中学生の家庭学習が成績アップのカギ!集中力の高め方と勉強法のコツを徹底解説


編集部
塾選ジャーナル編集部

ひのき進学教室 三軒茶屋校講師
大山雅司
中学生の皆さん、家庭学習にしっかりと集中して取り組めていますか?
「ちゃんと勉強しているつもりなのに家だと集中が続かない…」もしかするとそんな悩みを持つ人も多いかもしれません。
本記事では、今すぐ成績を上げたい中学生に向けて、すぐに実践できる家庭学習で集中力を高めるコツや、効果的なやり方、勉強法をわかりやすく解説します。
ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇中だけでなく、日々の家庭学習にも取り入れると効果的。成績アップを目指したい方はぜひ参考にしてみてください!
中学生の家庭学習で集中力を高めるコツ
家庭学習をする時に、まず大切にしたいこと。それは、「モードの切り替え」です。
学校の授業や塾と比較して、家ではどうしても気が緩んでしまうという生徒も沢山います。家庭学習は、自分で意識して「今から勉強モードに切り替える!」と環境と気持ちの両方を整えることが、集中力アップに直結するのです。
それでは早速、家庭学習の質を高める「モード切り替えの方法」を2つご紹介していきましょう。
集中できる家庭学習の環境づくり
家庭学習の集中力を高めるためには、環境を整えることが欠かせません。集中力が続かないと感じるときは、まず学習環境を見直してみることをおすすめします。ほんの少しの工夫でも、驚くほど効果があるのでやってみてください。
特に中学生・高校生の場合、自宅学習の場所を整えるだけで集中しやすさが大きく変わります。今日からすぐに取り入れて、自宅学習の質をワンランクアップさせましょう。
✓身の回りをスッキリ整えるだけで効果抜群
机の上に余計なものがあると、集中力がどんどん削られてしまいます。まずは数分でできる「机の上の整理整頓」から始めてみましょう。
余計なものを片付けるだけで、「今は勉強モード!」という環境を整えることができます。
✓スマホを味方に!勉強サポートツールとして活用
スマホは勉強の大敵…勉強をするときは集中力を維持するために基本的には自室に持ちこまないのがおすすめではあります。ただし、正しい使い方さえ心がければ、勉強の強力なサポーターにもなり得ます。
例えば、英単語や暗記用の学習アプリを使えば、スキマ時間も無駄なく活用して学習できるでしょう。
・スマホを机の上に置かない
・スマホで検索・アプリなどを使用する際には座ってではなく立ちながら利用する
・自室(=勉強する場所)とスマホを使える空間を切り分ける
スマホを上手に使えば、自宅学習の質は一段と高まりますよ!
✓ 視線を感じる環境づくりが集中力を引き上げる
「誰かに見られているかもしれない」という環境は、不思議と集中力を高めてくれます。例えば、リモート自習室では、画面越しに他の生徒とつながることで、適度な緊張感が生まれます。
リモート自習室は、自宅にいながら「人の目」を感じられる画期的な学習環境です。
・好きな時間に入退室OK
・誰かとつながる安心感がある
・自然と集中モードに切り替わる
質問はできませんが、英単語の暗記や漢字の練習など「自力でできる勉強」にピッタリ!家庭学習の習慣化にも効果的です。
例えば、勉強を始める前に「今日は数学の問題集を3ページやります!」と勉強宣言をすると、ほどよいプレッシャーがかかり、やる気もアップできるでしょう。家の中でも「見られている意識」を持つだけで、勉強モードへの切り替えがスムーズになります。
集中力を高める心の準備とマインドセット
勉強を「やらされている作業」と考えてしまうと、どうしても効率は下がってしまいます。大切なのは、「作業時間」を「成長時間」に意識を切り替えること。今まさに自分が成長していると実感しながら学習すれば、集中力もアップし、勉強の質もぐんと向上します。時間をかけた分だけ確実に力がついていくことを信じて取り組むことで、自然と学習意欲も高まり、継続しやすくなります。
✓ 「作業時間」から「成長時間」へ意識を変える
「今、自分は成長している!」と意識しながら勉強する
例えば、30分勉強すれば、その分しっかり成長しています。この事実を理解しながら取り組むだけで、学習効果はグッと上がります。
✓ 成長実感が学習意欲を高める
大山先生も受験生時代、夏休みには毎日10時間以上勉強していましたが、勉強が苦になったことはないそうです。その理由は、「使った時間分、自分は確実に伸びている」と信じていたからだと振り返ります。
成長スピードは人それぞれですが、自分のペースで続ければ必ず力はついていきます。他人と比べず、「自分の時間を信じる」姿勢が、学習意欲を自然と高めてくれるというわけです。
中学生の家庭学習に効く勉強法のコツ
集中力が高まったら、次は勉強の進め方にもこだわりましょう。家庭学習では、予習と復習の工夫が成績アップのカギになります。効果的なやり方を順に紹介します。
予習のコツ:まずは「ざっくり理解」でOK
予習は完璧を目指す必要はありません。目的は「授業の理解度を上げること」。事前に「どこが難しそうか」「どんな内容か」を把握するだけでも、授業中の吸収率が格段にアップします。
✅ 予習の手順
1. 教科書の該当ページをざっと読む
2. 太字・用語を軽くチェックする
3. 出てきた疑問をメモしておく
4. 余裕があれば問題集の基本問題に目を通す
✅ 予習のコツ
・わからないところは無理に理解しようとせず「疑問リスト」にまとめておく
・授業中、その疑問が解消されるか意識しながら聞くと理解が深まる
復習のコツ:「その日のうち」に振り返る習慣を
復習の効果を最大限に引き出すコツは、「習ったその日のうち」に取り組むことです。人間の記憶は時間が経つほど薄れるため、なるべく早く復習することで記憶が定着します。
✅ 復習の手順
1. 授業ノートやプリントを見直す
2. 間違えた箇所を重点的にチェック
3. ワークや問題集でアウトプット練習
4.「できた/できなかった」を記録しておく
✅ 復習のコツ
・ 間違えた問題は「解き直し」を必ず行う
・ 翌日、週末にもう一度「反復」することで記憶が強化される
・ 苦手な単元は「3回復習」が目安
家庭学習での「引き出す訓練」の多さが成績を変える!
どの教科においても内容の整理とインプット(暗記)とアウトプット(問題演習)の3つをセットで行うことが大切。「暗記事項をノートにまとめる」だけで満足するのではなく、「何度も声に出して読んだり書いたり覚え込む」、そして暗記した内容を「引き出す訓練」まで行って、そこでようやく知識として定着します。
暗記や問題演習の最中に「あれ?なんだったっけな。まだ覚えきれていないな」と考える瞬間があると思いますが、どの科目であれ、その瞬間が最も記憶に定着させられるタイミングです。それは、自分の脳を引き出しに例えるなら、「確かに入れたはずなのに、どこにあったか思い出せない」状態。記憶した知識は、そのような状態から繰り返し取り出す訓練を行うことで、適切なタイミングで使える武器へと変化していきます。
つまり、効果的な勉強法とは、引き出す訓練をより多く行うことであり、それは問題演習に限らず、たとえば内容を整理したノートを紙やチェックペンで隠しながら暗唱してみるなどでも手軽に行うことができます。
数学や理科であれば、公式自体を繰り返し暗唱してみて、それが出来たら実際にワークで問題にあたるのが良いでしょう。英語であれば、リストアップした単語を紙で隠して、綴りが書けるか練習した上で、使用されている英文を音読して、さらに英文ごと暗唱してみると良いでしょう。
どの教科においても「今覚えている内容は、どのように記憶したかをチェックするのがいいか」を考え、実行してみるだけでも勉強の成果は上がりやすいと言えます。
中学生の家庭学習を習慣化!おすすめスケジュール管理術
家庭学習を成果につなげるには、毎日コツコツ続ける習慣が必要です。「今日は疲れたから明日にしよう」と後回しにしてしまうと、気づけば勉強のリズムが崩れがちです。だからこそ、日々の生活に「家庭学習の時間」をしっかり組み込みましょう。
おすすめの学習時間帯
朝学習:
前日の復習で記憶の定着を図る
ルーティンにしやすい学習(英単語の暗記など)を行う
放課後:
学校で習った内容をすぐに復習
夜学習:
苦手克服の時間に活用
例えば、朝の時間帯を「前日の復習」に使えば、記憶が新しいうちに定着が図れます。放課後は、学校の授業の内容を振り返る時間に。夜は苦手科目にじっくり向き合う時間として活用すると、バランスよく勉強を進められます。
スケジュール管理のコツ
・スマホのカレンダーアプリで計画管理
・手書きで「勉強チェック表」をつくる
・週末は1週間の振り返り日
また、スマホのカレンダーアプリで学習予定を管理したり、手書きで「勉強チェックリスト」を作るのも効果的。週末には1週間の振り返りをする時間をつくり、学びの定着度を確認していきましょう。
家庭学習のリズムが崩れたときのリカバリ術
スケジュール通りにいかなかったり、予定が入って勉強ができなかったり…そんな日は誰にでもあります。焦らなくて大丈夫!全部を一気に戻そうとせず、取り組みやすい小さなものから、改めて始めてみることがおすすめです。
例えば、英単語の学習や漢字の学習など、一気に進めるのではなくコツコツと積み上げていくものであれば最初のとっかかりとしては始めやすいでしょう。好きな教科や得意な単元から、とりあえず始めて見ることもおすすめです。
学習計画は短めにして、終わったらカレンダーに○をつけたり、ごほうびを用意するとやる気アップに!とりあえず、「勉強のペースを復活させること」を最優先にしながら、少しずつ前向きに軌道修正していきましょう。もし学習単元に穴が開いてしまった場合でも、時間をかけて少しずつ取りかえしていけば問題ありません。ひとまず、今目の前の単元を理解し、消化していくことを優先するのがおすすめです。
長期休暇中の家庭学習法|中学生がGW・夏休みに成績を伸ばすコツ
ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇中は生活リズムが乱れがちですが、時間を有効活用すれば大きな成長のチャンスです!だらだらと過ごしてしまうと、せっかくの学びのチャンスを逃してしまうことに。逆に言えば、長期休暇を計画的に活用すれば、ライバルに差をつける絶好のチャンスになります!
まず意識したいのが、午前中を「勉強のゴールデンタイム」にすること。脳が最もフレッシュで集中しやすい時間帯なので、復習や問題演習など、記憶に定着させたい学習を優先的に行いましょう。
1日のスケジュールは次のように組むと効率的です。
朝:前日の復習で記憶の定着を図る。ルーティンにしやすい学習(英単語の暗記など)もおすすめ。
昼:新しい単元や応用問題に挑戦し、知識を広げる時間に。
夜:その日のまとめや弱点の確認にあてて、学びを整理。
また、長期休暇中は「時間の管理」が非常に重要です。週ごとに「小テストの日」を設定するのもおすすめです。例えば、日曜日や週末に「今週のまとめテスト」を実施すれば、自分の理解度をチェックできるだけでなく、達成感も得られてモチベーション維持につながります。
・一週間で一単元を行っているのであれば、問題集の章末問題
・一週間で覚えた内容を改めて振り返り、暗記しているかどうかを再チェックする
小テストで間違えた箇所はそのままにせず、翌週の復習テーマに組み込むことで「学び残し」を防げます。小さなテストと振り返りの積み重ねが、受験期の大きな力になるでしょう。長期休暇こそ、計画的な家庭学習で成績アップのチャンスをつかみましょう!
中学生の家庭学習で避けるべき!やりがちなNG勉強法と改善点
家庭学習を頑張っている中学生でも、知らず知らずのうちに「効果が出にくい勉強法」にハマってしまっていることがあります。どれだけ時間をかけても、やり方が間違っていると成果につながりにくいのが勉強の難しいところです。
ここでは、特に多くの中学生がやりがちなNG勉強法をまとめました。もしあてはまるものがあれば、すぐに改善して効率的な家庭学習を目指しましょう!
NG勉強法 | なぜダメ? | 改善方法 | |
---|---|---|---|
1 | ノートまとめだけで満足 | 書くだけで覚えた気になる | まとめた後にアウトプットする |
2 | 勉強時間だけ重視 | 時間と成果が比例しない | 達成基準を決める |
3 | 答え合わせで終わる | 理解が深まらない | 解説を読み込み理解を深める |
4 | 復習しない | 記憶が薄れる | 翌日以降の復習を習慣化 |
5 | 苦手を後回し | 苦手が蓄積する | 苦手を優先して着手 |
6 | 環境が悪い | 集中できない | 勉強専用スペースを確保 |
1. ノートまとめだけで満足してしまう
ノートをきれいにまとめること自体は良い習慣ですが、それだけで勉強した気になってしまうのは危険です。「まとめる」作業で終わってしまい、理解や記憶にまでつながっていないケースが多く見られます。
改善ポイント💡
まとめた後は必ず「読み返す」「問題を解く」などのアウトプットまで取り組みましょう。まとめた内容を自分の言葉で説明できるかチェックするのも効果的です。
2. 勉強時間だけを重視してしまう
「今日は3時間勉強した!」という達成感で満足してしまいがちですが、時間をかけること自体が目的になってしまうと注意が必要です。大切なのは「どれだけ理解できたか」です。
改善ポイント💡
勉強の時間よりも「何をできるようになったか」に注目して進めましょう。たとえば「公式を覚えた」「3問正解した」など、「この時間で何を達成するか」で考えると効率が上がります。
3. 答え合わせだけで終わらせる
答えが合っているか間違っているかだけを確認し、解説を読まずに終わってしまうのもよくあるミスです。間違えた原因を振り返らないと、同じ失敗を繰り返してしまいます。
改善ポイント💡
答え合わせの際は、正解でも「なぜ合っていたのか」を確認。間違えた場合は、解説をじっくり読み、自分の考え方とどこがズレていたかをチェックしましょう。
4. 復習を後回しにしてしまう
せっかく勉強しても、復習せずにそのままにしてしまうと、時間が経つにつれてどんどん記憶が薄れてしまいます。
改善ポイント💡
新しいことを学んだら、翌日や数日後にもう一度見直す習慣をつけましょう。短時間でも「振り返り」をすることで、記憶がしっかりと定着します。
5. 苦手な教科から逃げてしまう
得意な教科ばかりに時間を使い、苦手な分野を後回しにすると、苦手が積み重なり点数が伸びません。
改善ポイント💡
まずは「苦手こそ先に手をつける」習慣をつけましょう。時間帯を決めて取り組んだり、長期休暇など時間が多くとれるところを見定めて、腰を据えて取り組むこともおすすめです。
6. 勉強する環境が整っていない
テレビやマンガなどが視界に入る場所で勉強していると、どうしても集中が切れやすくなります。
改善ポイント💡
こちらは先述したとおり、机の上の整理整頓をして「勉強モード」へ切り替えましょう。
効果的な勉強法は以下の記事も参考にしてみてください。
家庭学習こそ中学生が成績アップするカギ!その理由とは
これまで、家庭学習で集中力を高めるコツや勉強法を説明しましたが、そもそも家庭学習は必要なのでしょうか?ー 答えは「YES」です。
なかには「塾や学校で授業を受けていれば、十分!」と考える方もいるかもしれませんが、実は家庭学習こそ成績アップのカギを握っていると言えます。なぜなら、家庭学習こそ、「インプットした知識を自分の力でアウトプットして定着できるから」です。
塾や学校の授業で教えてもらう時間はもちろん大切です。ただ、それだけでは学力は思うように伸びません。自分の力で問題に取り組み、悩み、考え、覚える時間こそが、実力をつける最大のチャンス。教えてもらった知識を自宅で復習し、自分の言葉で説明したり、演習問題で繰り返すことで初めて「使える知識」になります。
また、自宅学習は習慣化すればするほど効果が増します。日々の積み重ねが、受験直前の大きな力になりますし、「自宅学習で成績アップ」を目指すには欠かせないアプローチです。
家庭学習を制する者は受験を制す。今この瞬間から、自宅学習の質を高めることが、ライバルに差をつける第一歩です!
中学生の家庭学習 よくあるFAQ
Q1. 中学生の家庭学習は毎日どれくらいの時間やれば良いですか?
塾選が実施した中学生の学校外の学習時間は、平日だと平均約1時間27分(中1は約60分/中2は約1時間38分/中3は約1時間51分)※でした。学年が進むにつれて、自主的な学習時間も増えていっていることがわかります。
(※塾選調べ:中学生の勉強時間に関する調査 調査対象:中学生の子どもを持つ保護者(n=100)調査時期:2024年3月 調査機関:自社調査 調査方法:インターネットによる任意回答)
ただし、注意したいのは、「時間」ではなく「内容と質」が大事ということです。短時間でも集中して取り組めば効果はしっかり出ます。
休日の平均勉強時間など、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてください。
Q2. 中学生はどの教科を優先して家庭学習すればいい?
苦手科目ほど時間を決めて取り組むということを意識して取り組んでください。苦手科目はどうしても、だらだらした勉強になりがち。ただ、得意科目ばかり勉強するとバランスが崩れ、成績アップにつながりにくくなります。家庭学習は、自分の弱点克服に使える絶好のチャンスです。
Q3. 中学生は予習と復習、どちらを重視すべき?
両方大切ですが、優先度は「復習>予習」です。授業で習った内容をその日のうちに復習することで記憶が定着します。予習は「授業の理解度を高める」目的でざっくり目を通す程度でも効果があります。
Q4. 中学生が家庭学習の効率を上げるコツは?
環境を整えることと、目標を明確にすることがカギです。例えば「今日は英単語20個覚える」など、具体的なゴールを設定することで集中しやすくなります。スマホの通知オフやタイマー活用も効果的です。
Q5. 中学生はオンライン教材やアプリを使ったほうがいい?
はい。スマホから離れて机に向かって学習する時間が最も大切ですが、例えば電車やバスでの移動中や、ちょっとしたスキマ時間に英単語アプリや問題演習アプリが有効になる場面もあります。参考書だけに頼らず、アプリを活用することで「いつでもどこでも」学習できる環境を作ることができます。
まとめ|今日から実践!家庭学習の“質”を上げて、着実に成績アップ
中学生にとって、家庭学習は「自分の力で学びを深める」貴重な時間です。塾や学校で得た知識を、自宅で定着させられるかどうかが、成績アップのカギを握っています。
今回ご紹介したとおり、家庭学習の成果を高めるためには、ただ長く勉強するのではなく、集中できる環境と心構えを整えることが大切です。
特に意識したいのは、次の2つのポイントでした。
ポイント①:「学ぶ環境」を整えること
机の上の整理、スマホの活用方法、リモート自習室など、小さな工夫を重ねることで、自宅でも集中できる空間を作ることができます。
ポイント②:「自分は成長している」という実感を持つこと
勉強中に「この時間で確実に力がついている」と信じて取り組むことで、モチベーションも自然と高まり、習慣化しやすくなります。
さらに、予習と復習のやり方、スケジュール管理の工夫、長期休暇中の学習サイクルなど、日々の学び方を見直すことで、より効率的に成績を伸ばすことが可能です。
家庭学習は、コツさえつかめば誰でも成果が出せる勉強スタイルです。まずはできることから一つずつ。今日から「自分の学び」をアップデートして、成績アップにつなげていきましょう!
➤参考動画:自宅学習で集中するコツ・リモート自習室について
ぴったりの塾が見つかる 学習塾検索サイト『塾選』
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執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者プロフィール

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。