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高校受験は、子どもにとって人生の大きな分岐点です。初めての受験に戸惑いや不安を感じている人はいるのではないでしょうか。特に愛媛県では、2025年から公立高校で新たな入試制度が導入されることもあり、「何から準備すればいいのか分からない」「最新情報についていけるか心配」と悩む声もあります。

この記事では、愛媛県の高校受験に関する最新の制度や日程、公立・私立の違いに加えて、内申点の対策法や偏差値だけに頼らない志望校・塾の選び方など、受験準備に役立つ情報を幅広くご紹介します。愛媛県の高校受験の全体像をしっかりと把握したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

愛媛県の高校受験の基本情報

まずは、愛媛県の高校受験に関する基本的な情報を確認しましょう。

愛媛県の公立高校は2025年から特色入学者選抜が導入される

愛媛県の公立高校では、2025年から従来の推薦入学者選抜が廃止され、中学校長の推薦を必要としない「特色入学者選抜」が導入されました。これは、従来の推薦制度よりも、学習意欲や興味・関心、スポーツや文化活動などの実績をより生かせる選抜方法となっています。

特色入学者選抜は、愛媛県内すべての全日制公立高校で実施されます。募集定員は、全体の約30〜50%であり、従来の推薦入学者選抜(約5〜30%)と比べて、選抜枠が大幅に拡大されている点が特徴です。

検査内容は、各高校や学科の特色に応じて選択され、作文・小論文・面接・プレゼンテーション・実技テストなど、多岐にわたる方式が採用されています。

この選抜では、各高校・学科が求める人物像を正しく理解し、それに合った自分の強みをどれだけ効果的にアピールできるかが、合否を左右する重要なポイントとなります。

公立高校の普通科は学区が決められている

愛媛県の公立高校(普通科)では、学区制が導入されています。学区制とは、居住地によって通学可能な高校が定められ、その学区内の学校に出願する制度です。

愛媛県の学区は、東予地区・中予地区・南予地区の3つに分かれています。原則として、学区内の高校にのみ出願が可能です。学区外の高校を受験することもできますが、各校における学区外の募集枠は全体の5%以内に限られており、合格の難易度は高めといえるでしょう。

高校受験の流れ

・公立高校の特色入学者選抜を受験する場合

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愛媛県の公立高校で特色入学者選抜を受験する場合、12月に内申点が確定し、三者面談で志望校を決定します。その後、1月中旬に出願し、1月下旬に検査が行われます。内定通知は2月上旬、最終的な合格発表は3月中旬です。

・公立高校の一般入学者選抜を受験する場合

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一般入学者選抜を受験する場合も、まず12月中に志望校を決定します。出願は2月中旬、学力検査は3月上旬に実施され、合格発表は3月中旬です。

・私立高校の場合

11月~12月 三者面談で志望校を決定する
12月下旬~1月上旬 推薦入試を受験する高校に出願する
1月中旬 推薦入試の検査
1月下旬 推薦入試の合格発表
1月上旬~1月下旬 一般入試を受験する高校に出願する
2月上旬 一般入試の検査を受ける
2月中旬 一般入試の合格発表

私立高校の推薦入試を受験する場合は、11月から12月にかけて志望校を決定し、12月下旬から1月上旬に出願します。検査は1月中旬、合格発表は1月下旬に行われます。

一般入試を受験する場合は、1月上旬から下旬に出願し、2月上旬に検査を受けます。合格発表は2月中旬に行われるのが一般的です。

愛媛県 公立・私立高校の受験制度の違い

愛媛県では、公立高校と私立高校で受験制度に違いがあります。ここでは、それぞれの制度の特徴を比較しながら確認していきましょう。

公立高校の受験制度

  • 入試の種類:特色入学者選抜と一般入学者選抜の2種類
  • 選考方法(特色入学者選抜):内申点+自己アピール書+(高校によって)作文・小論文・面接・集団討論・実技テスト・プレゼンテーション
  • 選考方法(一般入学者選抜):学力検査+内申点+面接+(高校によって)実技テスト
  • 倍率:2025年の平均倍率は0.92倍。人気校の倍率は1.2倍以上。特色入学者選抜の平均倍率は1.77倍と一般選抜よりも倍率が高い傾向にある。
  • 学費:原則授業料の納付が必要だが、保護者の所得状況によっては支援制度が適用され、学費の負担が軽減される
  • 特色:内申点と学力検査の評価比重が学校によって異なり、2段階で合否を決定する

愛媛県の公立高校では、「特色入学者選抜」と「一般入学者選抜」の2種類の入試方式が導入されています。

特色入学者選抜では、内申点や自己アピール書に加え、各高校が実施する作文・小論文・面接・集団討論・実技テスト・プレゼンテーションなどの結果を総合的に評価し、合否が決定されます。

一般入学者選抜では、全受験生に対して国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査と面接が行われます。これらに加え、内申点を含めた総合的な評価を基に、2段階の選抜を通じて合格者が決定されます。

私立高校の受験制度

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  • 選考方法:学校ごとに異なり、推薦入試・一般入試がある
  • 学費:公立よりも高額だが、奨学金や補助制度が利用可能
  • 特色:学校ごとに特色あるカリキュラムや付属大学への進学ルートがある

愛媛県の私立高校では、推薦入試と一般入試(専願・併願)が行われています。

推薦入試では、国語・数学・英語の3教科による学力検査を実施する高校が多く見られます。中には、1教科のみの学力検査と作文を課す学校もあります。

一般入試では、多くの私立高校が、国語・数学・英語・理科・社会の5教科による学力検査を実施しています。これに加えて、作文の検査を行う学校もあります。

私立高校の選抜方法は学校ごとに異なるため、事前に志望校の募集要項をしっかりと確認しておくことが大切です。

公立高校の特色入学者選抜とは?

愛媛県の公立高校で導入されている特色入学者選抜とは、中学校長の推薦が不要で、生徒の興味・関心、文化・スポーツ活動などを生かして受験できる選抜方式です。

この制度は、愛媛県内すべての全日制公立高校で実施されており、募集定員は学科ごとに異なります。

学科 特色入学者選抜の募集定員
普通科・理数科・国際文理科・普通科とくくり募集をする学科 全定員の約30%
職業教育を主とする学科・健康スポーツ科・総合学科 全定員の約50%

特色入学者選抜では、各高校や学科に応じて、以下の検査項目の中から1〜2種類を選び、実施されます。

・作文
・小論文
・面接または集団討論
・実技テスト
・プレゼンテーション

小論文では、数学的な思考力や英語による表現力が求められる場合もあります。

調査書と、各高校で実施された検査結果を基に合否が判定されます。選考においては、各高校・学科が定める「求める生徒像」に合っているかどうかが重要な判断基準となります。

そのため、各高校が公表している「アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)」を事前に確認し、評価対象となる能力や意欲、課され課される検査項目(作文や面接など)を把握しておくことが非常に重要です。

特色入学者選抜は、募集定員に限りがあり、倍率も一般入学者選抜より高くなる傾向があります。そのため、思うような結果が得られない可能性も考慮しておく必要があるでしょう。確実に公立高校への進学を目指す人は、特色入学者選抜が不合格だった場合を想定し、一般入学者選抜に向けた学力検査の対策も並行して進めておくのが賢明です。

受験科目と配点

愛媛県の高校受験では、入試の方式によって受験科目や配点が異なります。ここでは、それぞれの方式ごとに、受験科目とその配点について詳しく見ていきます

公立高校の受験科目・配点(特色入学者選抜)

募集定員
  • 普通科・理数科・国際文理科・普通科とくくり募集をする学科は全定員の約30%
  • 職業教育を主とする学科・健康スポーツ科・総合学科は全定員の約50%
そのほかの検査 作文・小論文・面接または集団討論・実技テスト・プレゼンテーションの中から各高校の判断で1~2つ実施
選抜方法 自己アピール書・調査書・各高校が行った検査の結果から合否を判定

公立高校の特色入学者選抜では、学力検査は実施されません。検査内容は、各高校が定める「アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)」に基づき、作文・小論文・面接(または集団討論)・実技テスト・プレゼンテーションの中から1〜2つを選んで実施されます。小論文では、数学的な思考力や計算力、英語での表現力などが問われることもあるため、対策が欠かせません。

合否は、自己アピール書・調査書・各高校で行われる検査の結果を基に判定されます。各高校や学科が求める生徒像に合致した受験生が、合格を勝ち取ることになるでしょう。

公立高校の受験科目・配点(一般入学者選抜)

募集定員 定員から特色入学者選抜の合格者を除いた数
出願
  • 原則第一希望のみで出願
  • 農業、工業、水産、商業に関する各学科の小学科では第二希望まで出願可能
  • 理数科または国産文理科は普通科を第二希望にできる
  • 志願変更は1回のみ可能
学力検査 5教科(国語、数学、英語、理科、社会)の学力検査
英語のみ60分。そのほかの教科は50分
各教科50点満点、合計250点満点
そのほかの検査 面接
各高校の判断で実技テストを行う場合もある
選抜方法 学力検査250点満点と内申点135点満点、面接の結果で合否を判定
学力検査と内申点の評価比重は各高校によって異なり、2段階にわけて合格者が決まる

公立高校の一般入学者選抜では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査を実施。受験生全員に面接も行い、各高校の判断で実技テストを行う場合もあります。学力検査は各教科50点満点で合計250点満点。内申点135点満点と面接の結果、各高校で行った実技テストの結果から合否が決まります。ただし、理数科と総合学科では、学力検査の特定教科の配点を高くする傾斜配点を実施する場合があります。

一般入学者選抜では、2段階に分けて合否が判定される点が特徴です。

【第1段階】

まず、内申点の上位から定員の約90%までに該当し、調査書の内容や面接・実技テストの結果が良好な生徒について、学力検査の得点上位から定員のおよそ70%までが合格となります。

【第2段階】

次に、一般入学者選抜で実施された検査を以下の3項目に分類し、それぞれを評価します。

A 学力検査の結果
B 内申点
C 調査書の学習の記録以外の記載事項や面接、実技テストの結果

これらA・B・Cの合計が500点となるように換算し、評価比率は高校や学科ごとに異なります。その合計点を基に、残り定員の約30%の合格者が選ばれます。

農業学科・水産学科・商業学科・工業学科・理数科・国際文理科の場合、2段階目の選抜は、第2志望者も対象です。

私立高校の受験科目・配点

出願 併願の場合、日程が重ならない限り複数の高校に出願可能
学力検査 推薦入試の場合、3教科(国語・数学・英語)の学力検査を実施する場合がある
一般入試は5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の学力検査を実施することが多い
時間配分や配点は各高校で異なる
そのほかの検査 作文を実施することがある
選抜方法 学校・学科によって異なる

私立高校の選抜方法は、学校によって大きく異なります。

推薦入試では、国語・数学・英語の3教科による学力検査を行う高校が多く見られます。一方で、1教科のみの検査と作文を組み合わせた独自の方式を採用する学校もあるため、事前に内容を確認しておくことが大切です。

一般入試では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科による学力検査を実施する高校がほとんどです。また、これらの教科に加えて作文を課す高校も一部あります。

私立高校を受験する際には、志望校ごとの選抜方法を事前にしっかり確認しておくことが大切です。

受験スケジュール(2025年版)

ここでは、愛媛県における2025年の高校受験スケジュールを紹介します。まずは、公立高校のスケジュールから確認しましょう。

愛媛県公立高校入試日程(2025年)

・特色入学者選抜

出願受付日 2025年1月14日(火)~1月21日(火)
検査日 2025年1月31日(金)
内定通知日 2025年2月7日(金)~2月10日(月)
合格発表日 2025年3月18日(火)

・一般入学者選抜

出願受付日 2025年2月10日(月)~2月17日(月)
志願変更日 2025年2月18日(火)~2月25日(火)
検査日 2025年3月6日(木)・3月7日(金)
追検査日 2025年3月13日(木)
合格発表日 2025年3月18日(火)

2025年の公立と私立の高校受験スケジュール比較表

日程 愛媛県の公立高校 愛媛県の私立高校
12月下旬~1月上旬   推薦入試の出願開始
1月14日~21日 特色入学者選抜の出願受付  
1月16日   推薦入試検査日
1月下旬   推薦入試の合格発表
1月上旬~1月下旬   一般入試の出願開始
1月31日 特色入学者選抜の検査日  
2月5日・6日   一般入試検査日
2月7日~10日 特色入学者選抜の内定通知日  
2月中旬   一般入試の合格発表
2月10日~17日 一般入学者選抜の出願受付  
2月18日~25日 一般入学者選抜志願変更日  
3月6日・7日 一般入学者選抜の検査日  
3月13日 一般入学者選抜の追検査日  
3月18日 特色入学者選抜・一般入学者選抜の合格発表  

(出典:愛媛県教育委員会「令和7年度愛媛県県立高等学校入学者募集要項(愛媛県県立高等学校を目指す皆さんへ)」)
(出典:育伸社「2025年度 国立高校・高専・私立高校 募集要項 【愛媛県】」)

愛媛県の高校受験における内申点の基本

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内申点とは、各教科の5段階評価をもとに算出される指標で、高校入試の合否を左右する重要な要素の一つです。ただし、地域によって評価方法や対象となる成績の範囲が異なるため、詳しく把握できていない人もいるかもしれません。

ここでは、愛媛県における内申点の対象期間や計算方法を解説します。

内申点の対象期間

愛媛県の公立高校を受験する際は、中学1年生から3年生までの成績が内申点として評価されます。対象科目は、主要5教科と実技4教科を合わせた全9教科です。これらの教科について、5段階評価を基に内申点が計算されます。

また、一般入学者選抜では、内申点だけでなく、調査書に記載される「学習の記録以外の事項」も評価対象となります。そのため、部活動や課外活動など、授業以外の取り組みにも力を入れておくことが重要です。

内申点の計算方法

愛媛県の公立高校で一般入学者選抜を受験する場合、内申点は以下のように計算されます。

学年 計算方法 満点
中学1年生 9教科の5段階評価 45点満点
中学2年生 9教科の5段階評価 45点満点
中学3年生 9教科の5段階評価 45点満点

例えば、9教科すべての評定が3で統一されていた場合は、3点×9教科×3年間=81点となります。

なお、特色入学者選抜においても、中学3年間の評定は合否に影響を与えます。ただし、内申点の扱い方や重視される比率は、高校ごとに異なります。

内申点を上げる方法

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愛媛県の公立高校入試では、中学1年生からの成績が内申点に反映されます。そのため、早い段階から内申点を意識した学習・行動が重要です。

内申点を高めるには、まず定期テストでの得点アップが不可欠です。1点でも多く取ることで成績が上がりやすくなり、内申点にもよい影響を与えます。

また、提出物の管理も大切です。提出期限を守ることはもちろん、内容を丁寧に仕上げることで評価が上がる可能性があります。

さらに、日々の授業態度も成績に直結します。積極的な発言や、疑問点を自分から質問する姿勢が評価され、内申点アップにつながるでしょう。

愛媛県の一般入学者選抜では、調査書の「学習の記録」以外の記載事項も評価対象です。生徒会活動やボランティア、各種大会への参加など、授業以外での活動も積極的に取り組むとよいでしょう。

志望校の選び方

高校受験を成功させるには、志望校を早めに決めておくことが大切です。なぜなら志望校を決めることで、合格までに必要な勉強が明確になり、効率よく学習を進められるためです。また、志望校を決めると、目標が定まるため、学習のモチベーションアップにもつながるでしょう。

しかし、愛媛県にはさまざまな高校があり、どの高校にすればよいか迷っている人もいるのではないでしょうか。ここからは、志望校の選び方を解説します。

偏差値だけで決めない!適切な学校選び

志望校を選ぶ際には、偏差値だけでなく、校風やカリキュラムも重要な要素です。

学校ごとに特徴的な校風があり、文化祭や体育祭などの行事を重視する学校もあれば、学業と部活動のバランスを大切にする学校もあります。学校のパンフレットだけでは伝わらない部分が多いため、オープンキャンパスに参加して、実際の雰囲気を感じ取ることをおすすめします。

さらに、カリキュラムの内容も志望校選びには欠かせません。英語教育を強化している学校や、理系科目に力を入れている学校など、各校には特色があります。特に大学進学を目指す場合は、志望する大学の受験に対応したカリキュラムかどうかを、事前に確認しておきましょう。

公立高校 vs 私立高校のメリット・デメリット

ここでは、公立高校と私立高校のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

  公立高校 私立高校
メリット ・費用が安い
・校風や服装などの自由度が高い
・生徒一人ひとりへのサポートが手厚い
・施設や設備が充実している
デメリット ・私立高校より生徒一人ひとりのサポートが手厚くない
・数年ごとに教師が変わる可能性がある
・費用が高い
・独自の校風がある

公立高校は学費が比較的安い点が大きな魅力ですが、私立高校に比べると生徒へのサポート体制が十分でない場合もあります。授業は予習・復習が前提となるため、学習習慣が整っていないと授業についていけないことがあるかもしれません。

一方、私立高校は個別指導や大学受験対策が充実している学校が多いのが特徴です。しかし、学校ごとに方針や特色が異なり、宗教教育を行っている学校や、厳しい校則のある学校も存在します。そのため、入学後に「思っていた環境と違った」と感じないように、事前に学校の方針や特徴をしっかり確認しておくことが重要です。

公立・私立それぞれの特徴を理解し、自分に合った学校を選びましょう。

志望校のオープンキャンパス活用法

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自分にぴったりな志望校を選ぶには、複数の高校のオープンキャンパスに参加して、比較・検討しましょう。

オープンキャンパスでチェックしたいポイントは、以下のとおりです。

教師の雰囲気

高校によっては、体験授業が受けられます。どのような雰囲気で授業が進むのかを確認しましょう。

施設の充実度

校舎、体育館、プール、グラウンドのほか、学食や購買の有無など、自分がこの高校でどんなことをしたいかを想像しながら、どのような施設が必要かを考えましょう。またトイレや更衣室の清潔さもチェックしておきたいポイントです。

通学の利便性

通学にかかる時間や、電車の場合は利用経路などを調べておきましょう。自転車や徒歩の場合は、天候が悪い日でも通学しやすいかも考えてみましょう。

学習カリキュラム

文系・理系の決定時期、クラス分けが成績別かどうか、定期テストや大学進学に対するサポートなどは、自分の進路に関わるので重要です。

部活動の様子

部活動の加入率や入りたい部活動があるかなどを確認しておきましょう。

オープンキャンパスは、学校の資料や先輩の話などではわからない、リアルな学校の雰囲気を感じられる機会です。在校生・教師の様子や授業の雰囲気、部活動の活動内容など実際に見ることで、入学後の生活を想像しやすくなります。

気になる高校がある場合は、積極的にオープンキャンパスに参加してみてください。

進学実績・大学合格実績の確認

大学進学を目指すなら、志望校の合格実績を事前に調べることが重要です。進学実績が豊富な高校は、受験対策や進路指導が充実しており、大学合格に向けた支援体制が整っています。

特に大学受験に力を入れている学校では、進学セミナーや個別相談など、受験生をサポートする取り組みが豊富です。指定校推薦を活用できる学校もあり、一般受験より有利な条件で進学できる可能性があります。

合格実績は学校の資料で確認できるほか、オープンキャンパスや説明会に参加して、進学サポート内容を直接質問するのも効果的です。

進学実績をよく確認し、自分の目標に合った学校を選びましょう。

塾・家庭教師・オンライン学習の選び方

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塾の種類 講師1人が指導する人数 授業料目安 カリキュラム 代表的な塾
集団指導塾 少人数/6~10人
大人数/11人以上
約6,000円~約15,000円
※中学3年生が
週1回通塾する
場合の月額相場
あり ・少人数制指導塾 関塾
・愛媛ゼミナール
・啓真館
個別指導塾 1~3人 約6,000円~約36,000円
※中学3年生が
週1回通塾する
場合の月額相場
オーダーメイド ・個別教室のトライ
・スクールIE
・明光義塾
映像授業の塾 3,278円
※東進オンライン
学校中等部
オーダーメイド
(ない場合も)
・東進オンライン学校
中等部
オンライン塾 1人
(大人数の場合も)
5,400円
※そら塾
オーダーメイド
(ない場合も)
・トライのオンライン
個別指導塾
・そら塾

受験を控える中学3年生の中には、受験勉強のために塾を利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。高校受験に対応した塾は、「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業の塾」「オンライン塾」の主に4種類に分けられます。

文部科学省の調査「令和5年度子供の学習費調査」※によれば、公立中学校に通う生徒のうち、通信教育や家庭教師を利用していない人の割合は72.7%で、塾を利用していない生徒は34.1%となっています。

このデータから読み取れるのは、およそ3割の生徒が通信教育や家庭教師を活用しており、約7割が塾に通っているという現状です。なお、この統計は中学生全体を対象としているため、中学3年生に限定すると塾や家庭教師の利用率はさらに高まると考えられます。

とはいえ、いざ塾を選ぼうとすると、それぞれの塾に特徴や指導スタイルの違いがあるため、どこを選べばよいか悩む人も多いでしょう。ここからは、塾選びのポイントを詳しく解説します。

※出典:「令和5年度子供の学習費調査」(文部科学省)

集団塾 vs 個別指導塾の違い

塾選びをする際、「集団塾」と「個別指導塾」のどちらが自分に合っているのか悩むことも多いでしょう。それぞれの学習スタイルや特徴を把握し、自分に合った環境を見極めることが大切です。

集団塾は、複数の生徒が同じ教室で授業を受けるスタイルで、学校と似た形式で進行します。講師が前に立って板書しながら指導し、年間カリキュラムに沿って学習が進められるのが特徴です。塾によっては、学力や志望校別にクラスが編成され、模試の成績を掲示して生徒同士の競争心を刺激する工夫も行われています。

競争の中でモチベーションを高めたい人や、スケジュールに沿って効率よく勉強したい人にとって、集団塾は効果的な学習環境と言えるでしょう。

一方、個別指導塾は講師が1〜3人の生徒を担当し、それぞれの理解度や目標に応じた柔軟な指導を行う形式です。オーダーメイドのカリキュラムで学習が進められるため、苦手分野に特化した対策ができ、自分のペースで学べるのが魅力です。また、講師との距離が近く、質問がしやすい点もメリットです。

一対一でじっくり学びたい人や、自分の学力や目標に応じた細やかなサポートを求める人には、個別指導塾が向いています

自分に最適な学習スタイルを選ぶことで、高校受験に向けた学習の効率を高めることができるでしょう。

オンライン学習の活用法

高校受験に向けた学習を効果的に進めるには、オンライン学習を取り入れるのが有効です。

オンライン学習は、インターネットさえあれば自宅など好きな場所で学べます。塾へ通う時間が不要な分、勉強にあてる時間を確保しやすく、部活動や習い事と両立しながら自分のペースで取り組める点も大きな利点といえるでしょう。

オンラインでは有名講師の質の高い授業を受けられるケースもあります。映像授業なら繰り返し再生できるため、苦手分野の重点学習にも活用可能です。

ただし、高校入試の出題傾向は地域によって異なるため、オンライン学習だけでは対策が不十分になることもあります。地元の入試情報に詳しい地域密着型の塾では、志望校の傾向に応じた具体的な指導を受けられる場合も多いため、塾を選ぶ際は指導内容や合格実績をしっかり確認しましょう。

模試の活用法

効果的に受験勉強を行うには、模試の活用が不可欠です。模試を受けることで、自分の立ち位置や苦手単元が明確になり、効率よく学習を進められるようになります。また、継続的に模試を受けることで、勉強の成果を確認でき、モチベーションの維持にもつながります。

ここからは、模試の効果的な活用方法について詳しく確認しましょう。

主要な模試の種類(愛媛県模試)

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模試の判定結果の見方

模試の結果で特に注目するのは、志望校の合否判定ではないでしょうか。A判定やB判定が出ると安心しがちですが、高い評価を得たからといって必ず志望校に合格できるとは限りません。

合格判定は、あくまでその時点の学力を基にした参考値にすぎません。たとえ判定が低くても、学習方法を見直し、計画的に勉強を進めていけば合格の可能性を十分に高められます。一方で、よい判定に安心しすぎると、油断から本番で思わぬ結果になることもあるでしょう。

模試を活用するうえで大切なのは、結果を振り返り、間違えた問題を丁寧に復習することです。苦手な単元を把握し、集中的に取り組むことで、効率的に学力を伸ばすことができるでしょう。

高校受験を成功に導くために大切なこと

愛媛県の高校受験では、2025年度から公立高校で「特色入学者選抜」が導入され、従来の推薦制度が大きく変わりました。これにより、自己アピールや活動実績を生かして受験できるチャンスが広がり、選抜枠も拡大されています。一方で、学区制や一般入学者選抜との併願に関するルールもあるため、最新の制度を正しく理解しておくことが大切です。

公立高校・私立高校それぞれで受験科目や選抜方法が異なるため、志望校の募集要項を早めに確認し、求められる力に応じた対策を行いましょう。特に内申点は中学1年生からの成績が評価対象となるため、日々の学習態度や提出物、授業中の姿勢も含めて積み重ねが重要になります。

また、受験勉強では、模試や過去問を活用して自分の現在地を把握し、弱点を補強していくことが効果的です。必要に応じて、塾やオンライン学習を取り入れるのもひとつの方法です。

志望校合格という目標に向けて、制度を理解し、自分に合った対策を見つけながら、着実に準備を進めていきましょう。

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