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生徒

ITTO個別指導学院に中2から通塾し群馬県立桐生高等学校に合格した方への合格者インタビュー(68)

山上 修さん(仮名)
記述解答が多い公立高校入試を突破!個別指導の細かい添削指導で「長文で答えるロジック」を身につけた
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

通った塾
ITTO個別指導学院
住まい
群馬県邑楽郡
性格
自分が決めたことは最後まで貫き通すタイプ
偏差値推移
中1:偏差値60
中2:偏差値60
中3:偏差値63

私の受験ポイント

勉強習慣が身につくよう、塾の自習室を上手に活用。だんだんと意識が変わり、自然と学習がしたくなるように

公立高校入試の出題傾向を研究。記述式の解答が多いため、塾の先生に添削をお願いし、過去問対策を徹底した

解答を導き出すための背景まで理解し、説明ができるようにポイントをノートにまとめた。間違えた箇所、添削された解答も含めて書き込んで見返した

受験情報

受験年度
2020年
受験校数
3校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 群馬県立桐生高等学校 B判定 合格
2 佐野日本大学高等学校 (特別進学コース) B判定 合格
3 白鴎大学足利高等学校 B判定 不合格

入試スケジュール

1月5日
:白鴎大学足利高等学校
1月6日
:佐野日本大学高等学校
1月17日
:佐野日本大学高等学校
2月9日
:群馬県立桐生高等学校

学校選び

桐生の街並みの美しさと、電車通学の魅力に惹かれて志望校を決定

志望校はどのように決めていきましたか?

第一志望に選んだのは桐生高校です。僕が受験をするタイミングで、桐生高校が桐生女子校と統合されて共学になり、新しく生まれ変わりました。校舎も一部新しくなると聞き、環境の良さに惹かれたのが決め手となりましたね。桐生市は歴史のある街で、とても美しい街並みが広がっています。織物の生産地として有名で、商店街には風情ある古着屋さんや飲食店も多いんです。そんな場所で高校生活を送ってみたいなと思い、志望しました。それと僕は電車が好きなので、電車通学ができるかどうかも重要なポイントでした。

実際に学校説明会には参加してみましたか?

はい、5校の説明会に参加しました。印象に残っているのは、やはり第一志望の桐生高校です。当時はコロナ禍で学校訪問ができなかったため、何校かが集まって合同で「入試相談会」をしてくれました。そこで教頭先生から学校の様子などを聞き、「やっぱりいいなあ」と感じました。

さらに家から通いやすい距離にあった太田高校の説明も聞き、どちらが良いのかギリギリまで迷っていました。両親は「家から近い方にしたら?」と言っていましたが、最終的には初志貫徹で桐生高校に出願。佐野日大高校は、確実に合格がとれる高校として受験しました。

塾について

自習の習慣が身に付くと勉強が楽しくなり、成績も上向きに

メインで通っていた塾
ITTO個別指導学院
指導方法
個別指導
頻度
週3〜6回
科目
国語、数学、英語
通塾時期
中2〜中3
授業時間と費用
中2:週3〜6(1回80分)、月3~4万円
中3:週5〜6(1回80分)、月3~4万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
開倫塾
指導方法
個別指導
頻度
週2回
科目
数学、英語
通塾時期
小6の12月(中学準備講座)〜中1
併塾:

まずは『開倫塾』を選んだ理由について教えてください。

小6の時に母が「中学準備講座」を申し込んできたことがきっかけで、入塾しました。「行ってきなさい!」と背中を押された形で、中1までは通っていたんですが「もう少し家から近い方がいいな」と思うようになって。近所に新しく開校したばかりの『ITTO個別指導学院』へ移ることになりました。

『ITTO個別指導学院』へ転塾してみて、いかがでしたか?

先生たちの年齢が非常に若かったので、話も盛り上がりやすく、気さくにコミュニケーションが取れる点が良かったです。それと、自習に取り組むようにいつも声をかけてくれていましたね。積極的に自習室を使って勉強するようになり、毎日の勉強習慣も自然に身についたような気がします。「この問題ってどう解くのかな?」と迷った時も、先生に質問できましたし、疲れたら雑談をしてリラックスすることもありました。先生の受験体験の話を聞いたり、自分の進路の悩みを相談したりもできて、いろいろな面でサポートをしてもらって心強かったです。

志望校合格のために行った取り組みはありましたか?

僕は中学受験の経験もなく、まったく初めての経験だったので、迷いや戸惑いもたくさんありました。特に「勉強をする習慣」自体がなかったので、まずはその習慣を身につけるところから始めました。

『ITTO個別指導学院』へ入塾する前は、学校の宿題をやったらその日の勉強はおしまい…という感じだったんです。ところが、自習室に通って塾のテキストや問題集に取り組むようになってからは自然と成績が上がり始めました。家での過ごし方も変わり、ゲームやYouTube動画を見ることも少なくなっていって。そうなると授業中も理解が進むようになり、テスト前も困らなくなりました。

最初は「自習なんて嫌だな」と正直思っていましたが、毎日毎日続けていくうちに意識が変わって、「自習をすると勉強が分かるようになって、なんだか…いいかも」と思うようになりました。

こうだったら良かったな、と思う点は?

もう少し先生の数を増やしてほしいという点でしょうか。休憩時間に先生の手が空いている瞬間を見計らって質問をしないといけないところです。タイミングが合わないと、「質問したいのに先生が忙しすぎて聞けずじまい」となる場合もありました。

受験勉強について

公立高校入試の対策に集中。記述解答の練習をひたすら繰り返した

勉強時間
中1 塾:週2(1回60分)、自宅:1日30分以下
中2 塾:週6(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分
中3 塾:週6(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

公立高校入試の出題傾向を把握し、記述問題への対策をしたことです。群馬県の公立高校入試には記述解答を求められる問題が多く出題されるため、塾の先生に添削をしてもらいながら、解答用紙を作成する練習をたくさんしました。

例えば数学の場合は、解答用紙へ丁寧に記入し、見やすく書くことも重要です。雑に書いた数字を読み間違えて、計算問題でのケアレスミスにつながる可能性もあります。また、僕の場合は基本問題は解けるのですが、応用問題になると歯がたたないことが多くありました。そこでいろいろなパターンの出題傾向に触れ、解答に必要な知識を広げる勉強法にチャレンジ。過去問を見ると、図形の証明問題による記述解答の配点が高く、部分点でも良いから得点を重ねていく必要がありそうでした。そのため何度も練習問題を書き、解答方式に慣れていきましたね。

さらに大変だったのは、苦手な国語です。180字程度の作文が必ず出題されますし、読解でも記述式での解答が必須な問題も多いんです。こちらも過去問や塾の問題集を中心に、問題数をたくさんこなして、いろいろな種類の文体に触れるようにしていました。間違えたところは解説を読み、分からなかったら塾の先生に詳しく聞く。それを何度も繰り返すうちに、少しずつコツも分かってきて問題集の正答率も上がっていきました。

他の教科も同じように、記述対策をしていたのですか?

そうですね。社会や理科にも暗記した知識について問うだけではなく、解答内に説明を求める問題が多く出題されます。出題の意図や背景について理解を深めるために、こちらもさまざまな問題を解きながらノートにポイントをまとめていました。自分自身の言葉で説明できないと、解答を導き出すのは難しいと思ったので、模試の前などはノートをよく見返しました。

英語は、50〜60字の英作文が必ず出題されていました。そのため単語と文法をしっかり覚えて、なるべくたくさん長文を書きました。解答は塾の先生に添削してもらって、それを読み込み、もう一度書き直して。それを繰り返してノートに記録しました。時間はかかりますが、結果としてその繰り返しが役に立ったと思います。添削された解答を見直すうちに、答案作成の組み立て方が分かってきます。書き終えた後もいろんな視点から見直してチェックしないと、部分点を取るのも難しいと分かりました。最終的には自分の言葉で書けるようになって力もつき、合格につながったのではないでしょうか。

受験勉強での反省点はありますか?

英検準2級の取得を目指しておけば良かったです。英検3級までは取得していたのですが、準2級が取れていれば、内申点を少し優遇してもらえたんです。中1の頃はそうした入試情報もまったく知らなかったので、早いうちから情報収集だけでもできていれば、準備できたのにと後悔しました。中3になって学校説明会に参加し、初めて知ったのでちょっと遅かったです。

家庭のサポートについて

スマホやゲームは遠くへ。塾の自習室と同じように、集中できる環境を整えた

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

スマホやゲームなどを手元に置かないようにしていました。勉強するときは物理的に遠ざけて、集中できる環境を整えていましたね。基本的には塾の自習室を使って勉強していましたが、なるべく同じような状況を作るように心がけていたと思います。

疲れた時には気分転換のために庭に出てのんびりしたり、家族と話をしたりしていました。特に母は同じ群馬県の公立入試を経験していたので、当時の体験談を聞いて参考にしました。

最初は「家から近い太田高校にしたら?」と強く勧められたのですが、たくさん話し合って、納得してもらいました。最後には応援してくれるようになり、とてもありがたかったです。

学校生活について

気さくな友人に囲まれ、楽しく過ごす日々。弓道にも初挑戦

学校名
群馬県立桐生高等学校
部活
弓道部

「桐生高校」はどのような雰囲気だと感じていますか?

共学化されて校舎が新しくなるかと期待していたのですが、普通科は旧校舎のままでした。新築になった校舎は理数科が使っています。最初はちょっと残念でしたが、入学後は気にならなくなりました。居心地も良いです。

中学からの知り合いがいない状態で入学しましたが、周りからどんどん話しかけてくれて、あっという間に友だちができました。みんな仲が良く、問題なく生活しています。コロナ禍で縮小していた学校行事も少しずつ元に戻ってきて、活気がありますね。

部活は「弓道部」に入ってみたのですね。

そうなんです。高校から始めたのですが、想像以上に弓を引くために力がいると知って驚いています。体幹がしっかりしていないと型が崩れてしまうので、毎日腕立て伏せをして鍛えています。とても楽しいです!

目指している未来があれば教えてください。

将来的には、大好きな鉄道に関する仕事がしたいと考えています。駅員、車掌として働けたら最高ですね。そのためにまずは4年生の国公立大への進学を目指しています。鉄道会社に就職するには、特にこれといった専門性が必要なわけではないので、視野が広がるような経験を積みたいんです。自分のやりたいこと、興味のあることをさらに模索してみたいです。

取材して

鉄道が大好きで「電車に乗って通学したい」との希望を理解してもらうために、ご両親と何度も話し合いを重ねました。「何も遠くの学校に行かなくても、近場でいいじゃない」と言っていたご両親も、最後には山上さんの熱意を認めてくれたそうです。お互いの意見を時にぶつけながら、納得いくまで話しあえる関係性の良さを感じたエピソードでした。また「群馬県の高校入試問題は、とにかく書かせる」とおっしゃっていた点も印象に残りました。出題の意図を考えながら答案を作成する力が問われるため、塾の先生による細やかな添削が非常に有効だったのではないかと感じました。

※上記は、2023年1月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

自習の習慣が身に付くと勉強が楽しくなり、成績も上向きに

ITTO個別指導学院

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 個別指導
  • 完全個別指導

ココがポイント

  • 教科書準拠の月例テスト「ITTO模試」を無料で毎月実施
  • いつでも利用可能な生徒専用自習室で、学習習慣が身につく
  • オリジナル教材や専用授業で、万全の定期テスト対策