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北海道の高校受験は、公立高校と私立高校でスケジュールや選抜方法が異なります。志望校選びや受験対策を進める上で、事前にしっかりとした情報収集が必要です。
公立高校では推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類の入試があります。また、私立高校は推薦入試と一般入試があり、各学校で入試の形式が異なるため、事前の確認が重要です。
本記事では、北海道の高校受験の流れや選考方法、志望校の選び方などを詳しく解説します。北海道の高校受験の仕組みについて詳しく知りたい人は必見です。
北海道の高校受験の基本情報
まずは、北海道の高校受験の基本情報を確認していきましょう。
北海道の公立高校には学区制度がある
北海道の普通科がある公立高校は、学区制度を導入しています。学区制度とは、道内を19の学区に分け、原則として住んでいる学区内の高校に進学する制度です。
ただし、特定の条件を満たせば学区外の高校を受験することもできます。その場合は学区外受験となり、学区内の高校受験とは異なる仕組みが適用されます。
学区外受験は、それぞれの高校で学区外受験の定員が定められており、倍率が高くなる傾向にあります。募集定員の割合は地域によって異なり、一般的に全体定員の約5~20%です。
一方、普通科以外の公立高校は、学区に関係なく道内全域から受験できます。また、私立高校は学区制度が導入されていないため、道内のどこからでも受験が可能です。
高校受験の流れ
・公立高校の推薦入学者選抜の場合
北海道の公立高校の推薦入学者選抜を受験する場合、12月に内申点が確定し、三者面談で志望校を決定します。1月下旬に出願し、2月上旬の検査を受検。2月中旬に合格内定の通知が行われます。
・公立高校の一般入学者選抜の場合
北海道の公立高校では、合格者が募集定員に満たない場合、以下の日程で第2次募集を実施しています。
公立高校の一般入学者選抜を受験する場合は、推薦入学者選抜と同様に12月頃に志望校を決定し、1月下旬に出願を行います。3月上旬に検査を受け、3月中旬に合格発表です。
また、北海道の公立高校では、定員割れの高校を対象に第2次募集を行っています。3月下旬に出願し、3月末までに合格発表があります。第2次募集では、一般入学者選抜を受験した高校から生徒の成績表などが送られるため、学力検査は実施されません。
・私立高校の場合
10月~11月 | 三者面談で志望校を決定する |
---|---|
12月 | 推薦入試を受ける学校に願書を提出する |
12月~1月上旬 | 一般入試を受ける学校に出願する |
1月中旬~下旬 | 推薦入試の検査・合格発表 |
2月上旬~中旬 | 一般入試の検査 |
2月下旬 | 一般入試の合格発表 |
北海道の私立高校を受験する場合、11月頃までに志望校を決定します。推薦入試を受ける生徒は12月頃に出願。1月中旬から下旬にある検査を受け、合格発表という流れです。
一般入試は、12月から1月上旬に出願します。2月上旬から中旬に検査を受けて、2月下旬頃に合格発表があります。
私立高校の一般入試は、毎年A日程の2日間と、B日程の2日間にわけて検査が実施されているのが特徴です。
北海道 公立・私立高校の受験制度の違い
北海道の公立高校と私立高校では、それぞれ受験制度が異なります。
公立高校の受験制度
- 入試の種類:推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類
- 選考方法(推薦入学者選抜):面接+内申点+自己推薦書+(高校によって)英語の聞き取りテスト・英語による問答・作文・実技検査
- 選考方法(一般入学者選抜):学力検査+内申点+(高校によって)面接・実技検査
- 倍率:2025年の平均倍率は0.92倍。人気校の倍率は2.2倍。普通科よりも募集定員が少ない専門学科の倍率が高い傾向にある。
- 学費:原則授業料の納付が必要だが、保護者の所得状況によっては支援制度が適用され、学費の負担が軽減される。
- 特色:高校や学科ごとに内申点と学力検査の結果を評価する比率が異なる
北海道の公立高校は、推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類に分けられます。
推薦入学者選抜は学力検査は行わず、面接と内申点、自己推薦書などから合否を判定。高校によっては、英語の聞き取りテストや英語による問答、作文、実技検査を実施し、合否を決める際の判断材料にする場合もあります。
一方、一般入学者選抜は、学力検査、内申点、一部の高校では面接と実技検査の結果が合否に影響します。選抜の際には、学力検査の結果と内申点を同等に扱い、両方の成績が上位の人から全体定員の約70%を選抜。次に学力検査の結果を重視した選抜方法と内申点を重視した選抜方法で各15%を選抜します。
この際に学力検査の結果と内申点を評価する比率は各高校で異なります。また、学力検査の結果を重視する方法と内申点を重視する方法の順序も各高校・コースによって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
私立高校の受験制度
- 選考方法:学校ごとに異なり、推薦入試・一般入試がある
- 学費:公立よりも高額だが、奨学金や補助制度が利用可能
- 特色:学校ごとに特色あるカリキュラムや付属大学への進学ルートがある
北海道の私立高校は、推薦入試と一般入試(専願・併願)を実施しています。推薦入試では、学力検査を実施する高校は少なく、面接や作文などの検査を実施する学校が多いでしょう。
一般入試は、3教科または5教科の学力検査を実施する高校が多いのが特徴です。高校によっては学力検査に加えて、英語のリスニングテストや面接、作文などの検査を課せられる可能性もあります。
公立高校の推薦入学者選抜とは?
北海道の公立高校の推薦入学者選抜とは、普通科の一部と専門学科、総合学科で実施されている選抜方法です。中学校長の推薦書は不要で、各高校が定める「入学者の受入れに関する方針」に合う生徒であれば、誰でも出願可能です。
推薦入学者選抜では、学力検査は実施していません。内申点や自己推薦書、面接の結果から合否を判定するのが一般的。高校・学科によっては、英語の聞き取りテスト・英語による問答・作文・実技検査が行われる場合もあります。
推薦入学者選抜の募集定員の割合は、以下のとおりです。
普通科 | 全定員の約10~40% |
---|---|
農業・水産に関する学科 | 全定員の約50~90% |
そのほかの学科 | 全定員の約30~50% |
推薦入学者選抜で合格できなかった場合は、一般入学者選抜に出願が可能です。ただし、推薦入学者選抜で面接を受けなかった人と合格内定後に入学確約書を提出しなかった人は、一般入学者選抜での再出願ができません。つまり合格したら入学しなければいけないため、第一志望校にのみ出願しましょう。
推薦入学者選抜は競争率が高く、合格する確率は決して高くありません。そのため、確実に公立高校に受かりたいと考えている人は、一般入学者選抜の学力検査対策も不可欠といえるでしょう。
受験科目と配点
次に、北海道の公立高校と私立高校の受験科目をチェックしていきましょう。
公立高校の受験科目・配点(推薦入学者選抜)
募集定員 | 普通科は全定員の約10~40% 農業・水産に関する学科は全定員の約50~90% それ以外は全定員の約30~50% |
---|---|
そのほかの検査 | 面接 各学校の判断により英語の聞き取りテスト・英語による問答・作文・実技検査を実施 |
選抜方法 | 面接と調査書、自己推薦書の内容、各学校で行った検査をもとに合否を判定 |
北海道の公立高校で実施される推薦入学者選抜は、学力検査を実施しません。面接は受験者全員に行い、各高校・学科の判断で英語の聞き取りテスト・英語による問答・作文・実技検査を実施する場合があります。
推薦入学者選抜は、調査書、自己推薦書の内容、面接の結果などから総合的に合否を判定します。
公立高校の受験科目・配点(一般入学者選抜)
募集定員 | 定員から推薦入学者選抜の合格者を除いた数 |
---|---|
出願 | 原則、第1希望のみで出願 同一校内のほかの学科を第2希望にすることができる 志願変更は1回のみ可能 |
学力検査 | 5教科(国語、数学、英語、理科、社会)の学力検査 各教科50分 各教科100点満点、合計500点満点 |
そのほかの検査 | 各高校の判断で面接・実技検査を実施 |
選抜方法 | 学力検査500点満点と内申点315点満点で合否を判定 内申点と学力検査の結果の比率を同等にし、全定員の約70%を選抜 次に内申点を重視する方法と学力検査を重視する方法でそれぞれ全定員の約15%を選抜する |
公立高校の一般入学者選抜は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査を実施しています。各教科100点満点で合計500点満点。学力検査の結果と内申点、実施した場合は面接・実技検査をもとに合否を判定します。
一般入学者選抜は、高校や学科によって学力検査の特定教科の配点を高くする傾斜配点を実施する場合があります。
選抜の際には、学力検査や内申点の評価を同等として、上位の人から全定員の約70%を選抜。次に学力検査の結果重視の方法と内申点重視の方法でそれぞれ全定員の約15%を選抜します。学力検査と内申点の評価の比重は、各高校・学科によって異なります。また、学力検査の結果重視の選抜と、内申点重視の選抜の順序も各高校で異なるのが特徴。事前に志望校の選抜方法について確認しておくことが大切です。
私立高校の受験科目・配点
出願 | 併願の場合、日程が重ならない限り複数の高校に出願可能 |
---|---|
学力検査 | 一般入試は3教科(国語、数学、英語)または5教科(国語、数学、英語、理科、社会)の学力検査を実施する場合が多い 時間配分と配点は学校によって異なる |
そのほかの検査 | 推薦入試では面接や作文などを実施 一般入試は英語のリスニングテストや面接、作文などを実施する高校もある |
選抜方法 | 学校・学科によって異なる |
私立高校の推薦入試では、学力検査を実施しない高校が多いでしょう。面接や作文などの結果から合否を判定します。
一方、一般入試は国語・数学・英語の3教科、または国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査を実施するのが一般的です。高校によっては学力検査に加えて、英語のリスニングテストや面接、作文などを実施する場合があります。
受験スケジュール(2025年版)
ここからは、北海道の高校受験のスケジュールを見ていきましょう。
まずは公立高校の受験スケジュールです。
北海道公立高校入試日程(2025年)
・推薦入学者選抜
出願受付日 | 2025年1月20日(月)~1月23日(木) |
---|---|
検査日 | 2025年2月10日(月) |
合格者内定通知日 | 2025年2月18日(火) |
合格発表日 | 2025年3月17日(月) |
・一般入学者選抜
出願受付日 | 2025年1月20日(月)~1月23日(木) |
---|---|
志願変更日 | 2025年1月28日(火)~2月3日(月) |
検査日 | 2025年3月4日(火) |
追検査日 | 2025年3月11日(火) |
合格発表日 | 2025年3月17日(月) |
2025年の公立と私立の高校受験スケジュール比較表
日程 | 北海道の公立高校 | 北海道の私立高校 |
---|---|---|
12月上旬 | 推薦入試の出願開始 | |
1月中旬~下旬 | 推薦入試試験日・合格発表 | |
1月上旬 | 一般入試の出願開始 | |
1月20日~23日 | 推薦入学者・一般入学者選抜の出願受付 | |
1月28日~2月3日 | 一般入学者選抜の志願変更受付 | |
2月10日 | 推薦入学者選抜の検査日 | |
2月13日・14日 | A日程の私立高校で一般入試試験日 | |
2月18日・19日 | B日程の私立高校で一般入試試験日 | |
2月18日 | 推薦入学者選抜の合格者内定通知日 | |
2月下旬 | 一般入試合格発表 | |
3月4日 | 一般入学者選抜検査日 | |
3月11日 | 一般入学者選抜追検査日 | |
3月17日 | 特色選抜・一般選抜合格発表 | |
3月21日~24日 | 第2次募集出願受付日 | |
3月27日 | 第2次募集合格発表 |
(出典:北海道教育委員会「令和7年度(2025年度)道立高等学校入学者選抜の手引 日程表」)
(出典:株式会社 育伸社「2025年度 高専・私立高校 募集要項 【北海道】」)
北海道の高校受験における内申点の基本
内申点は、高校受験の合否を左右する重要な要素の一つです。しかし、「何年生の成績が内申点に影響するの?」「内申点はどのように計算するの?」と内申点について疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
ここからは、内申点の対象期間や計算方法を解説します。
内申点の対象期間
北海道の公立高校を受験する際には、中学1年生から中学3年生までの評定が内申点に影響します。主要教科5科目と実技教科4科目の5段階評価をもとに内申点を計算。そのため、受験を有利に進めるためには、中学1年生の早い段階から内申点対策することが大切です。
内申点の計算方法
北海道の公立高校受験では、内申点を以下のように計算します。
学年 | 計算方法 | 満点 |
---|---|---|
中学1年生 | 9教科の5段階評価×2倍 | 90点満点 |
中学2年生 | 9教科の5段階評価×2 | 90点満点 |
中学3年生 | 9教科の5段階評価×3 | 135点満点 |
例えば、中学1年生から中学3年生までの9教科すべての評定が「3」だった場合、中学1年生は9×3×2で54点、中学2年生は9×3×2で54点、中学3年生は9×3×3で81点となり、内申点の合計は189点です。
北海道の公立高校の推薦入学者選抜でも、同様の方法で内申点を計算します。
内申点を上げる方法
北海道では、中学1年生の成績から内申点に影響を与えます。そのため、公立高校の受験を考えている人は、早めに内申点対策に取り組むことが不可欠です。
内申点を上げるには、定期テストで高得点を取るだけでなく、提出物や授業態度にも気をつける必要があります。
成績アップするには、定期テストでの高得点が重要です。たとえ1点の差でも評定に影響を与える可能性が高いため、高得点を取ると内申点アップにつながるでしょう。
また、課題の提出も評価の対象です。期限を守ることはもちろん、内容を丁寧に仕上げることが大切です。
さらに、授業態度も成績に反映されると認識しておきましょう。授業中の発言や質問を積極的に行うことで、学習意欲が評価され、内申点アップが期待できます。
志望校の選び方
高校受験を成功させるには、志望校を早めに決めることが大切です。なぜなら、志望校が決まると、合格に向けてどのような勉強が必要かが明確になり、効率よく受験対策を進められるためです。また、志望校の決定は、学習意欲の向上にも役立つでしょう。
しかし、北海道にはさまざまな特色のある高校が多く、志望校選びに困っている人もいるでしょう。ここからは、志望校の選び方を紹介します。まだ志望校を決めていない人は、ぜひ参考にしてください。
偏差値だけで決めない!適切な学校選び
志望校を決める際には、偏差値だけでなく、学校の雰囲気やカリキュラムにも注目しましょう。
高校によって校風は大きく異なります。学校行事を活発に行うところもあれば、勉強と部活動の両立を重視する学校もあります。パンフレットを確認するだけでなく、オープンキャンパスに参加し、自分に合った環境かどうかを実際に確かめてみることが大切です。
さらに、カリキュラムも学校選びの重要なポイントです。英語教育に特化した高校や、理数系の授業を充実させている高校など、高校ごとにそれぞれ特色があります。特に大学進学を目指す場合は、志望する大学の受験に対応したカリキュラムが整っているかを事前に確認しておきましょう。
公立高校 vs 私立高校のメリット・デメリット
ここでは、公立高校と私立高校のメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
公立高校 | 私立高校 | |
---|---|---|
メリット | ・費用が安い ・校風や服装などの自由度が高い |
・生徒一人ひとりへのサポートが手厚い ・施設や設備が充実している |
デメリット | ・私立高校より生徒一人ひとりのサポートが手厚くない ・数年ごとに教師が変わる可能性がある |
・費用が高い ・独自の校風がある |
公立高校は費用が安い点がメリットです。ただし、私立高校よりも生徒一人ひとりへのサポートが充実していないというデメリットがあります。授業についていくためにも、授業以外の学習時間を確保して、予習・復習を行うことが不可欠です。
一方、私立高校は生徒への学習サポートが手厚く、大学受験対策にも力を入れている高校が多いでしょう。しかし、私立高校は各学校で独自の校風があります。校則が厳しかったり、宗教に関する授業があったりするため、学校の雰囲気が合わないと感じ、入学を後悔するケースもあるでしょう。
公立高校と私立高校、それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合った高校を見つけましょう。
志望校のオープンキャンパス活用法
志望校を決める際には、複数の高校のオープンキャンパスに参加し、比較してください。
オープンキャンパスでチェックすべきポイントは、以下のとおりです。
教師の雰囲気
高校によっては、体験授業が受けられます。どのような雰囲気で授業が進むのかを確認しましょう。
施設の充実度
校舎、体育館、プール、グラウンドのほか、学食や購買の有無など、自分がこの高校でどのようなことをしたいかを想像しながら、どのような施設が必要かを考えましょう。またトイレや更衣室の清潔さもチェックしておきたいポイントです。
通学の利便性
通学にかかる時間や、電車の場合は利用経路などを調べておきましょう。自転車や徒歩の場合は、天候が悪い日でも通学しやすいかも考えてみましょう。
学習カリキュラム
文系・理系の決定時期、クラス分けが成績別かどうか、定期テストや大学進学に対するサポートなどは、自分の進路に関わるため重要です。
部活動の様子
部活動の加入率や入りたい部活動があるかなどを確認しておきましょう。
オープンキャンパスは、学校の資料や先輩の話などではわからない、実際の高校の雰囲気を感じられる機会です。高校によっては、オープンキャンパスで実際の授業を受けられたり、部活動を体験できたりします。在学生・教師の雰囲気や授業の様子などを見ると、入学後の学校生活をイメージしやすくなります。
気になる高校がある場合は、積極的にオープンキャンパスに参加しましょう。
進学実績・大学合格実績の確認
大学進学を目指す場合は、志望校の合格実績を事前に確認することが不可欠です。なぜなら、進学実績の高い高校は、受験対策や進路指導が充実しており、大学合格に向けたサポートを受けやすいと考えられるためです。
進学支援に力を入れている多くの高校では、進学セミナーの開催や個別の進路相談など、受験生をサポートする体制が整っています。また、指定校推薦の枠が設けている高校もあり、一般受験よりも有利な条件で大学進学を目指せる可能性もあります。
各高校の合格実績は、学校の資料で確認可能です。さらに、オープンキャンパスや学校説明会に参加し、具体的なサポート内容を直接聞いてみるのもおすすめです。
進学実績をしっかり調べ、将来の目標に合った高校を選びましょう。
塾・家庭教師・オンライン学習の選び方
塾の種類 | 講師1人が指導する人数 | 授業料目安 | カリキュラム | 代表的な塾 |
---|---|---|---|---|
集団指導塾 | 少人数/6~10人 大人数/11人以上 |
約6,000円~約15,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
あり | ・旭川練成会 ・秀英予備校 ・学習塾ボストン(BOSTON) |
個別指導塾 | 1~3人 | 約6,000円~約36,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
オーダーメイド | ・個別教室のトライ ・スクールIE ・明光義塾 |
映像授業の塾 | ー | 3,278円 ※東進オンライン 学校中等部 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・東進オンライン学校 中等部 |
オンライン塾 | 1人 (大人数の場合も) |
5,400円 ※そら塾 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・トライのオンライン 個別指導塾 ・そら塾 |
高校受験対策に、通塾を検討している人は多いのではないでしょうか。高校受験対策ができる塾は、「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業の塾」「オンライン塾」の4種類に分けられます。
文部科学省が公表したデータ「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立中学校に通う生徒の72.7%は、通信教材や家庭教師を利用していません。また、34.1%は塾を利用していないことがわかります。
この結果から、公立中学校に通う生徒の約3割は通信教材・家庭教師を利用していて、約7割は塾を利用しているといえます。文部科学省のデータは中学生全般の数値であるためで、中学3年生だけに絞ると家庭教師や塾を利用している生徒の数は、さらに増えると考えられるでしょう。
ここからは、塾を選ぶ際のポイントを紹介します。
※(出典:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」)を参考に筆者が作成
集団塾 vs 個別指導塾の違い
塾を選ぶ際に、集団塾と個別指導塾のどちらが合っているのか迷う人は多いでしょう。それぞれの特長を理解し、自分に適した学習環境を選ぶことが重要です。
集団塾は、複数の生徒が同じ教室で授業を受けるスタイルです。学校と同様に講師が教壇に立ち、生徒に一方通行で指導を行います。年間の学習計画があらかじめ決まっており、学力や志望校ごとにクラス分けされるのが特徴でです。塾によっては模試の成績を掲示する場合があり、競争意識を刺激する環境が整っています。
競争意識を持って勉強したい人や、決まったペースで学習を進めたい人には、集団塾が向いています。
一方で、個別指導塾は講師が1〜3人の生徒を担当し、それぞれの学力や目標に応じた指導を行うのが特徴です。生徒に合わせたカリキュラムで学習が進められるため、生徒のニーズに合わせた指導を受けられます。講師との距離が近く、疑問点をすぐに質問できるため、苦手科目の克服にも適しています。
理解を深めながらじっくり学びたい人や、手厚いサポートを受けながら学習を進めたい人には、個別指導塾がおすすめです。
自分に合った指導スタイルを選び、効率よく学力向上を目指しましょう。
オンライン学習の活用法
高校受験の対策を効率よく進めるには、オンライン学習の活用がおすすめです。
オンライン学習は、インターネット環境があれば、場所を選ばず受講可能です。自宅でも学習できるため、通塾にかかる時間を短縮でき、勉強に充てる時間を増やせます。部活動や習い事と両立しながら、自分のペースで学習を進められる点も大きなメリットです。
さらに、オンライン講座では、有名講師による質の高い授業を受けられることもあります。映像授業の場合、繰り返し視聴が可能なため、理解を深めながら学習できるでしょう。
ただし、高校入試の出題傾向は地域によって異なるため、オンライン学習だけでは十分な対策にならない可能性があります。地域密着型の塾のほうが高校受験対策に適しているケースもあるため、塾を選ぶ際は合格実績や指導内容を事前に確認してください。
模試の活用法
効率的に学習を進めるために、受験生は模試の活用を検討してください。模試は、受験すると、現在の自分の立ち位置や苦手分野などを知ることができます。模試の結果を見ることで、今後合格に向けて必要な勉強がわかるため、効率よく勉強を進められるでしょう。
ここからは、模試の活用法について解説します。
主要な模試の種類(北海道学力コンクール・大規模公開テスト)
北海道の高校受験に対応した主要な模試を紹介します。
模試の判定結果の見方
模試の結果で最も気になるのは、志望校の判定ではないでしょうか。A判定やB判定が出ると安心する人もいるかもしれませんが、模試の成績がよいからといって必ず合格できるわけではありません。
志望校の合格判定結果は、現時点での学力からの結果と認識しておくことが大切です。もし直近の模試で思うような結果が得られなくても、今後の学習次第で合格の可能性を高めることは十分可能です。一方で、A判定やB判定に安心し、勉強を怠ると本番で思わぬ結果になることもあるでしょう。
模試を有効に活用するには、結果の振り返りを行うことが不可欠です。返却後は、間違えた問題や苦手分野を把握し、重点的に復習するとより効果的な学習につながるでしょう。
まとめ
北海道の高校受験では、公立・私立それぞれに異なる受験制度があり、学区制度や内申点の計算方法など独自のルールも存在します。公立高校は推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類に分かれており、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。また、私立高校でも推薦入試と一般入試があり、選考方法やスケジュールが学校によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
受験を成功させるためには、早い段階から自分に合った志望校を見極めることが重要です。オープンキャンパスや学校説明会に参加し、学校の雰囲気やカリキュラムを確認して、自分に合った高校を選びましょう。
また、受験を控える多くの中学3年生は、高校受験対策のために塾を活用しています。塾は指導形式やカリキュラム、授業の雰囲気が教室ごとに異なります。塾で効果的に学習するために、体験授業に参加し、自分に合った塾かどうかを見極めましょう。