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生徒

東京個別指導学院に高校2年2月から通塾し法政大学に合格した方への合格者インタビュー(64)

神崎 茜さん(仮名)
人見知りな性格に合っていた「個別指導」。塾の先生との距離感がちょうど良かった。
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
東京都町田市
性格
人見知り・内向的なタイプ、コツコツ取り組むのが得意
偏差値推移
高1:偏差値50~55
高2:偏差値50~55
高3:偏差値60~65

私の受験ポイント

「個別指導」が人見知りの性格に合っていた。気持ちに寄り添ってくれた大学生講師に助けられた。

数学や物理では、難しすぎる問題はあえて解かない!それよりも基本を完璧に!

母と一緒に入試や入学手続きのスケジュールを作成。家族全員に共有!

受験情報

受験年度
2022年
受験校数
6校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 上智大学 (理工学部情報理工学科) D判定 不合格
2 東京理科大学 (工学部情報工学科) E判定 不合格
3 明治大学 (総合数理学部 先端メディアサイエンス学科) E判定 不合格
4 法政大学 (デザイン工学部システムデザイン学科) D判定 合格
5 成蹊大学 (理工学部コンピュータ科学専攻) B判定 不合格
6 東京電機大学 (システムデザイン工学部 デザイン工学科) A判定 合格

入試スケジュール

2月1日
:東京電機大学
2月3日
:成蹊大学
2月7日
:上智大学
2月9日
:東京理科大学
2月11日
:法政大学
2月17日
:明治大学
2月18日
:東京理科大学

学校選び

理系の中でも、「情報工学」と「デザイン工学」で悩んだ

志望校はどのように決めていきましたか?

中学生の頃から数学や理科が得意だったこともあって、高校の進路選択でも「理系コース」を選択しました。具体的な大学については、自分の学力レベルにあわせて志望校を絞っていった感じです。

第一志望の「上智大学・東京理科大学」は、正直いうと実力よりもだいぶ上でしたが、高い目標を設定したほうが成績も伸びるのではないかと思ったんです。「明治大学・法政大学」は、頑張れば受かるかも…と考えて、「東京電機大学」は合格の可能性が高い大学として選択しました。

学部についてはいかがですか?

「情報工学」にするか「デザイン工学」にするかで悩みました。コンピューターを動かしながらプログラミングを学んでいく「情報工学」は、今後ますます伸びていく分野だと言われていますし、就職の際にも有効かなと思っていて。

一方、「デザイン工学」は、工業製品や建築物などを工学と芸術の観点からデザインを学んでいくものになります。デザイン工学が面白そうと感じたきっかけは、法政大学のオープンキャンパスでデザイン工学部の学生と1対1で話をする機会があったことです。卒業制作で作った作品を見せてもらったのですが、デジタルと芸術が融合した作品で、こんなものが作れるのか!と驚き、興味を持ちました。

最終的にはどちらかに決めることはせず、「情報工学」と「デザイン工学」の2つの学部を受験しました。

塾について

講師との距離感が良かった。「個別指導」が人見知りの性格に合っていた

メインで通っていた塾
東京個別指導学院
指導方法
個別指導
頻度
週3回
科目
数学、物理
通塾時期
高校2年2月〜
授業時間と費用
高2:週3(1回60分~90分)、費用不明
高3:週3(1回60分~90分)、費用不明
転塾:
併塾:

『東京個別指導学院』を選んだ理由を教えてください。

塾に通うなら、個別指導の塾が自分に合っているなと思っていました。というのも、中学3年生のときに、集団塾の夏期講習に通ったことがあったんです。もともと人見知りな性格もあって、先生の“みんなで乗り越えよう!”みたいな雰囲気が苦手だな…と思ってしまって。自分のペースでコツコツ勉強していける個別指導のほうが、自分に合っていると感じていました。

『東京個別指導学院』に通って良かった点は?

テストにおける時間配分のテクニックは、とても役立ちました。塾に通うまで、テストは頭から順番に解いていくもので、全部解かなければいけないと思っていたんですね。けれど、塾の先生から「全部解かなくても良い」と教えてもらいました。

受験勉強を始めたばかりの頃は、どれが解かなくてもよい問題なのか取捨選択が難しかったのですが、先生から「これは現役の大学生から見ても難易度が高いから、優先順位は下げてもよい」などのアドバイスをいただけて。少しずつ自分でも判断できるようになっていきました。

他にもありますか?

『東京個別指導学院』の先生は、現役の大学生なので、受験生に近い立場で親身になってくれたのも良かったです。受験生の気持ちを等身大で分かってくださるので、自分の不安や悩みも素直に伝えることができたように思います。受験前には「みんな、どっかしら受かるから大丈夫!」と励ましてくださって、緊張せずに試験に臨めたなと感じています。

あとは、進路相談で安全校について塾長から最適な提案をいただいたことも感謝しています。自分だけで決めていたら、きっと学力よりも上の大学しか受験していなかったと思うんです。最後まで前向きで受験に臨むためにも、安全校の存在は大きかったですね。

改善してもらえたら、と思う点はありますか?

個別指導は、わたしの性格にとても合っていたとは思うのですが、集団塾に通っている友人の話を聞くと少し焦ってしまうこともありました。夏休みに合宿があったり、年末年始に特訓授業をしていたり…みんなハードに勉強している印象を持ちました。受験を振り返ってみて、もう少し追い込んで勉強しても良かったのかなと思ったりはします。

受験勉強について

数学や物理では、難しすぎる問題は解かず、基本を完璧に!

勉強時間
高1 塾:なし、自宅:1日30分~60分
高2 塾:週3(1回60分~90分)、自宅:1日90分~120分
高3 塾:週3(1回60分~90分)、自宅:1日180分以上

やって良かった勉強法について教えてください。

数学や物理では、難しすぎる問題は解かず、基本を完璧にすることを徹底しました。

ワークに取り組んでいると、いろいろな大学の過去問から出題されていて、目の前に問題があると向き合わなければ…という気持ちになってしまうんですよね。しかも、自分が受ける大学よりも学力が上だったりすると、「この問題が解ければ、志望校の問題も解けるんじゃないか…」と思ってしまって。けれど、そこに時間をかけて取り組んでも解けないケースも多いですし、解けないと気持ち的にも落ち込んでしまう。なので、志望大学のレベルを意識しながら、問題を選んで解いていくと良いと思います。志望大学と同じレベルの大学の過去問は、たくさんやりました。

それから、解いた問題に関しては、数日後、もう一度解くようにしていました。記憶を定着させることができたと思います。

苦手な科目はありましたか?

物理が苦手でした。なかなか克服出来ずにいたのですが、塾の先生から「図を必ず大きく書くように」と話をしてもらって、取り入れてみたところミスが減りました。大きく書くことで単純な数字の見間違いも減りましたし、この図が表していることを瞬時に理解できるようになったと感じています。

受験全体で苦労したことはありましたか?

志望校をなかなか絞りきれずにいたので、そこは苦労したところですね。学力的な観点から見て、志望校を上智大学の理工学部にしていましたが、自分自身が本当に学びたいと思っていたのは、デザイン工学だったんです。けれど、自分の気持ちを親や周りの人に話せずにいたので、そこは苦しかったですね。第一志望への憧れが持てず、なかなかやる気につなげることができませんでした。さらに受験直前の1月頃は、もうすぐ受験が終わるんだ…と思うと、勉強への集中力も切れてきてしまったように感じます。

もっと早いタイミングで、自分が学びたいことを明確にして、親や先生や友だちに話せていたら解決したのかも、と思います。

家庭のサポートについて

入試や入学手続きのスケジュールを作成。家族全員に共有

親御さんに協力してもらったことはありますか?

入試日程や入学の手続き日程のスケジュール表を母親と一緒に作成しました。家族みんなが目につくところに貼っておいたことで、家族全員の認識を揃えられたと思います。明日はどの大学だね、入学金はいつまでに振り込まないと…などの会話ができて良かったと思います。

他にもありますか?

勉強以外のことは全てやってくれたので、自分は受験に集中できたんだと感謝しています。スケジュールのところもそうですが、塾に行く日はお弁当を作ってくれるなど、温かくサポートしてくれました。

学校生活について

授業と課題で忙しいけれど、学びたかった勉強ができて満足!

学校名
法政大学
部活
ライブの裏方をやるサークル

大学での生活はいかがですか?

自身が学びたいと思っていた勉強ができてとても満足しています。美術系の授業もあるし、数学や物理の授業もあるので、自分が好きなものに取り組むことができているなと感じます。

授業については?

デザインについて学ぶ学科ということもあって、実習の授業がとても多いです。周りには、デザインスキルやセンスのある同級生がたくさんいるので、良い刺激がありますね。講義に関しては、実際にデザイナーとして活躍されている有名な方や、グッドデザイン賞の選出に関わっている方などが講師を務めていてとても面白いです。

想像と違っていたことはありますか?

文系の同級生と比べると、授業と課題で忙しすぎて遊ぶ時間がないことでしょうか。学校には週5日のペースで通っていて、毎日5限まで授業があります。そこに課題もあるので、学校生活で1日が終わっていく感じはあります。

忙しいですね。バイトはしていますか?

大学生になったのでバイトも始めたいなと思っていて、今は『東京個別指導学院』でバイト講師をしています。大学に合格したタイミングで塾長から声をかけてもらい、週1~2回ぐらいと無理のない頻度で授業を担当しています。かつて自分が大学生の先輩からたくさんアドバイスをいただいたように、今度は受験生の立場に寄り添っていけたらと思っています。

将来の夢は?

テレビ業界やコンサート業界に興味があるので、将来はそんな世界に入れたらなぁとぼんやり考えています。いまは、ライブの裏方を担うサークルに入っていて、ステージの照明を担当していて、すごく楽しいんです。スタジオのセットを作るデザイナーなどを考えたりしていますね。

取材して

取材の中で印象に残ったのは「大学選びに苦労をした」というお話です。「情報工学」と「デザイン工学」のどちらを選択するのか、なかなか決めきれなかったと当時を振り返っていらっしゃいました。偏差値的な意味合いを重視するのか、自身が勉強したい内容を重視するのか…受験生にとっては気になるポイントです。

最終的に自身が学びたかった「デザイン工学部」に進学。毎日がとても楽しいとお話されていました。自分がやりたいことかどうかを改めて問い直してみることで、受験全体のモチベーションアップはもちろん、進学後の充実度も変わってくるように感じました。

※上記は、2022年12月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

講師との距離感が良かった。「個別指導」が人見知りの性格に合っていた

東京個別指導学院

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 個別指導
  • 完全個別指導

ココがポイント

  • 担当講師が科目ごとに「探せる・選べる・変えられる」
  • 性格や状況に合わせたコーチング指導!面談で生徒も保護者もサポートしてくれる
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