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英検®は小学生も目指すべき?メリットや勉強法、英検®対策に強い塾も解説

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中学受験
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塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部

中学受験や高校受験を見据えて、子どもに小学生のうちから英検®を取得させたいと考えている人は多いのではないでしょうか。

英検®とは、日本英語検定協会が実施する「実用英語技能検定(以下「英検®」)」のことです。2020年度からの小学生の英語必修化もあり、小学生の英検®受検が注目を集めています。

この記事では、小学生で目指すべき英検®の級や、受検することで得られるメリットについて解説します。英検®対策におすすめの勉強法や塾も紹介していますので、英検®の勉強にぜひお役立てください。

目次

小学生のうちから英検®にチャレンジすべき?

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小学生のうちから英検®にチャレンジすることは、中学受験や高校受験、その先の英語学習において大きなアドバンテージになります。低年齢化が進む英検®受験の現状や、なぜ英検®受験が低年齢化しているのかについてみていきましょう。

低年齢化が進む英検®受検の現状

現在、英検®受検はますます低年齢化が進んでおり、小学生のうちに英検®3級や準2級、それ以上の級に合格する子どもも珍しくありません。

ニュース記事や教育系のWebサイトでも、「小学1年生で英検®2級に合格!」といったような見出しを目にする機会が増えているのではないでしょうか。

こうした現象は、一部の子どもに限った話ではなくなりつつあります。英検®はもはや中高生だけの検定ではなく、小学生のうちから挑戦するのが当たり前の時代に突入しているともいえるでしょう。

後ほど詳しく紹介しますが、2023年度の英検®受検データでは、小学生以下の受検者が全体の1割以上を占めていることが発表されています。これは、英検®受験の低年齢化が一時的なブームではなく、教育現場や家庭の間で着実に広がっていることを示しています。

“英検先取り”の背景

英検®を受験する層が低年齢化している背景には、以下のような原因が挙げられます。

  • 小学校での外国語授業の必修化
  • インターナショナル・プリスクールや英語環境の多様化
  • 中学受験や高校受験など英検®の活用機会の増加

小学校での外国語授業の必修化

2020年度から小学校5・6年生で英語が教科化され、3・4年生でも外国語活動が必修となったことで、英語は小学生にとって身近で学ぶべき科目となりました。

英語が成績評価の対象になったことで、保護者の間でも早期からの英語力強化への関心が高まり、英検®を学習の目標として活用する動きが広がっています。

インターナショナル・プリスクールや英語環境の多様化

インターナショナル・プリスクール(英語での保育を行っている施設)や幼児向け英語教室、オンライン英会話など、子どもが自然に英語と触れ合える環境が年々増加しています。

こうした環境で育った子どもたちは、英語に対する抵抗感が少なく、幼少期から英検®にチャレンジすることが当たり前になりつつあります。

さらに、英語アプリやYouTubeなどのデジタル教材を通じて、自宅でも4技能を伸ばす土台が整っていることも、先取り受検を後押しする要因のひとつといえるでしょう。

中学受験や高校受験など英検®の活用機会の増加

英検®は単なる英語の能力を測るだけの検定にとどまらず、中学受験や高校受験、先の大学受験において加点や優遇措置として使えるケースが増えています。

特に難関校や英語教育に力を入れている私立校では、英検®の取得級に応じて受験資格が得られたり、入試に加点されたりといった優遇措置もあります。

こうした英検®における実用性が認知されることで、「できるだけ早いうちに級を取得しておきたい」と考える家庭が増えており、先取り受検が一般化する要因となっています。

実際どれくらいの小学生が英検®を受検している?

英検®の公式サイトによれば、2023年度(2023年4月1日〜2024年3月31日)に英検®を受検した小学生以下の志願者数は、551,604人にのぼりました。

過去の小学生以下の志願者数を見てみると、

  • 2021年度:461,154人
  • 2022年度:524,833人
  • 2023年度:551,604人

と、小学生以下の英検®受検者数は年々増加していることがわかります。小学生の英検®受検が身近なものになってきているといえるでしょう。

参考:受験の状況|公益財団法人 日本英語検定協会

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小学生が英検®を受けるメリットは?

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小学生のうちから英検®を受けるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、小学生が英検®を受けるメリットについて解説します。

英語への苦手意識がなくなる

小学生のうちから英検®の学習に取り組むことで、「英語=難しい」「英語=苦手」といったネガティブなイメージを持たずに済むという大きなメリットがあります。

現在の学習指導要領では、小学5年生から英語が「教科」として正式に導入されており、成績評価の対象にもなります。

このタイミングで「英語が得意」「英語は楽しい」と感じられることは、その後の英語学習をスムーズに進めるうえで非常に重要です。

また、小学校での英語の基礎づくりを早めにスタートできれば、中学・高校と進学してからも英語への苦手意識を持たず、レベルアップした授業内容にも対応しやすくなります。

勉強を通して英語の基礎的なスキルを身につけられる

小学生のうちから英検®を受けるメリットとして、英検®の勉強を通して英語の基礎的なスキルを身につけられるということが挙げられます。

英検®を目指して勉強することで、「聞く」「話す」「読む」「書く」という英語の4技能をバランスよく伸ばすことができます。

小学生のうちから英検®対策に取り組むことで、将来の英語学習に欠かせない基礎的なスキルである、語彙力・文法理解・リスニング力・読解力・ライティングの土台をしっかりと固めることが可能です。

特に英検®では、3級以上から面接によるスピーキング試験も実施されるため、「英語を聞く・話す」という実用的な力も自然と養われます。

このように、英検®の学習は教科書の知識にとどまらず、実際の英語運用力を身につけるための訓練にもなります。また小学校の英語授業や、今後の中学・高校英語に対しても大きなアドバンテージとなります。

中学受験や高校受験で有利になることも

英検®を取得しておくことで、将来の中学受験や高校受験において優遇措置を受けられる可能性があります。

例えば「英検利用型入試」などの制度を設けている学校では、一定の英検級を取得していると試験の一部が免除されたり、合否判定時に加点が得られたりします。

実際の例として、東京都の足立学園高等学校では、2025年度の推薦入試において以下のような英検®活用が行われています。

  • 探究コース:英検準2級以上で学力基準において優遇措置あり
  • 文理コース・総合コース:英検3級以上で学力基準において優遇措置あり

参考:2025年度 足立学園高等学校生徒募集要項

このように、志望する中学校や高校が英検®を評価対象に含めている場合、小学生のうちに取得しておくと、将来的に大きなアドバンテージとなります。

また、英検®のスコアや級は、大学入試などでは出願資格の一部として活用できる場合もあるため、早期取得は受験対策の一環としても有効です。

子どもが達成感や自己肯定感を得られる

小学生のうちに英検®を受けて合格することは、子どもにとって大きな達成感と自己肯定感を得られる貴重な成功体験になります。

英検®は、合格すると「〇級取得」という明確な成果が目に見える形で残るため、「努力が結果に結びついた」という実感を得やすいのが特徴です。これは子どもの自信を育み、「もっと頑張ってみよう」という意欲にもつながります。

また、英検®は5級、4級、3級……と段階的にステップアップできるため、「次の目標が明確に設定できる」という点でも学習意欲を継続させやすいというメリットがあります。小学生のうちからこのような成功体験を積んでおけば、英語学習だけでなく、他教科や将来の受験勉強にもよい影響を与えられるでしょう。

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小学生が英検®を受けるときの注意点は?

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小学生のうちから英検®に挑戦することはメリットも多い反面、年齢に応じたサポートや配慮が欠かせません。

ここでは、英検®を通じた英語学習が子どもの成長にとってプラスになるように、小学生が英検®を受ける際に注意すべきポイントを解説します。

英語嫌いになってしまうリスクも

無理に英検®対策を進めた結果、子どもが英語嫌いになってしまうリスクがあります。

特に、保護者が「早く合格させたい」と焦ってしまい、子どものペースを無視して詰め込み学習をさせてしまうと、楽しさを感じる前に苦手意識を持ってしまうことも少なくありません。

英語がまだ自然な興味であるべき年齢のうちに、過度なプレッシャーをかけてしまうと、英語の学習をするうえで大きな影響を与えるおそれがあります。

そのため、小学生の英検®対策では以下のような配慮が大切です。

  • 合否といった結果よりも受検のプロセスを大事にする
  • 年齢に応じた内容・学習量で進める

テクニックで解答して本質を理解していない場合も

小学生が英検®にチャレンジする際、「合格すること」や「級を取得すること」ばかりに意識が向いてしまうと、本来の英語力が身についていないまま受験を終えてしまうというリスクがあります。

特に、英検®対策の問題集や塾などで、解答のテクニックやパターンを覚えることだけに集中してしまうと、単語や表現の本質的な意味や使い方を理解しないまま、表面的なスキルだけが先行してしまうおそれがあります。

結果として「英検®の級は持っているが、学校のテストでは点が取れない」などのギャップが生まれ、「英検®に受かったのに英語ができない」という状態に陥ってしまうこともあるでしょう。

小学生にとっては、まず英語を実際に使える力として身につけることが大切です。英検®はあくまで英語力の指標であり、本質的な理解や興味を深める学び方を意識することが、長期的な英語学習において大きなプラスになります。

会場で一人で受けられるのかチェックする

小学生が英検®を受験する際の大切な注意点として、子どもが試験会場で一人で落ち着いて受験できるかどうかを事前に確認しておくことが挙げられます。

特に小学校低学年や初めての受検の場合は、知らない会場での受検に不安を感じたり、緊張して実力を発揮できなかったりするケースもあるでしょう。

日本英語検定協会が提供する、英検®受験を検討する子どもと保護者向けの公式情報サイト「英検 for Kids」では、小学生が英検®を受ける前に確認しておきたいポイントをまとめた「英検®デビュー前チェックシート」が用意されています。

このチェックシートには

  • 初めての場所でも落ち着いて行動できるかどうか
  • 冷静にテストを受けることができるか

といった子どもが英検®を受験できるかどうかの項目が掲載されています。受験前に親子で確認しながら、本番に臨むようにしましょう。

参考:英検デビューできるかな?チェックシート|公益財団法人 日本英語検定協会

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小学生は何年生で英検®何級を受けるのが一般的?

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英検®を初めて受けるにあたって、「小学生は何年生で何級を目指せばいいのか?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

ここでは、小学生が英検®を受検する際の学年ごとの目安やおすすめの級について解説します。

小学3年生までは英検®5級にチャレンジ

英検®を初めて受検する場合、小学1年生〜3年生頃までは「英検®5級」へのチャレンジがおすすめです。

英検®5級は、中学初級程度の英語力が求められるレベルで、英語に慣れ始めた小学生が無理なく取り組める内容になっています。

また、小学3年生からは学校で「外国語活動」として英語の授業が始まるため、授業内容とリンクさせて英語の力試しとして受検しやすいのも大きなメリットです。

「まずは英検®という試験に慣れる」「英語学習の達成感を得る」という意味でも、英検®5級は小学生のファーストステップとして非常に適した級といえるでしょう。

小学4~5年生は英検®4級を目指す

小学4年生〜5年生の段階では、英検®4級へのチャレンジが目安となります。

4級は、英語の基礎力を一通り身につけた小学生にとって、無理なく取り組めるレベルであり、中学初級〜中級程度の英語力が問われます。

英検®4級を取得しておくことで、以下のようなメリットがあります。

  • 中学受験で優遇措置を設けている学校もある
  • 次のステップである3級に向けた土台作りになる

特に、スピーキング試験がないことから、試験慣れの第一歩として取り組みやすく、「実力を試す・成果を確認する」という位置づけにも最適な級です。

また、小学4〜5年生は、低学年に比べると語彙力・読解力ともに成長が見込める時期になります。この時期に英検®4級を取得することで、次に目指す3級や準2級の受検に向けた自信につなげることが可能です。

小学6年生は受験で有用な英検®3級以上を

小学6年生の段階では、英検®3級以上の取得を目指すことをおすすめします。

英検®3級は、中学卒業程度のレベルの問題が出題されます。リスニング・リーディング・ライティングに加えて面接でのスピーキングテストも含まれるため、4技能のバランスを問われる級です。

英検®3級以上を取得していると、以下のような受験での具体的な優遇措置が受けられることがあります。

  • 中学受験・高校受験で英語の試験を免除または加点
  • 一部の高校や大学では、英検®の級をもとに英語を満点扱いにする学校も

早期に3級を取得しておくことで、その後の準2級や準2級プラス、2級へのステップアップもスムーズになります。

「受験でのアドバンテージを広げておきたい」と考えている場合は、小学6年生のうちに3級合格を目指して、計画的に対策を始めておくのがおすすめです。

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小学生が英検®を受検するにはどう勉強する?

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ここでは、小学生が英検®を受検するにはどのように勉強すればよいかについて紹介します。

単語を覚える

まずは、英単語を覚えることが重要です。小学生が最初に挑戦することの多い5級や4級では、ライティング(書く)試験がないため、単語の「読み」と「意味の理解」ができれば問題ありません。

まずは、英検®専用の単語帳や小学生向けの英単語ドリルなどを使って、出題されやすい単語を少しずつ覚えていきましょう。初めのうちは、単語の「意味」と一緒に「発音」もセットで覚えておくのがおすすめです。

一通り覚えたら、単語の確認テストや英検対策のドリルを活用して反復練習を重ねることが大切です。日々の積み重ねによって、語彙力を定着させていきましょう。

文法を習得する

英検®に合格するためには、語彙だけでなく文法の理解も不可欠です。

特に小学生が受けることの多い英検®5級・4級は「中学校初級レベル」の文法が出題範囲となっており、小学生にとっては少し先取りの学習が必要になります。ただし、出題される内容は日常会話でよく使う表現が中心なので、しっかり対策すれば十分に対応可能です。

例えば、以下のような基本的な文法が問われる傾向にあります。

  • be動詞(am / is / are)や一般動詞の現在形
  • 三人称単数のs(He plays tennis.)
  • 疑問文・否定文の作り方
  • 代名詞(he, she, itなど)

小学生向けの英検®対策ドリルや、図解付きのやさしい文法書を活用するのが効果的です。また文法は反復学習が重要なので、文法項目ごとに簡単な英文を作ってみたり、会話形式で使ってみたりすると、自然に身につきやすくなるでしょう。

アプリや動画でリスニング力を鍛える

英検®合格には、リスニング力の強化が欠かせません。

特に小学生にとっては、日常的にネイティブスピーカーの英語に触れる機会が少ないため、リスニング対策を意識的に行うことが大切です。本番で戸惑わないためにも、英語の音やリズムに慣れておく必要があります。

対策としては、英検®対応の学習アプリやYouTubeなどの動画教材を活用することをおすすめします。最近では、英検®5級・4級に対応した無料アプリや、子ども向けの英語アニメ、英検®公式のリスニング問題の音声データなども簡単に手に入れることができます。

また、CDが付属している英検®の参考書や、リスニング専用の問題集を活用して、実際の試験形式に近い音声に触れておくと、試験本番での緊張もやわらぎます。「字幕付きで英語のアニメを見る」など、楽しみながらリスニング力を高めていくのも有効です。

過去問を解く

英単語や文法、リスニングの学習が一通り進んできたら、英検®の過去問に挑戦してみましょう。

英検®の公式サイトでは、5級から1級まで各級ごとの過去問題(リスニング音声付き)を無料で公開しています。実際の出題形式に慣れるためにも、本番と同じ時間配分で解いてみることがポイントです。

参考:過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会

小学生の場合は試験の時間配分に慣れていないことも多いため、親が時間を計ってあげたり、模擬試験のような雰囲気を作ってあげることも効果的です。できれば数回分の過去問を解いて、毎回振り返りをするようにすると、定着度もアップします。

スピーキングの練習もしておく

英検®5級・4級では、スピーキングテストは任意受験となっていますが、英検®3級以上ではスピーキングテストが必須になります。今のうちからスピーキングの練習を始めておくと、上位の級を受ける際にスムーズに対応できるようになります。

小学生のうちから英語を「話す力」を養っておくことは、将来の中学・高校英語や、さらには英語を使う実生活の中でも非常に役立ちます。

自宅での練習が難しい場合は、子ども向けの英会話教室に通ったり、オンライン英会話で実践的な練習を積んだりして対策するのもよいでしょう。

また、スピーキングは「慣れ」がとても重要です。英語を口に出すことに抵抗がない状態を作っておくと、将来の英語学習でも大きなアドバンテージとなります。

ゲームの要素を取り入れて楽しく学ぶ

小学生が英検®に向けて英語を学ぶうえで最も大切なのは、「楽しく学ぶ」ということです。無理に詰め込んで学習させると、英語に対して苦手意識が芽生えてしまうこともあります。

楽しく学ぶうえでは、ゲーム感覚で学べる学習方法(ゲーミフィケーション)を取り入れるのも一つの手です。英単語を覚えるアプリ、フラッシュカード、クイズ形式の教材など、遊びの要素を取り入れた教材を活用することで、子どもが飽きずに継続的に英語に触れることができます。

英検®の受検に向けて、楽しみながら自然と「読む・聞く・話す・書く」の4技能に触れられるような工夫を取り入れていきましょう。

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英検®取得で有利になる中学校は?

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ここでは、英検®取得で受験資格を得られたり、入試で加点が得られたりする中学校について一部紹介します。

学校名 受けられる措置 対象級
佼成学園中学校 グローバルコースの受験資格 英検®準2級以上
聖学院中学校 英語特別入試の受験資格 英検®3級以上
山脇学園中学校 英語入試の受験資格 英検®3級以上
広尾学園中学校 国際生AGの受験資格 英検®2級以上
明法中学校 英検優遇制度で入試得点に加点 英検®4級以上
国本女子中学校 当日の試験に加点 英検®4級以上

最新の情報は各中学校の入試要項や公式サイトを必ず確認するようにし、志望校が英検®のスコアをどのように評価しているのかを把握しておくようにしましょう。

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【オンライン塾も】小学生の英検®対策におすすめの塾

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ここでは、小学生の英検®対策におすすめの塾を5つ紹介します。

個別教室のトライ

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個別教室のトライは、完全1対1の個別指導塾です。約33万人の登録講師の中から、子どもの性格や学習ニーズに合った担当を選びます。

カリキュラムは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドです。「文法から学び直したい」「リスニング力を鍛えたい」など、多様な英語の学習ニーズに応えます。

また、各種の英語資格検定対策も可能です。例えば、高校生では志望大学に合わせた資格検定対策を実施します。長文読解や英作文など、幅広くサポートします。

お近くの教室を選択し、お問合せください。

個別教室のトライの紹介ページはこちら

英検アカデミー

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指導歴10年以上の英語専門プロ講師陣が在籍しているのが、英検アカデミーです。英語専門塾のため、講師は英語だけを専門的に指導しています。

「絶対英検合格コース」「私立小学生コース」「絶対成績UPコース」「ニュートレジャー対策コース」など、小中高別に多様なコースを設定。講師1名に対して、生徒は最大3名までの個別指導のため、それぞれの習熟度に合わせてじっくりと教えてもらえます。

点数に直結する授業を大切にしており、志望校合格や英検合格へつなげられるのが魅力です。

ワールドトーク

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ワールドトークは、日本人講師によるオンライン英会話サービスで、英検対策に特化した指導を提供しています。

英検1級から5級まで幅広く対応し、一次試験(筆記)から二次試験(面接)まで総合的なレッスンが可能です。

加えて、各生徒のレベルや目標に合わせたカリキュラムを柔軟に組むことができ、個別のニーズに対応した指導を自宅からオンライン形式で受講できます。

業界でも高い実績を誇る日本人講師が担当するため、英語初心者でも日本語で細かな質問ができ、理解を深めやすい環境が整備されていることが強み。

また、何といっても月額3,300円(税込)からのプランがあり、手頃な価格で質の高い指導を受けられることが大きな魅力でしょう。

ENC/GNA

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ENC/GNAは、英検対策に特化したオンライン英会話サービスで、英検1級から5級まで幅広く対応しています。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を総合的に強化するカリキュラムを提供しています。特に英作文の添削や英単語の暗記サポートなど、個々のニーズに合わせた指導が可能です。

料金面では、月8回のレッスンが7,900円(税込)からと、質の高い指導をリーズナブルな価格で受けられる点が魅力といえます。

さらに家族でレッスン回数をシェアできるプランもあり、家族全員で英語学習を進めたい方にも適しています。

Jumpstart English

Jumpstartenglish Logo

Jumpstart Englishは、小中学生を対象としたオンライン英語学習プログラムで、英検対策に特化したコースを提供しています。

特に英検3級から準1級まで対応しており、英検1級レベルの講師がマンツーマンで徹底的にサポートします。

全国どこからでもワンランク上の英検対策ができるため、部活動やほかの予定で忙しい生徒でも、自宅から効率的に学習を進めることが可能です。

また、短期間での英検合格を目指す生徒や保護者からも定評があります。

お近くの教室を選択し、お問合せください。

Jumpstart Englishの紹介ページはこちら

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小学生が英検®を受けるときによくある質問

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ここでは、小学生が英検®を受けるときによくある質問について解説します。

小学生が英検®を受けるとき、目安となる級はいくつですか?

小学生が英検®を初めて受ける場合、英語学習のスタートラインとして英検®5級から受験することをおすすめします。5級は中学初級レベルの内容で構成されており、「聞く」「読む」の2技能を中心に出題されるため、英語に不慣れな小学生でも挑戦しやすい級です。

次のステップとして、5級に合格したら4級へ進み、段階的にレベルアップを目指すのが理想的です。4級でもリスニングとリーディングが中心で、英語の基本的な語彙や文法の理解が求められます。

また、中学受験や高校受験での優遇措置を狙いたい場合は、小学生のうちに3級(中学卒業程度)や準2級(高校中級程度)の合格を目指すのも有効です。特に小学校卒業までに英検®3級を取得できていれば、中学英語の先取り学習が完了しており、英語に対して大きなアドバンテージとなります。

英検®の公式サイトでは各級のレベルや目安も公開されていますので、お子さまの学習状況や目的に合わせて目標級を選びましょう。

小学生が英検®を受けるなら、小学何年生から受けるべきですか?

小学生が英検®を受検する場合、小学3年生ごろから英検5級にチャレンジすることをおすすめします。

現行の学習指導要領では、小学3年生から「外国語活動」として英語に触れる授業がスタートします。この段階では、英語を「楽しむ」ことが重視されており、英語に対する興味や関心が高まりやすい時期でもあります。

早めに英検®に挑戦しておくことで、その後の4級・3級へのステップアップもしやすくなり、中学入学後の英語学習にも大きなアドバンテージとなります。

小学生が英検®を受けるとき、会場は自由に選べますか?

小学生が英検®を受ける場合、「準会場」での受験を申し込めば、ある程度会場を選ぶことが可能です。

英検®の試験会場には、大きく分けて「本会場」と「準会場」の2種類があります。

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また、所属団体で英検®が実施されていない場合でも、一般受験者の受け入れを行っている準会場があれば、そこに申し込むことも可能です。受験を希望する場合は、事前に準会場の有無や受け入れ状況を確認しておくと安心です。

小学生が英検®を受けるとき、付き添いは可能ですか?

小学生が英検®を受検する場合、保護者の付き添いは一部可能です。特に低学年の場合、試験に慣れていないお子さんも多いため、付き添いの可否は気になるポイントでしょう。

一次試験では、試験開始5分前までに試験教室に入室し、解答用紙への必要事項記入(氏名・受験番号など)を代筆・補助することが認められています。ただし、試験が始まると保護者は退出し、試験会場の外で待機することになります。

3級以上になると、スピーキング力を測る二次試験の受検が必須になります。二次試験では、面接カードの記入補助のため、受験者控室までの付き添いが可能です。必要事項を記入した後は、控室から退出するよう求められます。

英検®では、保護者の付き添いが柔軟に認められているため、小学生でも安心して受検に臨むことが可能です。ただし、会場によっては運営方針が異なる場合もあるため、事前に受験票や案内を確認しておくようにしましょう。

小学生の英検®合格率はどれくらいですか?

小学生の英検®合格率について、日本英語検定協会から正確な合格率は公式に発表されていません。そのため、「小学生の英検合格率は〇%」といった明確なデータは存在しないのが現状です。

とはいえ、小学生でもしっかりと対策をすれば、英検®5級、4級、……と着実に合格していくことは十分可能です。

英検®は各級ごとに出題範囲が明確に決められており、出題形式にも傾向があるため、対策がしやすい試験でもあります。単語・文法・リスニングなどをバランスよく学び、過去問や模擬試験で慣れておくことが合格への近道です。

まとめ

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小学生でも英検®を受検することは可能であり、年齢に関係なくチャレンジできる英語資格です。実際に、年々多くの小学生が英検®を受けており、英語学習への関心も高まっています。

英検®を小学生のうちに取得しておくことで、中学・高校での英語学習の基礎を固めるだけでなく、将来の中学受験や高校受験でもアドバンテージになります。また、合格体験を通して得られる達成感や自己肯定感は、子どもの自信にもつながります。

これから英語を本格的に学び始めるお子さまにとって、英検®は効果的な目標のひとつです。年齢に応じた適切な級から挑戦し、無理のないペースで英語力を伸ばしていきましょう。

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
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