KEC近畿予備校に小6の秋から通塾し同志社大学に合格した方への合格者インタビュー(57)
生徒プロフィール
- 通った塾
- KEC近畿予備校
- 住まい
- 大阪府枚方市
- 性格
- 一度決めたことは最後までやり抜くタイプ
- 偏差値推移
- 高1:偏差値55
高2:偏差値55
高3:偏差値60
私の受験ポイント
志望した学部以外の過去問にもチャレンジ。毎日必ず1問を解き続け、出題傾向をしっかり把握
英語は単語帳に載っている全ての語彙を完全暗記。長文読解がスラスラとできるようになり、成績も安定
政治経済は学習アプリと塾の授業を組み合わせ、右肩上がりで成績が急上昇。入学後に履修した経済学の授業にも活かせた
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 3校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 同志社大学 (経済学部 経済学科) | C判定 | 合格 |
2 | 関西大学 (経済学部 経済学科) | C判定 | 合格 |
3 | 近畿大学 (経済学部 経済学科) | B判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 1月29日
- :近畿大学
- 2月1日、2日、3日、7日
- :関西大学
- 2月5日、6日
- :同志社大学
学校選び
「関西トップの大学を目指そう」と第一志望を同志社大学に決定
志望校はどのように決めていきましたか?
高3の時、大学の学部学科について知る進路説明会がありました。その時はまだ進路も夢も決まっていなかったのですが、話を聞いているうちに「経済学部って面白そうだな」と感じたんです。
そこでまずは、関西大学の説明会に行きました。行ってみないと分からなかった大学の情報もたくさんあったので、実際に参加してよかったですね。例えば卒業後の就職先や留学先の情報なども、詳しく教えてもらえました。その後の勉強するモチベーションにもつながったと思います。近畿大学は高2の時にオープンキャンパスに行ったことがあったので、志望校に選びました。同志社大学だけは説明会の申し込みが満員になってしまって、参加できませんでした。
最終的には高い目標に向かって頑張って勉強してみようと考え、同志社大学を第一志望に選択しました。高3の春時点では、到底及ばない学力だったのですが、「せっかく受験をするなら関西でトップの大学合格に向かって頑張ろう」と思い、チャレンジすることにしたんです。
塾について
同志社大学に特化した授業で、「出題傾向の分析」や「解き方のコツ」を教えてもらえた
- メインで通っていた塾
- KEC近畿予備校
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週3回
- 科目
- 現代文、古文、英語、政治経済
- 通塾時期
- 小6の秋〜高3
- 授業時間と費用
-
高1:週2(1回90分)、月2~3万円
高2:週1(1回90分)、月2万円
高3:週3〜7(1回90分)、月3~4万円
『KEC近畿予備校』を選んだ理由について教えてください。
通い始めたきっかけは、友だちに誘われたから。小6から7年間、お世話になりました。ずっと通い続けていたのは、塾の授業のおかげで学校の授業が理解しやすかったからです。予習がわりに塾で勉強しながら、仲の良い友だちと楽しく過ごせていた点に魅力を感じていたと思います。講師の方々も親しみやすくて、なんでも相談できる関係でした。
また、自習室が年間363日利用できたことも助かっていました。朝から夜遅くまで開いていて、勉強習慣の定着に役立ちましたね。
『KEC近畿予備校』に通って良かった点は?
英語の成績が大幅に上がって、得意科目になったことです。受験勉強を始めたばかりの頃は英語の長文問題が全然解けなかったんですが、最終的には偏差値で10近くアップしました。
特に高3の夏に過去問に取り組み出してから、「あれ?けっこう伸びてきているかも」と手応えを感じていました。過去問は、同志社大学の問題は難しかったので、まずは関西大学からチャレンジしました。1年分の英語の問題を2日にわけて1問ずつ、疲れないペースで必ず解くようにノルマを設定。2015年以降の問題を毎日解き続けました。学部によって出題パターンが違うのですが、基本的な形式は似ているので志望学部以外の問題も積極的に取り組みましたね。
志望校合格のために、取り組んでよかったことはありましたか?
関西大学の過去問がすべて解き終わってから、同志社大学の過去問にも挑んでみました。塾では、同志社大学を希望する生徒向けに特化した授業があったので、出題傾向の分析や解き方のコツを教えてもらえてとても役立ったと感じています。過去問の解説も丁寧にしてくれたので、理解も進みました。その結果、英語の成績が上がり、合格もつかみとれたのではないかと思います。
改善してほしいと思う点は?
授業によっては、別の校舎(建物)へ移動して受けなければならなかった点です。移動のために一旦校舎の外へ出て、歩いていかないといけなかったのが気になりました。移動自体は数分ですが、できれば一つの校舎にまとめてほしかったです。
受験勉強について
英単語帳を暗記し語彙力アップ。基礎学力を強化し安定した成績に
- 勉強時間
-
高1 塾:週2(1回90分)、自宅:1日30分〜60分
高2 塾:週1(1回90分)、自宅:1日30分~60分
高3 塾:週3(1回90分)、自宅:1日180分以上
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
過去問に毎日取り組んだことだけでなく、「英単語を覚えて語彙を増やした」ことも良かったと思います。英単語帳『ターゲット1900』に記載されている単語を端から端まで、繰り返し暗記しました。「1週間で100個の単語を覚えよう」と目標を立てて進めますが、当然一回では覚えきれないので、何回も繰り返しチェックしていくんです。赤シートで隠しながら単語帳を読み、「あ〜。この単語の意味って…」と答えていく作業を繰り返しました。
そうしていくうちに、自然と語彙力が増えたみたいで、長文を読むスピードも格段に速くなりました。英語は合格のための重要な得点源だと考えていたので、特に力を入れて頑張りましたね。過去問に出てきた分からない単語もすべてノートにまとめて、調べていました。
あとは現代文が苦手だったのですが、塾で教わった解き方がとても参考になりました。最初は過去問のどこをどう読めば解答にたどり着くかも分からず、時間配分も上手にできなくて焦ってしまって。だからこそ塾の先生からのアドバイスは、本当に心強かったです。「段落の最後の部分を意識して読み取ろう」「問題文で問われていることを大事に読み取っていこう」などと分かりやすく教えてもらえました。最終的には全然理解できなくて途方にくれていたレベルから、平均して良い点数が取れるまで成績が安定しました。
他にやってみた勉強法はありますか?
「英語・国語・政治経済」の3科目受験だったのですが、最初は「政治経済」の勉強の仕方がよく分からなかったんです。塾の授業も9月スタートと遅く、選択している生徒も少なかったので「どうしようかな」と正直困っていました。それでなんとなく「スタディサプリってどうなんだろう?」と思いついて試しに使ってみたら、すごく分かりやすかったんです。基礎知識はほとんどスタディサプリで固めて、夏以降は赤本に取り組み、どんどん過去問を解きました。9月から始まった塾の授業も復習になり、成績も右肩上がりでした。
受験勉強での反省点はありますか?
もうちょっと早くから、自分に合った勉強法を模索しておけばよかったと思いました。赤本で過去問を解いていくやり方を身につけてからは、成績も徐々に上がっていったのですが、全体を通して勉強時間が少なかったと感じています。特に夏休み中は、工夫次第でもっとできたかもしれないですね。
家庭のサポートについて
塾では100%集中して勉強。家ではメリハリをつけてリラックス
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
特になかったかもしれません。家ではほとんど勉強していなくて、帰ってきたらすぐに夕ごはんを食べて寝る生活でした。ごはんとお風呂を用意してくれた家族には、もちろん感謝しています。自習室で22時ぐらいまで勉強し、その後に帰る毎日だったので。英単語帳はチラッと見ていましたけど、家ではほとんどリラックスして過ごしていました。
家だと休憩しようと思えば、すぐにできちゃいますからね。やっぱり集中はしにくかったです。なので、意識的に「勉強に集中できる環境」に身を置くようにしていました。
学校生活について
自由な雰囲気に溢れた大学生活。経済について学ぶことが楽しい
- 学校名
- 同志社大学
- 部活
- なし
「同志社大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?
高校に比べると、かなり自由な雰囲気です。遊んでいる人もいますけど、テスト前はみんなしっかり勉強していますね。メリハリのある過ごし方をしている人が多い印象です。
あとは自分の興味があることについて学べる点に、喜びを感じています。例えば、経済学の歴史を学ぶ授業では、イギリスのEU離脱についてその背景を掘り下げて学びました。ニュースを見ているだけでは分かりにくい部分にも触れていくので、面白いです。学ぶうちに新しい興味が湧いてくることもありますね。受験時に勉強した「政治経済」の知識もかなり役立っていて、より楽しさが倍増している感じです。
目指している未来があれば教えてください。
卒業後は興味がある金融業界に就職したいと思っていますが、全然固まっていないのが本音です。今は経済について勉強する充実した毎日が送れていて、最高ですね。
取材して
入試本番当日は、思っていたよりも緊張してしまった水原さん。受験日程が進むにつれて、少しずつ場の雰囲気にも慣れてきて手応えを実感できるようになったそうです。膨大な量の過去問をやり切ったことが自信となって、落ち着きを取り戻して受験に臨めたのではないかと感じました。水原さんは、志望していた経済学部以外のすべての学部の過去問にも取り組み、さまざまなパターンの問題にチャレンジしていたとのこと。そのため、「どんな問題が出題されても落ち着いて取り組めた」と言っていました。「大学」の出題傾向をしっかりとつかんでいたのも大きなポイントになっていたようです。
※上記は、2022年11月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
同志社大学に特化した授業で、「出題傾向の分析」や「解き方のコツ」を教えてもらえた
ココがポイント
- 科目×能力×志望校別クラスで、一人ひとりの習熟度に合わせて志望校が目指せる
- 受験指導経験が豊富な実力派講師陣から進路指導が受けられる
- 自習室はいつでも利用可能。講師が常駐していて気軽に質問できる!