ITTO個別指導学院に中学3年5月から通塾し佐賀県立佐賀北高等学校に合格した方への合格者インタビュー(62)
生徒プロフィール
- 通った塾
- ITTO個別指導学院
- 住まい
- 佐賀県神埼市
- 性格
- 真面目にコツコツ勉強するタイプ、 数学・理科のほうが得意
- 偏差値推移
- 中1:不明
中2:不明
中3:62
私の受験ポイント
自分が得意で、確実に点数が取れる問題から取り組み、点数アップ!
僅差での戦いに勝てるよう、復習を重ね、計算ミスや前回と同じ間違いを撲滅!
受験時は、塾の自習室を利用。授業のある/なしに関わらず、毎日通った!
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 佐賀県立佐賀北高等学校 | A判定 | 合格 |
2 | 龍谷高等学校 (特別進学科) | C判定 | 不合格 |
入試スケジュール
- 1月20日
- :龍谷高等学校
- 2月3日
- :龍谷高等学校
- 3月8、9日
- :佐賀県立佐賀北高等学校
学校選び
「文武両道」を魅力に感じ、母親の出身校を第一志望に。
志望校はどのように決めましたか?
もともと私立に進むことは考えていなくて、県立高校の中で志望校を決めていきました。佐賀北高校を第一志望にしたきっかけは、母親の勧めがあったからです。母が佐賀北高校出身で、話を聞くことも多く、他の高校よりも関心度は高かったように思います。
通学エリアで見ると佐賀北高校は距離があったので、同じ中学の同級生と志望校がずれていて…。悩みましたが、大学進学を考えると授業レベルや進学実績からも、佐賀北高校に行ったほうがいいんだろうな、と感じていましたね。
魅力に感じたところは?
「文武両道」を実践している点です。勉強はもちろん、バスケや野球などの部活にも力をいれているんです。全国レベルで活躍しているスポーツも多く、その点も魅力に感じていました。それから、文化祭も楽しみだったことの一つですね。3日間、学校全体で盛り上がる行事だと聞いて面白そうだなと思いました。
受験勉強を始めた時の学力では難しい挑戦ではあったのですが、行きたいという気持ちが強くなり第一志望に決めました。
塾について
入塾時「5教科50未満」だった偏差値が短期間で「5教科68」にアップ!
- メインで通っていた塾
- ITTO個別指導学院
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週1回
- 科目
- 英語、数学
- 通塾時期
- 中学3年5月〜
- 授業時間と費用
- 中3:週1(1回90分~120分)、月1~2万円
『ITTO個別指導学院』を選んだ理由を教えてください。
中2の秋頃から塾に通いたいと思っていたのですが、部活が忙しくて思うように時間が作れずにいました。中3になって、本格的に受験勉強に取り組み、どこに通おうか…と考えていたところ、友達から『ITTO個別指導学院』を紹介されたんです。分からないところに関しても、先生が丁寧に教えてくれる。疑問をしっかり解決できる、と言われて決めました。
通って良かったことは?
短期間で成績が大幅に伸びたことです。入塾時のテストでは、5教科の偏差値は50ないぐらいで…。テスト結果を見て“平均以下なんだ”ととても不安になりました。ちゃんと頑張らないといけないと、焦ったのを覚えていますね。そこから、最終的には5教科の偏差値は68ぐらいまでになりました。20近く上がったことになるので、塾に通った成果だったな、と感じています。
特にどの科目が伸びたのでしょう?
一番アップしたのは、社会です。もともと苦手だったこともあって、コツをつかんだら一気に伸びました。とにかく暗記系の科目が苦手だったので、塾で出されたワークを何度も繰り返し解くことで記憶を定着させるようにしました。1つのワークも、5周ぐらいはしたんじゃないでしょうか。最初は間違いが多くても、何回も同じ問題を解いていくうちに、全問正解になっていくんですよね。覚えるために繰り返しているんですが、“全問正解”という状態が、大きな自信にもつながっていたようにも思います。
他にも、塾で取り組んで良かったことは?
塾では年間通してさまざまな模試を実施しているのですが、いろんな種類のテストを受けられた点は良かったですね。年3回の大きな模試もそうですし、受験直前には毎週テストを実施してくれました。解いたことがある問題に出会う確率があがり、時間配分や優先順位なども落ち着いて見極められたと思います。
たとえば、国語の場合は、最初に論文が出てくるケースが多いですが、これまでは時間をかけすぎてしまう傾向にあったんです。けれど、ここに時間を使ってしまうと後半に出てくる漢文・古文を落としてしまうことになるので、解く順番を工夫して臨んでいましたね。英語においても、多くの受験生が苦手としている英作文は後回しにして、選択問題や長文を先に解く。点数が取れる問題を最初に解いていくようにしました。
自分の得意なところ、つまり確実に点数につながる問題から取り組んでいくことで、点数が上がりました。
受験勉強について
志望校の倍率、受験者数、合格人数などをしっかり把握。
- 勉強時間
-
中1 塾:なし、自宅:1日30分~60分
中2 塾:なし、自宅:1日30分~60分
中3 塾:週1(1回90分~120分)、1日30分~60分
第一志望の「佐賀北高校」に合格するために取り組んだことは?
学校の倍率や合格人数に関してはけっこう調査をしていたと思います。倍率が高い高校だったので、自分の状態を把握しておくことが重要だと考えていたんです。
佐賀北高校の場合、合格数が約280人なのですが、そのうち芸術専攻科が40名になるので、私が受験する一般枠では240人になるんですね。さらに、そこから2月半ばぐらいに40人ぐらいの推薦枠が埋まる。となると、定員は約200人という計算です。佐賀県の高校で行なう模試では志望校ごとに志望人数と順位が出るので、そこで「佐賀北高校」志望者の中でどのぐらいの順位にいればいいのか…と気にしていました。
しっかり分析されていたんですね。
合格においては、一点が勝負になるような僅差での戦いになると分かっていたので、計算ミスや前回と同じ間違いなどがないよう、復習を徹底していきました。受験勉強をしていると新しい問題に手を伸ばしがちなのですが、そうではなくて過去に解いたテキストで、その中で間違った問題をしっかり振り返ってみると良いなと思います。
受験勉強を振り返ってみて、改善点はありますか?
1年・2年のときの勉強不足ですね。基礎ができていなかったことが、受験時に響いたなぁと感じています。当時は部活が忙しくて、宿題を終わらせるので精一杯。授業もちゃんと聞けていなかったので、そこは反省しています。当たり前のことではありますが、授業はちゃんと聞いて、ノートを取る。学校の授業を「受験勉強」として向き合えたら良かったなと思っています。
家庭のサポートについて
テレビを見ないなど、家族も一緒に受験モードで応援してくれた
ご家族とのやり取りはいかがでしたか?
基本は塾で勉強していたのですが、帰宅してからはリビングで勉強することが多かったですね。そんな時は、“家族みんなでテレビを見ない”など、家族も一緒に受験モードになってくれていたと思います。母が理科が得意なので、分からないところがあれば質問をしたり、一つ下に弟がいるので解き方を聞いたりしていました。
基本は塾で勉強されていたんですね。
夏休みや冬休みに関しては、朝10時から夜10時ぐらいまでいたと思います。授業を受けた後は、自習をするのが1日の流れでした。平日は学校が終わった16時ぐらいから、22時ぐらいまで。授業がある/ない関係なく、毎日通っていましたね。塾までは車で10分ほどなのですが、母親が毎日送り迎えしてくれて、感謝しています。
学校生活について
頭がよく、自分の意見を持ってる友人に囲まれた学生生活
- 学校名
- 佐賀県立佐賀北高等学校
- 部活
- 吹奏楽部
入学してみての感想は?
入学した当初は、同じ中学出身の子が数人しかいなくて不安はありました。周りは、同じ中学出身の子同士でグループが出来上がっていたので、そこは少し心配していましたね。でも、今はどこの中学とか気にせず、全員で仲良くできています。
どのような友人が多いですか?
中学では出会わなかったタイプの友人がたくさんできました。自分の意見を持っていて、しっかり主張する友人も多くて、刺激をうける毎日です。自分があまり自分の意見を言えない方なので、すごいなぁと。自分もそうなりたいなと思っています。
部活は?
中学で入っていたソフトボール部がなかったので何をしようかな…と考えていたのですが、吹奏楽部に決めました。佐賀北高校の運動部はハードで、それから経験者も多いので、高校から新たなスポーツを始めるのは厳しいかなと思って吹奏楽部を選んだんです。でも、こちらも練習は週6回あるので、けっこうハードです。
この先の進路については?
九州の大学ではなく、関西か東京の大学に進学したいなと思っています。大学や学部などはそこまで深く考えていないですが、数学が得意なので、理系の学部に進めたらなと考えているところです。
取材して
入塾時のテストでは5教科の偏差値が50未満でとても焦ってしまったそうですが、そこからぐんぐんと成績を伸ばし、受験直前では偏差値68までアップしたと話してくれました。
受験勉強に関する話をお聴きして、短期間でここまでの成果が出せた要因の一つには「徹底した復習」にあるのではないかと感じました。受験勉強をしていると、ついつい新しいテキストや過去問に取り組んでしまいたくなりますが、そうではなく、過去に解いた問題の復習を大事にされています。同じミスを繰り返さないように、簡単な計算ミスをしないように…そういった取り組みが、確実な点数アップにつながっているように感じました。
※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
入塾時「5教科50未満」だった偏差値が短期間で「5教科68」にアップ!
ココがポイント
- 教科書準拠の月例テスト「ITTO模試」を無料で毎月実施
- いつでも利用可能な生徒専用自習室で、学習習慣が身につく
- オリジナル教材や専用授業で、万全の定期テスト対策