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【高校受験2025】神奈川県立高等学校の「入学者選抜学力検査の結果」が発表

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高校受験
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塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

2024年4月2日(火)に神奈川県教育委員会が「令和7年度(2025年度)神奈川県立高等学校入学者選抜学力検査の結果」を公表。神奈川県の県立高校を受験される方へ前年度学力検査の結果を速報でお知らせします。
詳細については、記事の最下部にあるリンクから神奈川県県教育委員会のサイトをご確認ください。

目次

神奈川県教育委員会が公表した学力検査の結果には「全日制課程」や「定時制課程」に関する出願の狙いや、結果の概要、などが掲載されています。

学力検査(全日制)について

【出願のねらい】

●外国語(英語)

 中学校で学習する英語の内容について、基本的な英語の力を中心に、英語のコミュニケーション能力をみることを主なねらいとして作成されました。具体的な内容としては、リスニング能力、語彙力、読解力、表現力、情報処理能力などについての基本的な力と応用的な力を総合的にみるために出題されました。

●国語

中学校までに学習する国語の内容について、文学的な文章、説明的な文章、 古文、韻文などを素材として、基本的な国語の力を中心にみることを主なねらいとして作成されました。具体的な内容としては、語彙力、読解力、情報処理能力、などについて基本から応用の段階に至るまでの国語の力を総合的にみることができるように出題されました。

●数学

中学校までに学習する数学の内容について、基本的な数学の力を中心に、計算の技能、事象を数理的に考察し表現する力、数学的な見方や考え方など、総合的な力をみることを主なねらいとして作成されました。 具体的な内容としては、計算技能、図形の計量力、論理的思考能力、関数とグラフについての基本的な概念の理解、確率の考え方、情報活用能力をみることができるように出題されました。

●理科

中学校までに学習する理科の内容について、基本的な力を幅広くみることを主なねらいとし、第1分野、第2分野のどちらの分野にも偏らないように出題されました。 具体的には、科学的な知識や概念の理解度と活用能力をみることができるように出題されました。また、観察・実験に関しては、分析力、思考力、判断力、探究力をみることができるように出題されました。

●社会

中学校までに学習する社会の内容について、基本的な力を幅広くみることを主なねらいとし、地理的分野、歴史的分野、公民的分野のどの分野にも偏らないように出題されました。具体的には、地理的分野では、世界と日本に関する地域特徴の知識及び技能を、歴史的分野では、日本と世界に関する近世、近現代までの知識及び技能を、公民的分野では、現代社会と文化の特色や枠組み、経済や政治、国際社会の諸課題に関する知識及び技能を身に付けたかどうかをみることができるように出題されました。また、学習したことから社会的事象の意味や意義などについての思考力・判断力をみることができるように出題されました。

【結果の概要】

上記5科目について、平均点はそれぞれ外国語(英語)が47.0点、国語が64.0点、数学が55.6点、理科が57.3点、社会が54.8点。前年の平均点と比べると、外国語(英語)が-8.3、国語が-11.1点、数学が+2点、理科が+6.3点、社会が-3.6点となっています。前年度と比べ英語や国語が難化、理科が易化、数学と社会が例年通りとなりました。また、設問ごとの概要は、

●外国語(英語)

正答率高め……基本的な問題
正答率低め……「読むこと・書くこと」の単語を並べ替え問題の一部、「読むこと」の会話の流れを理解し、本文の内容との組み合わせを選ぶ組み合わせ問題

●国語

正答率高め……漢字の読み問題、文学的な文章で理由を選択する問題
正答率低め……複数の文章の情報を基に書かれた論述を完成させる問題

●数学

正答率高め……基本的・標準的な計算力を問う問題
正答率低め……平面図形、空間図形、関数問題のうち、与えられた条件を整理し活用して解く問題や条件を正確に読み取り考察することが必要な問題

●理科

正答率高め……基礎的・基本的な知識について問う問題
正答率低め……複数の図や表およびグラフから必要な情報を選び取って活用する力を問う問題

●社会

正答率高め……基礎的・基本的な知識及び技能を単独で問う問題
正答率低め……知識及び技能と諸資料の内容を関連付けて、社会的事象の意味や意義、特色や相互の関連について思考・判断する力を問う問題

学力検査(定時制の課程)について

【出願のねらい】

●外国語(英語)

中学校で学習する英語の内容について、基本的な英語の力を中心に、英語のコミュニケーション能力をみることを主なねらいとして作成されました。具体的な内容としては、リスニング能力、語彙力、読解力、表現力、情報処理能力などについての基本的な力と応用的な力を総合的にみるために出題されました。

●国語

中学校までに学習する国語の内容について、文学的な文章、説明的な文章、 古文、韻文などを素材として、基本的な国語の力を中心にみることを主なねらいとして作成されました。具体的な内容としては、語彙力、読解力、情報処理能力、などについて基本から応用の段階に至るまでの国語の力を総合的にみることができるように出題されました。

●数学

中学校までに学習する数学の内容について、基本的な数学の力を中心に、計算の技能、事象を数理的に考察し表現する力、数学的な見方や考え方など、総合的な力をみることを主なねらいとして作成されました。 具体的な内容としては、計算技能、図形の計量力、論理的思考能力、関数とグラフについての基本的な概念の理解、確率の考え方、情報活用能力をみることができるように出題されました。

【結果の概要】

上記3科目について、平均点はそれぞれ外国語(英語)が52.7点、国語が58.0点、数学が53.7点。前年の平均点と比べると、外国語(英語)が+4.0、国語が-3.9点、数学が-4.2点となっています。前年度と比べ英語や数学が難化、外国語(英語)が易化しました。また、設問ごとの概要は、

●外国語(英語)

正答率高め……「読むこと・書くこと」の英語の質問に適した応答を選択する問題
正答率低め……「読むこと・書くこと」の状況にふ さわしい内容になるように、空所に英語を書き英文を作る問題

●国語

正答率高め……漢字の読みを選択する問題
正答率低め……説明的な文章において内容や構造を説明したものを選択する問題、古典にお いて主語を説明したものを選択する問題

●数学

正答率高め……基本的な計算力を問う問題、グラフを読み取る問題
正答率低め……条件を満たす確率を選択する問題、文章から条件を 読み取って方程式を立式する問題

「入学者選抜学力検査の結果」には、問題の正答率や、得点分布について記載があります。詳細については以下のリンクからご確認ください。

参考文献:令和6年度神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
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