CG中萬学院に小学4年冬から通塾し山手学院中学校に合格した方への合格者インタビュー(72)
生徒プロフィール
- 通った塾
- CG中萬学院
- 住まい
- 神奈川県横浜市
- 性格
- こだわりが強いタイプ。飽きっぽいところがある
- 偏差値推移
- 小4:偏差値不明
小5:偏差値50
小6:偏差値53
私の受験ポイント
私立中学対策は小6の夏から。入試問題を分析し“出題問題”に限定して取り組んだ!
苦手科目だった算数は短期集中で取り組み成績アップ!私立中合格が見えてきた!
受験直前期は父親が日々のスケジュールを作成。具体的な内容までしっかり管理!
受験情報
- 受験年度
- 2022年
- 受験校数
- 2校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 横浜市立南高等学校附属中学校 | C判定 | 不合格 |
2 | 山手学院中学校 | C判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月1日
- :山手学院中学校
- 2月3日
- :横浜市立南高等学校附属中学校
学校選び
小4の終わり頃、「公立中高一貫校」を目指して受験勉強をスタート
志望校はどのように選びましたか?
母親の私は地元の中学に進学するものだとばかり思っていたのですが、小学4年の終わり頃に娘から「中学受験をしたい」と言われ、受験を考えるようになりました。私立より公立中高一貫校に魅力を感じていたので、そこで志望校を探していきました。
候補になったのは「横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校」と「南高等学校附属中学校」です。ただ、「横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校」のほうはレベルが高すぎることもあり、「南高等学校附属中学校」を第一志望にしました。
私立中学は検討されていらっしゃらなかったのでしょうか?
「そうですね。6年生の夏頃までは私立は考えていませんでした。ただ、受験勉強を進めていく中で、公立中高一貫校の難易度の高さを感じるようになって…。本人も不安に感じているところも大きかったようなので、受験日程が先の私立を受けて合格をもらって本命に臨めたほうが気持ち的にも良いのでは?と考えたんです。受験教科などを考えて、最終的に「山手学院中学」を受験することにしました。
学校説明会には参加されましたか?
主人が「南高等学校附属中学校」の説明会に参加をしました。最寄り駅から学校までは20分ほど歩くのですが、けっこうな登り坂らしくて。通学が大変そうだな…と話していましたね。。
塾について
私立中学の勉強は小6の夏から。入試で出題される問題だけに取り組んだ
- メインで通っていた塾
- CG中萬学院
- 指導方法
- 集団授業
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 公立中高一貫対策コース
- 通塾時期
- 小学4年冬~
- 授業時間と費用
-
小4:週2(1回60分~90分)、月2~3万円
小5:週2(1回60分~90分)、月2~3万円
小6:週3(1回60分~90分)、月3~4万円
- 併塾していた塾
- 個別指導塾 1対1のATOM(アトム)
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週1~2回
- 科目
- 算数
- 通塾時期
- 小学6年夏~
- 授業時間と費用
- 小6:週1~2(1回90分~120分)、月2~3万円
受験勉強のため、『中萬学院』に通い始めたんですね。
自宅から徒歩5分ぐらいの場所にあって、「公立中高一貫対策コース」があったことが決めた理由です。いくつか塾を見ましたが、そこに特化したコースがある塾は少なかったですね。試験内容は独自性が強くきちんと対策しないと難しいと聞いていましたので、そこに対して親も知識が全くありませんでしたから、塾のほうでしっかり対策してもらえたらと考えていました。専門コースに通うことで、基礎から学べたと思っています。
小6から『個別指導塾 1対1のATOM(アトム)』にも通われた理由は?
私立中学の対策として通うことにしました。志望校としていた「山手学院中学」の入試は比較的基本問題が出されるので、国語は公立中高一貫校コースで勉強してきたことで対応できたのですが、算数が全く別物で。学校で習ったこと以外の問題が多くあったので、これはしっかり対策をしなければ太刀打ち出来ないんじゃないかと思ったんです。
通ってみて良かった点は?
『個別指導塾 1対1のATOM(アトム)』は、個別なのでこちらの都合に合わせて授業をしてくださった点がとても良かったですね。「山手学院中学」の算数対策のために通うと割り切っていたのもあって、やるべきことが明確だったように思います。塾でも「山手学院中学」の入試分析をしてもらい、問題として出るところだけを徹底して取り組んでいきました。当初から私立を目指している子は小4ぐらいからやっている中で、娘は小6の夏頃から対策をし始めたので焦りはありましたが、塾がしっかりフォローしてくれたと思います。
他にも、授業時間も柔軟に対応してくださいました。受験が近くなると『中萬学院』に通ってから、『個別指導塾 1対1のATOM(アトム)』に行くこともありましたね。
受験勉強について
苦手科目だった算数の成績がアップ!私立中学の合格が見えてきた
- 勉強時間
-
小4 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日30分以下
小5 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日30分~60分
小6 塾:週3(1回60分~90分)、週1~2(1回90分~120分)、自宅:1日30分以下
伸びた科目はありますか?
小6の夏から私立中学の算数対策として『個別指導塾 1対1のATOM(アトム)』に通い始めたのですが、最後の最後で成績が伸びましたね。「山手学院中学」の合格判定は40%ぐらいで、まだまだ安心できないレベルではありましたが、対策をしなければ全然解けなかったと思います。効果を実感しました。
それから過去問を繰り返し解いている中で、回答率が上がっていきました。あの中学も、この中学も対策しないと…という状況ではなかったので、対策しやすかったというのもあると思います。追い込みの場面では、個別指導塾の強さを感じました。時間がないと焦っていましたが、個別指導であれば短期集中でも意外とやれるのかも…と思いました。
第一志望は最後まで変わらなかったのでしょうか?
私としては最後まで、公立に行ってもらいたいと思っていましたが、倍率が高く合格が難しいかも…となったとき、娘はだんだんと私立に気持ちが傾いていったところがありました。私立受験対策をしたことで、問題も解けるようになって自信もついたんだと思います。
反省点はありますか?
私立の受験は国語と算数の2教科で受験をしたので、本当にその科目だけしか勉強をしなかったんですよね。さらに算数はテストで出題される問題ばかりに取り組んでいたのもあって、入学後はかなり困りました(笑)。定期テストでは思ったように点数が取れず、苦労しているみたいです。
家庭のサポートについて
受験直前期は、父親が毎日のスケジュールを作成し、しっかり管理
ご家庭で取り組まれたことがあれば教えてください。
娘の性格的にきっちりやれるタイプではなかったので、1日の勉強スケジュールはこちらで作成しました。小6の11月・12月ぐらいからは父親が一緒に作っていましたね。この日はこのドリルを何ページから何ページまでやって、明日は塾のプリントを復習して…とかなり細かく管理していました。
その当時は娘も反抗期で、母親である私とは毎日のように口喧嘩をしていたので、なるべく距離をおいていました(笑)。
反抗期が重なってしまうと大変なことも多いですよね。
本当に!本人が中学受験をやりたいと言って始めたことなのですが、行動が伴わずよく口喧嘩に…。勉強をやらなきゃいけないけどやりたくない、テレビも見たいし、YouTubeも見たい…そんな葛藤があったみたいです。親子関係はなかなか難しかったですね。
学校生活について
私立中学に通うことになって本人は満足。楽しそうな毎日。
- 学校名
- 山手学院中学校
- 部活
- なし
入学後の学校生活はいかがですか?
第一志望にしていた公立中高一貫校は落ちてしまったのですが、途中から本人は私立に行きたいと思っていたようで、結果的にそうなって喜んでいます(笑)。毎日楽しそうに通っていますね。あとは、小学校の頃はあまり親しい友人ができずにいたのですが、新しい環境ではたくさん友達ができたみたいです。
期待と違っていると感じたことは?
生徒の自主性を重んじる校風だったこともあって、あまりフォローがないなという印象です。特に勉強に関しては、もう少し手厚くサポートしてくれると思っていたので残念です。個人的には、公立とあまり変わらないのでは?…と感じてしまいました。
残り2年間、どのように過ごしてもらいたいですか?
勉強については気になっています。合格して満足してしまったところもあるので…。入学してからあまりいい成績がとれずにいるのですが、本人としては「私立の中学受験対策をしてこなかったから」という言い訳をしています(笑)。とはいえ、もう1年経つので、そろそろ本気になってもらいたいなと思っていますね。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、私立の「山手学院中学」に通う娘さんを持つお母様。取材では「私立中学の受験対策を始めたのは小6の夏。時間がなくて焦っていたところもあったのですが、合格することだけに集中すれば小6からでも間に合うんだなと感じました」とお話してくれました。その要因については「志望校と娘の学力などを把握した上で、適切に勉強を教えてくれた個別指導塾のおかげだと思います」との言葉。短期間での追い込みという話でいうと、集団塾では難しかったのではないかと語ってくれました。どれだけ正確に志望校対策ができるかどうか、は合否をわけるポイントだと強く感じた取材でした。
※上記は、2023年2月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
私立中学の勉強は小6の夏から。入試で出題される問題だけに取り組んだ
ココがポイント
- 神奈川の入試情報や指導ノウハウに精通
- 「公立中高一貫校」などの多彩なコースを開講