スクール21に中学3年4月から通塾し埼玉県立浦和高等学校に合格した方への合格者インタビュー(70)
生徒プロフィール
- 通った塾
- スクール21
- 住まい
- 埼玉県上尾市
- 性格
- 誰とでもすぐに仲良くできるタイプ、数学・理科のほうが得意
- 偏差値推移
- 中1:偏差値72
中2:偏差値72
中3:偏差値72 - 受験当時の習い事
- 剣道 週3日
私の受験ポイント
主体的になれずにいた息子に教室長が熱心に向き合ってくれた。少しずつ本気に!
得意な数学は応用問題の演習を増やして成績アップ!偏差値は70に!
受験生だからといって特別扱いはしない。家の手伝いや習い事にも取り組む!
受験情報
- 受験年度
- 2021年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 埼玉県立浦和高等学校 (普通科) | A判定 | 合格 |
2 | 川越東高等学校 (理数科) | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 1月21日
- :川越東高等学校
- 2月28日
- :埼玉県立浦和高等学校
学校選び
魅力に感じたのは、進学校でありながら学校イベントが盛んな点
学校はどのように選びましたか?
第一志望には県立高校を考えていました。最初、私立も考えていくつか学校説明会にも行ったのですが、これといった特徴が感じられなかったんです。大学進学に向けてのフォローや語学研修の話ばかりだった印象を受けました。息子本人は「どこでもいいや…」ぐらいの温度感で。ただ、地元にある県立高校だと学力が合っていないのもあったので、そこ以外を目指したいとは言っていました。
学校説明会には参加されましたか?
志望校になりそうな高校に関しては、オンライン説明会に参加したり、文化祭に足を運んだりしました。具体的には、「浦和高等学校」「栄東高等学校」「開智高等学校」「川越東高等学校」「大宮開成高等学校」の5校です。その中で、私は「浦和高等学校」の印象が一番良かったですね。息子は変わらず「ふぅ~ん」といった様子でしたけど(笑)。
理由は、進学校でありながらも、学校イベントもたくさんあった点。さらに、生徒の自主性を重んじていたので、充実した学校生活が送れるのではないかと思いました。たとえば、文化祭の企画の一つに高校生が小学生に勉強を教えるというものがあったり、歓迎マラソンや遠泳大会などスポーツイベントに注力していたり…面白そうだなと感じました。
塾について
どこか他人事。主体的に向き合わない息子に熱心に向き合ってくれた
- メインで通っていた塾
- スクール21
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週4回
- 科目
- 国語、数学、英語、理科、社会
- 通塾時期
- 中学3年4月〜
- 授業時間と費用
- 中3:週4(1回90分~120分)、月4~5万円
塾に通い始めたのは中学3年生になってからなんですね。
1・2年のときはそこそこ成績も良かったので、“塾に通わせなくちゃ”とはあまり思っていなかったんです。3年の部活が終わった頃に通い始めればよいかな、と考えていました。そんな中、2年生の終わり頃からコロナで学校が休校になってしまって。学校の授業がない中での受験は不安だなと感じ、塾に通わせることを決めたんです。
『スクール21』を選ばれた理由は?
一番は、新たな教室が近所で開校することになったからです。春期講習のキャンペーンをやっていて、部活で仲の良い友人も通うというので息子に勧めました。特に英語が苦手だったので、そこを強化できればと考えていたのですが、そこでも本人は「塾に行っても変わらないと思うよ…」とあまり乗り気ではなくて。「とりあえず行ってみてから文句いったら?」と、半ば強制的に通わせることにしたんです。
通ってみて良かった点は?
塾長がとても熱心に向き合ってくださいました。先程もお話したように、息子にとって高校受験はどこか他人事。主体性を持てずにいたんですね。そこに対して、塾長は“自分が本気にならないと駄目なんだ”という話をしっかりしてくださって。そこから少しずつ本気になっていった感じはありました。自分で自習室に行って勉強してくる習慣ができたように思います。
他にもありましたか?
志望校にあわせてクラスが分けられていたり、テキストが違っているのも良かったと思います。入塾時点で基本的なところは理解できていたようで、難関校に向けた対策ができたと思います。
ただ、テキストの量や課題が多かったのが気になりました。息子は「できる/できない」を見ながら、課題をはぶいていたようです。姉が通っていた塾はテキストは少なくて、同じものを繰り返しやっていくスタイルだったので、少し驚きました。
受験勉強について
数学は応用問題の演習量を増やして成績アップ!偏差値は70に!
- 勉強時間
-
中1 塾:なし、自宅:1日30分~60分
中2 塾:なし、自宅:1日30分~60分
中3 塾:週4(1回90分~120分)、自宅:1日60分~90分
受験勉強を通して、伸びた科目は?
もともと得意だった「数学」は、さらに伸びました。最終的には模試での偏差値は70ぐらいになっていたと思います。
取り組んだのは、応用問題の演習量を増やすこと。数学はパズル感覚で向き合えるようで、解くのが楽しそうでした。難しい問題に出会っても、いろいろなアプローチを考えながら諦めずに解いていましたね。塾のテキストも豊富でしたし、難関高校の過去問にもどんどんチャレンジしていました。
苦手とおっしゃっていた英語はどのように対策��?
暗記が苦手だったので、英単語や熟語を覚えるのがとても苦痛だったようです。受験勉強を始めた頃の偏差値は60ぐらいで、そこは入試直前まで変わらなかったですね。塾では、英語対策としてテクニック的なものはたくさん教えていただいたのですが、本人に合っていたかどうかは疑問が残ります。私自身の反省点としても、子どもにあった暗記方法を見つけてあげられたらよかったなとは思います。
良かった勉強法は?
塾から出された課題を全てやるのではなくて、自分にとって必要なものに絞って学習していけると良いと思いました。息子が要領よくやっていた方法ではありましたが、結果的に限られた時間を有効に使うことができたのではないかと思います。
家庭のサポートについて
受験生だからといって特別扱いはしない。普段どおりの生活を。
ご家庭ではどのようなサポートを?
受験生だからといって特別扱いはしませんでした。私も普段は仕事をしているので、子どもにかかりっきりではないので。本人に「どんな勉強をやってるの?」と確認することはほとんどありませんでしたが、時々、机の上に積まれたテキストを見て学習状況を把握していましたね。
普段どおりの生活を意識されたんですね。
そうですね。勉強だけじゃなく、家の手伝いもしていましたし、習い事の剣道にも通っていました。それからゲームに関してもNGにはしませんでした。自分で「ゲームの時間と勉強の時間」を決めるようには伝えましたが、最終的な判断は本人に委ねたところです。勉強だけにならないほうが気分転換になったのではないかと思います。
学校生活について
歓迎マラソン、遠泳など学校行事が盛ん!学校生活を満喫
- 学校名
- 埼玉県立浦和高等学校
- 部活
- 体操部(週4回)
入学してみての印象は?
入学前の学校説明会で学校行事が多いとは聞いていましたし、そこが魅力に感じていたのですが、想像以上に多かったです。入学してすぐに10キロの「歓迎マラソン」があったり、夏は臨海学校で3キロの遠泳があったり、秋には50キロの競歩大会があったり…(笑)。水泳が苦手な子は、朝早く登校して練習するなど学校全体で力をいれていましたね。
他にも想像と違っていたことはありましたか?
あとは、自由すぎて驚きました。校則もないので、生徒の自主性に任されているみたいです。学校でルールを決めるというよりは、生徒が自分たちでどうするのがよいか?を考えて行動しているようですね。
進学校でもあるので、先生があれこれ指導してくれるのかと思っていたらそうではなかった。息子も自分でいろいろ考えて行動する機会が増えたと感じます。
将来については?
大学に進学すると思います。ただ、学校生活を満喫していて勉強はちょっと雲行き怪しいですね。入学当初は学年の真ん中ぐらいの成績だったのですが、だんだんと下がってしまって…。家族会議をしたこともあったぐらいです。現在2年生で、これから3年生になるのでそろそろ真剣に考えないといけないな、と思っているところです。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、埼玉県立浦和高等学校に通う息子さんを持つお母様。「いざ受験が始まろうとしても、なかなか本人がやる気にならなかった。どこか他人事で、私立の説明会では居眠りしてたほどだったんです…」と話をしてくれました。そんな中、少しずつやる気になっていったのは、塾の教室長がしっかり向き合ってくれたことも大きいと当時を振り返ります。熱心に対話を続けてくれたことで受験に本気になっていったのだとか。この話をお聞きして、塾に通うメリットは「勉強を教えてもらう」だけではなく、「やる気を引き出してくれる」点もあるのだと、改めて感じました。
※上記は、2023年1月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
どこか他人事。主体的に向き合わない息子に熱心に向き合ってくれた
ココがポイント
- 埼玉の県立御三家や上位校への合格実績が豊富で、特化した入試対策ができる
- 科学的根拠に基づいた授業がわかりやすく、効率的に成績UPできる
- 圧倒的な入試情報力と分析力を活かした進路指導を受けられる