総合型選抜専門塾AOIに浪人4月から通塾し法政大学に合格した方への合格者インタビュー(91)
生徒プロフィール
- 通った塾
- 総合型選抜専門塾AOI
- 住まい
- 東京都江戸川区
- 性格
- 活動的、チャレンジ精神旺盛、真面目にコツコツタイプ
私の受験ポイント
「AO入試」専門塾を選択。豊富なカリキュラムでヌケモレのない対策ができた!
偏差値で判断できず不安に。しかし、それがよい緊張感となり努力し続けられた!
学びたいことを明確にして入学できたので、充実した大学生活が送れている!
受験情報
- 受験年度
- 2021年
- 受験校数
- 3校
合否
志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
---|---|---|---|
1 | 法政大学 (キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科) | E判定 | 合格 |
2 | 関西学院大学 (人間福祉学部) | E判定 | 合格 |
3 | 関西大学 (社会学部 心理学科 人間科学科) | E判定 | 不合格 |
入試スケジュール
- 9月・10月
- :関西学院大学
- 9月・10月
- :関西大学
- 10月・11月
- :法政大学
偏差値推移
高2:偏差値不明
高3:偏差値不明
浪人:偏差値不明
学校選び
行きたい大学を目指し、浪人をして「AO入試」でチャレンジ
大学はどのように選びましたか?
“アスリートのキャリア問題”に関心があったので、その分野を専門的に学べる分野を調べたところ、「法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科」のことを知り、ここを第一志望にすることにしました。
“アスリートのキャリア問題”に興味を持ったきっかけは何ですか?
僕は幼い頃から本気でサッカーに取り組んでいて、ここまで何でもサッカーを中心に進路を決めてきたんです。高校はサッカー強豪校のスポーツコースに進みましたし、そこはスポーツ推薦で大学進学を決める生徒がほとんど。自分も同じような流れで大学に進むだろうと感じていながらも、どこか違和感を覚えていました。
どのような違和感でしょうか?
スポーツ推薦で大学に進んだ先輩たちの姿を見て、選択の幅が狭められているように感じたんです。たとえば、本当は希望の大学じゃないのにそのまま入学してしまったり、入学後に上手く活躍できず大学を中退してしまったり…。もはや後戻りができず、サッカーだけで人生が決まっていくことに不安を感じていました。
そんな中、「キャリアデザイン学部」が大事にしているのは、キャリアを仕事として捉えるのではなく、一人ひとりにとっての人生と捉え、主体的にデザインしていくことを学ぶ領域だと分かり、興味関心が高まりました。
そこから「AO入試」を選ばれた理由は?
高校は本当にサッカー漬けの生活で、勉強は全くしていなかったんです。現役で一般入試での合格は難しいと分かっていたので、であれば浪人をして「AO入試」で法政大学を目指そうと考えました。「AO入試」は現役生だけだと思っていましたが、調べてみたら浪人生でもチャレンジできると分かり、やってみることにしたんです。
塾について
「AO入試」専門塾を選択。ヌケモレのない受験対策ができた
- メインで通っていた塾
- 総合型選抜専門塾AOI
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週3回
- 科目
- 総合型選抜の対策
- 通塾時期
- 浪人4月~
- 授業時間と費用
- 浪人:週3(1回30分~60分)、月5~10万円
『総合型選抜専門塾AOI』を選んだ理由を教えてください。
一番は「AO入試」対策ができる専門塾だったことです。「AO入試」といっても、具体的にどのような対策をすればいいのか全く分からずにいたので、その領域に特化した塾であれば入試に関するノウハウをもらえるし、しっかり対策できると考えていました。
実際にどのような手順で進めていけばよいのかを教えてもらえたので、安心感がありましたね。4月~6月ぐらいまでは「自己分析」をして自分がやりたいことを明確にする。そこからはテーマを深く考えるための「リサーチ」をして、夏頃からは「志望理由書」の書き方を教わっていきました。あわせて小論文や面接の対策も行っていくことで、ヌケモレのない受験勉強ができたように思います。
「リサーチ」というのは?
僕がテーマにしていた“アスリートのキャリア問題”であれば、それを実践されている企業の社長にインタビューをさせていただいて実態を把握。そこから、仮説を立てていくようなことをしていました。その内容を先生に見てもらってフィードバックをもらって、修正をして…ということを繰り返していました。
なるほど。他にも、通ってみてよかった点はありますか?
授業外でのコミュニティが活発だったので、そこはすごくありがたかったです。「AO入試」を目指している仲間との日々のやり取りが勉強のモチベーションにもつながっていたと思います。
それから、講師の多くは「AO入試」を経験された現役大学生になるので、普段から有効なアドバイスをいただけたなと感じています。それぞれの講師が“自分の学びたいテーマ”を持って大学進学をしているので、どのように考えていったのかを聞いていくことで、そうやって考えたら良いのか、自分もやってみようなど、学びが多かったです。
受験勉強について
“合格への不安”が、よい緊張感となって、最後まで努力し続けられた
- 勉強時間
-
高1 塾:なし、自宅:1日30分以下
高2 塾:なし、自宅:1日30分以下
高3 塾:なし、自宅:1日30分以下
浪人 塾:週3(1回30分~60分)、自宅:1日60分~90分
英語・数学など、科目の対策はされましたか?
「AO入試」は小論文、面接、志望理由書などが一般的ですが、関西大学ではプラス「英語」の試験も行うので、そこは別で対策をしていきました。毎日、英単語をまとめたメモ帳を持ち歩いていて、スキマ時間があれば見るようにしていました。もともとの英語の学力はゼロに等しかったと思いますが、英検のスコアがあがっていくなど少しずつ力がついていく感覚はありました。
受験を振り返って苦労したところはありますか?
一般受験とは違って、自分がどのぐらいの立ち位置にいるのかが全く見えなかったことが辛かったですね。偏差値、合格判定といった目安になるものが何もないので、出願直前頃は、不安と焦りで精神的にもかなり追い込まれていたように思います。
ただ、振り返ってみるとこの“焦り”が効果的に働いたかなとも感じています。というのも、「ここまでやったから大丈夫」「A判定が出てるから安心」みたいなものがないので、最後まで油断できない、まだまだやることがあるという気持ちをキープできたのかなと思います。
こうすればよかったと思うことは?
併願校の選び方です。自分の実力が分からないが故に、第一志望に選んだ大学はだいぶチャレンジしている感覚があったのですが、実際に受験を終えてみたら3校うけて2校合格。結果論ではありますが、もう一つ上の大学に挑戦してみても良かったのかなと思いました。
家庭のサポートについて
最初、両親は浪人に反対。自分の意志を伝えて納得してもらった
ご家庭とのやり取りについて教えてください。
実を言うと、両親からは浪人することを反対されていたんです。スポーツ推薦で大学に行けるのに…と言われていて。そこから「その道ではなくて、この大学に行きたい」「ここでこういうことを学んでいきたい」という自分の考えや気持ちを伝え、理解してもらいました。かなり苦労したところですね。
最終的にはご納得いただけたのでしょうか?
何度も何度も自分の意志をしっかり伝えたところ、最終的には応援してくれました。合格したときには、“よく頑張った!”というような声をかけてくれましたね。塾費用や入学金などお金的にも苦労をかけてしまったなという思いはあるので、学びのある大学生活を送らないとと気が引き締まります。
学校生活について
学びたいことが明確。だから、充実した大学生活が送れている
- 学校名
- 法政大学
- 部活
- なし
大学での生活はいかがですか?
同じ学部の学生は真面目で落ち着いた雰囲気の方が多いように思います。市ヶ谷にあるキャンパスに通っていますが、とても綺麗で高いモチベーションで勉学に励むことができていますね。
それから現在は、大学に通いながら『総合型選抜専門塾AOI』で講師としても働いています。自分がたくさんサポートしてもらったように、これから受験する学生に役立つアドバイスをしていけたらいいなと思っています。
「AO入試」で入学して良かったと思うことはありますか?
一番は、大学入学後に何を学ぶかが明確になっている点です。一般入試の場合、多くの学生は合格をゴールにしてしまうけれど、「AO入試」では自分がやりたいことを明らかにしてから入学することになります。人生をしっかり考える時間になっているので、入学後の行動が大きく変わってくるのだと感じています。授業に対する姿勢や大学外での取り組みも含めて、「自分のやりたいこと」につながっている時間が過ごせるのではないでしょうか。
これからやりたいことについて教えてください。
大学在学中に、友人と一緒にネットメディアの立ち上げを考えています。アスリートのキャリア問題をはじめ、大学で学んだことや役立つ情報を発信していきたいと思っています。そして、大学卒業後は企業の人事を目指したいですね。
取材して
今回の取材では「AO入試」を選択し、どのように受験に向き合っていったのかを詳しくお聞きすることができました。印象に残っているのは、「大学入学前に自分の“これからの人生”を徹底的に考えているので、大学で学ぶことの目的が明確。だから、大学で過ごす時間の密度が濃いと思う。授業を真面目に受けていない学生を見るともったいないなぁと感じてしまいます」というお話です。確かに、入学をして満足してしまうケースはよく聞く話です。何のために大学に入学するのか、その学部に行くのか…。一般入試なのか総合型選抜なのかなど、入試スタイルに関係なくクリアにしておきたいところだと感じました。
※上記は、2023年6月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:有藤千夏/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
「AO入試」専門塾を選択。ヌケモレのない受験対策ができた
ココがポイント
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