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生徒
神奈川県立神奈川総合高等学校 (神奈川県) 合格
横平 修斗さん(仮名)
最後の3ヶ月間は自習室を24時まで利用。先生からのサポートもあって、モチベーションアップ
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
神奈川県川崎市
性格
最後まで諦めずに粘れるタイプ

私の受験ポイント

中学3年分の教科書を読み込むところからスタート。全範囲をインプットして問題集で復習する流れを繰り返した

苦手な数学は100%自信を持って解答できる分野を徹底強化。易しい計算問題を中心に取り組んだ

入試本番が近づくと、毎日24時まで塾の自習室を利用。塾の先生に頼み込み、夜遅くまで勉強に付き合ってもらった

受験情報

受験年度
2022年
受験校数
2校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 神奈川県立神奈川総合高等学校 (普通科 個性化コース) B判定 合格
2 横浜隼人高等学校 A判定 合格

入試スケジュール

1月22日
:横浜隼人高等学校
2月15日
:神奈川県立神奈川総合高等学校

偏差値推移

中1:偏差値65
中2:偏差値63
中3:偏差値63

学校選び

自由な校風と通いやすさを求めて、第一志望校を決定

志望校はどのように決めていきましたか?

「神奈川総合高校」を知ったきっかけは、友だちの紹介でした。「大学みたいな高校があるんだってよ」と教えてもらって初めて、神奈川総合高校の存在を知ったんです。調べてみると、生徒の個性に応じた学習ができるように自由選択科目が多く取り入れられていて、時間割を生徒が自由に決められると分かりました。僕は数学が苦手だったので、自分で取得できる教科のバランスが選べる点に強く惹かれてしまって。

さらに第二外国語も複数選べたり、音楽や美術などを専門的に学べたりできるのも魅力的でした。自由な校風もとても気に入りましたね。

僕は性格的にちょっとひねくれたところがあって、「何か変わったことをやってみたい」という気持ちがあるんです。「自由に、人と違うことがしたい」と思ってしまうのは、ひねくれた性格のせいだからじゃないかと感じています。例えば「音楽がすごく好きなので、音楽を仕事にしたい」と思ったりするのですが、一方で客観的に考えると「それは無理じゃないか?」とも思ってしまったり。

そんなふうに悩んでいる時に、神奈川総合高校と出会って「ここに行こう!」と決めました。神奈川総合高校は、生徒が希望する学びに応じて選択できる科目が多く設定されています。音楽や芸術に力を入れて学べる時間も多かったので、ここなら、自分に合っていると感じました。一般的な普通科とは一味違った変わった高校で、大好きな音楽が学べますからね。

その他の志望校に関しては?

同じように自由な校風だと感じた希望ヶ丘高校、横浜隼人高校を見学しました。自分の目で見て確かめただけでなく、友だちや先輩から情報を教えてもらいながら、選びました。通いやすいかどうかも、重視したポイントです。最終的には第一志望に「神奈川総合高校」、第二志望に「横浜隼人高校」を選んで受験しました。

塾について

どの先生も自分の学力をすべて把握。自習室では不明点をすぐに解消

メインで通っていた塾
POOLDUCK(プールダック)
指導方法
集団授業
頻度
週2回
科目
英語、数学、理科、社会、国語
通塾時期
小5の最後〜中3
授業時間と費用
中1:週2(1回180分)、月2〜3万円
中2:週2(1回180分)、月2〜3万円
中3:週3(1回180分)、月2〜3万円
※1回につき2教科の授業を実施。費用は特待生価格。
転塾:
併塾:

『プールダック』に入ったきっかけについて教えてください。

両親が知人からかけられた言葉が、入塾のきっかけになりました。「小6頃から勉強が難しくなるから、塾に入っておくのもおすすめ」という話をされたそうなんです。中学生になってからも引き続き通い続けて、そのまま受験期に突入した感じです。

『プールダック』に通って良かった点は?

一番良かった点は、自習室が自由に使えたことです。朝10時から開いているので休みの日も午前中から勉強できましたし、学校帰りにも立ち寄っていました。さらに自習室にはいつも先生がいて、分からないところは気軽に質問できた点も良かったです。いろんな先生が僕の学習状況を把握してくれていたので、「この問題集をやってみて!」「この問題の解き方はこうだから…」と細かく対応してもらっていました。なんでも話せて親しみやすい先生が多かったので、勉強へのモチベーションも自然に高まっていったと思います。しっかりコミュニケーションを取ってくれて、ありがたかったです。

改善してほしいと思う点は?

自習室に入れる人数が限られていたので、時期によっては「これ以上は収容できないので、他の校舎に行ってください」と言われることもありました。できれば普段から通い慣れた校舎で勉強したかったので、もうちょっと自習室が広ければ良いのにとは思っていました。

受験勉強について

数学は計算問題の完答を目標に。教科書を繰り返し読み、何度も復習

勉強時間
中1 塾:週2(1回180分)、自宅:1日30分以下
中2 塾:週2(1回180分)、自宅:1日30分以下
中3 塾:週3(1回180分)、自宅:1日60分〜90分

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

中学3年分のすべての教科書を読み込む勉強法です。

最初は受験勉強がやりたくなくて、「なんとか先延ばしにできないだろうか」とモヤモヤしていました。受験勉強は範囲が広いので、対策の仕方が全く分からなかったんです。でも両親は「ちゃんと勉強しているの?」と聞いてくるじゃないですか。「ちゃんとやってるよ!」と答えるために、勉強するふりをしようと思って中1〜中3の教科書をなんとなく読み始めました。すると、これが意外と良かった。読んだ後になんとなく問題集を開いてみると、ちゃんと分かるんですよね。模試の成績も安定しました。

定期テスト対策の時にもよく教科書を読んで、問題を解きながら復習し、5教科とも85点以上をキープしていました。それと同じ方法で、受験勉強を続ければ良かったんだと気づいたんです。定期テスト対策を応用すれば良いと分かれば、あとは勉強が楽しくなりました。

また戦略という話だと、第一志望の神奈川総合高校は、5教科のうち得点数が高い教科の配点を2倍に換算する「傾斜配点」を取っています。そのため、得意だった国語と社会に力を入れて、数学は最低限の勉強に抑えて頑張りました。

他に試してみて効果があった勉強法はありましたか?

苦手だった数学を克服するために、「難易度の低い問題をたくさん解いてみる」という勉強法も試してみました。できる問題に力を入れて、稼げる得点を最大限に伸ばそうと思ったんです。文章問題はわりとできていたのですが、計算ミスが目立っていたので毎日コツコツと基礎練習を重ねましたね。何度も計算問題にチャレンジしているうちに、うっかりミスがなくなって20点ほど点数がUPしました!

計算すること自体に少しずつ慣れてきて、「間違えたらどうしよう」と思っていた不安が全くなくなり、落ち着いて解答できるようになったんです。そうすると不思議と、ミスなく解けるようになりました。

受験中、スランプになってしまったことはありましたか?

中3の1月に受けた模擬テストの結果が悪く、すべての教科の点数が−10点に落ちてしまいました。もうすぐ入試本番を控えていたので、焦りしかなかったです。「不合格だったらどうしよう」とプレッシャーを感じて緊張してしまい、思うように点数が取れなかったんだと思います。そこから毎日、早起きをして模擬テストを解き直し、学校帰りには自習室に寄って夜中24:00まで粘って勉強しました。塾の先生にも協力していただき、本当に助かりました。

今思い返してみて、反省点はありますか?

もうちょっと早く、夏休み中からコツコツと勉強すべきでした。本格的に受験勉強をスタートさせたのは、10月後半ごろ。「嫌だな」と思う気持ちが大きくて先延ばしにしていましたが、いざ取り組んでみればいつもの定期テスト対策と同じだと分かったので。さっさと始めてしまえば良かったです。

家庭のサポートについて

夜中まで見守ってくれた塾の先生と、心配してくれた両親に感謝

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

生活リズムが崩れないように心がけ、家ではなるべくリラックスして過ごしました。勉強は塾の自習室の中だけで完結させると決めて、家の中は完全オフモードにしていましたね。そうでないと、悪い方向にプレッシャーを感じてしまいそうだったので。

自習室に24時まで残って勉強していたので、両親からは「大丈夫?」とスマホにメッセージが来たり、着信があったりしましたが、無視していました。本気で集中したかったので、両親も分かってくれていたと思います。家で夕ごはんが食べられない日は、おにぎりを作って持たせてくれました。今思えば、気をつかってもらっていたんだなと思います。

学校生活について

個性豊かな生徒に囲まれて過ごす、大学のように自由な学校生活

学校名
神奈川県立神奈川総合高等学校
部活
放送部、軽音楽部(週3)

「神奈川総合高等学校」はどのような雰囲気だと感じていますか?

「大学のように自由な雰囲気だよ」という話は本当でした。生徒はみんな個性的で、僕自身たくさん影響を受けながら過ごせています。校舎がそれほどきれいじゃないのは残念です。

学校生活は本当に楽しいですね。所属している放送部では10分ぐらいのショートムービーを作っています。あとは、軽音楽部にも入りました。小さい時からピアノをやっていたので「キーボードでも担当しようかな」と思っていたのですが、ライバルが多かったのでドラムに変更。音楽活動を楽しく続けています。

どのような生徒が多いですか?

専門的な技術・知識を持った「モノ好きな生徒」が多い印象です。大人顔負けのすごい才能を発揮している友だちが多い気がします。CG制作だったり、美術、音楽、舞台とか。各生徒が力を入れたい科目別に、校舎のフロアが分かれているので、独特の雰囲気があります。たとえば、「10階は音楽系の生徒が集まるから、近寄るとちょっと怖い…」とか言われたりしています。実際はそんなことはないんですけどね。

自分のやりたいことがはっきりしている生徒が多いので、お互いに刺激を受けながら成長していると思います。

目指している未来があれば教えてください。

音楽を仕事にしたくて、すでに何曲か売り出そうとしているんですけど、まだ試行錯誤している状況です。今は簡単に情報発信ができる時代なので、他の仕事をしながら音楽活動を続ける道もあるかもしれないと最近考えるようになりました。卒業後は国公立大学に進学して、プログラマーを目指すのもありかなと思っています。

取材して

受験勉強をどのように進めれば良いのかが分からず、「ギリギリまで受験勉強を避けていた」と取材ではお話してくれました。定期テスト対策と同じように教科書をよく読み込み、問題集を解き直す方法を続けてみた結果、模試の成績も安定。基礎学力を身につける習慣を怠らず、毎日コツコツと自習室で問題集と向き合ったそうです。本番直前の模試で急に成績が下がってしまいましたが、夜遅くまで集中して苦手分野を対策した結果、見事合格。最後まで諦めない粘り強さが発揮されたのだと思います。

※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

どの先生も自分の学力をすべて把握。自習室では不明点をすぐに解消

POOLDUCK(プールダック)

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 集団指導
  • 集団指導(少人数)
  • 個別指導
  • 完全個別指導
  • 通信教育

ココがポイント

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