学習塾FLAPS(フラップス)に小4から通塾し神奈川県立大和西高等学校に合格した方への合格者インタビュー(66)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 学習塾FLAPS(フラップス)
- 住まい
- 神奈川県座間市
- 性格
- 目標達成に向けてストイックに頑張れるタイプ
- 偏差値推移
- 中1:偏差値50
中2:偏差値50〜52
中3:偏差値52〜55
私の受験ポイント
塾は毎日の学習習慣を続けるための「ペースメーカー」として利用。友人と競い合いながら自習室で学んだ
英単語を毎晩暗記し、翌日に覚えたかどうかをチェック。3〜4日で50単語覚えるうちに、定期テストの点数が+20点UP!
理科・社会は独自のまとめノートを作成。模試で頻出する分野を分析し、効率よく問題集を解いていった
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 1校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 神奈川県立大和西高等学校 | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月14日
- :神奈川県立大和西高等学校
学校選び
入試直前に志望校を変更。確実に合格でき、苦手な英語がしっかり学べる点が決め手に
志望校はどのように決めていきましたか?
最初は「自宅から通いやすいかどうか」を重視して、志望校を決めようと思っていたんです。徒歩で通える範囲に座間高校があったため、中3の2月までは座間高校が第一志望でした。
学校見学には行ってみましたか?
はい。中2の夏休みに参加しました。座間高校は部活が活発で、強豪チームをたくさん輩出していることもあり、和気あいあいとしていて、楽しかったです。
でも実はもう1校、「行ってもいいかな」と思っている高校がありました。それが大和西高校でした。そちらも同じく見学に行ったんです。まず印象に残ったのは、学校の敷地が広いこと。生徒の人数も多いですし、中学校に比べるとかなり大きく感じました。最終的には大和西高校のみを受験し、無事に合格しました。
志望校を変えた理由は?
座間高校の模試の判定が良くなかったため、最終的に少し難易度を落として大和西高校を第一志望に変更しました。
大和西高校は自宅からかなり離れていて遠いのですが、英語に力を入れている高校です。英語の成績をもっと伸ばして、将来的には国立大へ進学したいと考えていた僕にとっては、むしろ最適な環境かもしれないと感じました。毎日の授業を通じて自然と英語力が身に付きそうだと思いましたし、大和西高校は模試でもA判定が取れていました。学校見学もしていたので、雰囲気が分かっていた点も決め手となりました。
塾について
6年間の通塾で自習の習慣が定着。メンタル面もしっかり支えてくれた
- メインで通っていた塾
- 学習塾FLAPS(フラップス)
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週2〜3回
- 科目
- 英語、数学、国語
- 通塾時期
- 小4〜中3
- 授業時間と費用
-
中1:週2〜3(1回60分)、費用不明
中2:週2〜3(1回60分)、費用不明
中3:週2〜3(1回60分)、費用不明
『学習塾FLAPS』を選んだ理由について教えてください。
小4の時にたまたま自宅に塾のスタッフさんが来て、通塾を勧めてくれたのがきっかけです。母に「中学進学に備えて通ってみませんか」と提案したらしく、僕自身も「確かに勉強した方がいいかな」と思って通い始めました。
『学習塾FLAPS』に通って良かった点は?
自習スペースが常に空いていて、分からないところはすぐに先生に質問できる点が良かったです。オープンでフレンドリーな先生が多く、とても話しやすいのも良かったですね。
僕は数学がずっと得意だったのですが、よく褒めてもらって嬉しかった記憶があります。計算が速くできたり、テストの点数が高かったりすると「いいね!」と言ってもらえて素直に喜んでいました。
それから、通ってみてまず感じたのは、「自分のやる気がなければ通ってもあまり意味がないのかな」ということ。塾に通っても、ぼんやりと授業を受けているだけでは、学力は身に付きません。自習もしながら、自分なりに意欲を持って勉強すれば、その分だけ成績も伸びますし。実際に、塾に通うようになってから自習をするようになったおかげで、勉強に対する意欲が芽生えたと思います。
他にも良かった点があれば教えてください。
どちらかと言えば、学習面でのサポートよりも、メンタル面でずっと支えてくれたのだと思います。
中2の時にコロナ禍となってしまい、制限のある生活を余儀なくされました。その間に基礎学力がかなり身に付き、成績が伸びたのは非常に良かったです。学校にも塾にも行けなくなって、絶対に家で過ごさないといけない環境になりましたよね。そうすると、自分でも予想外でしたが、毎日自然と勉強せざるを得ない状況になって成績もアップしました。
当時は無意識に勉強を進めていたので気づかなかったのですが、ずっと基礎問題に取り組んでいたんですよね。自宅でずっと勉強していた期間が、受験勉強の基礎を築く起点となりました。塾が再開して自習室も自由に使えるようになってからは、勉強するためのペースメーカーとして、自習室をうまく使っていました。
受験勉強について
毎晩寝る前に英単語を覚え、社会・理科はまとめノートを作成。暗記科目に力を入れた結果、模試でA判定を獲得
- 勉強時間
-
中1 塾:週2〜3回(1回60分)、自宅:1日30分以下
中2 塾:週2〜3回(1回60分)、自宅:1日30分~60分
中3 塾:週2〜3回(1回60分)、自宅:1日90分~120分
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
英単語の暗記です。毎日寝る前に単語帳を見て、50〜100個ほど覚えます。翌日、授業の空き時間やヒマな時に「覚えているかな」とチェック。覚えていなければもう一度確認し、暗記する。それを繰り返していました。頻出単語がまとまって紹介されているYouTube動画もよく見ていたので、単語帳とセットで確認して、暗記していました。毎日続けていると、大体3〜4日ぐらいで50単語が覚えられると分かってきて、だんだん楽しくなってきました。
中学生になって英語が始まった頃は「ちょっと苦手だな」と感じて、何も対策をしていませんでした。でもやっぱりこのままではダメだと思い、自分なりに考えて取り組んでみたこの方法がハマりました。成績も少しずつ上がり、定期テストは+20点UP。学校内での学年順位も半分より上に上がっていきました。
反対に苦労したのは、理科や社会です。中3の時点で、中1で習った内容をほとんど覚えておらず…そこを気合いで補いながら、頑張って覚えるのが大変でした。1年生の頃の教科書を引っ張り出してきて、専用ノートにまとめ直しながら思い出していました。何を暗記すれば良いのか、ポイントが分かっていれば復習しやすいですし、問題集にも取り組みやすくなります。例えば、「入試や模試では、縄文時代はあんまり出ないな。明治時代以降の近現代がよく出題されているから、そこをもっと復習しよう」とか、そういう気づきがあったと思います。
得意だった数学については、いかがでしたか?
小学生時代から好きだったので、それほど大変ではなかったですが、図形問題は重点的に対策をしていました。問題をたくさん解いて、慣れていくことでできるようになっていきました。
模試の判定に変化はありましたか?
中1の頃はそれほど良くなかったです。やはり、中2の夏頃を境にちょっと変わっていったと思います。最終的には中3の冬時点で、大和西高校はA判定。合格率90%以上とかなり高かったので、安心して受験できるぐらいの学力は身についたと感じました。
受験勉強での反省点はありますか?
入試本番まであと数週間、というタイミングでパソコンを開いてしまい、ゲームを長時間やってしまいました。合格が難しそうだった座間高校から、高い確率で合格が見込めそうな大和西高校に志望を変えたことで、ちょっと気持ちが緩んでしまったかもしれないです。
入試本番前に少しゲームをしただけだったのですが、それがずっと心の片隅で気になってしまって。気にするぐらいなら、正直、1年ぐらい娯楽なんてなくても良かったかもしれません。振り返ってみれば、それぐらい受験勉強に集中できる環境で自分を追い込むべきでした。
家庭のサポートについて
友人と競い合いながら勉強を続け、モチベーションを高めた
受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?
家での取り組みはあまりありませんでしたが、自発的に勉強できる状況に自分を置くようにはしていました。塾の自習室を利用して自習するのはもちろん、友だちと成績を競い合って勉強するようにしていました。
同じ塾に通っていて、理科がものすごくできる友だちが一人いたんです。模試はほぼ毎回100点に近くて、とても優秀でした。仲が良かったので、いつも隣の席に座って勉強したり、模試の点数を見せ合ってお互いにモチベーションを高めあっていましたね。「今回はどうだった?」「意外と良かった」とか、点数を比べたりして。どうしても理科の成績は勝てなかったです。最後にはその友だちも無事、第一志望に合格できました!
学校生活について
英語の授業に力を入れている大和西高校へ入学。英語力がさらにUP!
- 学校名
- 神奈川県立大和西高等学校
- 部活
- 文化部
「大和西高校」はどのような雰囲気だと感じていますか?
高校は中学校と違って、同じような学力レベルの生徒が集まってきます。そのため「きっと似たようなタイプの生徒が多いんだろうな」と勝手に思っていたのですが、全然違いました。本当にいろんな生徒がいて、多様性があります。いろんな学区から集まってきているからこそ、この多様性が実現しているのだと実感しました。
気になっていた英語の成績はいかがですか?
英語はだいぶできるようになったと思います。僕が受験勉強を通じて進化したのか、高校の授業がすごいのかは分かりませんけど。高校に入ってやってみて良かったのは、音読です。意外とありきたりですが、口に出して読むうちに長文読解ができるようになりました。和文英訳・英文和訳を繰り返すのも、効果がありました。どちらにしても、授業を通じてコツコツと学習するようになって、さらに伸びました。
目指している未来があれば教えてください。
大学の教育学部へ進学して、数学の先生を目指したいです。僕は数学が好きですが、「数学が苦手、嫌い」という人も多いですよね。でも「嫌い」という理由だけで魅力を知ろうとしないのは、もったいないじゃないですか。数学って楽しいと思ってもらえる教え方に、ぜひ挑戦してみたいです。
取材して
「自発的に勉強がしたくなる仕組み」を自分なりに考え、実践していた佐々木さん。模試の判定や学力レベルを冷静に分析し、今の自分に足りない部分をどのように補っていくのか──そうした視点を持って、ご自身で勉強方法を確立していった様子がとても印象に残りました。「毎日勉強を続けるためのペースメーカー」であり、メンタル面を支える役割として最後まで伴走を続けていた塾。そして、競い合いながら勉強のモチベーションを高めていた友人。長い受験生活を支えるためには、この二つの存在が欠かせなかったのではないかと感じました。
※上記は、2023年1月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
6年間の通塾で自習の習慣が定着。メンタル面もしっかり支えてくれた
ココがポイント
- 自主性を育てながら、学習習慣を身につけることができる
- 正社員のプロ講師による完全担任制。学力指導と同時に進路相談など個々のサポートもしてもらえる
- 少人数制の集団指導か個別指導か自分に合う指導形式を選べる