志望校はどのように決めたのですか？

4年生の頃、愛知県にあるテーマパーク「お菓子の城」へ家族旅行に出かけました。その帰り道に偶然、滝中学校を通りかかったんです。滝中学校にはとても素敵な時計台があって、思わず門の前から見とれていたら声をかけていただいて。オープンキャンパスでもないのに、「どうぞ」と通してくれたんです。

家に帰ってから、さらに詳しく滝中学について調べて、受験をしたいと思いました。その理由の一つが、土曜講座。滝中学は通常の授業に加えて、教養を高められるようなプログラムが充実していたんです。例えばフリスビーをボール代わりに使ってドッジボールをする授業や、糸かけをしてキレイな模様を作る「糸かけマンダラ」の授業がありました。「糸かけマンダラ」は円形に並んだ数字の中から、素数だけに糸をかけていくと幾何学模様が出来上がるものです。時計台に心惹かれたのが滝中学を知ったきっかけでしたが、それ以外にもたくさんの魅力がありました。

それまでは、中学受験をしようとは考えていなかったのですか？

そうですね。通っている小学校が附属校なので、高校までエスカレーター式で進学できるんです。同級生もほとんどそのまま進学するので、親子で悩みました。

通学も自宅から片道2時間ちょっとかかります。電車で1本ではありますが、結構大変ですしね。もし、「お菓子の国」にあの時行かなければ、受験しなかったと思います。でも学校の雰囲気に一目惚れしてしまって、決断をしてからは揺るがなかったです。

その他の志望校はどのように決めたのですか？

自宅から通える範囲で、良いなと思う学校を選びました。学校説明会にも足を運んでみながら、比較していましたね。

『TOMEIKAI』を選んだ理由について教えてください。

集団塾には以前から通っていたのですが、どうしても自分のレベルやペースと合わなくなってくることがありました。もう十分理解している分野についての解説が長かったり、逆に苦手な分野の克服がしたいのに時間があまり取れなかったり。「もうちょっと違うアプローチができないかな」と思って、TOMEIKAIに電話をしてみました。

算数と理科が好きだった一方で、暗記科目が苦手でもう少し頑張る必要がありました。個別指導でそうした苦手をフォローしながら、得意科目を伸ばしていけるようなカバーができればと思って、入塾を決めました。

『TOMEIKAI』に通って良かった点は？

学校説明会では「算数ができないと受からない」と言われていたこともあり、いろいろとサポートしていただきました。図形はわりと得意だったので、そこは活かしつつ、暗記が問われる苦手分野をフォローしてもらえる指導をしていただきました。

改善してほしいと思う点ありましたか？

特にはないですね。むしろ親の悩みにも寄り添ってくださって、感謝しています。親の方が「もうダメかも」と思って不安になり、「やっぱり受験しないで、内部進学すべきかも」と迷ったりしていたんです。そういうメンタル面も含めて、親子ともども支えていただきました。