【教育情報】スマホ利用率、小学生でも47.5%──こども家庭庁が「青少年のインターネット利用環境実態調査」を公表」


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塾選ジャーナル編集部
こども家庭庁は2025年3月、令和6年度版「青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果を公表しました。本調査は、小学生から高校生までを対象に、インターネットの利用実態やデバイスの使用状況についてまとめたものです。
調査結果からは、青少年の98.2%がインターネットを利用しており、スマートフォンや学校配布の端末、ゲーム機など、多様なデバイスが日常的に活用されていることが明らかになりました。
小学生のスマホ利用率、47.5%に
特に注目されるのはスマートフォンの普及率です。高校生ではほぼ全員(98.2%)がスマートフォンを所持・使用しているのに加え、中学生では83.6%、そして小学生でも47.5%がスマートフォンを使用しているという結果となりました。
スマートフォン利用率は、学年が上がるにつれて増加する傾向にあり、性別で見ると女子の方がやや高い傾向があります。
「学校配布端末」も定着、学習利用の広がり
GIGAスクール構想の影響を受け、学校から配布・指定されたパソコンやタブレットの利用率も高水準に。全体の74.0%が利用しており、小学生では78.1%、中学生では76.1%、高校生では68.1%が使用していると回答しています。
これにより、学校現場でのICT活用が進み、授業だけでなく家庭学習にもデジタル端末が活用されている様子がうかがえます。
ゲーム機のネット利用も依然として高水準
ゲーム機を使ったインターネット利用も67.8%と高く、特に小学生では76.5%が使用。男子の利用率は女子を上回っており、小学生男子では83.7%、女子では69.1%がゲーム機を使ってネットを利用しているとのことです。
詳しくはこども家庭庁のサイトをご覧ください。
参考文献:令和6年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書|こども家庭庁(2025年4月1日閲覧)
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