プロ家庭教師の名門会に高1から通塾し京都大学に合格した方への合格者インタビュー(6)
生徒プロフィール
- 通った塾
- プロ家庭教師の名門会
- 住まい
- 京都府京都市
- 性格
- 物事に粘り強く取り組めるタイプ
- 偏差値推移
- 高3偏差値:非公開
私の受験ポイント
京大医学部に再チャレンジ!苦手な英作文の克服に、個別指導塾での添削を活用
浪人中も朝型生活を維持。数学・物理などの思考力を問う問題で1日がスタート!
数十年分の過去問を制覇。最後は「やり抜いた」と自信をつけ本番へ。見事合格!
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 1校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 京都大学 (医学部) | C判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月25日、26日、27日
- :京都大学
学校選び
全国トップの京都大学で医師を目指す。その夢を諦めたくなかった
志望校はどのように決めていきましたか?
医学部を目指そうと最初に思ったのは、中2〜中3の頃。家族や親族が入院することになり、担当医師にいろいろと助けてもらった経験がきっかけです。医師という職業を間近で見て「すごいな」と感じ、将来のイメージがより具体的になりました。
高校生になって進路を決める際に「本格的に目指そう」と思い、学校の定期テストも頑張って取り組むようになりましたね。学校の先生にも「京大はどうだ?」とアドバイスされ、実際にオープンキャンパスにも行ってみました。自分の目で見て、改めて「京大医学部に行こう」と決心を固めました。
ですが、高3の時は京都大医学部を前期受験して不合格。後期で岐阜大医学部を受験して合格しました。一度は岐阜大に入学したのですが、どうしても諦めきれずに岐阜大を休学して、再び京大受験にチャレンジすることにしたんです。京都大学にこだわっていた理由には、何があったのですか?
学ぶならば国内トップレベルの環境を目指して、頑張りたいと思っていたからです。また、自宅からの通学を希望していたので、「もう一度チャレンジしよう」と決めて、頑張りました。
塾について
合格のカギを握る英語を徹底的に復習。繰り返し解説を読み、例文を完璧にインプット
- メインで通っていた塾
- プロ家庭教師の名門会
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 国語、英語
- 通塾時期
- 高1〜高3
- 授業時間と費用
-
高1:週2(1回120分)
高2:週2(1回120分)
高3:週2(1回120分)
浪人:週2(1回120分)
- 併塾していた塾
- その他(家庭教師・個人塾など)
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週4回
- 科目
- 理科、数学、社会
- 通塾時期
- 中1〜高3
- 授業時間と費用
- 高3:週4(1回120分)
『名門会』を選んだ理由について教えてください。
現役時代、京大の前期受験が不合格だった理由は「英語」だと感じていました。だからこそ、二度目の受験では「得点源になるぐらい頑張ろう」と決めていました。
一番不安だったのは英作文でしたが、高3の頃に通っていた集団指導塾では、「回答のここを直すべき」といった指摘がほとんど受けられなかったんですよね。「もう少し自分だけに特化した個別指導をしてほしい」と感じていたので、引き続き名門会で自分にあった受験対策を続けようと思ったんです。
『名門会』に通って良かった点は?
自分の苦手な分野や、わかっていなかった表現について「ここを復習しようか」とフォローしてくれる点が、本当に助かりました。自分自身も「ちょっと忘れそうかも…」と思う絶妙なタイミングで声をかけてくれて、1対1の指導だからこその良さを感じました。
また、二次試験対策としてさまざまな問題演習を選んでいただき「この問題をやってみよう」と提案してくれたところも、良かったですね。他にも、名門会の先生からオリジナルの単語テストを出していただくなど、かなり手厚く教えてもらえました。最後の追い込み時期ではもう、頼りっぱなしでしたね。苦手意識が強かった英語が、最終的には「ここまでやったんだから、大丈夫!」と自信を持って取り組めるようになりました。
その結果、英語が一番成績が伸びたんです。1年前は最大の弱点だったのに…。最後には受験を突破する武器となって合格へと導いてくれました。
志望校合格のために、特に力を入れたことはありましたか?
英語の対策として、二つほど力を入れて取り組みました。一つは「英作文の添削をお願いしたこと」です。というのも、京大二次試験の英語はシンプルな問題が多いんですよ。出題形式は和訳・英訳のみ。だからこそ、「英作文は自学だけでは限界がある」と感じていました。自分の回答をどう評価されるかが、つかめないからです。そこで名門会の先生に、「授業時間外で英作文の添削をお願いしたい」と頼んで、回答をチェックしていただきました。
もう一つが、解説を熟読すること。和文英訳の問題集に記載されている解答・解説をきちんと読み込みました。解説を読んでいると「なるほど、こういう表現や言い回しがあるんだ」とその場で理解できますし、単語も覚えられるようになります。そうした繰り返し学習を、一生懸命やっていましたね。解説にはきれいな訳文がたくさん載っているので、参考にしながらどんどん吸収していきました。
受験勉強について
朝型生活を最後まで継続。思考力を鍛える問題で脳に負荷をかけた
- 勉強時間
- 塾:週2(1回120分)、自宅:1日6~7時間
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
高校生の時からずっと続けていたのが「早朝に勉強する」というスタイルでした。学校や塾に行く時はいつも早起きでしたが、それよりもさらに早い時間に起きて、すぐに勉強をする習慣を徹底させていました。
しかも英単語を見るとか、古文の単語を覚えるといった軽めの勉強ではありません。物理、数学などの思考力が問われる負荷のかかる問題から始めていました。朝ごはんを食べたらすぐ、頭をフル回転させるような問題を始めるんです。
実際にやってみて、いかがでしたか?
入試本番も、朝から100%の力を発揮するわけじゃないですか。そのための練習を重ねて、周りとの差別化が図れたのではないかと思います。
それから二度目の受験は、全教科に自信を持��るぐらいやり切りました。本番が迫ってくる頃には過去問だけでなく、オープン模試の過去問も含めて何十年分のコピーをやり込むところまで取り組めました。そこまで悔いなくやってみて、また不合格だったら仕方ないと思うところまでできましたね。
受験勉強での反省点はありますか?
「なんだか気分が乗らないな」という時に、気がついたら好きな数学ばかりやってしまっていた点でしょうか。「英語をやらないと」と頭の片隅で思いつつ、苦手意識が邪魔をしてつい数学に没頭してしまう・・・なんてこともありました。英語が後回しになりがちだったかもしれません。
家庭のサポートについて
自宅での自学自習が中心となった二度目のチャレンジを、家族も応援
ご家族も京大医学部へのチャレンジを応援してくれていたんですね。
私大医学部は経済的にも大変なので、高3の時から国公立大受験を目指していました。最初の受験では岐阜大医学部に合格し、在籍していましたが休学。再び受験したいと希望した気持ちを、家族も応援してくれました。
1年間、自学自習を中心に勉強を進めていかがでしたか?
家での勉強が基本になりましたが、名門会での学習をうまく組み合わせて、ネックとなっていた英語に力を入れることができたと思います。
学校生活について
自由闊達な校風を楽しみながら、将来について考える日々
- 学校名
- 京都大学
- 部活
- 排球部
「京都大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?
とても自由な雰囲気です。例えば、勉強に集中したい人は存分に勉強できる環境が整っています。一方で、ちょっと頑張れば単位が取れるような授業があるのも事実。試験問題が毎年ほとんど同じで、大きく変わることがないので、対策が立てやすいんです。
先輩から「京大は自由」とは聞いていましたが、本当だなと実感しているところです。
部活は排球部(バレーボール部)なんですね。
医学部学生のみが入部できるバレーボール部に入っています。高校時代からバレーボールをやっていたので、楽しく続けていますね。ポジションはレフト。部員数が少ないのもあって、全員ベンチに入れています。
目指している未来があれば教えてください。
まだはっきりとは決めていません。研究職になるか、臨床に進むか。迷うところですね。今は両方を掛け持ちしている先生方もたくさんいますから、5年生で行なう実習に参加してから決めようかなと考えています。どちらの進路に進むとしても、素晴らしい環境が整っているのでありがたいです。
取材して
「京大医学部に入る」という願いを初志貫徹し、浪人生活を経て、納得のいくまで受験をやり抜いた山本さん。最初の受験で「英語の点数が思うように伸びなかったことが、不合格の原因だったのかもしれない」と感じ、努力した様子がリアルに伝わってきました。その後に英作文対策として取り組んでいた「模範解答と解説文を読み込み、問われている内容を理解していく」というポイントは、今すぐに実行でき、点数アップにつながりそうです。そうした日々の積み重ねが、合格への扉を押し開くのだと感じました。
※上記は、2022年8月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
合格のカギを握る英語を徹底的に復習。繰り返し解説を読み、例文を完璧にインプット
ココがポイント
- 全国の難関中学~旧帝大・医学部まで。志望校合格までの個人別カリキュラム
- 講師は社会人プロ講師のみ。第一志望校合格を見据えた最高品質の指導を提供
- 最難関校受験を知り尽くした「プロの教務担任」が合格を全面的にマネジメント