わり、そこから発展して面接・小論文対策も付き合っていただきました。小論文の授業を通して文章の構成について学べたため、英語や現代文などの「長文読解」への理解も深まりました。「先に主張が書かれて、後から具体例が示される」など、長文問題によくあるパターンを知り、読解力がついていったと思います。
『モチベーションアカデミア』に通って良かった点は?
今の学力から志望校合格を目指すには、何をすべきか。それを分析しながら考えていく大切さを学べた点が、良かったと思っています。受験で得点を稼ぐためのテクニックも教わりましたが、最後まで私に寄り添って励ましてくれたこともありがたかったです。
また興味関心の幅を広げてくれたのも、塾の先生のおかげでした。東京の大学への進学を提案してくれたり、「看護について学ぶなら社会保障についても知っておくといいかも。社会学という学問分野があるよ」と教えてくれたり。そうした先生の話は本当に刺激になっていました。受験勉強を超えた学びの大切さについて、考えさせられたと思います。
並行して『東進ハイスクール』にも通っていますね?
弟が通っていた塾の先生に、母が「この子の姉が理系科目で苦戦しているんですけど、オススメの塾ってあります?」と聞いてくれて。そうしたら「東進ハイスクールがオススメです」とアドバイスがあり、行ってみることになりました。
まずはかなり苦手だった、数学の映像授業から受講をスタート。初めての映像授業でしたが、メリット・デメリットが両方あると感じました。メリットはいつでも、好きな時間帯に映像を見て勉強できる点。私は吹奏楽部に入っていたので、夜遅くまで練習する日もあり、その後に家でも勉強できた点は良かったです。コロナ禍でも通塾せずに授業を受けられました。
しかし授業内容について「これってどういうこと?」と疑問に思っても、ほとんど解説されずにサラッと先に進んでしまう点にはデメリットを感じました。私の基礎知識が乏しかったのも原因かもしれませんが、疑問点がそのままになってしまうのは嫌でした。結局、受験期が近づくほど『モチベーションアカデミア』で質問したり、授業を受けたりする頻度が多くなりました。最後の追い込みの時期は、自習をするために通っていたような感じでしたね。
受験勉強について
読解スピードを早めようと毎日英文を音読。3ヶ月で模試70点→90点に
- 勉強時間
-
高1 塾:週1(1回60分)、自宅:1日60分~90分
高2 塾:週1(1回60分)、自宅:1日60分~90分
高3 塾:週2〜3(1回60分~90分)、自宅:1日180分以上
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
英語は「毎日音読」を目標にし、英単語を覚えるようにしました。模試を受けると、いつも問題文を読み解くのに時間がかかってしまい、最後まで解けないことが多々あったためです。そこで、「問題文の中で重要なポイントがどこなのか」が体感できるように音読をしてみようと考えました。
文章内の重要なポイントを読む際、音読をすると自然と声の強弱がつきます。そうすると読み飛ばして良い部分と、しっかり読むべき部分が分かってきて、読むスピードも早くなりました。同時に英単語も派生形も含めてコツコツと暗記。名詞から動詞、形容詞へと発展して覚えるようになると、模試の成績も上がりましたね。高3の8月で70点台だった模試が、秋〜冬には80点台後半〜90点に伸びました。。
苦手だった数学はどうでしたか?
最後まで苦手に変わりはなかったのですが、過去問は平均点にまで届くようになりました。そのために取り組んだ勉強法が、「基礎を確実に得点できるようにする」というものです。
例えば模試の成績表を見ると、受験者の正答率が掲載されていますよね。全体の正答率は60%以上なのに、うっかり間違えてしまった問題は必ずできるようになろうと考えて、ミスの理由を噛み砕いて理解しながら解き直しました。そうした問題のほとんどが落ち着いた状態だったら解けるもので、凡ミスばかり。緊張すると間違えてしまうのだと分かってからは、正答率も高まっていきました。
他の科目はいかがでしたか?
社会は倫理、日本史を選択。高3の夏休み中に集中して覚えようと、歴史の流れや社会的背景がまとまっている参考書を読んで理解しました。社会には興味関心があったので、無理なく頭に入っていきましたね。
また、小論文対策にも力を入れました。何度も書き直しては、塾の先生に添削してもらい、自分の意見を分かりやすく伝えられるように練習を重ねました。
受験勉強での反省点はありますか?
単科大学であれば、受験科目数が少ない学校も多いんです。しかし「総合大学を目指したい」とこだわるあまり、試験科目が増えてしまい、対策が大変だった点はちょっと反省しています。第三志望以下の大学の入試問題にも、それぞれ対策をしないといけないと思うとモチベーションが下がってしまって辛かったです。勉強をする労力はかかるのに、心から行きたいと思える学校ばかりではなかったので。自分の中のこだわりとして最後まで想いを貫いたのですが、もう少し学校選びを柔軟に捉えても良かったかもしれないと感じています。
家庭のサポートについて
最後の追い込みは母も協力。バランスよく学習できるよう1日のスケジュールを管理
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
本番当日が近づくと、母が1日の学習スケジュールを管理してくれていました。得意科目だけを集中して学ばないよう、バランスよく勉強できるように割り振ってくれて本当に助かりましたね。10時からは英語、11時からは数学と1時間単位でタスクリストを決めてくれて、効率よく復習できました。
今まではマイペースで勉強してきていたので、1日の学習スケジュールにも偏りがあったかもしれません。もっと早くから母に協力してもらっていたら、苦労せずに成績UPできた気がします。
自宅ではどのように過ごしていたのですか?
全然集中できなかったので、勉強はほとんど塾の自習室で進めていました。時々、寝る前に英単語帳をパラパラとめくる程度です。基本的にはごはんを食べて、寝るだけでした。
学校生活について
英語で自然とおしゃべりが始まるほど、身近に感じられる「国際交流」
- 学校名
- 上智大学
- 部活
- 軽音サークル
「上智大学」はどのような雰囲気ですか?
「国際交流が盛んな学校」というイメージがあると思いますが、まさにそのとおりです。留学生も多く、距離も近く感じますね。特に国際教養学部はいろいろな国から学生が来ているので、本当に国際色豊か。友だち同士で話していても、いつの間にか日本語から英語でのコミュニケーションに変わったりしています。今までの価値観が覆るような、世界の広がりを感じました。第二志望の大学でしたが、「上智で良かった!」と心から思っています。
目指している未来があれば教えてください。
卒業後はやはり、助産師を目指したいと思っています。労働条件が厳しいなど、助産師を取り巻く環境の大変さをニュースなどでも度々耳にしますが、妊婦さんに一番近い距離で声をかけてあげられる助産師になりたいですね。
一方で、一つの選択肢だけに絞るのはもったいないとも思っています。せっかくさまざまな経験が積める環境にいるのですから、自分らしいユニークな未来に向かって歩んでいけたら嬉しいです。
取材して
助産師の仕事にチャレンジしてみたいと思ったきっかけについて、目をキラキラと輝かせながら語ってくれた山本さん。上智大の環境に満足し、毎日が充実しているそうです。とはいえ文系から看護学科を目指す道は、決して平坦ではなかったと思います。苦手な数学や理科、英語、国語、社会、さらには小論文と面接まで十分に対策し、勉強を続けることができたのは、「絶対に助産師になりたい」という気持ちの強さがあったからなのだそうです。「もう無理かも」と涙したくなった時は、いつも塾の先生が話を聞いてくれたとのこと。お母さまや弟さんも陰ながら山本さんの頑張りを支え、いつも応援してくれていました。たくさんの人に支えられながら掴んだ合格の喜びが、伝わってくる取材となりました。
※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
個別指導と映像授業を並行し、3年間活用
ココがポイント
- 最適な勉強法を知り、定期テスト対策から難関大を含めた受験対策ができる
- 面談満足度98.9%※!コーチングによりやる気や学習習慣を身につけられる
- 総合型選抜・学校型推薦選抜対策専門の講師による完全1:1指導が受けられる