SG予備学院に高2の1月から通塾し芝浦工業大学に合格した方への合格者インタビュー(60)
生徒プロフィール
- 通った塾
- SG予備学院
- 住まい
- 埼玉県川越市
- 性格
- 計画どおりにコツコツと頑張れるタイプ
- 偏差値推移
- 高1:偏差値50
高2:偏差値55
高3:偏差値60
私の受験ポイント
塾が作成してくれた「学力に合った学習計画表」に沿ってコツコツ勉強
通学中に英単語帳を熟読し、赤シートで暗記。長文読解力が磨かれた
分からない問題はすぐに専用LINEで塾の先生に質問。解法のポイントを参考に
受験情報
- 受験年度
- 2021年
- 受験校数
- 4校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 芝浦工業大学 (工学部 機械工学科) | B判定 | 不合格 |
2 | 芝浦工業大学 (システム理工学部 機械制御システム学科) | C判定 | 合格 |
3 | 法政大学 (理工学部) | 不明 | 合格 |
4 | 東京電機大学 (工学部) | 不明 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月5日
- :芝浦工業大学
- 2月6日
- :芝浦工業大学
- 2月7日
- :法政大学
- 2月8日
- :東京電機大学
学校選び
得意な理系科目を伸ばそうと、第一志望に「芝浦工業大」を選んだ
志望校はどのように決めていきましたか?
中学生ぐらいから文系科目ができないことに気づき、「自分は理系の道を歩もう」と決めていました。理科はできるけどどうしても英語に苦手意識があったんです。そのため、理系専門の大学の中から興味が持てる分野を選んで志望校を決めようと思いました。参考にしたのは各学校の偏差値や、卒業生の就職実績。最初は国公立大学も含めて、学校選びを進めていきました。
大学の説明会などには参加してみましたか?
高1の時に東京理科大のオープンキャンパスに参加しました。夏休みの課題で、興味のある大学へ足を運んでみるというものがあったので、その一環で参加したんです。実際に行ってみて、まずキャンパスの広さに圧倒されました。授業内容についても詳しく説明を受けて、どんな分野が学べるのかがよくわかりましたね。
その他の大学は、部活が忙しかったこともあり参加しませんでした。友だちに誘われて高校からアメフト部に入り、練習に集中している時間が多かったので。
最初は国公立大学も含めて学校選びをされたとのお話でしたが、最終的に私大に変更された理由は?
高3の夏までは国公立大受験を視野に入れていたのですが、思ったよりも国語・社会が伸びなかったんです。そこに加えて苦手な英語にも注力していかないといけないとなると、合格が遠のいていきそうだなと判断して。結果として理系科目だけに集中できる「理系私大」を受験しようと決めました。自分の学力と興味関心を照らし合わせると、自然と第一志望は「芝浦工業大」になりましたね。
塾について
学習計画にそって「1日の学習タスク」を明確にし、点数が大幅UP
- メインで通っていた塾
- SG予備学院
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週3回
- 科目
- 英語、数学、物理
- 通塾時期
- 高2の1月
- 授業時間と費用
-
高1:なし
高2:週3(1回60〜90分)、月4~5万円
高3:週3(1回60〜90分)、月4~5万円
『SG予備校』を選んだ理由について教えてください。
兄が受験の時に『SG予備校』へ通っていて、「弟さんも入塾してみては?」と誘われたことがきっかけになりました。自宅から電車で20分ぐらいの場所にあったので、「通いやすそうだな」と思ったのも、決め手でした。
『SG予備校』に通って良かった点は?
自分の学力に合わせた、1日の学習スケジュールを作成してくれた点が良かったです。塾で使っていた教材をどの程度のペースで進めていけば良いのかを1日単位で記し、「計画表」として毎月渡してくれました。今やるべきことが明確になるので、効率よく勉強できたと思います。もし計画どおりにできない日があったとしても、最初からスケジュールが空白になっている「予備日」が設けられていたので、心理的にもゆとりを持って取り組めました。
例えば、英語のテキストだと「長文問題:50題」が載っていたので、「1日1題は必ずやっていこう」と励ましてもらいながら取り組んでいました。入塾した時は勉強の進め方自体もあまり分かっていなかったので、ありがたかったです。それまでは好きな理系科目ばかりやっていて、学習計画も立てていませんでした。しかし、きちんと計画表に沿って進めていくうちに、定期テストや模試の点数も上がっていったんです。英語は20〜30点もアップしたので、「あんなにできなかったのに!」と驚きました。計画表に従って、ほぼ毎日、すべての教科が学習できるようになりました。
他にも印象に残っている点があれば教えてください。
いろんなタイプの先生がいましたね。数学の解き方は先生によってアプローチの仕方が違ったりするので、「A先生はそういう解き方なんだ。B先生は違う方法で解いていたな」というように比べていました。知識量が豊富で、分かりやすく教えてくれる先生たちが多かったので、いつも刺激を受けていました。
受験勉強について
通学時間を活用!英単語帳を覚え、長文読解がスラスラできるように
- 勉強時間
-
高1 塾:なし、自宅:1日60分〜90分
高2 塾:週2(1回80分~90分)、自宅:1日90分~120分
高3 塾:週3(1回80分~90分)、自宅:1日180分以上
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
第一志望を芝浦工業大に決めてから、特に力を入れた教科が「英語」でした。受験科目の数学、物理ももちろん勉強しましたが、最も点差がつく強化が英語だと思ったからです。英語は長文を見るだけで怯んでしまうほど、ずっと苦手意識がありました。今思えば、問題文を見た瞬間に、日本語訳にしようとしてしまってわけが分からない状態になっていましたね。
そこで、まずは英単語を覚えるところから始めました。英単語帳の中から1日50〜100単語をピックアップし、赤シートを使って隠しながら、少しずつ暗記しました。翌日もう一度覚えているかをチェックし、忘れていたらまた翌日も同じようにチェックしていくという流れを繰り返していきます。電車通学をしていたので、電車に乗っている時間はいつも英単語帳を開いて、読み込みました。そうしていくうちに、長文がかなり読みやすくなっていったと思います。問題文を読んで、英語のまま理解できるようになりました。
物理や数学は、問題集を何度も解き直して、できないところにしるしをつけていましたね。積極的に先生にも質問して、すべて理解できるようにしていました。
というのも、塾の先生宛にLINEで質問が送れるシステムがあったので、いつも活用していたんです。「数学の、この問題を解いていてここまでは分かったのですが、ここから先が分かりません」とメッセージを送ると、すぐに返信が来て、解法のポイントが書かれていました。メッセージのほとんどが送ったその日のうちに返信されていたので、かなり助かりましたね。先生は大変だったかもしれませんが、おかげで無事に合格できました。
受験勉強での反省点はありますか?
英単語帳をしっかり覚えたおかげで、英単語の意味や文法の理解が進み、さらに長文問題もできるようになったのですが、「イディオム」を覚えるところまでは間に合わなかったと実感しています。もうちょっと早めに英語の勉強をスタートして、英語特有の言い回しもインプットできたら、さらに自信を持って入試本番を迎えることができたかもしれません。
家庭のサポートについて
家族の協力のもと、受験勉強に集中できる環境で過ごせた
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
家庭ではほとんど勉強はしておらず、塾の自習室を使っていました。生活リズムが崩れないように、家族も協力してくれて勉強しやすい環境を整えてくれたと思います。休日に塾へ行く際には、最寄り駅まで送迎してくれました。そうした細やかなサポートには感謝しています。
学校生活について
自分の手を動かしながら考えていく、学びの多い授業が楽しい
- 学校名
- 芝浦工業大学
- 部活
- アメフト部(ポジション:DL)

「芝浦工業大学」ではどのようなことを学んでいるのですか?
合格したシステム理工学部では、機械の動きを制御するシステムについて、学んでいます。機械に指示を出すためのプログラミングや、機械の仕組み自体など幅広い専門知識が身につけられる環境です。プログラミングはまったく経験がなかったのですが、やってみると意外と面白いですね。
高校までとは違って、大学は自分たちで手を動かしながら問題解決にチャレンジできるところに面白みを感じています。実際にやってみて経験値を高めていくと、「工夫をしてみるとこうなるんだ!」と実感できて楽しいです。一方的に講義を聞くだけでなく、実験も多いのでやりがいがあります。
どのような生徒が多いですか?
理系大学のあるあるかもしれませんが、男子学生の割合が多いです。
また課題が多く出されるので、真面目に頑張っている生徒が目立ちます。小テストやレポート、製図もあるので放課後に残って黙々と勉強している姿をよく見かけるかも。製図は専用の器具を使って手書きで仕上げるので、教室で行わないといけないんです。イチから調べて試行錯誤する時間も多々ありますが、その分、しっかり自分の力になっていると思います。
目指している未来があれば教えてください。
まだ具体的な将来像は描けていません。就職か大学院進学かで迷っていますが…今は大学生活を楽しみたいですね。大学のアメフト部にも入り、レギュラーとして頑張っています。今は2部リーグに所属していますが、来シーズンは1部リーグ昇格を目指します!
取材して
1日の学習タスクを「計画表」に落とし込み、毎日コツコツと取り組んでいたという石山さん。それまでは学習計画を立てる習慣自体がなく、自分の気の向くままに好きな教科を中心に勉強を進めていたそうです。塾での指導によってバランスよく学力を伸ばせるようになり、受験へのモチベーションも高まっていったとのこと。通学時間を上手に使い、英単語帳の全ページを覚えていったそうです。苦手だった英語が最終的には武器となり、合格につながっていった様子をリアルに感じられた取材でした。
※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
学習計画にそって「1日の学習タスク」を明確にし、点数が大幅UP

ココがポイント
- 個別指導・映像授業・少人数指導などハイブリッド指導から、目的に合った授業スタイルが選べる
- 大学入試に精通したプロ講師による科目指導のほか、担任指導員が学習管理をしてくれる
- LINE質問制度で、自宅学習を効率よく進められる