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徳島県の高校受験は、公立高校の育成型選抜や学区制、私立高校の多様な入試など、他県とは異なるポイントがみうけられます。志望校選びや内申点対策を成功させるためには、最新情報と的確な準備が欠かせません。本記事では2025年入試に向けた対策を徹底解説します。

徳島県の高校受験に関する最新情報を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

徳島県の高校受験の基本情報

まずは徳島県の高校受験に関する基本的な情報を確認しましょう。

公立高校の普通科は学区によって受験できる高校が決まる

徳島県の公立高校を受験する場合、普通科は原則として3つの通学区分に分けられています。受験生は通常、学区内の高校にのみ出願できます。学区外の高校への出願も可能です。

ただし、学区外からの合格者数は学区や学校ごとに8~20%以内に制限されており、育成型選抜の合格者数は2~3%以内に設定されています。そのため、学区外からの受験は合格のハードルが上がると考えられます。

富岡東高校、川島高校、城東高校の普通科は、県内全域を通学区分としているため、、学区に関係なく受験が可能です。また、専門学科や総合学科は学区制の対象外であり、県内全域の高校に出願できます。

高校受験の流れ

・公立高校の育成型選抜を受験する場合

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育成型選抜では、12月末までに内申点が確定し、三者面談で志望校を決定します。1月下旬に出願、2月上旬に検査が行われ、同月上旬(検査後1週間以内)に合格内定通知を受け取る流れです。

・公立高校の一般選抜を受験する場合

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公立高校の一般選抜を受験する場合は、育成型選抜と同様に12月末までに志望校を決定します。2月中旬に出願し、3月上旬に検査を実施、3月中旬に合格発表が行われます。

また、一般選抜で合格者が募集人数に達しなかった高校では、第2次募集選抜を実施することがあります。第2次募集選抜は、3月下旬に出願して検査を受け、3月末までに合格発表が行われます。

・私立高校の場合

11月~12月 三者面談で志望校を決定する
12月上旬~1月下旬 推薦入試または一般入試を受験する高校に出願する
1月上旬~2月上旬 推薦入試の検査・合格発表
1月下旬~2月上旬 一般入試の検査・合格発表

私立高校の場合、各高校でスケジュールが異なります。推薦入試は12月上旬から1月下旬に出願し、1月上旬から2月上旬にかけて検査と合格発表が行われるのが一般的です。

一般入試では、12月上旬から1月下旬に出願し、1月下旬から2月上旬に検査と合格発表が実施されます。

徳島県 公立・私立高校の受験制度の違い

徳島県は、公立高校と私立高校で受験制度が異なります。ここからは、それぞれの高校の受験制度の違いを解説します。

公立高校の受験制度

  • 入試の種類:育成型選抜と一般選抜の2種類
  • 選考方法(育成型選抜):内申点+活動記録+育成型選抜学力検査+(高校によって)面接・実技検査
  • 選考方法(一般選抜):学力検査+内申点+面接+(高校によって)実技検査
  • 倍率:2025年の平均倍率は0.99倍。人気校の倍率は1.2倍。育成型選抜の平均倍率は1.01倍と一般選抜よりも倍率が高い傾向にある
  • 学費:原則授業料の納付が必要だが、保護者の所得状況によっては支援制度が適用され、学費の負担が軽減される
  • 特色:内申点と学力検査のバランスを重視して選抜する

徳島県の公立高校では、育成型選抜と一般選抜の2種類の選抜方法が採用されています。

育成型選抜では、育成型選抜学力検査(Ⅰ:国語・社会・英語、Ⅱ:数学・理科・英語)が実施されます。高校・学科によっては実技検査や面接を実施する場合もあります。学力検査・内申点・活動記録・各高校で実施した検査をもとに、合否が総合的に判断されます。

一般選抜では5教科の学力検査と面接を実施します。高校の判断で実技検査を行う場合もあります。学力検査・内申点・面接・実技検査(実施した場合)をもとに合否を判定します。

私立高校の受験制度

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  • 選考方法:学校ごとに異なり、推薦入試・一般入試がある
  • 学費:公立よりも高額だが、奨学金や補助制度が利用可能
  • 特色:学校ごとに特色あるカリキュラムや付属大学への進学ルートがある

徳島県の私立高校では、推薦入試と一般入試(専願・併願)を実施しています。

推薦入試では、学力検査を行わず、面接や作文のみを実施する高校が多く見られます。

一般入試では、3教科または5教科の学力検査を実施する高校が一般的です。ただし、選考方法は各高校・コースによって異なります。私立高校の受験を考えている人は、事前に志望校の選考方法を確認しておきましょう。

公立高校の育成型選抜とは?

徳島県の公立高校で導入している育成型選抜とは、各高校が定めた運動分野や文化・ポリシー分野などの要件を満たす生徒が出願できる選抜方法です。育成型選抜の募集枠には、各高校が定めた競技や分野で募集する「活動重視枠」と、教育委員会が指定した競技や分野で募集する「実績重視枠」の2種類が設けられています。募集人数は、学科ごとに以下のように定められています。

学科 募集人数
普通科・理数科・外国語科 全募集人数の7%以内
専門学科(体育科・芸術科を除く)・総合学科 全募集人数の14%以内
体育科・芸術科 100%

選考では、育成型選抜学力検査(Ⅰ:国語・社会・英語、Ⅱ:数学・理科・英語)が実施されます。学力検査と活動記録、内申点、各高校の判断で実施した検査(面接または実技検査)をもとに合否を判定します。

育成型選抜で不合格になった場合でも、育成型選抜を受験した高校も含め、一般選抜に出願することが可能です。

受験科目と配点

徳島県では入試方式によって受験科目や配点が異なります。ここからは、入試方式別に受験科目と配点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

公立高校の受験科目・配点(育成型選抜)

募集定員 普通科・理数科・外国語科は全定員の7%以内
専門学科(体育科・芸術科以外)・総合学科は全定員の14%以内
体育科・芸術科は全定員の100%
学力検査 Ⅰは国語・社会・英語(各50分)
Ⅱは数学・理科・英語(各50分)
英語のみ20点満点、そのほかの教科は40点満点で合計200点満点
そのほかの検査 各学校の判断により面接・実技検査を実施
選抜方法 調査書195点満点と学力検査の結果200点満点
活動記録や各高校で行った検査をもとに選抜

育成型選抜の学力検査はⅠとⅡに分かれています。Ⅰは国語・社会・英語、Ⅱは数学・理科・英語の3教科です。英語は20点満点、その他の教科は40点満点で、合計200点満点です。

活動重視枠では、学力検査に加えて面接または実技検査のどちらか1つを実施します。実績重視枠は、学力検査に加えて実技検査を行います。

出願時に提出する活動記録は、高校ごとに点数化され、選考に用いられます。学力検査の結果、調査書、活動記録、各高校で実施した検査結果を総合的に踏まえ、合否が決定されます。

公立高校の受験科目・配点(一般選抜)

募集定員 定員から育成型選抜の合格者を除いた数
出願 原則、第一希望のみで出願
志願変更は1回のみ可能
学力検査 5教科(国語、数学、外国語、理科、社会)の学力検査
国語のみ55分、そのほかの教科50分
各教科100点満点、合計500点満点
そのほかの検査 個人面接または集団面接を実施
各高校の判断で実技検査を行う場合もある
選抜方法 学力検査500点満点と内申点195点満点で合否を判定
第1次選考・第2次選考にわけて合否を判定

公立高校の一般選抜では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で学力検査を実施します。各教科100点満点、合計500点満点です。内申点(195点満点)と面接の結果などを総合的に考慮し、合否が判定されます。

合格者の選抜は、第1次選考と第2次選考の2段階にわけて行われます。

第1次選考では、調査書の評定が募集定員の80%以内、かつ学力検査の得点が募集定員の80%以内である受験生の中から、面接の結果なども考慮して総合的に合否を判定します。第2次選考では、第1次選考の対象者以外の受験生全員について、評定と学力検査の得点を同等に比較し、面接の結果や調査書の記載事項なども参考に合否を判定します。

私立高校の受験科目・配点

出願 併願の場合、日程が重ならない限り複数の高校に出願可能
学力検査 一般入試の場合、5教科(数学・英語・国語・理科・社会)または3教科(国語・数学・英語)の学力検査を実施する場合が多い
時間配分や配点は各高校で異なる
そのほかの検査 推薦入試は面接や作文などを実施
選抜方法 学校・学科によって異なる

私立高校の推薦入試では、学力検査を行わず、面接や作文のみを実施する学校が多く見られます。

私立高校の一般入試は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科、または国語・数学・英語の3教科の学力検査を実施するのが一般的です。

受験スケジュール(2025年版)

徳島県の高校受験のスケジュールについて下記のように整理しました。まずは公立高校の受験スケジュールを確認しましょう。

徳島県公立高校入試日程(2025年)

・育成型選抜

出願受付日 2025年1月22日(水)~1月23日(木)
検査日 2025年2月4日(火)
内定通知 2025年2月8日(土)

・一般選抜

出願受付日 2025年2月18日(火)~2月19日(水)
志願変更日 2025年2月25日(火)~2月27日(木)
検査日 2025年3月4日(火)・3月5日(水)※
追検査日 2025年3月11日(火)
合格発表日 2025年3月14日(金)
備考 ※学力検査は3/4、面接は3/5に実施

2025年の公立と私立の高校受験スケジュール比較表

日程 徳島県の公立高校 徳島県の私立高校
12月上旬~1月下旬   推薦入試・一般入試の出願開始
1月上旬~2月上旬   推薦入試検査日・合格発表
1月下旬~2月上旬   一般入試検査日・合格発表
1月22日・23日 育成型選抜の出願受付  
2月4日 育成型選抜の検査日  
2月8日 育成型選抜の内定通知日  
2月18日・19日 一般選抜の出願受付  
2月25日~27日 一般選抜志願変更日  
3月4日・5日 一般選抜の検査日  
3月11日 一般選抜の追試験日  
3月14日 育成型選抜・一般選抜の合格発表  
3月19日 第2次募集選抜の出願受付  
3月25日 第2次募集選抜の検査日  
3月26日 第2次募集選抜の合格発表  

(出典:徳島県「令和7年度 徳島県公立高等学校 生徒募集選抜要項」)
(出典:育伸社「2025年度 高専・私立高校 募集要項 【徳島県】」)

徳島県の高校受験における内申点の基本

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内申点は、中学校の成績をもとに算出される点数で、高校受験の結果を左右する重要な要素の一つです。しかし、内申点の計算方法や評価対象となる成績の期間は地域ごとに異なるため、内申点についてよく知らないという人もいるのではないでしょうか。

ここからは、徳島県で採用されている内申点の基本情報を紹介します。

内申点の対象期間

徳島県の公立高校を受験する場合、中学1年生から中学3年生までの成績が内申点に影響します。主要5教科と実技4教科の5段階評価をもとに、内申点を計算するのが特徴です。

また、公立高校の一般選抜では、調査書に記載された成績以外の項目(特別活動の記録など)も合否に影響することがあります。内申点対策に早めに取り組むことが、高校受験を成功させるカギといえるでしょう。

内申点の計算方法

公立高校の一般選抜を受験する場合、内申点は以下のように計算します。

学年 計算方法 満点
中学1年生 主要5教科の5段階評価+実技4教科の5段階評価×2 65点満点
中学2年生 主要5教科の5段階評価+実技4教科の5段階評価×2 65点満点
中学3年生 主要5教科の5段階評価+実技4教科の5段階評価×2 65点満点

例えば、中学1年生から3年生までの9教科の評定がすべて「3」だった場合、各学年で(5教科×3点)+(4教科×3点×2)= 15点 + 24点 = 39点となり、3年間の内申点の合計は 39点 × 3 = 117点 です。

公立高校の育成型選抜を受験する際には、9教科の評定も合否判定の資料となります。ただし、育成型選抜では各高校で調査書の評定の扱い(配点など)を決めているため、志望校の扱い方を事前に確認しておきましょう。

内申点を上げる方法

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徳島県の公立高校を受験する際は、中学1年生からの成績が合否に影響するため、早めに内申点対策を始めることが重要です。

定期テストの成績は内申点に大きく関わります。高得点を取ることで評価が上がるため、計画的に学習を進めましょう。

また、各教科の課題提出も内申点の向上につながります。提出期限を守ることはもちろん、丁寧に仕上げることでよりよい評価を得やすいでしょう。

さらに、授業態度も評価の対象となります。授業中に積極的に発言したり、疑問点を教師に質問したりすることで、学習意欲が伝わり、成績向上につながる可能性があります。

実技4教科(音楽・美術・技術家庭・保健体育)の対策にも力を入れましょう。徳島県の公立高校では、これらの教科の内申点が2倍に換算されるため、主要5教科よりも内申点を上げやすい場合があります。

また、実技4教科はペーパーテスト対策を暗記で対応できる部分も多く、比較的得点を伸ばしやすい傾向があります。定期テストでの高得点を目指し、授業にも真剣に取り組むことで、効率よく内申点を上げられるでしょう。

志望校の選び方

高校受験を成功させるには、早めに志望校を決めておくことが大切です。なぜなら、志望校を決定すると、合格までに必要な学習内容が明確になり、効果的に受験対策を進められるためです。また、志望校が決まることで、勉強へのモチベーションアップも期待できます。

しかし、徳島県の高校はそれぞれに特色があり、志望校選びに迷ってしまう人も多いでしょう。ここからは、志望校の選び方を解説します。

偏差値だけで決めない!適切な学校選び

志望校を選ぶ際は、偏差値だけでなく、校風やカリキュラムにも目を向けてみてください

高校ごとに校風は大きく異なります。文化祭や体育祭などの行事に力を入れる学校もあれば、学業と部活動の両立を重視する学校もあります。学校案内のパンフレットだけでは伝わりにくい部分も多いため、オープンキャンパスに参加し、実際の雰囲気を確かめてみましょう。

さらに、カリキュラムも志望校選びの重要な要素です。英語教育に力を入れている学校や、理系科目の授業が充実している学校など、それぞれ特色があります。特に大学進学を視野に入れている場合は、志望大学の受験に適したカリキュラムが整っているか、事前の確認が不可欠です。

公立高校 vs 私立高校のメリット・デメリット

ここでは、公立高校と私立高校の一般的なメリット・デメリットを紹介します。

  公立高校 私立高校
メリット ・費用が安い
・校風や服装などの自由度が高い
・生徒一人ひとりへのサポートが手厚い
・施設や設備が充実している
デメリット ・私立高校より生徒一人ひとりのサポートが手厚くない
・数年ごとに教師が変わる可能性がある
・費用が高い
・独自の校風がある

公立高校は、費用が比較的安い一方で、私立高校よりも生徒一人ひとりへのサポートが手厚くない場合がある点がデメリットとして挙げられます。公立高校の授業は、生徒が予習・復習をしていることを前提に進められるため、自学自習の習慣がない生徒は、勉強についていけなくなる可能性もあるでしょう。

私立高校は、生徒へのサポートが手厚く、大学受験対策に力を入れている高校が多いのが特徴です。しかし、私立高校は各学校の特色が大きく異なり、宗教教育を行っていたり、校則が厳しかったりする場合があります。生徒の中には、入学後に「校風が自分に合っていない」と感じ、入学を後悔するケースも聞かれます。

公立高校・私立高校それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合った志望校を選びましょう。

志望校のオープンキャンパス活用法

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志望校を決める際には、複数の高校のオープンキャンパスに参加して、学校の雰囲気を比較することが大切です。

オープンキャンパスで確認しておきたい項目は、以下のとおりです。

教師の雰囲気

高校によっては、体験授業が受けられます。授業の雰囲気や生徒の様子を実際に見て、確認しましょう。

施設の充実度

校舎、体育館、プール、グラウンドのほか、学食や購買の有無なども確認しましょう。自分がその高校でどのような学校生活を送りたいのかを想像しながら、必要な施設があるかをチェックするのが大切です。トイレや更衣室などの清潔さも見ておきましょう。

通学の利便性

通学にかかる時間や、電車・バスを利用する場合は経路や本数などを調べておきましょう。自転車や徒歩の場合は、坂道の有無や、天候が悪い日でも通学しやすいかも考慮してみましょう。

学習カリキュラム

文系・理系の選択時期、クラス分けの方法(成績別かなど)、定期テストや大学進学に対するサポート体制などは、自分の進路に関わる重要な点です。

部活動の様子

部活動の種類や活動状況、加入率、希望する部活動があるかなどを確認しておきましょう。

オープンキャンパスは、学校の資料や先輩の話だけではわからない、学校のリアルな雰囲気を感じられる貴重な機会です。高校によっては、模擬授業や部活動体験を実施しています。生徒・教師の雰囲気や学校の設備などを実際に見ておくと、入学後の生活をイメージしやすくなるでしょう。

少しでも気になる高校があれば、積極的にオープンキャンパスに参加してください。

進学実績・大学合格実績の確認

大学進学を目指すなら、志望校の合格実績を事前に確認することが大切です。進学実績の高い高校は、受験対策や進路指導が充実しており、大学合格に向けたサポート体制が整っている傾向があります。

特に受験対策に力を入れている高校では、進学セミナーの開催や個別の進路相談など、受験生を支援するプログラムが用意されていることがあります。また、指定校推薦の枠を持つ高校では、一般受験よりも有利な条件で大学に進学できる可能性があるでしょう。

各高校の合格実績は学校案内やウェブサイトで確認できるほか、オープンキャンパスや説明会に参加することで、具体的な進学サポートの内容を直接聞くことも可能です。

進学実績をしっかりリサーチし、自分の目標達成に合った高校を選びましょう。

塾・家庭教師・オンライン学習の選び方

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塾の種類 講師1人が指導する人数 授業料目安 カリキュラム 代表的な塾
集団指導塾 少人数/6~10人
大人数/11人以上
約6,000円~約15,000円
※中学3年生が週1回通塾する場合の月額相場
あり ・TEC予備校
・徳島第一ゼミグループ
・能開センター
個別指導塾 1~3人 約6,000円~約36,000円
※中学3年生が週1回通塾する場合の月額相場
オーダーメイド ・個別教室のトライ
・スクールIE
・明光義塾
映像授業の塾 3,278円
※東進オンライン
学校中等部
オーダーメイド
(ない場合も)
・東進オンライン学校
中等部
オンライン塾 1人
(大人数の場合も)
5,400円
※そら塾
オーダーメイド
(ない場合も)
・トライのオンライン
個別指導塾
・そら塾

受験を控えた中学3年生の中には、高校受験対策のために塾の利用を検討している人もいるのではないでしょうか。高校受験に向けた対策ができる塾は、主に「集団指導塾」「個別指導塾」「映像授業の塾」「オンライン塾」の4つに分けられます。

文部科学省が公表したデータ「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立中学校に通う生徒のうち、72.7%は家庭教師を利用しておらず、34.1%の生徒は塾を利用していないことがわかります。この結果から単純計算すると、公立中学校の生徒の約3割(27.3%)が家庭教師を、約7割(65.9%)が塾を利用していると推測できます。この調査は中学生全般を対象としているため、中学3年生に限定すると、家庭教師や塾を利用している生徒の割合は、さらに高くなる可能性が考えられます。

しかし、塾にはさまざまな種類があるため、塾選びに困っている人もいるでしょう。ここからは、塾を選ぶ際のポイントを紹介します。

※出典:「令和5年度子供の学習費調査」(文部科学省)

集団塾 vs 個別指導塾の違い

塾選びでは、集団塾と個別指導塾のどちらが自分に合っているか悩む人も多いでしょう。ここでは、それぞれの特徴や違いについて説明します。

集団塾では、複数の生徒が同じ教室で授業を受ける形式が一般的です。学校のように、講師が生徒の前に立ち、一斉に指導を行います。多くの場合、年間のカリキュラムが決まっており、学力や志望校に応じてクラス分けされます。塾によっては模試の成績を掲示するなどして、生徒の競争意識を高める工夫をしているところもあります。

ライバルと切磋琢磨しながら学習したい人や、決められたスケジュールで計画的に勉強を進めたい人には、集団塾がおすすめです。

一方、個別指導塾では、講師が1〜3人程度の生徒を担当し、それぞれの学力や目標に応じた指導を行います。個別のカリキュラムに沿って学習を進められるため、苦手分野の克服がしやすく、自分のペースで学べる点が大きなメリットです。また、講師との距離が近いため、わからないことをすぐに質問しやすい環境が整っています。

じっくりと理解を深めながら学びたい人や、きめ細かい指導を受けたい人には、個別指導塾が向いています。

自分に合った指導スタイルを選び、効率よく高校受験の準備を進めましょう。

オンライン学習の活用法

高校受験の対策を効率よく進めるためには、オンライン学習の活用も有効な選択肢です。

オンライン学習は、インターネット環境があれば、場所を選ばず受講できます。自宅で学習できるため、通塾にかかる移動時間を削減し、その分を勉強時間に充てることが可能です。また、部活動や習い事と両立しながら、自分のペースで進められる点も大きな魅力です。

さらに、オンライン授業では、有名講師による質の高い指導を受けられることもあります。特に映像授業は、繰り返し視聴できるため、苦手な分野を重点的に学習しやすく、理解を深めるのに役立ちます。

ただし、高校入試の出題傾向は地域によって異なるため、全国展開のオンライン学習だけでは地域特有の対策が十分でない場合もあります。徳島県の入試に特化した対策を望む場合は、地域密着型の塾の方が適した指導を行っているケースもあるため、塾選びの際には合格実績や指導方針をしっかり確認しましょう。

模試の活用法

高校受験対策を効果的に行うには、模試の活用が欠かせません。模試を受験することで、現在の自分の学力レベルや苦手単元を客観的に把握でき、学習効率の向上につながります。また、継続して模試を受けることで、学習の成果を確認でき、モチベーションの維持にも役立つでしょう。

ここからは、模試の活用方法について解説します。

主要な模試の種類(徳島県統一模擬試験)

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模試の判定結果の見方

模試の結果で特に気になるのは、志望校の合格判定ではないでしょうか。A判定やB判定が出ると安心するかもしれませんが、良い評価だからといって必ず合格できるとは限りません。

合格判定は、あくまでその時点での学力をもとに算出された指標であると認識しておきましょう。判定が思わしくなくても、結果を分析して学習方法を見直し、適切な対策を続けることで、志望校合格の可能性を高めることは十分に可能です。一方で、良い判定が出たからといって油断せず、学習を継続することが大切です。

模試を効果的に活用するには、結果の数値や判定だけに一喜一憂せず、どの分野で得点でき、どの問題で間違えたのかを丁寧に分析し、苦手分野を重点的に復習することが重要です。弱点を明確にし、集中的に学習することで、効率よく学力を向上させましょう。

高校受験を成功に導くために大切なこと

徳島県の高校受験は、公立高校と私立高校で入試制度やスケジュール、選抜方法が大きく異なります。

特に公立高校では、育成型選抜と一般選抜の2種類があり、内申点・学力検査・面接・活動実績などを総合的に評価して合否が決定されます。私立高校は学校ごとに入試方法が異なり、推薦・一般ともに対策が必要です。内申点は中学1年生からの成績が対象となるため、早めの対策が重要です。

志望校選びでは、偏差値だけでなく校風や進学実績、通学の利便性なども考慮しましょう。

また、塾や家庭教師、オンライン学習を活用することで、より効率的な受験対策が可能になります。模試の結果は学力の現状を把握する材料として活用し、弱点克服に役立てましょう。正しい情報をもとに計画的な準備を進めることが、高校受験成功のカギとなります。

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