【教育情報】文部科学省が「日本人学生の海外留学状況」及び「外国人留学生の在籍状況調査」について公開

4月30日、文部科学省が「日本人学生の海外留学状況」及び「外国人留学生の在籍状況調査」について公開しました。

概要は以下の通りです。

日本人学生の海外留学状況（2023年度）

国内大学等が把握：留学者数は89,179人（前年比+53.3%）
　→ 1か月未満の短期留学が倍増（+約100%）
　→ 渡航先上位：アメリカ、オーストラリア、韓国
　→ アジア地域への留学が約2倍に増加
海外機関が把握（主に長期留学）：48,991人（前年比+17.7%）
　→ 留学先上位：アメリカ、台湾、中国
　→ コロナ収束により回復傾向

外国人留学生の在籍状況（2024年5月1日現在）

在籍数は過去最多の336,708人（前年比+20.6%）
　→ 主な出身国：中国、ネパール（+71.1%）、ベトナム
　→ 高等教育機関・日本語教育機関ともに増加
　→ アジア諸国からの留学生が大幅増
　→ ネパールやミャンマーなど6か国からはコロナ前（2019年）を超える水準

全体として、日本からの海外留学・日本への留学生受け入れの両方で、コロナ後の大幅な回復と拡大傾向が見られるとのことです。

詳細は文部科学省のサイトをご覧ください。

参考文献：「日本人学生の海外留学状況」及び「外国人留学生の在籍状況調査」について（文部科学省）（2025年5月1日閲覧）