1. 塾選(ジュクセン)
  2. 合格者インタビュートップ
  3. 大学受験 合格者インタビュー一覧
  4. 田村 慎二さん(仮名)
F110110101713
生徒
群馬大学 合格
田村 慎二さん(仮名)
映像授業後に“解き方のポイント”を塾スタッフに伝える「アドバイスタイム」を活用。学びを深めた
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
群馬県前橋市
性格
急なピンチにも臨機応変に対応できる柔軟なタイプ

私の受験ポイント

学んだことを口頭で説明する学習法を身につけて、苦手だった英語が得意科目に

塾スタッフとの「アドバイスタイム」を活用し、解き方のポイントを完全習得

苦手な数学は何度も確認できる映像授業で基礎固め。問題集で実践演習!

受験情報

受験年度
2019年
受験校数
6校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 東京学芸大学 (教育学部 中等英語) C判定 未受験
2 群馬大学 (教育学部 英語専攻) A判定 合格
3 神奈川大学 (給費制) 判定なし 合格
4 立教大学 E判定 合格
5 中央大学 判定なし 不合格
6 文教大学 C判定 不合格
7 共愛学園前橋国際大学 A判定 合格

入試スケジュール

12月23日
:神奈川大学
2月25日
:群馬大学

偏差値推移

高1:偏差値61.5(全統模試第2回英数国型)
高2:偏差値64.0(全統模試第2回英数国型)
高3:偏差値62.1(全統模試第2回文系型)

学校選び

センター試験の結果を受け、東京学芸大から群馬大へ変更

志望校はどのように決めていきましたか?

「英語教員になりたい」という夢があったので、教育学部の教員養成課程で最もレベルの高い大学で学んでみたいと思い、第一志望に東京学芸大を選びました。

中高時代は陸上部で、三段跳びの選手として大会に出ていたのですが、高3の5月に行なわれた大会でケガをしてしまって引退となったんです。本当は県大会、関東大会ぐらいまでは出場できると思っていたので、残念でした。しかし「この悔しい経験を、教員になって活かしてみたい」と思えるようになり、進路を決める際の後押しとなりました。

学校説明会には行きましたか?

はい、高3の夏に東京学芸大のオープンキャンパスがあったので参加しました。大学に足を踏み入れること自体が初めてで、「広いなあ。東京は群馬とはだいぶ、雰囲気が違うなあ」と思ったことを覚えています。急に受験が、現実味を帯びたように感じました。

その他の志望校に関しては?

他の志望校はHPを見て、「教員になるためのカリキュラムが充実しているかどうか」で選んでいきました。教育学部や文学部を中心に、国立大・私立大を問わずピックアップ。その上で、学校の先生や塾のアドバイザーの方々と相談しながら決めました。

実際の受験では、第一志望を変更したのですか?

実はセンター試験の2日前に発熱してしまったんです。本番当日は熱が下がったものの、かなり体調が悪い中で受験をすることになりました。そのため予想していたよりも得点が伸びず、最終的に東京学芸大への二次試験出願をやめることに。その代わりに、第二志望だった群馬大学の二次試験を受けようと決めました。あくまで「英語教員になる」ことが一番の目標だったので、確実に合格が目指せる進路へと変更しました。

塾について

好きな時に自分のペースで学びたいと転塾。「アドバイスタイム」が役に立った

メインで通っていた塾
河合塾マナビス
指導方法
映像授業
頻度
週3回〜7回
科目
英語、数学、現代文、古文、漢文、世界史
通塾時期
高1の8月〜高3
授業時間と費用
高1:週3〜4(1回45分)、月6~9万円
高2:週4〜5(1回45分~90分)、月6~9万円
高3:週7(1回45分~90分)、月6~10万円
転塾:
転塾する前に通っていた塾
ME外語学院
指導方法
集団授業
頻度
週1回
科目
英語
通塾時期
中2〜高1
授業時間と費用
併塾:

最初は『ME外語学院』に通っていたのですね。選んだ理由について教えてください。

英語が大の苦手だったからです。「英語の教員になる!」と今では言っていますが、実は中1〜中2までは全くできませんでした。中学校の最初の中間テストは57点。平均点は80点でした。順位も127人中110位で、「これはなんとかしないと」と思ったのが、入会のきっかけでした。友だちが先に入会していたのも、決め手になりました。

『ME外語学院』は英語に特化した塾で、スピード感のある授業が印象的でしたね。「この問題の答えは?」と講師からどんどん質問が投げかけられて、3秒以内にパッと答えないといけないんです。「現在完了ってどういうこと?」と聞かれてもし答えられなければ、「じゃあ来週までに覚えてきて!次!」というようにどんどん進んでいきます。集団授業の中で発言を促されるので緊張感もあり、「勉強しないと」という意識になっていきました。

『ME外語学院』に通って、英語の成績に変化はありましたか?

ありました。英文法の基礎からしっかり振り返り、ステップアップしながら学べたので定期テストの順位も大幅に上がりました。最初は110位だったのが中2の中間テストでは34位でしたから。

通っていた高校は県立の中高一貫校で、英語に力を入れている学校ですし、優秀な生徒も多いので校内順位や校内偏差値をあげるのはとても大変で。そうした中で成果が出せたので、自信もつきました。

高校1年になって、『河合塾マナビス』に転塾した理由は?

主に2つあります。1つめは、英語以外の教科も学習したいと思うようになったから。受験勉強を少しずつ、基礎からコツコツ始めたかったので転塾を考え始めました。

2つめは、だんだんと『ME外語学院』の雰囲気にも慣れてしまい、中学生の頃に感じていた緊張感が抜けてきてしまったからです。授業に集中できていない自分がいることが気になってしまい、環境を変えてみるのも良いかなと思いました。

『河合塾マナビス』を選んだ理由は、陸上部の友だちから「忙しくても好きな時に学べるし、勉強がはかどるよ」とオススメされたからです。

『河合塾マナビス』に通って良かった点は?

映像授業なので、自分のスケジュールに合わせて受けられるのはもちろん、1年以内であれば何度も再受講できる点が良かったです。不安な分野や苦手教科の授業をもう一度見て、確認したりもしていました。

また校舎には常に2〜3名のスタッフが常駐していて、わからないところを質問すると、答えてくれた点も助かりました。年齢も近く、話しやすいのでありがたかったです。例えば「アドバイスタイム」と言って、映像授業を受けた後にスタッフを相手に「どんな授業だったか」を説明する時間がありました。授業内の解き方のポイントや、重要語句についてスタッフに伝えることで、アウトプットを通じて学びが深まっている感覚がありました。大体5分ぐらいなのですが、自分の中で授業内容のポイントを整理でき、リアルに思い出すことができていました。

改善してほしいと思う点は?

進路のことや、勉強のことについてじっくり相談したいと思う一方で、常に忙しそうな社員さんの様子を見ていると遠慮してしまい、声をかけにくかったことが何度かありました。

受験勉強について

英単語は「どんなフレーズで使うのか」までイメージして暗記し、長文読解が得意に

勉強時間
高1 塾:週3〜4(1回45分)、自宅:1日60分~90分
高2 塾:週4〜5(1回45分~90分)、自宅:1日120分~150分
高3 塾:週7(1回45分~90分)、自宅:1日180分以上

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

英語に関しては「文法と単語の基礎をしっかり固める」という方法です。『ME外語学院』で行なっていた「自分の言葉で説明する」という方法を繰り返すことで、文法と単語の意味を理解できるようになり、英語はすっかり得意科目になりました。単語に関しては、中2の時に学校で配布された単語帳を最後までずっと使っていましたね。丸暗記が苦手なので、「この単語は、こんなフレーズで使われるんだな」と状況をイメージしながら覚えるようにしました。

その結果、高校生になってからは長文読解も難なく取り組めるようになったんです。また受験期は、いろいろな大学の過去問にチャレンジしてみました。カンマが大量にある長文や、倒置法だらけで書かれている長文など、クセのある問題も解いたりして。普通は出会わない文章かもしれませんが、どういう問題が出されても慌てないように、意識して解いていたと思います。

不得意だった数学はまず映像授業を再受講し、理解を深めるところからスタート。特に数IIBを強化するために基礎知識を映像授業で補い理解し、問題集でたくさん実践する方法で進めてみました。選んだ問題集は、テーマ別になっている「フォーカスゴールド」という1冊でした。

数学の成績に変化はありましたか?

高3になって、少しずつ点数がじわじわと伸びてきて、嬉しかったです。飛躍的な伸びではないですが、大きく点数を落とさず、安定して得点できるようになりました。以前は取れる時・取れない時の差が大きく、不安定だったのでホッとしましたね。

受験勉強での反省点はありますか?

もうちょっと早めに、数学と現代文の対策を始めた方が良かったかもしれません。現代文は普段から勉強をサボってしまっていたので、文章を読むことに苦手意識が芽生えてしまいました。映像授業を受けてはいましたが、「勉強といっても何をどうすれば良いのかな」と感じてしまって。現代文は目に見える形で成績が伸びるまでに時間もかかってしまったので、モチベーションを保つのにも苦労しました。

家庭のサポートについて

家はリラックスする場所、塾は勉強する場所。メリハリをつけて過ごした

受験を振り返って「やってよかった家庭での取り組み」はありますか?

家はゲーム、テレビ、マンガと誘惑も多いので、全然勉強に集中できる環境ではなかったんです。そこで逆に、「家は勉強以外のことをやる場所」と決めてしまい、リラックスに専念して過ごしました。

基本的に夜遅くまで塾の自習室で勉強していたので、夕ごはんを取る時間も遅かったんです。それでもちゃんとごはんを用意してくれていた親には、本当に感謝しています。親の前で勉強している姿を見せることはほとんどなかったのですが、いつもサポートをしてくれている気持ちは感じていました。

学校生活について

同級生は16名。すぐに友だちができ、助け合えるのは少人数ならでは

学校名
群馬大学
部活
生協学生委員会

「群馬大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?

教育学部英語専攻の学生は16名しかいないので、結束力が固かったです。授業でわからないところがあれば、みんなでフォローしあっていました。他の専攻の友だちもできやすい環境で、すぐに仲良くなれる雰囲気があると思います。群馬県内で教員を目指す学生も多いので、もしかしたら同じ学校に採用されて、同僚になる友だちもいるかもしれません。

また群馬大学教育学部は、全国でもトップクラスに教育実習の期間が長いそうです。小学校5週間、中学校3週間の2校の実習を行います。8週間は必修です。さらに私は高校での実習も3週間行ったので合計11週間、実習がありました。たくさん実習経験が積めたので、満足しています。

現在大学4年生で、もうすぐ卒業です。いよいよ教員になる日が近づいていますね。

はい。先日、教員採用試験を受けました。発表までちょっとドキドキしています。合格すれば、群馬県内の公立学校で教員となります。陸上部の顧問をしながら、英語を教える日がもうすぐ来るかもしれません。

取材して

英語教員を目指しているのに、最初は英語が全くできなかったという田村さん。何度も口に出しながら基礎知識を覚えて習得し、大学受験の際には得意科目にしてしまったところに、コツコツと続ける努力の片鱗を感じました。『河合塾マナビス』でも引き続き、口頭でアウトプットしながら効率よく学び続けたことが、合格につながったのだと思います。センター試験では体調不良に苦しみましたが、気持ちを切り替えて本番に臨む集中力の高さも、印象に残った取材となりました。

※上記は、2022年9月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

好きな時に自分のペースで学びたいと転塾。「アドバイスタイム」が役に立った

河合塾マナビス

  • 高校生
  • 通信教育

ココがポイント

  • 河合塾の一流講師陣による映像授業!高い学力を養成
  • 講座数は1000以上!自分にぴったりの講座を選択できる
  • 自宅での受講もしくは校舎での受講を、自分の予定に合わせて選択可能