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「高校入試のスケジュールがわからない」「内申点ってどうやって評価されるの?」といった悩みを抱える鹿児島県の中学生や保護者はいらっしゃいませんか?鹿児島県の高校入試は、公立・私立によって選抜方法や実施時期が異なり、推薦入試や一般入試、学区制度、内申点と学力検査の比重など、押さえておくべきポイントが数多くあります。
2025年度からは公立高校で「自己推薦による出願」がスタートしたこともあり、受験制度について理解を深めることはますます重要です。
この記事では「鹿児島県 高校受験」の全体像をつかめるように、公立・私立それぞれの入試制度の違いや評価基準、受験科目、内申点の扱い、最新のスケジュール、志望校選びのコツまでわかりやすく解説します。この記事を読むことで、鹿児島県の高校受験対策に自信を持って取り組めるようになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
鹿児島県の高校受験の基本情報
まずは、鹿児島県の高校受験の基本情報を確認しましょう。
2025年から公立高校の推薦入学者選抜で自己推薦による出願が可能
鹿児島県の公立高校では、2025年から推薦入学者選抜で自己推薦による出願が可能になりました。
これまでの推薦入試は、中学校長の推薦が必要な「学校推薦」のみでしたが、新制度では各高校が以下のいずれかの方式から選択します。
- 学校推薦のみ実施
- 自己推薦のみ実施
- 学校推薦と自己推薦の両方を実施
自己推薦は、各高校が定める出願資格を満たしていれば、生徒自身の意思で出願できます。ただし、出願手続きは中学校を通す必要があります。 志望校がどの推薦方式を採用するかは、必ず事前に各高校の募集要項等で確認しましょう。
鹿児島県の公立高校の普通科では学区制を導入
鹿児島県の公立高校の普通科は、7つの学区に分かれています。原則、学区内の高校にのみ出願が可能。7つの学区の詳細については、以下のとおりです。
学区名 | 所属高校名 |
---|---|
鹿児島学区 | 鶴丸、甲南、鹿児島中央、錦江湾、武岡台、松陽、鹿児島東※、鹿児島南、伊集院、串木野※ |
南薩学区 | 指宿※、頴娃※、加世田※、川辺※ |
北薩学区 | 川内、薩摩中央、出水※ |
姶良・伊佐学区 | 大口※、蒲生※、加治木、国分、福山※ |
大隅学区 | 曽於、志布志※、鹿屋、垂水※ |
熊毛学区 | 種子島※、種子島中央※、屋久島※ |
大島学区 | 大島※、大島北※、古仁屋※、喜界※、徳之島※、沖永良部※、与論※ |
出典:「鹿児島県立高等学校通学区域に関する規則(抜粋)」(鹿児島県教育委員会)
ただし、募集定員が120人以下の高校と熊毛学区・大島学区の普通科は、学区外からも出願できます。(表内の※印が付いた高校)
また、学区制を導入している高校では、定員の5〜10%を目安に、学区外からの受験生にも入学の機会が設けられています。普通科以外の専門学科や総合学科は学区制を導入していないため、鹿児島県内に在住している生徒は住んでいる場所問わず、誰でも出願可能です。
高校受験の流れ
・公立高校の推薦入学者選抜を受験する場合
鹿児島県の公立高校の推薦入学者選抜を受験する場合、12月に内申点が確定し、内申点をもとに三者面談で志望校を決定します。1月下旬に出願し、2月上旬に検査。検査を受けて1週間以内に合格者の内定通知があります。
・公立高校の一般入学者選抜を受験する場合
公立高校の一般入学者選抜を受験する場合、推薦入学者選抜と同様に12月中に志望校を決定します。2月上旬に志望校に出願し、3月上旬に検査を受験。3月中旬に合格発表という流れです。
また、一般入学者選抜の合格者が募集定員に達しなかった高校では、第二次募集を実施しています。一般入学者選抜の合格発表後に出願の受付を開始。3月下旬に検査を受けて合格者が決定します。
・私立高校の場合
11月~12月 | 三者面談で志望校を決定する |
---|---|
1月以降 | 志望校(推薦・一般)に出願する |
1月中旬 | 推薦入試の検査 |
1月下旬 | 推薦入試の合格発表 |
1月下旬 | 一般入試の検査 |
1月下旬~2月上旬 | 一般入試の合格発表 |
鹿児島県の私立高校を受験する場合、11月から12月頃に志望校を決定します。推薦入試は、1月以降に出願し、1月中旬に検査、1月下旬に合格発表という流れが一般的です。
一般入試は1月以降に出願は始まり、1月下旬に検査を実施。1月下旬から2月上旬に合格者が決定します。
私立高校の受験スケジュールは高校によって異なるため、志望校の出願日や検査日を事前に確認しておきましょう。
鹿児島県 公立・私立高校の受験制度の違い
次に鹿児島県の公立高校と私立高校の受験制度の違いを確認しましょう。
公立高校の受験制度
- 入試の種類:推薦入学者選抜と一般入学者選抜の2種類
- 選考方法(推薦入学者選抜):内申点+面接+推薦書または志願理由書+(高校によって)作文・小論文・実技検査・適性検査など
- 選考方法(一般入学者選抜):学力検査+内申点+(高校によって)面接・作文
- 倍率:2025年の平均倍率は0.81倍。人気校の倍率は1.3倍以上。推薦入学者選抜の倍率は0.49倍となっており、一般入学者選抜よりも倍率が低い傾向にある
- 学費:原則授業料の納付が必要だが、保護者の所得状況によっては高等学校等就学支援金制度が適用され、学費の負担が軽減される
- 特色:内申点と学力検査の結果を同等に評価し合否を決定する
鹿児島県の公立高校は、推薦入学者選抜(学校推薦・自己推薦)と一般入学者選抜の2種類の選考方法を採用しています。
推薦入学者選抜には、学校推薦方式と自己推薦方式があり、各高校でどちらか一方または両方の方式で選考を行っています。学力検査は行わず、受験生全員に面接を実施。高校によって、作文・小論文・実技検査・適性検査などが課せられる場合もあります。検査結果と内申点、推薦書または志願理由書から合格者を決定されます。
一方、一般入学者選抜では、5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の学力検査を実施。高校の判断で面接や作文が課せられることもあります。学力検査の結果と内申点から合否を判定します。
私立高校の受験制度
- 選考方法:学校ごとに異なり、推薦入試・一般入試がある
- 学費:公立よりも高額だが、奨学金や補助制度が利用できる
- 特色:学校ごとに特色あるカリキュラムや付属大学への進学ルートがある
鹿児島県の私立高校においては、推薦入試と一般入試(専願・併願)を実施しています。
推薦入試は学力検査を行わず、作文や面接などが課せられる高校が多いのが特徴です。一般入試は、多くの高校で、3教科(国語・数学・英語)または5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の学力検査を実施しています。
私立高校は学校によって受験制度が異なるため、志望校の募集要項を確認しておくことが大切です。
公立高校の推薦入学者選抜とは?
鹿児島県の公立高校で実施している推薦入学者選抜は、学校推薦方式と自己推薦方式の2種類に分けられます。
学校推薦方式は、中学校長の推薦がなければ出願できない選抜方法です。一方、自己推薦方式は、各高校が定める出願要件を満たせば、中学校長の推薦がなくても出願できるのが特徴です。「学校推薦方式のみ」「自己推薦方式のみ」「学校推薦方式と自己推薦方式の両方」の3択から各高校で選抜方法を選択します。
推薦入学者選抜は、すべての高校・学科で実施。募集定員は原則、以下のように定められています。
学科 | 募集定員 |
---|---|
専門学科・総合学科 | 全定員の30%以内 |
普通科 | 全定員の10%以内 |
検査は、受験生全員に面接を実施。各高校・学科の判断で作文・小論文・実技検査・適性検査などが課せられます。検査結果と内申点、推薦書または志願理由書を合否の判断材料にして合否を決定します。
推薦入学者選抜は、募集定員が限られているため、必ずしもよい結果になるとは限りません。絶対に公立高校にいきたいと考えている人は、一般入学者選抜を受験することも想定して学力検査対策を進めておくことが大切です。
受験科目と配点
鹿児島県の高校受験は、選抜方法によって受験科目や配点が異なります。
ここからは、選抜方法別に受験科目や配点、募集定員などを紹介します。
公立高校の受験科目・配点(推薦入学者選抜)
募集定員 |
|
---|---|
そのほかの検査 |
|
選抜方法 |
|
鹿児島県の公立高校の推薦入学者選抜は、学力検査を実施しません。受験生全員に面接を実施。そのほかに、作文・小論文・実技検査・適性検査の中から、各高校・学科の判断で検査を行う場合があります。
各検査の結果と調査書、推薦書または志願理由書の内容を判断材料にして、総合的に合否を判定します。
公立高校の受験科目・配点(一般入学者選抜)
募集定員 |
|
---|---|
出願 |
|
学力検査 |
|
そのほかの検査 |
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選抜方法 |
|
公立高校の一般入学者選抜では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査を実施しています。各教科90点満点で合計450点満点。高校・学科によっては一部の教科の配点に加点する傾斜配点を行う場合があります。
学力検査の結果と調査書、実施した場合は面接・作文の結果をもとに総合的に判断して合格者を決定します。
私立高校の受験科目・配点
出願 |
|
---|---|
学力検査 |
|
そのほかの検査 |
|
選抜方法 |
|
鹿児島県の私立高校の推薦入試は、学力検査を実施しない高校が多いでしょう。作文や面接のみ実施し、合否を判定します。
一般入試は、国語・数学・英語の3教科または国語・数学・英語・理科・社会の5教科の学力検査を実施する高校がほとんどです。学力検査の時間配分や配点は、各高校で異なります。
受験スケジュール(2025年・2026年版)
ここからは、鹿児島県の高校受験のスケジュールを見ていきましょう。
まずは公立高校の受験スケジュールです。
鹿児島県公立高校入試日程(2026年)
推薦入学者選抜検査日 | 2026年2月3日(火) |
---|---|
一般入学者選抜検査日 | 2026年3月4日(水)・3月5日(木) |
一般入学者選抜追検査日 | 2026年3月10日(火) |
合格発表日 | 2026年3月12日(木) |
出典:「令和8年度鹿児島県公立高等学校入学者選抜日程」(鹿児島県教育委員会)
鹿児島県公立高校入試日程(2025年)
・推薦入学者選抜の場合
出願受付日 | 2025年1月21日(火)~1月27日(月) |
---|---|
検査日 | 2025年2月4日(火) |
合格者内定通知日 | 2025年2月10日(月) |
合格発表日 | 2025年3月13日(木) |
・一般入学者選抜の場合
出願受付日 | 2025年2月6日(木)~2月13日(木) |
---|---|
志願変更日 | 2025年2月17日(月)〜2月21日(金) |
検査日 | 2025年3月5日(水)・3月6日(木) |
追検査日 | 2025年3月11日(火) |
合格発表日 | 2025年3月13日(木) |
出典:「令和7年度鹿児島県公立高等学校入学者選抜実施要綱」(鹿児島県教育委員会)
2025年の公立と私立の高校受験スケジュール比較表
日程 | 鹿児島県の公立高校 | 鹿児島県の私立高校 |
---|---|---|
1月以降 | 推薦入試・一般入試の出願開始 | |
1月17日 | 推薦入試の検査日 | |
1月21日 | 推薦入試の合格発表 | |
1月下旬 | 一般入試の検査日 | |
1月21日~27日 | 推薦入学者選抜の出願受付 | |
1月下旬~2月上旬 | 一般入試の合格発表 | |
2月4日 | 推薦入学者選抜の検査日 | |
2月10日 | 推薦入学者選抜の内定通知日 | |
2月6日~13日 | 一般入学者選抜の出願受付 | |
2月17日~21日 | 一般入学者選抜の出願変更日 | |
3月5日・6日 | 一般入学者選抜の検査日 | |
3月11日 | 一般入学者選抜の追検査日 | |
3月13日 | 推薦入学者選抜・第一次入学者選抜の合格発表 | |
3月18日・19日 | 第二次入学者選抜の出願受付 | |
3月21日 | 第二次入学者選抜の検査日 | |
3月24日 | 第二次入学者選抜の合格発表 |
出典:「令和7年度鹿児島県公立高等学校入学者選抜実施要綱」(鹿児島県教育委員会)
出典:「令和7年度私立高等学校入学者に係る入学試験(一般入試)日程等」(鹿児島県私立中学高等学校協会)
鹿児島県の高校受験における内申点の基本
内申点は、各教科の5段階評価をもとに算出する数値で、公立高校の合否にかかわる重要な要素の一つです。内申点は地域ごとに計算方法や対象となる成績の期間が異なるため、「内申点についてよくわからない」という人もいるかもしれません。
ここからは、鹿児島県の内申点の基本情報を紹介します。
内申点の対象期間
鹿児島県の公立高校を受験する場合、中学3年生の成績が内申点に影響します。対象となるのは、主要5教科と実技4教科の計9教科。各教科の5段階評価の数値をもとに内申点を算出します。
ただし、志望校に提出する調査書には、中学1年生から3年生までの評定が記入されます。調査書の内容も合否に影響するため、中学1年生から成績を意識して学習に取り組むことが大切です。
内申点の計算方法
鹿児島県の公立高校の一般入学者選抜では、内申点を以下のように計算します。
学年 | 計算方法 | 合計 |
---|---|---|
中学3年生 | 主要5教科の5段階評価×2+実技4教科の5段階評価×20 | 450点満点 |
このように鹿児島県の公立高校では、中学3年生の成績、特に実技4教科の成績を重視しているのが大きな特徴です。
例えば、中学3年生の9教科の評定がすべて「3」だった場合、内申点は5×3×2+4×3×20で合計270点です。
また、公立高校の推薦入学者選抜でも内申点は合否に影響します。推薦入学者選抜では、内申点の評価方法が各高校で異なります。
内申点を上げる方法
鹿児島県では中学3年生の成績が内申点に影響します。しかし、中学1年生から3年生までの各教科の評定が調査書に記入されるため、早い段階から成績を意識して学習に取り組むことを意識しましょう。
内申点を高めるためには、まず定期テストで安定してよい点数を取ることが不可欠です。わずか1点の違いが成績に影響することもあるため、日頃からテスト対策をしっかり行いましょう。
また、課題や提出物は評価の対象となるため、期限を守るだけでなく、丁寧に仕上げて提出する姿勢が求められます。
さらに、授業中の態度も評価に含まれます。積極的な発言や質問など、前向きな姿勢は学習意欲の高さとして評価されやすく、内申点アップにつながるでしょう。
加えて、鹿児島県の一般入学者選抜では、実技4教科(音楽・美術・技術・保健体育)の内申点が20倍と、高く換算されます。そのため主要5教科だけでなく、実技教科に力を入れることもポイントです。実技教科は暗記で対応できる問題も多く、定期テストで得点しやすいため、内申点を上げるチャンスといえるでしょう。
志望校の選び方
高校受験を成功させるには、志望校を早めに決めることが重要です。志望校を決めると、合格に必要な勉強が明確になり、効率的に受験勉強を進められます。また、目標が定まるため、学習のモチベーションアップも期待できるでしょう。
鹿児島県には、特色のある高校が数多くあります。そのため、どの高校にするか迷っている人もいるでしょう。ここからは、志望校の選び方を解説します。
偏差値だけで決めない!適切な学校選び
志望校を決める際は偏差値だけでなく、その学校の雰囲気やカリキュラムにも目を向けることが大切です。
高校ごとに校風は大きく異なります。行事を積極的に行う学校もあれば、学習と部活動の両立を支援している学校もあります。パンフレットなどの資料だけではわからない部分も多いため、実際にオープンキャンパスに参加して、自分に合った雰囲気かどうかを確かめておきましょう。
さらに、カリキュラムの内容も高校によってさまざまです。英語に重点を置いたコースがある学校や、理系の科目に力を入れているところなど、それぞれ特色があります。特に大学進学を視野に入れている場合は、志望大学の受験に対応できるカリキュラムかどうか、事前に調べておきましょう。
公立高校 vs 私立高校のメリット・デメリット
ここでは、公立高校と私立高校のメリット・デメリットを紹介します。
公立高校 | 私立高校 | |
---|---|---|
メリット | ・費用が安い ・校風や服装などの自由度が高い |
・生徒一人ひとりへのサポートが手厚い ・施設や設備が充実している |
デメリット | ・私立高校より生徒一人ひとりのサポートが手厚くない ・数年ごとに教師が変わる可能性がある |
・費用が高い ・独自の校風がある |
公立高校は、授業料をはじめとした費用が比較的低く抑えられる点が大きな魅力です。その一方で、私立高校と比べると学習サポートがやや少ない場合があり、授業は生徒の自主的な学習を前提に進められます。日頃から予習・復習の習慣を身につけておくことが求められます。
一方、私立高校は個別指導や進路相談などの支援が手厚く、大学受験に向けた対策にも積極的です。ただし、学校ごとに教育方針や雰囲気に違いがあり、宗教教育を導入していたり、校則が厳しい場合もあるため、事前の確認が必要です。
公立・私立それぞれにメリットと注意点があるため、自分の性格や学び方、将来の進路に合った学校を選びましょう。
志望校のオープンキャンパス活用法
志望校を見極めるときは、複数の高校のオープンキャンパスに参加し、比較することが大切です。
オープンキャンパスでチェックしたいポイントは、以下のとおりです。
教師の雰囲気
高校によっては、体験授業が受けられます。どのような雰囲気で授業が進むのかを確認しましょう。
施設の充実度
校舎、体育館、プール、グラウンドのほか、学食や購買の有無など、自分がこの高校でどんなことをしたいかを想像しながら、どのような施設が必要かを考えましょう。またトイレや更衣室の清潔さもチェックしておきたいポイントです。
通学の利便性
通学にかかる時間や、電車の場合は利用経路などを調べておきましょう。自転車や徒歩の場合は、天候が悪い日でも通学しやすいかも考えてみましょう。
学習カリキュラム
文系・理系の決定時期、クラス分けが成績別かどうか、定期テストや大学進学に対するサポートなどは、自分の進路に関わるので重要です。
部活動の様子
部活動の加入率や入りたい部活動があるかなどを確認しておきましょう。
オープンキャンパスは、学校の資料ではわからない、学校のリアルな雰囲気を感じられる機会です。高校によっては、オープンキャンパスで模擬授業を行っていたり、部活動体験に参加できたりします。在校生・教師・学校の雰囲気や実際の授業の様子を見ておくことで、入学後の学校生活をイメージしやすくなるでしょう。
少しでも気になる高校がある場合は、積極的にオープンキャンパスに参加してみてください。
進学実績・大学合格実績の確認
大学への進学を目指す場合は、高校選びの際に各校の大学合格実績をチェックしておくことをおすすめします。多くの合格者を輩出している高校は、しっかりした進路指導や受験対策、そして学習に集中しやすい環境が整っていることが多いでしょう。
進学サポートに力を入れている高校では、説明会を催したり、個別の進路相談に応じたりと、生徒一人ひとりに寄り添う支援体制が見られます。加えて、指定校推薦の枠を持つ学校もあり、より有利に大学へ進む道が開ける可能性もあるでしょう。
各高校の具体的な進学状況は、学校の資料で情報収集が可能です。さらに、オープンキャンパスや学校説明会に足を運び、進学支援に関する詳しい内容を直接質問してみるとよいでしょう。
希望大学への合格を掴むために、自分に合った手厚い進学サポートを提供してくれる高校を見つけましょう。
塾・家庭教師・オンライン学習の選び方
塾の種類 | 講師1人が指導する人数 | 授業料目安 | カリキュラム | 代表的な塾 |
---|---|---|---|---|
集団指導塾 | 少人数/6~10人 大人数/11人以上 |
約6,000円~約15,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
あり | ・昴 ・進研 ・北辰塾(鹿児島) |
個別指導塾 | 1~3人 | 約6,000円~約36,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
オーダーメイド | ・個別教室のトライ ・スクールIE ・明光義塾 |
映像授業の塾 | ー | 3,278円 ※東進オンライン 学校中等部 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・東進オンライン学校 中等部 |
オンライン塾 | 1人 (大人数の場合も) |
5,400円 ※そら塾 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・トライのオンライン 個別指導塾 ・そら塾 |
受験を控える中学3年生の中には、受験対策に模試の利用を考えている人もいるのではないでしょうか。高校受験に対応した塾は、「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業の塾」「オンライン塾」の4種類に分けられます。
文部科学省が公表したデータ※によると、公立中学校に通う生徒の72.7%は通信教育や家庭教師を利用しておらず、34.1%は塾を利用していないことがわかります。
この結果から、公立中学校に通う生徒の約3割は通信教育や家庭教師を利用していて、約7割は塾を利用しているといえるでしょう。文部科学省のデータは、中学生全般の数値であるため、受験生である中学3年生に限定すると、さらに家庭教師や塾を利用している人の割合は高いと考えられます。
しかし、塾には教室ごとにさまざまな特徴があり、塾選びに困っている人もいるかもしれません。ここからは、自分に合った塾を選ぶポイントを紹介します。
※出典:「令和5年度子供の学習費調査」(文部科学省)
集団塾 vs 個別指導塾の違い
塾を選ぶとき、「集団指導」と「個別指導」のどちらが自分に合っているかで迷う人も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの特徴をわかりやすく比較します。
集団塾の特徴
集団塾では、複数の生徒が一つの教室で同時に授業を受ける指導スタイルがです。学校の授業に近く、決まったカリキュラムに沿って授業が進行します。多くの場合、学力や志望校に応じてクラス分けがされ、模試の結果を掲示するなど、生徒同士のやる気を引き出す工夫が見られます。
決まったペースで学習したい人や、周囲と切磋琢磨しながら頑張りたい人には、集団塾が向いているでしょう。
個別指導塾の特徴
個別指導塾では、講師が1〜3人の生徒を担当し、それぞれの理解度や目標に応じた指導を行います。苦手な単元を集中的に学べることや、進度を自由に調整できる点が大きなメリットです。また、講師との距離が近いため、わからないところをその場で質問しやすいのも魅力です。
自分のペースを大切にしながら、きめ細かいサポートを受けたい人には、個別指導塾が適しています。
それぞれの学習スタイルをよく理解し、自分に合った塾を選んで効果的に受験対策を進めていきましょう。
オンライン学習の活用法
高校受験の学習を効率よく進める手段として、オンライン学習の活用もおすすめです。
オンライン学習は、インターネット環境が整っていれば、自宅にいながら授業を受けられるため、通塾にかかる移動時間を省けるのが大きなメリットです。部活動や習い事との両立がしやすく、自分のペースで勉強できる点も魅力です。
さらに、オンライン学習では有名講師による質の高い授業を受けられることもあります。理解が不十分な単元を繰り返し学べる映像授業は、苦手克服にも効果的です。
ただし、高校入試の傾向は地域ごとに異なるため、オンライン学習だけでは十分な対策にならない場合もあります。地域密着型の塾では、地元の出題傾向に即した指導を受けられるケースも多いため、塾選びの際は指導内容や合格実績をしっかり確認しておきましょう。
模試の活用法
効率よく受験勉強を進めるには、模試の活用が不可欠です。模試を受験すると、自分の現在の立ち位置や苦手単元などが明確になり、効率よく学習を進められます。また、続けて模試を受験することで勉強の成果を確認でき、受験勉強のモチベーション維持にもつながるでしょう。
ここからは、模試の活用方法を解説します。
主要な模試の種類(鹿児島県統一模試・鹿児島県模試)
鹿児島県の公立高校入試に対応した主要模試は、以下の2種類です。
模試の判定結果の見方
模試を受けた後に特に気になるのが、志望校の合否判定ではないでしょうか。A判定やB判定が出ると安心してしまいがちですが、よい判定が出たからといって、必ず合格できるとは限りません。
模試の判定結果は、あくまで現在の学力をもとにした目安にすぎません。仮にD判定やE判定だったとしても、学習方法を見直しながら努力を重ねれば、合格に近づく可能性は十分にあります。一方で、よい判定に安心して勉強をおろそかにすると、本番で思わぬ結果になる恐れもあるため油断は禁物です。
模試の結果を活かすには、点数だけではなく、どの分野でつまずいたのかを分析することが大切です。苦手を把握して重点的に取り組めば、効率よく学力を伸ばせるでしょう。
高校受験を成功に導くために大切なこと
鹿児島県の高校受験は、公立・私立で入試の方式や評価方法に違いがあるため、それぞれの制度を正しく理解したうえで対策を立てることが必要です。特に公立高校では、内申点と学力検査の比重や、新たに導入された自己推薦による出願など、他県とは異なる特徴があります。
また、推薦入学者選抜では、面接や小論文、実技検査が行われる場合もあり、早期からの準備が欠かせません。一般入学者選抜は、実技4教科の内申点の評価比重が高いため、主要5教科だけでなく、実技4教科の対策も不可欠です。
高校入試を成功させるには、偏差値だけでなく、校風やカリキュラムなどを確認し、志望校を早い段階で決めることが大切です。最近では、多くの受験生が塾やオンライン学習を活用して受験対策を進めています。塾を選ぶ際には、体験授業に参加して、鹿児島県の入試に精通した指導が受けられるかどうかをしっかり確認しましょう。
本記事を参考に、鹿児島県の高校受験への理解を深め、志望校合格に向けた効果的な準備を進めていきましょう。