東京個別指導学院に中学2年3月から通塾し法政大学第二高等学校に合格した方への合格者インタビュー(69)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 東京個別指導学院
- 住まい
- 東京都大田区
- 性格
- 文系の暗記問題が得意、褒められて伸びるタイプ
- 偏差値推移
- 中1:偏差値不明
中2:偏差値59
中3:偏差値64 - 受験当時の習い事
- ギター(週1回)
私の受験ポイント
塾の先生に相談しながら授業を調整。週6の部活と受験勉強を両立!
塾では、褒めて伸びるタイプの性格を理解して、自分にあった指導をしてくれた!
苦手な数学はいくつかのパターンで覚える。内申点は「3」から「5」に!
受験情報
- 受験年度
- 2020年
- 受験校数
- 1校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 法政大学第二高等学校 | B判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 12月11日
- :法政大学第二高等学校
学校選び
都立にするか、私立にするか。中3の1月まで悩んでいた
高校はどのように選びましたか?
高校は都立に行こうと考えていました。都立でも私立でも高校に入ればきっと楽しめるだろうと思っていたので、であれば学費の高い私立を選ばなくてもいいんじゃないか、と考えていたんです。
都立の候補として考えていたのは、「小山台高校」と「三田高校」です。併願校として私立の「法政大学第二高等学校」を候補にしていました。
学校見学にはいかれましたか?
この3校に関しては学校見学に行きました。「小山台高校」は積極的に話しかけてくれる先輩が多くて好印象でしたね。「三田高校」は校舎が古かったのもあって、あまりテンションは上がらなかったです。「法政大学第二高等学校」は実際の授業についての説明が分かりやすくて、入学後のイメージを持つことができました。HPを見ても具体的に理解できていなかったので、そこはとても良かったですね。
都立と私立、最後まで悩まれていたのでしょうか。
そうですね。中3の1月ぐらいまでは都立の勉強をしていました。学校推薦で「法政大学第二高等学校」の受験も進めていましたが、合格するかは全く読めずにいたんです。都立にいくか、私立に行くか…ここは最後まで悩んだところでもあります。けれど推薦に合格し、最終的には学校の雰囲気や大学付属などが決め手となり、私立に進むことにしました。
塾について
部活と両立できるよう授業の日時も柔軟に対応してくれた
- メインで通っていた塾
- 東京個別指導学院
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 英語、数学
- 通塾時期
- 中学2年3月〜
- 授業時間と費用
-
中2:週1(1回60分~90分)、月2~3万円
中3:週2(1回60分~90分)、月3~4万円
『東京個別指導学院』を選んだ理由を教えてください。
自宅から歩いて10分ぐらいの場所にあったので、とりあえず体験授業を受けてみることにしました。塾に行ってみると想像していた以上にアットホームで、驚いたことを覚えています。講師と生徒のやり取りを聞いてみても、一方的に授業をするというよりは会話をしながら勉強しているようなイメージだったんです。それから、その塾には小学校低学年ぐらいの子から高校3年生までが通っているのですが、教室長が全生徒のことを把握しているのにもびっくりしました。ここなら自分の受験に対しても親身になってもらえるんじゃないかと感じたんです。
良かった点は?
学習スケジュールをしっかり組んでくれたことです。年2回の面談があるのですが、そこで年間のカリキュラムを作成してくれて、3ヶ月後の目標はこれで、1ヶ月後の目標はこれで…そして、これらをきちんと積み重ねていけば1年後の目標が達成できるとロジカルに組み立てられていて、とても納得感がありました。学習を継続できる状況になっていたと思います。
それから先生がお兄ちゃん・お姉ちゃんみたいな存在で、受験のリアルな情報を日頃から話してくれたのも良かったですね。志望校について相談していると「同じ高校出身の友達がいたよ」とか「こういう授業が良かったと言っていたよ」とか、パンフレットやHPからでは分からない話をたくさん聞かせてくれたのも参考になりました。
他にもありましたか?
当時入っていた部活は週6日の練習があって、塾の授業に影響することがありました。塾だったところに練習がはいったり、逆に練習がなくなって時間ができたりしていたのですが、そういった予定にも柔軟に対応してくださった点はとてもありがたかったですね。基本の曜日は決まっていますが、「練習がなくなっちゃったので、この日に授業していただけますか?」と聞くと「大丈夫ですよ」「気にせず電話してね」と言ってもらえて安心しました。
勉強についてはいかがでしたか?
入試の時間配分に関してのアドバイスが役立ちました。最初に全ページを見て、どれに時間がかかりそうか予測をしてから、取り掛かる順番を決める。これができるだけで、落ち着いて問題に取り組めますし、実際に点数もアップしたと思います。
受験勉強について
苦手な数学はパターンの暗記で攻略。内申点は「3」から「5」に!
- 勉強時間
-
中1 塾:なし、自宅:1日30分~60分
中2 塾:週1(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分
中3 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日180分以上
苦手だった科目は?
数学です。『東京個別指導学院』の体験授業で解いた問題では、複雑な分数の計算すらできていなかったほどで…。そこで分かったんですが、全然違う計算方法をしていたらしくって(笑)。「この解き方してたなら、それは苦労するね」と言われましたね。
その後、塾の先生に解説してもらうようになってから、どんどん理解できるようになりました。あとは、自分で問題を解いて解説を読んでいると、いくつかパターンがあることに気づきました。「この問題のときはこの解き方」というのを覚えてしまえば、点数が取れるんじゃないかと思って取り組んだところ、一気に伸びましたね。最終的に内申点は「3」から「5」になりました。
苦手科目が得意な科目になったんですね。
先生の教え方もとても上手で、僕の性格に合わせた指導をしていただいたなと思います。褒められるとやる気がでるタイプなので、全然できていなかった数学に対しても、点数で判断するのではなく、「前回こういう系の問題ができていなかったけど、できるようになってる」とか「点数は下がってしまったけど、応用ができてるね」とか、そういう言葉をたくさんかけてくれたんです。ちょっとは成長しているのかな?と感じられて、自信につながっていったと思います。
ただ、反省点としては応用問題を最後まで克服できなかったことです。問題構造が似てれば解けるのですが、少し発展していると解けないことが多かったですね。塾の先生から「出題者はこう考えているんじゃない?」などアドバイスをもらって、なんとか乗り切った感じです。暗記じゃなくて、数学の理論というか、原理原則の理解が甘かったのは反省しているところです。
苦労したことはありましたか?
なかなか第一志望を決めきれなかったことです。都立に行きたいという気持ちはあったものの、最終的に何を条件にして決めたらいいのか分からなかったんです。1年ぐらいはずっと悩んでいたと思います。自分の中で「条件」を明確にできたら、こんなに悩まなくてすんだのかなとは思います。
家庭のサポートについて
朝5時に起きて勉強するスタイルを、両親もサポートしてくれた
家族との関係はいかがでしたか?
両親は勉強に対して何も口出しはしてこなかったです。志望校に対しても、「自分で決めなさい」というのがスタンスで。ただ、志望校に対して自分が抱いているものと、親の印象がけっこう違っていたので、ここに関しては話をしました。そういう見方もあるのか、と参考になりましたね。
その他の関わりは?
本格的に受験勉強に取り組むようになって、夜ではなくて朝勉強するスタイルに変更しました。朝5時ごろに起きて、学校に行くまでの2時間ぐらい勉強をするんです。夜に覚えたことを確認するのにもちょうどよかったですし、理解できてる/できていないが判断しやすく効率的に勉強することができたんです。
基本的には自分で起きて勉強をするのですが、どうしても眠くてなかなか起きられないこともあって…。そうすると、父親か母親が起こしにきてくれてましたね。たぶん、僕が5時に起きて勉強することを知っていて、両親も目覚ましをかけていたんだと思います。そう思うと応援してもらっていたんだな、と感謝ですね。
学校生活について
高校3年間を満喫。勉強も頑張り、中央大学法学部への推薦が決まった
- 学校名
- 法政大学第二高等学校
- 部活
- ラグビー部(週5日)
現在、高校3年生とのことですが、振り返ってみて高校はいかがでしたか?
本当に楽しかったですね!活発な生徒が多いので、文化祭や体育祭はめちゃくちゃ盛り上がります。どのクラスも下校時刻ギリギリまで作業をしていて、みんな本気で取り組んでいます。
あとは、生徒に裁量権があるのも特徴の一つじゃないでしょうか。学校のルールを決めるのも生徒ですし、それが守られているのか監視するのも生徒です。だから、生徒同士で意見をぶつけ合う場面は多い気がします。
期待していたことと違った点は?
学校説明会に参加して授業への期待が高かった分、少し思っていたものと違うと感じました。評判のいい先生もたくさんいらっしゃいますが、主観が強いなと感じる先生もいたりして。生徒の様子をみながら授業していく先生もいれば、一方的に説明をして終わる先生もいる。そんな印象を受けました。
これから先は?
中央大学法学部への推薦が決まりました。大学で勉強をして、将来は政治家になりたいと思っています。世の中に対して「なぜだろう?」と思ったり「納得いかないな」と思ったりすることがある中で、それをそのままにしておくのではなく自分の手で解決していけたらいいなと思っています。
取材して
取材中、受験勉強を振り返ってみての感想をお聞きしたところ「学校のテストが一番大事だと思います。定期テストに対してもきちんと向き合って勉強できる習慣がある人は強いですね」と話をしてくれました。高校入学後は、その学びを活かし定期テストにも真面目に取り組んだそう。結果、大学は中央大学法学部の推薦をもらうことができたのだとか。高校受験での経験を、しっかり活かされている姿が印象的でした。
※上記は、2023年1月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
部活と両立できるよう授業の日時も柔軟に対応してくれた
ココがポイント
- 担当講師が科目ごとに「探せる・選べる・変えられる」
- 性格や状況に合わせたコーチング指導!面談で生徒も保護者もサポートしてくれる
- 教育や受験に関する正しい情報をもとに、一般選抜と総合型選抜の対策が可能!