鬼管理専門塾 柏校
回答日:2025年04月09日
仕組み自体は非常によくできてい...鬼管理専門塾 柏校の保護者(母親)の口コミ
総合評価
4
- 通塾期間: 2025年1月〜通塾中
- 通塾頻度: 週2日
- 塾に通っていた目的: 大学受験
- 成績/偏差値: 上がった
- 第一志望校: 明治大学
総合評価へのコメント
総合的な満足度
仕組み自体は非常によくできていて、特に自分で勉強を続けられない子には本当に効果的な設計だと感じます。毎日の学習計画と報告、小テスト、週1回の面談など、どれも形だけではなく実際にやらないと進まない仕組みなので、やるべきことが明確になり、親としても安心感があります。 実際、家でだらけがちだったうちの子が、日々の勉強時間が増え、少しずつ「勉強を習慣化する」という段階に入ってきているのを見て、「この塾を選んで良かったな」と思う場面は増えました。 ただ、あえて★5にしなかったのは、すべての子にとって万能ではないと感じたからです。たとえば、すでに自分で学習計画を立てられる子や、自習が得意な子には、ここまでの管理は少し過剰かもしれません。とはいえ、「やるべきことは分かっているようで実は分かっていない」「何となく勉強しているけど結果が出ない」といったお子さんには、自信を持っておすすめできる塾だと思います。
この塾が性格に合っていると思った点、合っていないと思った点
うちの子の場合は、勉強のやり方もわからず、毎日何をどれだけやればいいかも曖昧な状態だったので、鬼管理専門塾のように「予定を立てて、それを実行して、提出して、指摘されて、修正する」という流れがとても合っていたと思います。結果的に学力だけでなく生活のリズムも整いました。 ただ一方で、通わせていて感じるのは、すでに自主性があるお子さんには、そこまで必要ないかもしれないという点です。たとえば、自分で年間スケジュールを組んで、模試の結果から弱点を分析して、参考書も自分で選んで使いこなせるようなタイプであれば、この塾の仕組みは少し過剰に感じるかもしれません。だからこそ「何をやればいいか分からない」「どう進めていいか自信がない」タイプの子には効果的ですが、すでに自走できている子にとっては、逆にストレスになる可能性もあると思いました。 うちのように、「ちゃんとやれば伸びるはずなのに、やり方も習慣も整っていない」というケースには、本当にフィットする塾だと思います。でも、すでに自力でPDCAを回せる子にとっては、そのサポートが余計に感じられるかもしれません。親としては、そこを見極めてから入塾を検討するのが良いと思います。
目次
保護者プロフィール
回答者:
母親(50代・パート)
お住まい:
千葉県
配偶者の職業:
会社員
世帯年収:
701~800万
生徒プロフィール
通っていた学校種別:
私立
教室:
鬼管理専門塾 柏校
通塾期間:
2025年1月〜通塾中
通塾頻度:
週2日
塾に通っていた目的:
大学受験
志望していた学校
成績について
入塾時の成績/偏差値:
43
(河合模試)
卒塾時の成績/偏差値:
49
(河合模試)
費用について
塾にかかった月額費用:
50,001~100,000円
塾にかかった年間費用:
わからない
塾にかかった年間費用の内訳
月謝代
この塾に決めた理由
高校2年の3月時点で、子どもの成績が志望校には届いておらず、特に英語と国語の偏差値が50を下回っていました。これまでに映像授業中心の予備校にも通っていましたが、自宅では勉強の習慣がつかず、模試の結果も横ばいのままでした。 鬼管理専門塾の存在を知ったのは、SNS広告がきっかけです。 面談を予約し、内容を確認したところ、以下の特徴があると説明を受けました。 ・授業は一切行わず、学習計画の作成と毎日の進捗管理が中心 ・学習報告の提出が毎日必要 ・報告がない場合や内容が不十分な場合、運営側から電話やLINEなどで連絡がある ・定期的にスタッフと進捗確認の面談がある ・学習内容そのものの指導ではなく、「どう進めるか」「どう継続するか」の指導に重きがある 授業がない点は不安材料ではありましたが、実際には他の予備校に通っていても「授業以外の時間で何をやるか」が曖昧で、結局家では何もやっていないという状態だったため、むしろ日々の行動管理がされるほうが効果があるのではと判断しました。 料金は月額5~6万円前後で、一般的な塾や予備校と比べて安くはないものの、授業以外の時間を変えられるなら意味があると感じ、申込を決定しました。
この塾以外に検討した塾:
講師・授業の質
講師陣の特徴
鬼管理専門塾では、いわゆる「授業を行う講師」は存在しません。代わりに、「マネージャーに寄った講師」が数人つき、講師ごとに週に1回の面談や、日々の学習報告のチェック、未提出時の連絡などを一括して担当します。 毎週の面談では、 ・1週間の学習内容の振り返り ・実行できたこと/できなかったことの分析 ・翌週の具体的な学習予定の設計 などを行っていました。 教科指導というよりは、「勉強の仕方や進め方の管理・調整」という位置づけです。 親としてやりとりするのは主に校舎長で、面談後に進捗や課題の共有があるほか、様子について相談する機会もありました。 なお、校舎長の担当変更などは基本的にありませんでしたが、講師に関しては変更も可能と説明を受けています。
生徒からの質問に対する対応の有無
あり
通塾当初に説明を受けた内容では、専用の質問対応ツール(チャットシステム)が導入されており、わからない問題や参考書の内容などは、そこからいつでも質問できるとのことでした。 対応しているのは担当講師とは別の、質問専門の講師チーム(?)で、様々な科目の質問に柔軟に対応してくれていたようです。鬼管理とは別のサービスのようでそこまで詳しくはありません。
1日あたりの授業時間について
4時間以上
授業の形式・流れ・雰囲気
授業形式の指導は行っていませんが、日々の学習管理・進捗支援を行う担当講師が1人ずつ生徒につく形になっています。 週に3回は校舎にて講師とのZoom面談が行われ、校舎内で缶詰めになりながら勉強をしています。 毎回の指導では、 ・学習の進捗確認と分析 ・翌週の計画立案(各科目・教材・時間配分など) ・模試結果や志望校に応じた方針修正 この日々の指導・管理を行う講師たちを統括しているのが校舎長で、何かトラブルや相談がある場合、保護者としては校舎長が窓口になるケースが多いです。校舎長は講師の進捗管理や生徒の状況の把握にも関わっており、定期的に全体の方針や戦略の見直しもされていたようです。 講師の雰囲気について、子どもから聞いた話では、 ・若い講師が多く、距離感は近めだが「なあなあ」にならない ・鬼とは聞いていたが意外と褒められたり、応援してくれる姿勢の講師が多い。どちらかと言えば厳しいというより頼れる人を味方につけた感じ とのことで、親としては「フレンドリーすぎず、かといって上から目線でもない」絶妙な距離感が保たれているように感じました。
テキスト・教材について
鬼管理専門塾では、塾独自のテキストやプリント教材の配布はありません。 授業がない塾ということもあり、学習に使用する教材は、基本的に市販の参考書・問題集を講師と相談の上、カリキュラムを作成してもらった後に自分で用意する形式です。 子どもの場合、英語だと『ポラリス英文法』などを使っていました。 なお、教材費は塾の月謝とは別にかかりますが、厳選されているため、そこまで負担にはなりません。
指導方針・カリキュラム
カリキュラムについて
一律のカリキュラムは存在しないようです。 代わりに、受講生ごとに目標大学・現在の学力・生活リズムに応じて、 担当講師や校舎長と相談しながら個別に学習スケジュールを設計していく形式です。 使用する教材は志望校によって指定されます。市販の参考書・問題集を自分で購入するよう促されます。選定は講師との提案をもとに本人と相談して決めており、強制はありませんでした。
定期テストについて
毎回の指導時に「小テスト」が実施されています。これは形式上の確認ではなく、実際の定着度を測るための評価要素として位置づけられており、子どもにとっても毎回の緊張感につながっていたようです。 小テストの内容は、基本的には前回指示された範囲から出題されます。形式は英単語の意味確認や文法・知識問題、古文単語など、暗記型のものが中心です。 テストの合格基準は原則「9割以上」となっており、それを下回ると再テストや復習指示が入り、進度がその分だけ後ろ倒しになることもあると説明を受けました。 子どもは、何度か8割台で不合格になったことがあり、その都度次回までに復習し、再度受け直していたようです。「やったつもり」では通用せず、実際に覚えていないと合格できないため、学習への緊張感と責任感が保たれていたと感じました。
宿題について
一般的な塾のように一律で出される宿題やプリント課題はありません。代わりに、生徒の志望校と現在の学力をもとに、専属の講師が「やるべき内容・分量」を個別に設計し、それが実質的な「課題」となるようです。 たとえば、英語なら「単語帳◯◯を100語×7日間」、国語なら「現代文読解を毎日1題+復習1題」など、教材・範囲・分量・期限がすべて具体的に設定されます。
塾のサポート体制
保護者への連絡手段
電話連絡/LINE連絡
保護者への連絡頻度・内容などについて
週に1回
・面談に関する連絡 ・コチラからの日程調整連絡に対する対応 ・講師側からの日程調整対応に関する対応 等
保護者との個人面談について
3ヶ月に1回
まだ、初回の面談しか話していませんので詳しいことは書けませんが、 保護者・本人・校舎長の三者で行われました。 申し込み前に実施される無料の「学習戦略面談」という位置づけでした。 面談では、まずこちら側(保護者・本人)の現状と課題についてヒアリングがありました。
成績が不振だった場合の塾側との相談・アドバイスについて
正直、まだ入塾してから日が浅いこともあり、明確に成績が上がった・下がったという判断はできていません。ただ、これまでの模試の結果や過去の学習状況をもとに、塾側からは「今のままだと厳しい部分」と「これからの改善ポイント」について具体的な話がありました。まだ通い始めたばかりなので、本格的な成績改善に対する対応を実感するのはこれからだと思います。ただ、現時点でも校舎長はかなり親身に見てくださっていて、「数字に表れる前の段階からしっかり見てもらえている」という安心感はあります。
塾内の環境(設備・騒音対策・衛生面など)
校舎内の様子については、本人から聞いた限りでは「席は十分にある」「静かで集中しやすい」「私語がなく、メリハリがある」とのことでした。見学は一度だけ面談のときに訪れましたが、必要最低限の設備で、豪華さや華やかさよりも機能性重視という印象です。 アクセスの利便性と治安面の安心感、集中できる学習環境、通塾管理の仕組みという点で、親として不満は特にありませんでした。
アクセス・周りの環境
校舎は柏駅から徒歩5分ほどの場所にあり、駅からの道のりも大通り沿いで、夜でも比較的明るく、治安面での不安は感じませんでした。ビルの2階に入っており、塾の看板はそれほど大きくはありませんが、迷うほどではなく、Googleマップで問題なくたどり着けます。 通塾の時間帯は基本的に夕方〜夜にかけてでしたが、駅から近いため安心して通わせることができました。自習型の塾ということもあり、土日や祝日も開校しており、長時間の滞在も可能だったようです。