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【教育情報】5月13日に行われた文部科学大臣記者会見について|「いじめ予防に向けた今後の方策」などに言及

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塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部

2025年5月13日(火)に文部科学省から「あべ俊子文部科学大臣記者会見録(令和7年5月13日)」が公表されました。

5月13日に行われた記者会見の映像が公開されています。

今回の記者会見では、「いじめ予防に向けた今後の方策」や「部活動内のいじめへの対応と部活動の地域展開」などについて述べられています。

いじめ予防に向けた今後の方策

筑波大学附属小学校でいじめの重大事案が起き、学校が適切に対応できなかったことは深刻な問題であり、文部科学省は設置者の筑波大学による調査を見守りつつ、必要に応じて指導を行うと述べました。

また、いじめの未然防止も重要であり、文科省は道徳や人権教育を通じて安全な学校づくりを進めており、3月の協議会で未然防止策が議論され、今後はその内容をもとに、全国で防止や再発防止の取り組みを強化する方針であるとのことです。

部活動内のいじめへの対応と部活動の地域展開

一昨年、大阪市内の中学校で男子生徒が部活動内のいじめを受けて自殺した件について、第三者委員会の報告書では、いじめが主な要因であり、顧問の多忙さや学校の対応体制の不備が早期発見・解決の妨げになったと指摘されました。

これを受け、文部科学省は、生徒の命が奪われたことを重く受け止め、再発防止のために次のような対策を進めるとしています。

  • 学校組織としていじめを早期に発見・対応できる体制の整備を周知。
  • 子ども家庭庁と連携し、重大事態報告書の分析やガイドラインの改定を進め、全国的な対策を強化。
  • 部活動を地域に移行した場合でも、いじめの発見・対応が適切に行われることを重視。
  • 有識者会議では、いじめを含むトラブルへの責任体制の明確化や、保護者・学校との連携の重要性が議論されている

今後も、生徒の安全と安心を確保しつつ、地域での部活動改革を着実に進めていく方針と述べられました。

詳しくは文部科学省のサイトをご覧ください。

参考文献:あべ俊子文部科学大臣記者会見録(令和7年5月13日)(文部科学省)(2025年5月13日閲覧)

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