東京大学に合格したプロ家庭教師の名門会通塾生のインタビュー(高校2年生6月から通塾)
一般入試
インタビューに回答してくれた人:本人
一ノ瀬和馬さん(仮名)
- 通った塾
- プロ家庭教師の名門会
- 住まい
- 茨城県つくば市
- 性格
- チャレンジ精神旺盛、集中できる時間が長い、数学・理科のほうが得意
- 偏差値推移
-
高2:偏差値60.9(第3回全統高2模試)
高3:偏差値69(第3回全統記述模試)
- 受験当時の習い事
- サッカー部
「このままで納得できるのか」高3冬に東大へ志望変更。積み重ねた基礎力が挑戦を支えた
私の受験ポイント
- 高3冬に名古屋大学志望から東京大学へ。「基礎力と本質理解」を重視した学習が、直前の志望校変更を支えた
- 部活は10月まで継続。通学時間や隙間時間も活用しながら、「受験モード」に切り替えずコツコツ勉強を積み重ねた
- 「チャレンジしてみればいい」。家族や塾講師の後押しが、東大挑戦への大きな支えになった
受験情報
受験年度:2026年
受験校数:8校
合否
| 志望順 | 学校名 | 合格判定 | 受験結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京大学 (理科二類) | D判定 | 合格 |
| 2 | 早稲田大学 (創造理工学部) | B判定 | 合格 |
| 3 | 早稲田大学 (社会科学部) | B判定 | 合格 |
| 4 | 慶應義塾大学 (理工学部) | B判定 | 不合格 |
| 5 | 東京理科大学 (創域情報学部) | A判定 | 合格 |
| 6 | 明治大学 (商学部) | A判定 | 合格 |
| 7 | 法政大学 (社会学部) | A判定 | 合格 |
| 8 | 上智大学 (理工学部) | A判定 | 合格 |
入試スケジュール
- 2月12日
- :慶應義塾大学
- 2月16・22日
- :早稲田大学
- 2月25・26日
- :東京大学
学校選び
データサイエンスへの興味から進路を模索。模試の結果と塾講師の後押しから東大へ挑戦
志望校はどのように決めていきましたか?
高校2年生頃までは、なんとなく「旧帝大に行きたい」という気持ちがあって、その中でも名古屋大学の情報学部を志望していました。中高一貫の私立に通っていたので、少しでも親の経済的な負担を減らしたくて、大学は国公立大学を目指そうと思っていたんです。学びたい分野としては、データサイエンスや統計に興味がありました。
ずっと名古屋大学を目指していたのですが、転機になったのは高校3年生の秋頃です。名古屋大学はずっとA判定で、秋の模試でも想像以上に結果が良くて。一方で、自分の中では「このままで名古屋大で納得できるのかな」という気持ちがどこかにありました。
そんなときに塾の講師から「東大に挑戦してみないか」と声をかけてもらったんです。最初はかなり驚きました。東大は別世界だと思っていたので、自分が目指す選択肢としては考えていませんでした。でも、「せっかくなら挑戦してみたい」という気持ちもあって、受験直前の11月〜12月頃に思い切って東京大学理科二類に第一志望を変更しました。
その他の志望校に関しては?
早稲田大学や慶應義塾大学、明治大学なども併願として選択しました。学部は「経済」や「データサイエンス」に関われそうなところを中心に選んでいます。もともと「お金について学びたい」という興味が強くて、投資や経済も含めて広く勉強できそうなところを探していました。
ただ、当時は「自分が大学で何をやりたいのか」がまだ完全には決まっていなくて、志望校もコロコロ変わっていたんです。「この分野を絶対に学びたい」というよりは、興味のあることを探しながら、学部も幅広く調べるようにしていました。
塾について
高3冬に名古屋大から東大へ。支えになったのは、志望校対策より基礎力重視の学習法
メインで通っていた塾: プロ家庭教師の名門会
- 指導方法
- 個別指導
- 頻度
- 週1回 高3冬以降:週2回
- 科目
- 数学、物理、化学 高3冬以降追加:英語、国語
- 通塾時期
- 高校2年生6月~
- 授業時間と費用
-
高2:週1(1回90分~120分)
-
高3:週2(1回90分~120分)
-
転塾:なし
併塾:なし
『名門会』を選んだ理由について教えてください。
高校2年生の夏頃から、「そろそろ受験を意識して、早めに準備したいな」と思うようになりました。高校受験のときも個別指導の塾に通っていて、自分には集団授業より個別指導のほうが合っている感覚がもともとあったんです。わからないところをその場で質問できますし、自分のペースで勉強を進められるのがいいなと思っていました。
大学受験になると内容もかなり難しくなるので、「教わるならプロの講師がいいな」という気持ちがあって、『名門会』に決めました。体験授業を受けたのですが、教え方がとてもわかりやすかったですし、教務の講師も明るくて、塾全体の雰囲気が自分に合っているなと感じました。
『名門会』に通って良かった点は?
自分の勉強ペースに合わせて、かなり柔軟に対応してもらえたのが大きかったです。「今は自習を中心に進めたい」と相談すると授業数を調整してもらえました。逆に長期休みや部活引退後にはコマを増やすこともできましたよ。
特にありがたかったのは、わからないところをすぐ質問できる環境です。まず教務の講師に相談すると、「この時間ならこの講師が空いてるよ」と調整してくれて、必要なタイミングで質問に対応してもらえました。理系科目は一人の講師に見てもらっていたんですが、数学・物理・化学まで全部対応してくれて。本当に心強かったです。
志望校合格のための勉強については?
志望校ごとのテクニックというより、「まずは基礎や本質をちゃんと理解しよう」という方針でした。授業では参考書をベースに進めながら、「なぜそうなるのか」という部分を丁寧に教えてもらっていたんです。
勉強スタイルとしては、基本的に自習を中心に進めて、わからなかったところを授業で質問する形です。最初は「こんな基礎的な参考書ばかりで大丈夫なのかな」と不安になることもありました。でも、夏以降の模試で成績がかなり伸びて、「ちゃんと意味があったんだな」と実感できたんです。志望校を高校3年生の冬に変更したときも、基礎力がしっかり身についていたおかげで対応できたと思っています。
ほかにも良かった点があれば教えてください。
教務の講師との距離が近かったのも、自分には合っていたと思います。勉強の進め方やコマ数の相談もしやすかったですし、不安なことがあったときも気軽に話せる環境でした。特に受験直前期はメンタル的に不安になることも多かったので、相談できる相手がいるのはかなり大きかったです。
あと、自分は電車通学だったのですが、塾が駅から近かったので、学校帰りにそのまま寄って勉強できたのも助かっていました。家に帰る前に自然と塾に寄れる環境だったので、勉強のペースも作りやすかったと思います。
改善してほしいと思う点は?
自習室と授業ブースが結構近かったので、授業の声が聞こえてくるのは気になることがありました。特に集中したいときは、少しストレスに感じることもあったと思います。ただ、自分は耳栓を使っていたので、そこまで大きく困ることはなかったです。全体的にはかなり通いやすくて、自分には合っている塾だったと思います。
受験勉強について
「受験モード」に切り替えず、部活と両立しながら隙間時間でコツコツ基礎学習を積み重ねた
勉強時間
-
高1 塾:なし、自宅:1日60分~90分
-
高2 塾:週1(1回90分~120分)、自宅:1日120分~150分
-
高3 塾:週2(1回90分~120分)、自宅:1日180分以上
受験勉強を振り返って「やってよかった勉強法」について教えてください。
高校2年生までは、まず学校の勉強や定期テストをしっかりやることを大事にしていました。できるだけ高い順位を目指して、「学校の範囲をちゃんと完璧にする」という意識で勉強していたと思います。授業についていけなくなることはなかったので、まずは学校の勉強をベースに積み上げていました。
部活もかなり忙しくて、高校3年生の10月まで続けていました。月曜以外はほとんど毎日練習があって。19時くらいまで活動していましたし、週1回は朝7時から朝練もあったので、正直、先取り学習をどんどん進める余裕はあまりなかったです。その分、隙間時間はかなり意識して使っていました。高校3年生になってからは通学にかかる片道1時間を活用して、電車の中で英単語をやったり、ちょっとした復習をしたりしていたんです。
自分の場合、「受験勉強に切り替えた」という感覚はあまりなくて。ずっとコツコツ続けていた感覚に近かったと思います。塾に入ってからは、「この時期までにこれをやろう」というペースが明確になりました。学校で配られたワークや自習教材も含めて、一つずつ積み重ねていきました。
受験勉強での反省点はありますか?
今振り返ると、志望校をもう少し早く決めておけばよかったなとは思います。東大を目指すと決めたのが高校3年生の11月〜12月頃だったので、二次試験対策を始めたのもかなり遅めでした。周りの東大志望の人たちの多くは、夏頃から過去問や冠模試の対策を始めていました。「もっと早く決めていたら、もう少し余裕を持って対策できたのかな」と感じる部分はあります。
家庭のサポートについて
「完璧な大学はない」。進路に悩んだときも「自分で決める」ことを尊重してくれた
ご家族の支えで印象に残っていることはありますか?
東大に志望校を変えると決めたときに、親がすごく背中を押してくれたのは大きかったです。自分としてはかなり悩みましたし、「本当に大丈夫かな」という不安もありました。でも、「チャレンジしたいならやってみればいいじゃん」と言ってくれて。否定せずに応援してくれたのは、本当にありがたかったです。
進路について悩んでいたときも、「完璧な大学はないから、自分が興味を持てるところを選べばいいんじゃない」と話してくれて。その言葉は今でも印象に残っています。
ご家族に対して、「もっとこうしてほしい」と思ったことはありましたか?
親に対して、「ここをもっとこうしてほしかった」というのはあまりなかったです。受験のことについて必要以上に口を出されることもなかったですし、自分が悩んでいるときは、ちゃんと話を聞いてくれていました。
学校生活について
コツコツ努力できる人ばかり。周囲から刺激を受けながら、将来の可能性を広げている
学校名
東京大学
「東京大学」はどのような雰囲気だと感じていますか?
周りは本当にレベルの高い人ばかりだなと感じています。自分のクラスでも、みんな当たり前のように大学の授業についていっていますし、やりたいことが明確にある人も多くて。「すごいな」と思うことが本当に多いです。
東京大学は第二外国語ごとにクラスがわかれているんですが、授業も一緒に受けることが多いので、自然と周りの学生と話す機会もあります。みんなすごくコツコツ努力できるタイプで、自分もかなり刺激をもらっています。自分はまだ「これをやりたい」というものが完全に決まっているわけではありません。周りを見ていると「自分ももっと頑張らないとな」と感じることが多いです。
目指している未来があれば教えてください。
大学では、もともと興味があったデータサイエンスや、お金・経済に関することを学んでいきたいと思っています。東京大学は進学振り分け制度があるので、まずは今の授業や必修科目を頑張りたいです。
あと、将来的には海外にも興味があります。留学にも挑戦してみたいです。外資系企業や海外で働くことにも関心がありますが、具体的に「これをやりたい」と決めてはいません。大学でいろいろなことを学びながら、自分のやりたいことを見つけていきたいと思っています。
取材して
今回取材をさせていただいたのは、東京大学理科二類に合格した一ノ瀬さんです。高校3年生の冬、受験直前期に東京大学への挑戦を決意されました。印象的だったのは、「特別な受験モードに切り替えた感覚はなかった」という言葉。部活を10月まで続けながらも、学校の勉強や基礎学習をコツコツ積み重ねてきたことが、直前の志望校変更にも対応できる力につながっていたようです。また、通われていた『名門会』では、志望校対策に偏るのではなく、「本質の理解」を重視した学習を続けていたことも印象的でした。自分のペースで学習を進めながら、必要なときには柔軟にサポートを受けられる環境。その日々の積み重ねが、直前の東大への挑戦を支えていたのだと感じられる取材でした。
※上記は、2026年5月時点での取材をもとに作成しています。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文:谷口勇人/編集:塾選(ジュクセン)編集部
通った塾について
指導経験・合格実績豊富な社会人プロ講師による指導で、最難関校合格を目指す
ココがポイント
- 全国の難関中学~旧帝大・医学部まで。志望校合格までの個人別カリキュラム
- 講師は社会人プロ講師のみ。第一志望校合格を見据えた最高品質の指導を提供
- 最難関校受験を知り尽くした「プロの教務担任」が合格を全面的にマネジメント