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生徒

個別教室のトライに高2の12月から通塾し同志社大学に合格した方への合格者インタビュー(42)

井上 佳美さん(仮名)
毎日の音読習慣で英語30点→80点に大幅UP。基礎学力をしっかり身につけ、同志社大学に合格!
インタビューに回答してくれた人:本人

生徒プロフィール

住まい
兵庫県
性格
一度決めたら、一途に取り組むタイプ
偏差値推移
高1:なし ※模試を受けておらず不明
高2:偏差値50〜55
高3:偏差値60前後

私の受験ポイント

塾の先生と「毎日の学習スケジュール」を立て、基礎学力UPに向けて学習習慣を身につけた

毎日音読を続けて、英語の定期テストが30点→80点前後にUP!文法&単語を自然と覚え、模試もA判定が出るように

浪人時代は日本史に注力。高校で使っていた学習プリントも活用しながらコツコツと暗記を繰り返し、同志社大学の入試本番では正答率80%に!

受験情報

受験年度
2020年
受験校数
5校

合否

志望順 学校名 合格判定 受験結果
1 慶應義塾大学 (法律学部 法律学科) D判定 不合格
2 慶應義塾大学 (文学部) C判定 不合格
3 同志社大学 (法学部 法律学科) A判定 合格
4 関西学院大学 (法学部) A判定 合格
5 関西大学 (法学部) A判定 合格

入試スケジュール

2月1日
:関西学院大学
2月3日
:関西大学
2月5日
:同志社大学
2月8日
:同志社大学
2月15日
:慶應義塾大学
2月16日
:慶應義塾大学

学校選び

文理選択で「私立文系」に。卒業後の活躍イメージが持てる大学を選ぶ

志望校はどのように決めていきましたか?

高2で進路を決める際に「文理選択」があると思うのですが、そこで「理系科目をもっと頑張るのは難しそうだな」と思い始め、私立文系の大学を探してみようと考えました。理系科目の定期テストはいつも20〜30点台をさまよっており、中学からほとんど勉強をしていなかったので急激に成績アップさせるのは難しいのではないかと思っていましたから。通っていた学校は、中高一貫校で進学校で周りはほとんど、国公立大学への進学を選びます。そのため、学校ではちょっと異色な存在だったかもしれません。

慶應義塾大学は「就職活動に強い」というイメージがあり、卒業後も優位に繋がるのではないかと感じて第一志望に選びました。現役時代は慶應1校のみを受験しましたが、不合格…。浪人時代は地元が関西なので、関西の私立文系大学の中からも選んでいきました。特に「東京の大学に行きたい」といったこだわりなどはなかったので、偏差値が高めの「関西の私大」を受験してみようと思いました。

現役時代と浪人時代で、選び方は何か変わりましたか?

現役時代は慶應義塾大学だけを受験しましたが、浪人時代は少し視野を広げて大学選びをしました。現役時も浪人時も、説明会に直接参加することはなかったです。どの大学もネットで情報収集をしていましたね。

塾について

学習習慣を身につけるところから支えてもらい、定期テスト30点→80点に

メインで通っていた塾
個別教室のトライ
指導方法
個別指導
頻度
週2回
科目
英語、国語、日本史、小論文
通塾時期
高2の12月〜
授業時間と費用
高2:週2(1回60分~90分)、費用不明
高3:週2(1回60分~90分)、費用不明
浪人:週2(1回60分~90分)、費用不明 ※自習室利用はほぼ毎日
転塾:
転塾する前に通っていた塾
鉄緑会
指導方法
集団授業
頻度
週2回
科目
英語、数学
通塾時期
中1〜高2
授業時間と費用
中1〜高2:週2(1回180分)、費用不明
併塾:

『個別教室のトライ』を選んだ理由について教えてください。

高2の途中までは『鉄緑会』に通っていたんです。『鉄緑会』の授業は「医学部対策」「京大・東大対策」が中心でした。文理選択で「私立文系」を選んだ私にとっては、そもそも理系科目をそこまで重点的にやり込む必要もありません。「もう少し自分のレベルにあった、個別対策ができる塾で勉強したい」と思い、自宅から通いやすい場所にあった『個別教室のトライ』に転塾しました。

中学に入ってから本当に勉強していなかったので、入塾時点ではかなり大変でした。高1の定期テストを振り返ると、英語20〜30点、理系科目はいずれも20〜30点。暗記科目で 60〜70点ぐらい取れていたかなというレベルです。高2で『トライ』に通い始めてからは、定期テスト対策をしてもらえるようになり、学習習慣が身について少しずつ成績も上がっていきました。

『個別教室のトライ』に通って良かった点は?

まず、自習室が無料で開放されているので、いつでも勉強できる環境が整っている点です。トライの先生と相談して学習スケジュールを立て、塾の授業がない日も自習室に通って、勉強習慣を身につけました。そもそも最初は、毎日机に向かって勉強をすることさえなかったので、助かりました。

さらに、抜け落ちていた各教科の基礎知識について、しっかり学び直しができた点も良かったと思います。「基礎知識を忘れているので、このままでは関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命大)レベルの合格は難しいよ」とのアドバイスもいただき、自分の苦手な分野はどこなのかを細かくチェックしながら、補っていく勉強に取り組んでいきました。例えば英語は、定期テスト範囲の文法を確認する。日本史は学校で配布されたプリントを授業中に100%理解できるように集中し、解き直す。そうしたところから、ちょっとずつ積み重ねて、成績が上がっていきました。

成績はどのぐらい上がったのですか?

高2の定期テストだと、英語は平均点+10点は確実に取れるようになりました。それまで30点だったのが70点近くまで、飛躍的に伸びましたね。他の科目はあまり変化はありませんでした。

高3になってからは受験科目の英語、日本史、国語は平均点+15〜20点が着実に取れるようになったので、80点前後の成績をキープできていたと思います。模試の判定でもA判定が出てくるようになりました。

改善してほしいと思う点は?

関東の大学に関する入試対策・情報も充実してほしかった点でしょうか。受験日程について相談しても、話は聞いてもらえるのですが、具体的なアドバイスなどは特にありませんでした。「●●大学は似たような出題傾向があるよ」「志望校と近い偏差値で、受験日程も近い大学があるよ」などと教えてもらえると、もっと良かったのではないかと思います。

受験勉強について

英文の音読を繰り返すうちに、文法&単語が自然と頭に入るように

勉強時間
高1 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日60分~90分
高2 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日90分~120分
高3 塾:週2(1回60分~90分)、自宅:1日120分~150分

受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。

音読です。音読で「英語」の成績がぐっと伸びましたね。まずはトライの先生と「どの分野の知識が足りないだろう?」と一緒に振り返り、「基礎知識を見直してみよう」という結論になったんです。定期テストの成績UPを目指しつつ、基礎力の向上も狙う作戦を立てました。

学校のテストは、教科書に掲載されている例文や授業で扱った文章とまったく同じものが出題される形式。そこに目をつけた先生から「全文を覚えてしまうぐらい理解しながら、音読をしてみよう」とのアドバイスをもらって、とにかくやってみました。音読をしているうちに、英文法で習った知識やあやふやだった英単語が理解できるようになってきて、段々とテストの得点も上がっていきました。

それまではテスト前にだけ勉強をするぐらいで、普段から学習を続ける習慣自体がありませんでした。ところが定期テスト対策に向けて真剣に取り組んだら、やった分だけ成績も上がったんですよね。「もっと早い段階から、コツコツやっていれば良かった」と反省しました。集中するまでに時間がかかるタイプなので、「やりたくないなあ」と感じていてもいざ机に向かって取り組んでいると、いつの間にか勉強に没頭していることも多々あったんですよ。だからこそ、勉強を習慣づけてしまえば良かったんだなと…今になって分かりました。

浪人時代の勉強はいかがでしたか?

現役の時よりは勉強だけに集中できる時間が多く取れるので、成績は順調に伸びていきました。特に日本史などの暗記科目はもともと好きだったので、じわじわとできるようになりましたね。現役時代に使っていた学習プリントも引き続き活用し、うろ覚えな部分を潰していきました。同志社大の入試当日も、日本史でミスしたのは2問程度でした。

国語は現代文、小論文の学校が多かったのでどの大学も得点率は8割ほど。以前はセンター試験レベルの問題も怪しかった英語も、自信を持って答えられるようになりました。浪人時代の1年間で基礎学力が揺るぎないものになり、応用問題にもチャレンジできるようになっていったのだと思います。

スランプを感じる時期はありましたか?

浪人時代に多少、感じることはありました。現役の頃と比べると、成績が上がるスピードが遅くなっているような気がしてしまって。そうなるとやはり、焦ってしまいますね。

また高校に通っているときは、周りも一斉に勉強している環境に身を置けますが、浪人時代は少し違っていました。というのも『個別教室のトライ』は、浪人生の数が少ないんです。孤独な戦いに挑んでいるような状況で、夏休みが終わった頃には「モチベーションが上がらないなあ」と漠然と思っていました。

それでもやっぱり「集団塾より、個別指導が自分には合っている」と確信していたので、転塾などはまったく考えなかったですね。「ここが分からないから、教えてほしい」と素直に言えるのは、トライの先生だけでしたから。トライの先生を信じて、最後までついていこうと決めていました。

家庭のサポートについて

自宅では思い切り声を出して音読。最後まで応援してくれた家族に感謝

受験を振り返って印象に残っている、家族とのやり取りはありますか?

家族との関係で嬉しかった点は、自分の勉強方法や進路について、全然口出しをせずに見守ってくれたことですね。国公立大学への進学がほとんどの中高一貫校だったので、私立文系の大学を目指すと「珍しいね」と言われてしまうような学校だったのですが、両親とも私の決断を信じて応援してくれました。

家庭で取り組んでみて、良かったことはありましたか?

音読をしながら勉強する方法が自分には一番合っていたので、自宅にいる時は人目を気にせず、大きな声が出せたことが良かったですね。

兄弟が騒いでうるさい時は、塾の自習室へ移動して勉強するなど、メリハリをつけて学べていたと思います。授業がある日はそのまま自習室に残り、最後まで残って勉強を続けていました。

学校生活について

学生数が多く、活気ある校内。将来は法律に関する仕事に挑戦したい

学校名
同志社大学
部活
なし

「同志社大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?

学生数がとても多く、法学部だけでも800人ぐらいいるのでとても活気がありますね。実際の履修登録者数は数百人なのに、授業に出席している学生は数十人しかいないことも。それでもみんなちゃんと単位を取っているので、「どうやっているんだろう?出席しなくても、単位が取れるなんてすごいな」と不思議に思ったこともあります。テスト勉強の要領が良いタイプが多いのかもしれません。

思っていたイメージと違った点はありましたか?

同志社大学は小学校〜高校まで付属校があるので、そこから持ち上がりで進学してくる学生も多いんです。そのため「集団で固まっている学生も多いのかな」と勝手に思い込んでいたのですが、実際はあまり見かけないですね。どんな人とでも分け隔てなく接してくれる学生ばかりで優しいですし、すぐに仲良くなれると思います。

目指している未来があれば教えてください。

最近はゼミで、刑法を学び始めました。裁判所が出した昔の判決を整理し、分析しているんですよ。企業の法務部など、法律関連の仕事にも興味が出てきました。卒業後の就職先として、これからもいろいろな可能性を模索していきたいです。

取材して

井上さんは浪人を経験し、同志社大学に合格。大手予備校への通塾を選ぶ浪人生が多い中、なぜ「個別指導」を選んでいたのかが気になっていました。その背景には、集団塾での苦い経験がありました。自分からはなかなか質問がしにくく、学習ペースもつかみにくかったのだそうです。「トライの先生にはなんでも相談できた。合格した時は安心感と喜びで、いっぱいになりました」と語っている笑顔が、印象に残りました。信頼できる先生との出会いによって学ぶ楽しさを知り、合格を信じて勉強を続けた井上さん。その一途な想いに触れて、私自身も温かな気持ちになりました。

※上記は、2022年11月時点での取材をもとに作成しています。

この記事はインタビューを基に執筆されました。

文:林美夢/編集:塾選(ジュクセン)編集部

通った塾について

学習習慣を身につけるところから支えてもらい、定期テスト30点→80点に

個別教室のトライ

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 完全個別指導
  • オンライン対応あり

ココがポイント

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