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京都府の高校受験は、公立・私立とも特徴的な部分があるため、志望校選びや受験対策に悩む受験生や保護者も多いでしょう。

本記事では、京都府における高校入試の日程や仕組み、内申点の計算方法などについて詳しく解説します。受験勉強を効率的に進めるための勉強法や塾の活用法についても触れていますので、これから受験を迎える中学生や保護者は、ぜひ参考にしてください。

2027年度(令和9年度)より大きく変わる京都府の公立高校受験

京都府では、公立高校入試制度の見直しが検討されています。2025年4月時点で主な変更事項として確認できるのは、以下の3点です。

  • 「前期選抜」と「中期選抜」を一本化して「前期選抜」とする
  • 新たな「前期選抜」では定員の100%を募集する
  • 新たな「前期選抜」では「独自枠」と「共通枠」の2枠で募集する

なお上記の変更内容はあくまで検討段階のものです。実施時期や詳細については、必ず京都府教育委員会の公式発表を確認するようにしましょう

京都府の高校受験の基本情報

まずは京都府の高校受験の基本情報を把握しておきましょう。

高校受験の流れ

・公立高校の場合

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京都府の公立高校では、現行制度では「前期選抜」「中期選抜」に分けて選考が行われます。この2回の選抜で定員に満たない高校・学科がある場合、以下の日程で「後期選抜」が実施されることもあります。

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なお京都府の公立高校入試では、いずれの選抜方法においても原則として出願後の志願先変更は認められていません。

・私立高校の場合

10~11月ごろ:三者面談で志望校を確定させる
 ▼
1月下旬:「一次試験」「1.5次試験」出願
 ▼
2月中旬:「一次試験」選考、合格発表
 ▼
2月下旬:「1.5次試験」選考、合格発表

私立高校の一般的な流れは上記のとおりですが、学校や学科(コース)、入試方式(推薦・専願・併願など)によって日程や内容は大きく異なります。また定員に満たない場合に、3月中旬以降に二次募集を実施するケースもあります。

受験の詳細は、必ず各高校の募集要項やホームページなどで確認するようにしましょう。

京都府における公立高校受験の仕組み

選抜方法 出願 選考方法
前期選抜 1校1学科(系統)のみ出願可 報告書、学力検査、面接、小論文、実技検査など ※学校・学科により異なる
中期選抜 第1志望の第1・2順位学科と第2志望に出願可 学力検査(国語・社会・数学・理科・英語)、報告書
後期選抜 1校のみ出願可 学力検査(国語・数学・英語)

※参考:令和7年度京都市立高等学校第1学年生徒募集定員等京都府公立高等学校入学者選抜要項

京都府の公立高校受験(現行制度)は、主に「前期選抜」「中期選抜」の2段階で実施され、必要に応じて「後期選抜」が行われます。

各選抜方法は、それぞれ特徴や選考方法が異なるため注意が必要です。

また京都府は「丹後」「中丹」「口丹」「京都市・乙訓」「山城」の5つの通学圏に分かれており、普通科(単位制高校や一部コースを除く)を志望する場合は、基本的に自分の居住地の通学圏にある高校に出願します。ただし通学圏外から出願できる高校・学科もあるため、詳細は京都府教育委員会のホームページなどで事前に確認しておきましょう。

なお専門学科(農業、工業、商業、水産、家庭、福祉、情報、スポーツ科学、芸術など)へは、府内のどの地域からも出願可能です。

前期選抜の特徴と選抜方法

前期選抜は、現行制度において最初に実施される選抜です。普通科の募集定員は、多くの場合、全体の30%程度と中期選抜に比べて少ないのが特徴です。ただし専門学科や普通科でも特色のあるコース(スポーツ総合専攻、美術・工芸専攻など)では、定員の50~100%を前期選抜で募集します。

選考は、下表の3つの方式(またはそれに準じた方式)から各高校・学科が選択し、それぞれに定めた方法で行われます。

方式 特徴
A方式 学力検査、報告書、面接・作文(どちらか一方または両方)、活動実績報告書(学校による)
B方式 報告書、面接・作文(どちらか一方または両方)、活動実績報告書
C方式 学力検査、報告書、面接・作文(どちらか一方または両方)、活動実績報告書(学校による)、実技試験

※参考:令和7年度京都市立高等学校第1学年生徒募集定員等京都府公立高等学校入学者選抜要項

各高校が独自に定めた選考方法(学力検査の有無・科目、面接、作文、実技など)と報告書(内申点)を組み合わせて合否が決まるため、志望校に合わせた対策が重要です。

なお前期選抜の合格者は、それ以降の中期選抜・後期選抜に出願することはできません。

前期選抜におけるA方式1型と2型の違いとは

前期選抜でA方式を採用している学校・学科の中には、求める生徒像に応じて「1型」「2型」のように複数の選抜タイプを設けている場合があります。タイプによって選考方法や配点が異なるため注意が必要です。

選抜方法 選考方法・配点 活動実績報告書の内容
A方式1型
  • 学力検査(国語・数学・英語):150点
  • 報告書:135点
  • 面接:30点
A方式2型
  • 学力検査(国語・数学・英語):150点
  • 報告書:135点
  • 面接:30点
  • 活動実績報告書:100点
中学校在学中の部活動や学校外での活動を具体的に記入すること。また顕著な活動実績を
箇条書きで具体的に記入すること。活動実績報告書の「高等学校において取り組みたい活
動」欄に、希望する部活動名を明記すること。

※参考:令和7年度京都府公立高等学校入学者選抜概要及び前期選抜等実施要項

この例ではA方式1型が学力検査、報告書、面接で評価されるのに対し、A方式2型では、それらに加えて活動実績報告書(中学校での活動実績や高校での活動意欲など)も評価対象となります。

選考方法や配点は学校・学科によって異なります。詳細は各校の募集要項などで確認し、自分に適した方式・タイプを選ぶことが大切です。

中期選抜の特徴と選抜方法

中期選抜は、前期選抜で定員の100%を募集する場合などを除く、多くの学校・学科で実施されます。第1志望(第1順位・第2順位)と第2志望を選択して出願できます。前期選抜に合格している人は出願できません。

学力検査は5教科(国語・数学・理科・社会・英語)で実施され、報告書(内申点)の内容と合わせて総合的に合否が判定されます。

後期選抜の特徴と選抜方法

後期選抜は、前期選抜・中期選抜を経てもなお欠員が生じた場合に、一部の学校・学科で実施されます。

実施の有無や募集人数は、各高校と教育委員会が決定します。定員割れしたすべての高校で必ず実施されるわけではない点に注意しましょう。

前期選抜または中期選抜ですでに合格している人は、後期選抜に出願することはできません。

京都府における私立高校受験の仕組み

京都府の私立高校受験の仕組みは、学校や学科(コース)、入試方式(推薦・専願・併願など)によって大きく異なります

下表は、京都先端科学大学附属中学校・高等学校の令和7年度入試(高校)における一般入試A・B日程の例です。

  出願 選考 合格発表 選考方法
一次試験 1月17~23日 A日程:2月10日
B日程:2月12日
2月14日 A日程:学力検査(5教科)、報告書
B日程:学力検査(3教科)、報告書
※それぞれ面接、英語面接、実技、推薦書などを含む場合もあり
1.5次試験 2月15~21日 2月22日 2月23日 学力検査(3教科)、報告書
※面接、英語面接を含む場合もあり
二次試験 未定 未定 未定

※参考:令和7年度京都市立高等学校第1学年生徒募集定員等京都府公立高等学校入学者選抜要項

多くの私立高校では、公立高校の前期選抜より前に推薦入試や一般入試(一次)が実施され、合格者が決まります。一般入試では「専願」(合格したら必ず入学する)と「併願」(公立高校などほかの学校と併願する)を選んで受験するケースが一般的です。

一次募集で定員に満たない場合や、多様な受験機会を提供するために、公立高校の前期選抜合格発表後などに「1.5次入試」や、公立高校入試終了後に「二次募集」が行われることもありますが、すべての高校で実施されるわけではありません。

受験の詳しい仕組みや日程は、必ず各高校の募集要項やホームページで確認してください。

A日程とB日程に違いはある?

私立高校の一般入試では、複数の日程(例:A日程・B日程、前期・後期など)を設定していることがあります。

主な違いは試験日ですが、上記例のように試験科目数が異なる場合もあります(例:A日程は5教科、B日程は3教科)。ただしこれは学校によってさまざまです。同一年度に両方の日程を受験できるかどうかなども含め、詳細は各高校の募集要項を確認しましょう。

受験科目と配点

公立高校と私立高校では、学力検査の科目や配点、評価対象などに違いがあります。

公立高校の受験科目・配点

選抜方法 配点
前期選抜
  • 共通の学力検査なし
  • 内申点(報告書の評定):135点満点 ※報告書、独自の学力検査、面接、小論文、実技検査などで選考 (学校による)
中期選抜
  • 学力検査(国語・社会・数学・理科・英語):200点満点
  • 内申点(報告書の評定):195点満点
後期選抜
  • 学力検査(国語・数学・英語):90点満点 ※面接の結果も選考に影響する

※参考:令和7年度京都府公立高等学校入学者選抜概要及び前期選抜等実施要項

前期選抜では、府内共通の学力検査は実施されません。各高校が独自に学力検査や小論文などを課す場合があるため、志望校の選抜方法に合わせた対策が必要です。報告書(内申点)は135点満点が評価の基礎となります。

中期選抜では、5教科(国語・数学・理科・社会・英語)の学力検査(各40点・計200点満点)と、報告書(内申点・195点満点)の合計点で選考が行われます。

後期選抜が実施される場合、国語・数学・英語の3教科で学力検査(各30点・計90点満点)が行われることが標準的です。

前期選抜と中期選抜では内申点が重視されますが、その計算方法が異なる点に注意が必要です。詳しい計算方法は次項で解説します。

私立高校の受験科目・配点

私立高校の受験における配点は、学校や学科(コース)、入試方式によってさまざまです。一般的には1科目あたり100点満点とし、5教科入試なら500点満点、3教科入試なら300点満点とするケースが多いようですが、これも学校により異なります。

特定の教科の配点を高くする「傾斜配点」や、英語検定などの資格に応じて加点する制度などを採用している学校もあります。受験科目や配点の詳細については、必ず各高校の募集要項を確認したり、中学校や塾の講師に相談したりしておきましょう。

京都府の高校受験における内申点の基本

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ここでは京都府の高校受験における内申点について詳しく解説します。

内申点の対象期間

京都府の公立高校受験では、中学1年生から3年生まで、3学年すべての成績が内申点の対象となります。特定の学年だけでなく、中学校生活全体を通して学業に励むことが重要です。苦手分野は早めに克服し、各教科の成績維持・向上に努めましょう。

特に難関校や人気校では、学力検査で差がつきにくいケースもあるため、内申点をしっかりと確保しておくことが合格への重要な要素となります。

内申点の計算方法

京都府の公立高校受験における報告書(内申点)の計算方法は、選抜方式によって異なります。

選抜方法 中1 中2 中3 合計
前期選抜 9教科×5段階=45点満点 9教科×5段階=45点満点 9教科×5段階=45点満点 135点満点
中期選抜 ・主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)×5段階=25点満点
・副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)×5段階×240点満点
・主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)×5段階=25点満点
・副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)×5段階×240点満点
・主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)×5段階=25点満点
・副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)×5段階×240点満点
195点満点

※参考:令和7年度京都市立高等学校第1学年生徒募集定員等京都府公立高等学校入学者選抜要項

前期選抜と中期選抜で内申点の算出方法が異なりますが、どちらの選抜においても内申点は合否判定の重要な要素です。

特に中期選抜では、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定が2倍で計算されるため、主要5教科だけでなく、すべての教科に意欲的に取り組むことが大切です。

内申点を上げる方法

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内申点を上げるためには、定期テストで高得点を取ることはもちろん、日頃の学習態度にも気をつける必要があります

定期テストでは、テスト範囲をしっかりと把握し、日々の学習計画を立てて勉強に取り組むことが求められます。定期テストが内申点に及ぼす影響は、学校によって異なります。しかし定期テストの結果を重視している学校では、60点以上取れると評定3、80点以上だと評定4を得やすくなります。

提出物と授業態度も、内申点に大きな影響を与えます。提出物は、期日を守ってすべてやりきったうえで提出することが大切です。期日を過ぎてからの提出や、未完成での提出は内申点を下げるリスクがあるため注意しましょう。

授業態度では、生徒の積極性を重視する学校が多いとされています。授業中に積極的に発言したり、講師に当てられたときに正しい解答ができたりすると、内申点アップが期待できるでしょう。

受験スケジュール(2025年度)

下表は、京都府で2025年に実施された高校受験のスケジュールをまとめたものです。

  公立高校 私立高校
  前期選抜 中期選抜 後期選抜 一次試験 1.5次試験 二次試験
出願 2月4~5日 ※音楽科は1月22~23日 2月27日~3月4日 3月19~21日 1月17~31日ごろ 1月17日~2月21日ごろ 未定
選考 2月17~18日 ※音楽科は2月1~2日 3月7日 3月25日 2月10~12日ごろ 2月20~22日ごろ 未定
合格発表 2月25日 3月18日 3月27日 2月10~15日ごろ 2月21~22日ごろ 未定

※参考:令和7年度京都府公立高等学校入学者選抜について令和7年度京都府私立高等学校生徒募集一覧(学校名簿順)

上記はあくまで一例です。特に私立高校の日程は学校ごとに異なるため、必ず志望校の最新情報を確認してください。

志望校の選び方

高校受験では、志望校を早めに決めておくことが、受験を成功させるコツの一つです。目標が明確になるとやるべきことが見え、学習意欲の向上を図れます。

ここからは、志望校を選ぶときの重要なポイントを5つ紹介します。

偏差値だけで決めない!適切な学校選び

志望校は、偏差値だけで決めるのではなく、高校の校風やカリキュラムも重視しましょう。

校風は高校によって大きく異なります。文武両道を目指している高校や、大学受験を重視している高校、学校行事を盛んに行っている高校などさまざまです。先輩から話を聞いたり、オープンスクールで見学したりすると、雰囲気をつかめるでしょう。

またカリキュラムも志望校選びで見ておきたいポイントです。将来の夢や目標に合わせて、学びたい内容が充実している学校を選ぶとよいでしょう。特に大学進学を目指している場合は、志望大学の受験に対応したカリキュラムになっているかどうかを確認しておくことが大切です。

公立高校 vs 私立高校のメリット・デメリット

志望校を選択するときに、公立高校にするか私立高校にするか迷っている人もいるでしょう。公立高校・私立高校は、どちらにも下記のようなメリット・デメリットがあります。

  公立高校 私立高校
メリット ・費用が安い
・比較的自由度が高い
・施設・設備が整っている
・大学受験に対して手厚いサポートが受けられる
デメリット ・私立高校よりも一人ひとりのサポートは手厚くない
・数年ごとに教師が変わる可能性がある
・学費が高い
・校風が合わない場合がある

公立高校は費用が安いというメリットがある一方で、教師の異動が数年ごとにあるため、3年間のうちに教師が変更になる可能性があります。

また私立高校は、大学進学率を重視している学校も多く、受験サポートがしっかりしています。ただし校風や雰囲気が学校ごとに大きく異なるため、入学後に「合わない」と感じる生徒もいるかもしれません。

それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分にぴったりな学校を選びましょう。

志望校のオープンキャンパス活用法

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気になる高校がいくつかある場合は、オープンキャンパスを活用しましょう。オープンキャンパスでは学校ごとにさまざまな催しを開催しており、実際に授業を体験したり、先輩からの話を聞いたりできます。

オープンキャンパスでは以下の項目をチェックしておきましょう。

在校生の様子

在校生の様子を見れば、どのような校風かなんとなくつかめます。生徒の自主性を重んじる高校もあれば、伝統ある趣で落ち着いた雰囲気の高校もあります。

教師の雰囲気

高校によっては体験授業が受けられます。どのような雰囲気で授業が進むのかを確認しましょう。

施設の充実度

校舎、体育館、プール、グラウンドのほか、学食や購買の有無など、自分がこの高校でどのようなことをしたいかを想像しながら、必要な施設があるかを確認しましょう。またトイレや更衣室の清潔さもチェックしておきたいポイントです。

通学の利便性

通学にかかる時間や、電車の場合は利用経路などを調べておきましょう。自転車や徒歩の場合は、天候が悪い日でも通学しやすいかも考えてみましょう。

学習カリキュラム

文系・理系の決定時期、クラス分けが成績別かどうか、定期テストや大学進学に対するサポートなどは、自分の進路に関わるため重要です。

部活動の様子

部活動の加入率や入りたい部活動があるかなどを確認しておきましょう。

在校生や教師の雰囲気、通学の利便性については、実際に高校に行ってみないとわからないことがほとんどです。複数の高校のオープンキャンパスに参加することで、入学後の生活を想像しやすくなり、自分に合っている高校を見つけられるでしょう。

オープンキャンパスは、高校の雰囲気を実際に見ることができる貴重な機会です。少しでも気になる高校があれば、オープンキャンパスに参加してください。

進学実績・大学合格実績の確認

大学受験を検討している人は、志望校の進学実績を確認しておくとよいでしょう。特に国公立大や難関私学への受験を考えている人は、目標とする大学への進学実績がどの程度かを確認しておくことが大切です。

進学実績が豊富にある高校では、個別相談や進路セミナーなどの進路指導が充実していると考えられます。高校によっては指定校推薦枠を設けている可能性もあります。自分の将来の目標とマッチした高校かどうか見極めましょう。

塾・家庭教師・オンライン学習の選び方

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高校受験を考えている人にとって、塾選びは合格への重要なステップの一つです。

高校受験対策の塾の種類を大きく分けると、「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業の塾」「オンライン塾」の4種類があります。

塾の種類 講師1人が指導する人数 授業料目安 カリキュラム 代表的な塾
集団指導塾 少人数/6~10人
大人数/11人以上
約6,000~15,000円
※中学3年生が
週1回通塾する
場合の月額相場
あり ・Loohcs志塾
・総合型選抜専門塾AOI
・進学教室 浜学園
個別指導塾 1~3人 約6,000~36,000円
※中学3年生が
週1回通塾する
場合の月額相場
オーダーメイド ・個別教室のトライ
・スクールIE
・明光義塾
映像授業の塾 3,278円
※東進オンライン
学校中等部
オーダーメイド
(ない場合も)
・東進オンライン学校
中等部
オンライン塾 1人
(大人数の場合も)
5,400円
※そら塾
オーダーメイド
(ない場合も)
・トライのオンライン
個別指導塾
・そら塾

文部科学省のデータ「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立中学生が通信教育や家庭教師を利用しなかった割合は約72.7%、学習塾を利用しなかった割合は約34.1%とわかりました。この結果から、通信教育・家庭教師を利用した人は全体の約3割、学習塾を利用した人は約7割にのぼるといえます

文部科学省が公表したデータは中学生全体の割合であるため、中学3年生の受験生だけに絞ると、さらに多くの人が通信教育・家庭教師・塾などを利用したと考えられるでしょう。

ここからは京都府の高校受験に適した塾を選ぶ方法を紹介します。

(出典:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」を基に筆者が作成)

集団塾 vs 個別指導塾の違い

高校受験対策ができる塾には、集団塾と個別指導塾があります。

集団塾は、講師1人が生徒10名以上に対して指導を行う指導スタイルです。学習カリキュラムはあらかじめ決まっており、学校の授業のように講師が一方通行で解説を行うのが特徴。生徒の学力や目標に合わせてクラスが分かれている塾が多く、同じ目標を持った同級生と切磋琢磨しながら学習を進められます。

ライバルがいたほうが学習のモチベーションが高まる人や、学習習慣がある程度身についている人には、集団塾がおすすめです。

一方で個別指導塾は、講師1人が生徒1~3名に指導をするスタイルです。生徒の学力や目標に合わせてカリキュラムを設定するため、一人ひとりのニーズに合った授業を受けられます。講師が生徒の近くで指導を行っているため、解説中にわからないところがあれば、すぐに質問できる環境です。

苦手分野が多い人や自分のペースで学習を進めていきたい人は、個別指導塾が向いているでしょう。

オンライン学習の活用法

オンライン塾は、インターネットを活用して学習指導を行うスタイルです。インターネット環境さえあれば、場所を問わず授業を受けられます。通塾する必要もなく、通塾にかかっていた時間を勉強に回せることはメリットといえます

また場所にとらわれずに授業を受けられるオンライン塾では、自宅にいながら有名講師の授業を受けることが可能です。ただし高校受験は各地域の特色が出ます。地元にある学習塾のほうが受験に対するノウハウを持っていることが多いため、志望校への合格実績があるかどうかは事前にチェックしておきましょう。

模試の活用法

模試は、自分の苦手分野や現在の学力を客観的に把握できるため、受験生にとって欠かせない存在です。しかし模試にもさまざまな種類があり、どれを受験したらいいかわからないという人もいるでしょう。

ここからは京都府の主要な模試や出題傾向を紹介します。併せて模試の判定を見る際に注意すべき点についても解説しているため、高校受験対策の参考にしてください。

主要な模試の種類(中3京都模試、京都Vもしなど)

京都府の高校受験におすすめの模試としては、以下の2つが挙げられます。

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模試の判定結果の見方

模試の結果が返ってきたら、一番気になるのは志望校の判定結果でしょう。志望校にA判定が出ていたら、今の自分の実力でも合格できると安心してしまう生徒もいるかもしれません。しかしA判定が出たからといって、必ず合格するというわけではありません

模試の合格判定は、過去に模試を受けた生徒の合格率で算出されます。例えば、過去にその模試で偏差値60を取った生徒のうち80%以上が高校に合格していれば、模試で偏差値60でA判定が出るという仕組みです。

そのため模試の判定結果を見る際には、偏差値と過去の生徒の合格率を結び付けて合格判定を出していることを認識しておきましょう

模試を有効活用するには、自分が間違えた問題や足を引っ張っている教科を確認し、見直しをすることが大切です。

高校受験を成功に導くために大切なこと

京都府の高校受験は、公立と私立で選抜方法や評価のポイントが異なります。また公立高校入試制度は今後変更される可能性もあります。まずは正確な情報を把握し、志望校の入試方式に合わせた対策を早期から進めることが重要です。

特に公立高校受験では、中学1年生から3年生までの成績が内申点として評価対象となるため、日々の学習態度や定期テスト対策、提出物への取り組みなどが合否に影響します。

受験勉強においては単に知識を詰め込むだけでなく、模試などを活用して自分の学力や弱点を客観的に把握し、計画的に学習を進めることが合格への近道です。必要に応じて学習塾や家庭教師、オンライン学習など、自分に合った学習サポートをうまく活用し、効率的に学力を伸ばしていきましょう。

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