生徒プロフィール
- 通った塾
- 武田塾
- 住まい
- 福岡県福岡市
- 性格
- チャレンジ精神旺盛、好きな教科ばかり勉強してしまうタイプ
私の受験ポイント
塾で作成してもらった「志望大学合格に必要な勉強手順・スケジュール」を活用
「誰かに教える」を前提にして、勉強に取り組んだところ偏差値が大幅アップ!
科目問わず、参考書で問題を解くときは時間を決めて取り組む!
受験情報
- 受験年度
- 2020年
- 受験校数
- 5校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 青山学院大学 (経済学部) | E判定 | 不合格 |
2 | 中央大学 (商学部) | E判定 | 不合格 |
3 | 法政大学 (経済学部) | E判定 | 不合格 |
4 | 西南学院大学 (商学部) | D判定 | 合格 |
5 | 福岡大学 (商学部) | D判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月1日~9日
- :福岡大学
- 2月1日~9日
- :西南学院大学
- 2月10日~
- :青山学院大学
- 2月10日~
- :中央大学
偏差値推移
高2:偏差値38
高3:偏差値38
浪人:偏差値55
学校選び
東京の大学に憧れて。浪人してしっかり勉強することを決めた
大学はどのように決めましたか?
僕は浪人をしているのですが、現役では「日東駒専」レベルの大学を目指していました。そこまで深い理由はなくて、頑張れば手が届くかもという気持ちと、出身地の関西ではなく東京に行きたいという思いから選びました。
ただ、高3の受験を終えたタイミングで、「もう少し頑張って難易度の高い大学を目指してみたい」と思うようになったんです。高校3年ぐらいから勉強をし始めたこともあって、不完全燃焼感が強かったんですよね。浪人をしてしっかり対策をすれば「MARCH」レベルが目指せるかも…と思うようになりました。
親御さんの反応は?
最初は反対されました。現役で受かった大学があったのでそこに行くものだと思っていたようでしたね。でも、僕自身があまり嬉しそうにしていなかったと感じたみたいで、最終的には浪人することを認めてもらいました。後から聞いた話ですが、「このまま納得していない状態で進学しても大学を辞めることになるかも…と思った」と言っていました(笑)。あとは、僕はこれまで全然勉強をしてこなかったので、“勉強をしたい”とやる気になったことも嬉しかったみたいです。
青山学院大学を第一志望にした理由は?
過去問を解いている中で青山学院大学の問題が自分に合っていると感じたからです。解きやすいと思ったので、合格確率が高まるのではないかと思い選択しました。
塾について
志望大学合格のために必要な勉強法・スケジュールが明確になった
- メインで通っていた塾
- 武田塾
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週2回
- 科目
- 英語、国語、日本史
- 通塾時期
- 高校3年10月〜浪人期間
- 授業時間と費用
-
高3:週2(1回60分)、月4~5万円
浪人:週3(1回60分)、月5~7万円
『武田塾』を選んだ理由を教えてください。
最初に『武田塾』を知ったきっかけは、YouTubeなんです。高校生の頃、学校の先生に言われた通りに勉強をしていたんですが、なかなか成績が伸びずにいたんですね。この勉強法で良いのかな…と不安を感じて、ネットで勉強法を検索したところ『武田塾』のYouTubeを見つけました。そこで、自分と同じような学習課題に対して講師の方が分かりやすくアドバイスをしていて。なるほど!こうやって勉強したらいいのか!と一気にファンになってしまいました。
他にもたくさんの動画を参考にさせてもらう中で、『武田塾』に入って勉強したいという気持ちが強くなり、入塾することにしたんです。
通って良かった点は?
一番は、勉強スケジュールを明確にしてくれたことです。これまでは何も分かっていなかったので、あれもこれもと手を付けていました。自分の学力に合っていない参考書をやったり、過去問をやってみたり…。けれど、入塾してすぐに「ルート」と呼ばれるスケジュールを作成していただいて。この大学を目指すのであれば、この参考書をこういう手順でやっていけばいい、と教えてもらいました。何月にはこれ、何月にはこれをやろう…と細かな計画も提示してくれたので、そこは本当に助かりました。
学校の先生に質問しても、一般的に良いとされている参考書を勧められるだけで、それが本当に自分に合っているかは分からないと思っていて。その不安を解消してもらえましたね。
他にもありますか?
『武田塾』の授業方法です。塾では、授業は行わず自分で参考書を読んで勉強を進めていくスタイルですが、1週間に1回、各科目で確認テストがあるんです。テストといっても、テスト用紙に向かって問題を解くのではなく、先生が生徒に対して質問をする時間。質問されて答えられないと、定着できていないことがはっきり分かるので、良かったと思います。勉強するときも、「人に教える・話す」前提で取り組んでいくので、定着率がよくなるんじゃないでしょうか。
気になったことはありましたか?
先生との相性はあるかと思います。僕は国語と日本史の偏差値は伸びたのですが、英語は最後まで苦戦していました。理由はいろいろありますがその一つには講師の教え方もあったのかなと思っていて。というのも、浪人時の秋頃に英語の先生を変えてもらったところ、理解が一気に深まって、成績が伸びた経験をしたんです。もう少し早めに改善できていたらな、と思うことはありますね。
受験勉強について
「誰かに教える」つもりで取り組んだところ、偏差値が大幅アップ!
- 勉強時間
-
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
高2 塾:なし、自宅:1日30分以下
高3 塾:週2(1回30分~60分)、自宅:1日180分以上
浪人 塾: 週3(1回60分)、自宅:1日180分以上
成績が伸びた「日本史」と「国語」はどのような対策を?
「日本史」に関しては、完全に覚えきるようにしました。とはいっても、一人でやると覚えている気になっているだけのことも多いので、『武田塾』の先生との時間を活用していましたね。誰かと一緒に覚えていったほうが圧倒的に定着するのだと思います。やればやるほど伸びるような感覚で、偏差値は38ぐらいだったものが65近くにまで伸びました。
「国語」に関しては、これまでは読み方がめちゃくちゃで感覚で読み進めていたところがありました。たくさんの問題を解いて、解説もしっかり読んでいくことでポイントが分かり、だんだんと解き方のコツをつかめるようになりました。国語の成績も同じぐらい伸びましたね。
苦手だった英語は?
かなり苦戦しました…。塾で先生から教えてもらうことにも、いまいち納得できていなかったり、よく理解できていなかったりしたのですが、そのままズルズルと過ぎてしまったのが良くなかったですね。最後の模試では偏差値が10ぐらい下がってしまって、かなり落ち込みました。これはマズイと思い、秋頃に先生が代わり、改めて「文法の品詞」を教えてもらいました。根本的に理解できるようになってから、成績が伸び始めましたね。バラバラだったパズルのピースがはまっていくような感覚がありました。
良かった勉強法はありますか?
科目問わずですが、参考書で問題を解く場合は時間を決めることです。なんとなくやり始めて終わるのではなく、「この問題はこの時間でやりきる!」と決めてから問題に向き合うだけで集中力が違います。自分を追い込んで勉強に向き合えるので、良かったと思います。
反省点はありますか?
良かった点でもあったのですが、勉強法やスケジュールなど自分の頭で考えることがなかったようにも感じています。ただ言われたことをやるだけ…になってしまっていたのは、反省点かなと思います。
家庭のサポートについて
落ち込んでいるとき、母親から励まされて救われた
ご家族とはどのようなやり取りをしていましたか?
基本的には勉強に関して何かを言われることはありませんでしたが、成績が悪かった時、落ち込んでいる時は母親が話を聞いてくれましたね。浪人していたこともあって、プレッシャーも大きかったんだと思います。ただ、弱音を吐いても「大丈夫じゃない?頑張ってるんだから」とポジティブな返答をしてくれたことに救われました。
浪人のプレッシャーがあったんですね。
めちゃくちゃありました(笑)。浪人するときに、費用についても話をしたので迷惑かけてるなぁという気持ちは常にありましたし。ちゃんと大学に入らないと、と焦っていましたね。なので、両親の対応は嬉しかったです。
学校生活について
コロナが少し落ち着いてからは、大学生らしい生活を満喫
- 学校名
- 西南学院大学
- 部活
- なし

入学してみての印象は?
キリスト教の学校ということもあって、全体的に洗練された雰囲気ですね。生徒もオシャレな人が多い印象です。
入学したタイミングで緊急事態宣言が出たので、入学式もなくて、サークルの勧誘もなくて、授業もなくて…とそこは本当に残念でした。しかも大阪から福岡で一人暮らしを始めたので友人もおらず、最初はかなり辛かったですね。
そうだったんですね。
新型コロナウィルス感染拡大が少し落ち着いてからはバーでバイトをしたり、シェアハウスに住んでみたり、インターンシップに参加してみたりと学生生活を楽しみました!実は今は『武田塾』でバイトをしているんです。かつての自分と同じように受験に向かって頑張っている高校生に寄り添って、勉強を教えていけるのが楽しいですね。
取材して
取材では、「浪人について親は最初反対でしたけど、最終的には応援してくれました。僕はこれまで全然勉強をしてこなかったので、受験に向けて勉強モードになったのが嬉しかったみたいです」という言葉が印象的でした。他にも、成績が思うように伸びず落ち込んだ時にはお母様と話をするようにしていたそう。「頑張っているんだし、大丈夫!」と励まされて、前向きになれたのだとか。成績のことについて細かく口出しせず、温かく見守ってくれたことを感謝されているそうです。お話を聞いて、子どもの受験となると親御さんもついつい口を出してしまいたくなりますが、信じて応援することも重要なのだと感じました。良好な親子関係で、受験期を過ごされた良い例だと思います。
※上記は、2023年2月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:奥澤千夏/編集:ジュクセン編集部
通った塾について
志望大学合格のために必要な勉強法・スケジュールが明確になった

ココがポイント
- 授業をしない!独自の学習メソッドで、大学合格を勝ち取る
- 最も効果的な「自学自習」を徹底管理。自ら学ぶ習慣が身につく
- 理解するまで進まない!4日進んで2日復習の学習カリキュラム