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2021/07/20
公開

帰国子女の中学受験!夏期講習情報や受験対策のポイントを解説

最近は海外からの帰国子女や帰国生を受け入れている中学校も増え、中学受験を考える親御さんも多くいらっしゃいます。とはいっても、どのように準備をしたら良いのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、今回は「中学受験を目指す帰国子女の夏休みの過ごし方」に絞って解説。ポイントを押さえて夏休みを過ごすことで、受験突破に必要な合格力が身に付くことができます。夏や休みの過ごし方や受験対策のポイント、おすすめの夏期講習情報などを解説していきます。

中学受験に向けて、夏休みは基礎固めと志望校探し

約1ヶ月間にもおよぶ長い夏休み。どのように過ごすのかによって、帰国子女の受験結果に大きく影響を与えるはずです。受験勉強として基礎固めだけでなく志望校の情報を収集したり、志望校を絞ったりと、やるべきことはたくさんあります。帰国子女の夏休みの過ごし方ポイントと、親が注意すべきポイントをそれぞれ見ていきましょう。

帰国子女の夏休みの過ごし方ポイント

まずは帰国子女の夏休みの過ごし方ポイントです。全部で3つあります。

志望校を早めに絞る

志望校はできるだけ早めに絞りましょう。毎年7月ごろから募集要項が発表されるため、それまでに志望校の情報を収集して、受験先に目星を付けることが大切です。志望校は知名度や偏差値だけで選ばないようにしてください。学校に通って毎日勉強をするのは子ども自身です。
学校ごとに特徴やコンセプトは異なるため、子どもに合った学校かどうかを判断基準にすると良いでしょう。

学力の基礎固めを徹底する

夏休みは学力の基礎固めに力を注ぎましょう。帰国子女枠として受験する場合、受験科目は国語・算数・英語の3つ、さらに作文と面接がプラスされるのが基本です。学校によっては国語・算数・理科・社会の4科目となることもあるでしょう。そのため国語と算数の勉強は必須として、残りの学習科目は志望校に合わせてチョイスします。
海外生活が長ければ長いほど、日本語の漢字や語句を習得していない子どもも少なくありません。時間がある夏休みに集中して、マスターできると良いですね。
算数も市販の計算ドリルや中学受験向けの基礎問題集などを通して、基礎力の養成に力を注ぎます。間違えた箇所は解説を良く読んで、なぜ間違えたのか、そして正しい解答方法を理解した上で、もう一度解き直すことが大切です。
受験科目に英語が課される学校を受ける場合、文法とリーディング、ライティングの勉強に取り組んで、総合的な英語力アップにつとめるようにしてください。身近に英語で会話ができる人がいる場合、積極的に英語で話すようにしましょう。日本でも英語を使う環境を積極的に作ることが大切です。

一時帰国時に学校説明会へ参加する

最後は一時帰国をした際に、学校説明会へ参加することです。海外に住んでいる場合、夏休みに日本へ一時帰国するケースもあるでしょう。帰国子女の一時帰国に合わせて夏休みに説明会を開催している学校も多いため、ぜひ一度は参加するようにしてください。
ホームページや資料だけでは分からない学校の雰囲気や生徒の様子、校風、教師の人柄などを直接チェックできます。実際に目で見て「この学校に行きたい!」と子どもが感じることで、受験勉強のモチベーションが大きく向上するはずです。

親が注意すべきポイント

夏休みは親自身も受験に向けて積極的に動かなければいけません。
親が注意すべきポイントは、主に次の3つです。

受験の必要性を子どもと共有する

まずは受験の必要性を子どもと共有することです。親が「あの学校に行かせたい!」と思って中学受験がスタートするケースは少なくありませんが、受験勉強をするのは子ども自身。受験の必要性や目的意識がないまま勉強を強いられると、子どもにとって大きなストレスになりかねません。
「中学受験をして、日本の学校に通うことのメリット」「受験を通して得られること」「将来の夢ややりたいこと」などについて子どもと話し合い、受験の必要性について子どもと共有しましょう。

情報収集をする

情報収集も欠かせません。志望校選びや受験対策などに向けて、積極的に情報収集をしていきましょう。インターネットや学校説明会の他、実際に学校に通っている知り合いなどを通して、なるべく早い段階から情報を集めておきます。

受験資格と願書を確認する

最後は受験資格と願書を確認することです。学校によって帰国子女枠の受験資格は異なります。一般的には「小学校卒業見込み」「海外滞在年数が2年以上あること」「帰国して1年以内であること」の3つが条件となっていますが、詳細は各自で確認をしてください。学校によっては条件を満たしていなくても、状況が条件に近い場合は受験資格として認めてくれることもあります。
願書も早めに取り寄せて、必要な書類も確認しておくと安心です。

中学受験対策!帰国子女におすすめの勉強法

続いては帰国子女におすすめの勉強法を受験科目ごとに見ていきましょう。国語・算数・理科・社会・英語・面接とそれぞれ解説していきます。

国語

国語で培われる文章理解能力は、あらゆる科目のベースです。海外生活が長くなると環境によっては、日本語を使う頻度が少なくなります。その結果、日本に住んでいる子どもと比べて、明らかに国語力の低下が見られるケースも珍しいことではありません。
国語力は長い年月をかけて育成されるため、できれば夏休みに限らず普段から日本語で書かれた本を読む習慣を付けておきましょう。
入試では環境問題や言語論といった科学的なテーマも出題されるので、同様の本や新聞を読んでおくことも大切です。文章問題は間違えた箇所の解説をしっかり熟読し、同じ問題をもう一度解くようにしてください。

算数

入試の合否を分ける科目の一つが算数です。実際に中学受験では合格者の平均点と、受験生全体の平均点の間で、大きな得点差があることで知られています。旅人算やつるかめ算といった特殊算は小学校の授業であつかわないため、何度もくり返して解き方を定着させましょう。志望校によっては公式や解放パターンだけでは解けない問題も多く、生徒が自分で考えて問題を導き出す必要があります。
公式や解法パターンの丸暗記ではなく、「なぜこの公式を使うのか」「なぜこの答えが導かれるのか」などと、全ての問題に対して考えるクセを付けることが大切です。すべての中学受験算数では平面図形と速さ、割合、比例などが頻出項目となっているため、まだ志望校が定まっていない段階なら、上記の学習項目を中心に勉強すると良いでしょう。

理科

理科では単なる知識問題だけでなく、知識をベースとして応用できるかの問題が出題されるのが特徴です。
主に物理・化学・生物・地学の4分野に分けられます。知識だけでは解けない問題があるといっても、問題を解く前提となる知識は必要です。知識は暗記しただけでは定着していないため、より深いところまで理解できるように確認をくり返しましょう。知識を身に付けたら問題を解き、さらに「なぜこの答えを選んだのか」を自問自答してみてください。
きちんと自分の口で説明できるようになれば、知識が本当の意味で理解したことになります。
実際の科学現象や自然環境を目で見たり、体験したりしないと解けない問題も少なくありません。そして海外在住の場合は日本を環境が異なることから、例えば星座の位置や見え方などは海外と日本とで捉え方が変わってきます。日本にいることを想定して教科書やテキスト任せにせず、ある程度は大人が学習のサポートをしていく必要があるでしょう。

社会

中学入試の社会では大きく知識を問われる問題と、理解力を問われる問題の2つがあります。
知識を問われる問題は年号や歴史上の重要人物、都市名、制度名などの暗記で対応可能です。ただし写真で問われる問題も多いため、教科書や資料集に掲載されている写真や図表も頭に入れておきましょう。理解力が問われる問題では事実をベースとして、「なぜ起きたのか」「事実の結果、何が起こったのか」などの前後のつながりを理解しておく必要があります。
海外に住んでいると日本の歴史や、地理に関する情報量が全体的に少なくなりがちです。そのため社会を苦手とする帰国子女も少なくありません。
普段から地図帳で日本にある都市の位置関係をチェックしておいたり、子どもでも気軽に親しめる日本史のマンガを読ませたりしておくと良いでしょう。

英語

帰国子女枠で受験する場合、英語を受験科目に課す学校が少なくありません。しかし問われる英語力は学校によって異なります。実践的な英語力はすぐに身に付かないため、現在の子どもが持つ英語力と志望校で求められる英語力の差を良く見てから志望校を選ぶようにしてください。
上記でも解説したように基本的には文法やリーディング、ライティングの力を伸ばすようにすると良いでしょう。

面接

帰国子女枠の入試では面接が重要視されます。一般入試枠で募集する生徒とは異なり、帰国子女ならではの価値観や考え方を期待されるためです。
面接試験で正答はありません。しかし合格するために必要なのは「海外生活における経験」「経験を通して学んだこと」「学んだことをどう生かしていくのか」の3点です。
どのような質問に対しても、上記の3点を意識して回答するように心がけてください。良く聞かれる質問をリストにして、家族で一緒にシミュレーションをすると良いでしょう。

帰国生・帰国子女向け夏期講習・サービス情報

最後に帰国生や帰国子女向けの夏期講習と、サービス情報を紹介します。実際に夏期講習を選ぶ上での参考にしてみてください。

JOBA「海外・帰国生のための夏期講習会」

JOBAは海外帰国子女に向けた教育専門機関です。夏休みの帰国タイミングに合わせて、全部で5日間の講習を受けられます。小学生向けコースの対象は、小学3年生~6年生まで。中学受験対策は小学5年生から受講可能です。
通常の中学受験コースの他に市川や海城、慶應義塾湘南藤沢、渋谷教育学園渋谷といった難関校向けのコースもあります。国語と算数を中心に、帰国子女枠でも課される英語にも取り組みます。

SAPIX国際教育センター「帰国入試 夏期授業」

SAPIX国際教育センターは、帰国入試のエキスパート。難関中学受験対策で有名なSAPIXと同じグループに属しています。
夏期授業の対象は小学5年生~6年生まで。小学5年生は全12日間、小学6年生は全16日間です。受講科目は国語と算数の2つ。小学6年生ではこれまでの学習内容を復習しつつ、入試問題にもチャレンジしていきます。
帰国子女が苦手を持ちやすい学習項目を別に取り上げ、取りこぼさないように指導をするのが特徴です。

早稲田アカデミー「プレ夏期講習会」

早稲田アカデミーも中学入試で多くの合格実績を持つ、人気の学習塾です。一時帰国や本帰国をした中学受験生向けに、全10日間のプレ夏期講習会を開催。対象は小学6年生で、国語と算数、英語の3科目です。
英語は英文法やエッセイなど、受講生のニーズに合わせて内容を調整してくれます。ただし英検準1級レベルの英語力が必須です。

ena国際部「ena-iBT」

enaは中学受験から大学受験を目指す子どものための進学塾。そしてena-iBTは海外在住で近くにenaがない子ども向けの、インターネットを使った学習指導です。北米校舎で行われている授業に遠隔参加するクラスの他、完全マンツーマンで行われるクラスもあります。

駿台国際教育センター「帰国生・通信教育」

最後は駿台国際教育センターです。海外在住の小学生向けに、「帰国生・通信教育」を行っています。
まずは英語エッセイ講座。帰国生が持つ英語のクセを捉え、正しい文法や語法に基づいて英文を添削してくれます。
学力テスト+通信教育コースでは、駿台の海外校で実際に使用されているテキストと定期テストをセットにして、一人ひとりの学力に合わせたカリキュラムを作ってくれるサービスです。
日本語に自信がない子どもにピッタリなのが、日本語作文・小論文通信講座。日本語表記だけでなく、文章の構成や意見に対しても講師がアドバイスを加えるため、論理的で分かりやすい内容に仕上がるはずです。

まとめ

帰国生や帰国子女で中学受験を目指す場合、夏休みの過ごし方次第で合否を左右するといっても過言ではありません。基本的には受験科目の基礎固めに力を注ぎつつ、志望校の選定や受験情報収集も行っていきましょう。
また今回紹介した夏期講習や海外からも利用できるサービスを使うことで、効果的に受験対策を進めていけるようになるはずです。

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