東洋大学への合格体験記 高3から学習開始時の偏差値61(9774) 河合塾出身
- 回答者
- 保護者
- 学習開始時の偏差値
- 61
- 受験直前の偏差値
- 58
- 学習時間
- 一日1〜2時間
- 月額費用
- 40,000〜50,000円
通塾期間
- 高3
-
- 河合塾に 入塾 (集団指導/個別指導)
- 高3夏
-
- 夏期講習受講
- 高3冬
-
- 冬期講習受講
学習開始時偏差値分布
1日あたりの学習時間推移
塾の授業 | 家庭・自習 | |
---|---|---|
高1 | 通塾していない | 1〜2時間 |
高2 | 通塾していない | 1〜2時間 |
高3 | 1〜2時間 | 1〜2時間 |
受験時の得意科目・苦手科目
得意科目
地理
苦手科目
国語
受験者の口コミ
受験の結果
結果的に、大学で恩師と呼べる教員に師事を受けられることになったこと。
受験活動全体を通して、特に実践してよかったこと
・偏差値を気にしすぎず、通える範囲で学校見学に行ったこと
どこの大学・学部に行くか/行きたいかではなく、将来の夢・目標を明確化し、それに必要になる学問や資格等は何かを調べ、それを修得し、研究できる「研究室と、それを指導できる教員(教授等)」が有る・居ることを条件にして、偏差値や地域など関係なく全国を徹底的に調べ、その結果出てきた進学候補先は、国公立大学3校、私立大学6校だけだった。 周辺領域を含めても、対象校は数校増えただけだったので、それらの学校説明会・進学説明会などに参加したりして、大学教員や学生に実際に訊いて、研究内容の実際や就職の実状、本人がやりたいということが出来る可能性があるかどうか、について確認した。 最も明確に回答してくれた首都大学東京(現東京都立大学)を第一志望に定め、公募推薦入試から受験することを決めた。 内申点やその他の条件に問題ないことを確認し、窓口のみで公開されている過去試験問題を600km移動して見に行き、その出題傾向を確認して傾向と対策を練った。 秋に受験した一次筆記試験は合格したものの、二次面接試験で緊張のあまりまともに回答できず、涙を流して出てきた。後日、発表を見に行ったが不合格だった。 気持ちを立て直してセンター試験に取り組むも、本命敗戦の心理的なものが大きかったのか、想定以上に失敗し、本命校の国公立受験自体が叶わないことになった。 滑り止めの私立については既に公募推薦で合格通知を獲得したので、私立の中で学びたい研究室がある大学・学部・学科を複数日程で重点的に受験する戦略に変更。 上位校も過去問では出来ていたので問題なしと判断していたが、当年の出題内容は分析と傾向が大きく変化しており、数学・化学で得点して逃げ切る戦略が機能せず、英語の失敗が響いて不合格となる。 進学先の受験は、定員枠は少な目の中期日程(いわゆるB・C日程)だったが、過去問通りの傾向の出題で落ち着いて対応できたことが功を奏して無事に合格した。 高校時代は科学研究部に所属しつつ、SSHの探究活動で様々な研究をして県下の同様の高校とのプレゼンテーション大会に出場したりして充実した高校生活を送れた。 当時受験を戦った時に使った赤本は宝物である。今も実家に置いてある。
もし受験活動開始時に戻れるとしたら、当時の自分にどんなアドバイスをしますか?
大学受験が偏差値競争だと思っているのは大間違いで、その後の学問の修得や研究内容で、就職などの将来が変わってくるのだから、あくまでも「自分の将来の夢・目標」を実現することに資する研究室を擁する大学・学部学科を受験するようにしなくては意味が無い。偏差値や倍率は受かり易さには影響するが、それよりも過去問対策の方が重要だ。
志望校選び
志望校を決める際にもっとも役立ったもの
学校見学・オープンキャンパス
どこの大学・学部に行くか/行きたいかではなく、将来の夢・目標を明確化し、それに必要になる学問や資格等は何かを調べ、それを修得し、研究できる「研究室と、それを指導できる教員(教授等)」が有る・居ることを条件にして、偏差値や地域など関係なく全国を徹底的に調べ、その結果出てきた進学候補先は、国公立大学3校、私立大学6校だけだった。 周辺領域を含めても、対象校は数校増えただけだったので、それらの学校説明会・進学説明会などに参加したりして、大学教員や学生に実際に訊いて、研究内容の実際や就職の実状、本人がやりたいということが出来る可能性があるかどうか、について確認した。
志望校を決める際にどんなレベル分けをしていたか
本命 | 自身の偏差値+5以上 |
---|---|
滑り止め | 自身の偏差値ちょうど |
チャレンジ校 | 自身の偏差値+10以上 |
偏差値は模試受験層の平均値からの「偏差(離れ具合)」から出てくるものであり、学ぶ内容の価値ではないので、本当に学ぶ価値があるかどうかで決めればよい。偏差値なんて目安でしかない。
もし受験活動開始時に戻れるとしたら、志望校を選ぶにあたって当時の自分にどんなアドバイスをしますか?
大学を偏差値で選ばず、研究室での研究内容、とれる資格、指導教官の専門分野や経験・論文などを参考にして選んだことで、今実際に悔いない選択ができている。自分の将来にどのように役立つのかを真剣に考える時間を多く作ることが重要。志望先を決めたら、複数日程で重点的に受験すれば良い。分散させるのは対策的にも良くない。
塾での学習
受験時に通っていた塾
塾の費用について
通塾頻度 | 月額の費用 | |
---|---|---|
高1 | 通塾していない | 通塾していない |
高2 | 通塾していない | 通塾していない |
高3 | 週3日 | 40,001~50,000円 |
塾を選んだ理由
受験の本質を見るには、志望校レベルの受験生が一緒に学ぶ場に行って、そのレベル感を把握して、競争意識を持つことが重要だと思ったので。
通塾することで最も大きく変化したこと
◎その他
受験の本質を見るには、志望校レベルの受験生が一緒に学ぶ場に行って、そのレベル感を把握して、競争意識を持つことが重要であり、実際、普段はのんびり屋の平和主義者だったが、受験は競争であり、椅子取りゲームであることを納得して取り組めた。
通塾することで変化したこと
・受験ならではのテクニックが身についた(時間配分など)
・その他
併塾の経験はありますか?
いいえ
転塾の経験はありますか?
いいえ
もし受験活動開始時に戻れるとしたら、塾での活動について当時の自分にどんなアドバイスをしますか?
苦手な語学を中心に自習時間を増やすこと、得意な地理・数学などはもっと演習中心に切り替えた方が良かったかもしれない。
塾以外の学習
サポート体制
家庭での取り組み
・1日のスケジュールを一緒に作成した
・子供の勉強時間には親も資格勉強や読書等を実施した
・子供の勉強中は家族もテレビを消すなど、勉強の環境作りを心がけた
・受験勉強だけでなく、お手伝いや学校生活なども大切にするよう心がけた
・親も一緒に問題を解くなどを実施した
・生活リズムが崩れないように心がけた
・その他
高校受験も何とかなったし、大学受験も何とかなるだろうという感覚でいたのが、それではダメなんだということを自覚したのが高校3年になってから、と遅かったため、志望校を早めに決めていたのに、対策を筆記試験に集約したため、面接試験に全く対応できない(圧迫面接をいなす等)ことにまで頭が回らなかったのは痛かった。一方、テスト対策としては、基本の充実を意識していたことが功を奏して、後半になってアウトプット中心の対策に切り替えるも成績向上・安定はみられた。基本が充実できていない科目が穴になったのは間違いない。
もし受験活動開始時に戻れるとしたら、家庭での活動について当時の自分にどんなアドバイスをしますか?
一定以上の難関大学を目指すことになったら、やはり「苦手をつくらない」ことが対策としては一番効果的なのだと実感するので、得意科目に逃げない受験勉強構成は、家庭内でやる勉強の時にこそ必要で、そのためのマネジメントは家庭が担うべきだったと反省している。本人に任せると、どうしてもそこが不足するのは「のんびり屋さん」の人は気を付けて欲しい。逆に競争意識が高い(いわゆる負けず嫌い)人は、模試や定期テストの点数に囚われることが無いように気を付けて欲しい。あくまで志望校合格が目標であり、そのための対策に絞ることが時間を有効に使うコツだと思う。
その他の受験体験記
東洋大学の受験体験記
塾の口コミ
河合塾 の口コミ
- 回答者
- 保護者
- 回答時期
- 2022年
目的と結果
国立大学医学部医学科に進学するために通塾していました。 結果、現役で合格できたので、目的は達成できました。
成績が上がった理由 / 下がった理由
成績が下がった時は、前述のチューターが根気よく声かけをしてくださり、保護者にもマメに電話連絡を入れてくださっていました。それが最後のスパートにつながったと思います。