中学受験は意味がない?判断する前に保護者が知っておきたい3つの視点


編集部
塾選ジャーナル編集部
「毎日塾に通わせて、本当にこれでよかったのかな…」
「うちの子にとって中学受験をすることは正解なんだろうか?」
中学受験に向けて走り出したからこそ、そんな迷いや不安を感じることがあるかもしれません。中学受験には、さまざまな意見があります。中には「意味がない」という否定的な声も。
この記事では、「中学受験は意味がない」といわれる理由、逆に、意味を見出す人たちの声、 そして「受験させるか、やめるか」迷ったときの判断に役立つ3つの視点をご紹介します。 納得のいく選択のために、ぜひ参考にしてください。
「中学受験は意味がない」 といわれる理由
インターネットなどで中学受験に関する情報を見ていると、「中学受験は意味がない」「中学受験はさせない方がよい」などと書かれた記事や口コミを目にする機会があります。
中学受験をしようか迷っている方や、すでに受験に向けて勉強している方の中には、否定的な記事や口コミに不安を感じてしまう方も多いです。
中学受験に対するネガティブな意見には、以下のようにいくつかの理由があります。
私立中でも将来が保証されるわけではない
中学受験をして私立中学校へ進学できたとしても、将来が保証されるわけではありません。
私立中学校へ進学する場合、多くは中高一貫校や中高大一貫校へ進むことになります。保護者の中には「高校受験や大学受験をせずに、系列の大学までストレートに進学できる」「将来が安泰」といった希望を持っている方も少なくありません。
しかし、どの学校でも内部進学には基準を設けており、基準を満たしていない場合は系列の高校や大学へは進学できません。また系列大学への推薦人数は学部や学科ごとに決まっており、医学部といった難関学部に進学するためには、学校内でトップの成績を取っておく必要があります。
成績によっては、希望の学部・学科へ進学できない可能性も否めません。
合格しても中高6年間が大変そう
相当な努力をして希望の中学校へ合格できても、その後の中高6年間が大変だといわれることもあります。
授業カリキュラムやスピードは学校によって異なりますが、中には公立校よりもかなり速いスピードで授業が進むところもあります。毎日の授業についていくために、自宅での予習や復習に時間をかける必要が出てきます。
また宿題やテストのような課題が多い学校だと、中学受験時と変わらないくらい勉強している子どもも実際にいます。
費用やサポートが想像以上に必要で、親の負担も重い
費用やサポートが想像以上に必要なため、親への負担が重くのしかかるのも「中学受験は意味がない」といわれる理由のひとつです。
中学受験では小学校の授業では習わないような問題が出題されることから、塾へ通って専門的な対策をするのが一般的。塾へ通うためには、当然のことながら費用がかかります。
塾選の調査によると、一般的な中学受験塾の費用相場は次のとおりでした。
学年 | 月の授業料 | 年間の授業料 |
---|---|---|
4~5年生 | 27,000円~40,000円 | 400,000円~700,000円 |
6年生 | 36,000円~55,000円 | 900,000円~1,200,000円 |
具体的な授業料や、授業料以外に必要な料金などは塾によって異なります。そして通塾期間が長くなればなるほど、トータルの出費額は大きくなります。
また勉強するのは子ども自身ですが、低学年だったり、学習習慣が身についていなかったりすると、親のサポートが欠かせません。塾の送り迎えや食事の準備、学習スケジュールの管理、メンタルサポートなど、やるべきことは多く、特に親が仕事を抱えている場合は中学受験と仕事の両立に苦労するかもしれません。
※中学受験塾の費用相場について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
それでも中学受験に「意味がある」と考える人たちがいる理由
「私立中学校へ進学しても、将来が保証されるわけではない」「費用や親のサポートが大変」といったネガティブな声が挙がる一方で、中学受験に対して「意味がある」と考えている方たちもいます。
「意味がある」と思っている理由は、主に次の3つです。
子どもの可能性を信じてあげたいという想い
中学受験に意味を見出している親たちは、子どもの可能性を信じてあげたいという強い想いを持っています。
受験の大きな目標は、志望校へ合格することです。そして、子どもが合格に向けて努力し、計画的に勉強し続けられることを願い、信じています。
成績が思うように伸びなかったり、模擬試験で良い結果を残せなかったりと、途中で挫折しそうになる場面も少なくありません。しかし、子どもの可能性を信じているため、中学受験に「意味がある」と考えています。
公立とは違う“環境の差”を実感している声
公立校とは違った、環境の差を実感している声も聞かれています。
一般的に公立校では、地域に住んでいる子どもたちに勉強の機会を提供することが目的のため、学習環境は横並びです。市区町村といった自治体が公費で運営しており、私立校と比べてカリキュラムや学習環境が充実していないところもあります。
学校にもよりますが、私立校ではカリキュラムや学習環境がより充実しているケースが多いです。多様な価値観がある現代において、教育方針や特徴が異なる複数の学校の中から、それぞれの家庭の事情に合ったところを選べます。
子どもの性格や親の価値観に合った学校へ進学することで、充実した学校生活を送れるというわけです。
自分で選び、努力した経験が自信につながる
子どもが自分で選び、努力した経験が自信につながります。
小学校の授業よりも難しい内容を勉強する場合、基礎学力がある子どもでも、ときには壁にぶつかることもあるでしょう。試行錯誤をくり返しながら、少しずつ前へ進んでいきます。
合格に向けて努力し、困難な状況を自分で選んで乗り越えた経験は、将来につながる大きな自信となります。実際に中学受験を経験した方の中には「自信がついた」「精神的に成長した」と感じている方も多いのです。
中学受験で得られる経験と環境、能力
中学受験では、具体的にどのようなものを得られるのでしょうか?得られるものや感じ方は子どもや状況などによって違いますが、一般的には次のようなものが挙げられます。
中高一貫ならではの先取り・深掘り学習
特に進学校レベルの中高一貫校へ進学すると、中高一貫ならではの先取りと深掘り学習ができます。
中高一貫校では高校受験をする必要がなく、高校へ進学する際に学校の授業が分断されることはありません。そのため、一般的な公立校よりも教科書レベルの学習内容が早く終わります。時間に余裕を持って大学受験対策に取り掛かり、難関大学合格を目指せます。
また学校によって差はあるものの、国語・理科・社会の3教科は深掘り学習を導入しています。一つひとつの単元を発展内容まで深掘りするため、高い学力を育めます。
似た価値観の友人と出会える環境
自分と似た価値観を持った友人と出会えるのも、中学受験で得られるもののひとつです。
たとえば、一般的な公立中学校には、地元に住んでいる様々な子どもが進学します。子どもによって学力に差があり、さらに勉強姿勢や志望校レベルなどにも大きな差が生じるのが一般的です。
一方で中学受験を経て進学した学校には、学力や勉強姿勢、価値観などが似ている子どもが集まる傾向があります。似た価値観を持つ仲間たちと出会い、何でも話せる友人をつくりやすいでしょう。
また状況や実力が近いコミュニティの中では、互いに刺激を与え合い、勉強へのモチベーションを高めていけます。
自立心や継続力が育ちやすい
中学受験をとおして、子どもの自立心や継続力が育ちやすくなります。
多くの子どもは、小学4年生から本格的な中学受験勉強をスタートさせています。3年もの長い期間、受験勉強という厳しい環境に自分の身を置くことで、自立心や継続力が身につきます。自分の頭で考え、困難な状況を乗り越えながら目標を達成する経験は、子どもにとって一生の財産です。
また勉強だけでなく、あらゆるものごとの実行に大切なのが「計画→実行→振り返り→改善」のPDCAサイクルです。学習塾によっては、中学受験対策にPDCAサイクルを取り入れているところも少なくありません。小学生のときから大人でも難しいPDCAサイクルを経験できるのは、大きな価値といえます。
塾選では中学受験に合格した方に、合格体験記のインタビューをしています。中学受験から実際に得られた経験を、いくつか紹介します。
最初の塾では、「勉強って楽しいかも」と思えたことが、一番の収穫でした。毎回の授業や宿題の量もちょうど良かったんですよね。「もっと学びたい!」と思えるきっかけをくれました。小学校の授業だけでは物足りなかった時期だったので、学ぶ楽しさを実感できたのは大きかったです。(灘中学校へ進学・本人)【もっとインタビューを読む】
集団塾は少人数制なので、クラスの雰囲気が良く友達ができたことが息子にとって良かったようです。周りの子も同じように中学受験という目標を持っていることもあり、共に学びながら競争心も自然と芽生えたようです。(開成中学校へ進学・保護者)【もっとインタビューを読む】
「最近、数学が楽しい!数学の研究もいいなあ」と楽しそうに話してくれています。入学後にお友だちや先輩からの影響を受けたみたいで、留学にも興味を持ち始めました。これからも娘の歩みを見守りながら、応援していきたいと思います。(桜蔭中学校へ進学・保護者)【もっとインタビューを読む】
また、学校では有識者を招いての講演会が頻繁に行なわれているようで、社会に対してどう貢献するのか?について考える機会が多くあります。自身の将来について考えるきっかけにもなっているのかなと感じることがあります。(慶應義塾中等部へ進学・保護者)【もっとインタビューを読む】
娘と同じように、落ち着いていて、おっとりしたタイプの子が集まってきているように感じています。コツコツと勉強する、頑張り屋さんタイプの子も多く、娘もいい刺激を受けているようです。悪い影響を与えるような生徒は見かけないので、親としては安心ですね。(香蘭女学校中等科へ進学・保護者)【もっとインタビューを読む】
「受験させるか、やめるか」迷ったとき判断に役立つ3つの視点
これまでは中学受験に対するネガティブな意見やポジティブな意見、得られるものなどを紹介してきました。しかし「結局のところ、子どもに受験をさせた方がいいの?させない方がいいの?」と、まだ迷っている方もいるはず。
させるべきか、させないべきかは家庭の事情や保護者の考え方などにもよるため、一概にはいえませんが、受験が合っているかどうかを見極めるための3つの視点を紹介します。
1.子ども自身が「なぜ中学受験するのか」を言えるか
保護者でなく、子ども自身が「なぜ中学受験をするのか」、その理由を言えるかどうかがポイントです。
中学受験のスタート地点で大切なのが、子ども自身が「やってみたい」と思えること。子どもの気持ちや意志を無視して、保護者の意向だけで受験勉強を始めるのはやめた方がいいでしょう。
中学受験をする理由を、子どもから言える場合は受験に向いています。もちろん保護者のサポートは必要ですが、志望校合格に向かって努力し続けられます。
まだ子どもが中学受験に興味や関心がない場合は、保護者から受験を考えるきっかけを与えてみてください。「中高一貫校へ行くと、もっと面白い勉強ができるよ」「自分に合った学校を探してみるのはどうかな?」など、子ども自身がメリットに感じられる話題を材料にしながら、中学受験について話し合ってみるとスムーズに進みます。
対話をしながら子ども自身が「自分に合った学校へ行きたい」と感じられれば、中学受験にチャレンジしてみる価値ありです。
2.家庭のサポート体制と覚悟があるか
家庭のサポート体制と覚悟があるかどうかも、受験を考える際に確認しましょう。
中学受験で頑張るのは、子どもだけではありません。まだ精神的にも幼い小学生が厳しい受験競争を乗り越えるためには、すでに説明したように、大人のサポートが必須です。特に仕事をしながら受験勉強のサポートをすると、自分の時間を十分に持てなくなってしまうかもしれません。
また「中学受験をやりきる」といった覚悟も必要です。受験勉強中は「子どもが勉強しない」「模試の成績が下がった」など、思ったように進まないことが多く出てきます。子どもと考えや気持ちがすれ違い、イライラすることもあるかもしれません。さらに塾へ通う場合は、経済的な負担も大きくなります。
受験終了までサポート体制をつくり、覚悟を持ち続けられるかどうかが、受験するべきかどうかのひとつの視点となります。
3.成績よりも「やりきれること」が大切
塾のテストや模試の成績より、子どもが「やりきれること」を重視できるかも、大切な視点です。
志望校合格だけを中学受験の目的にしてしまうと、どうしても塾のテストや模試の成績ばかりに目が向いてしまいます。しかし、子どもは受験勉強を通じて努力することの大切さや、最後までやりきる力などを学びます。
たとえ塾のテストや模試の成績が悪かったり、志望校へ合格できなかったりしても、受験勉強から得たものは子どもにとって大きな糧になります。そのため、子どもの「やりきれるか」を見ることが大切です。
保護者として中学受験とどう向き合えばいい?
中学受験を乗り越えるためには子どもだけでなく、保護者の姿勢も問われます。「中学受験をしよう」と決断した際に、保護者としての受験との向き合い方を6つ紹介します。
子どもの「今」を丁寧に観察する
成長期の真っ最中にいる小学生は、受験勉強中でも精神的に成長・変化していきます。受験勉強といった厳しい刺激を受ける中で、精神的な変化に戸惑ったり、大きなストレスを受けたりすることは珍しくありません。
問題を無視したまま受験勉強を続けても、思ったような結果は得られません。勉強が嫌いになり、将来にも大きな影響を与える可能性もあります。
今の状態を丁寧に観察し、小さな変化や兆候があったときは、できるだけ早く解決するよう心がけてください。「笑顔が減った」「寝起きが悪くなった」など、いつもなら些細に感じられるようなことでもかまいません。しつこく感じられない程度に声をかけて、様子をうかがいましょう。
保護者の「こうあるべき」に子どもが振り回されないよう注意
特に子どもより保護者の方が受験に熱心な場合、保護者の意向や気持ちを子どもに押しつけてしまいがちです。「こうあるべき」「できて当然」などと保護者が思っていることと、子どもの状況との間にギャップが生まれます。ギャップによって保護者はイライラして、つい子どもを怒ってしまうかもしれません。
また塾のテストや模試の結果が悪かったとき、保護者が子ども以上に落胆している姿を見て、子どもはますます落ち込んでしまうことも考えられます。
「こうあるべき」といった固定概念をなくし、子ども主体で受験勉強を進めていくことが大切です。
精神的な負荷をゼロにはできないことを理解する
中学受験では、子どもと保護者の双方に精神的な負荷がかかります。保護者としては「できるだけ、子どもの負荷をなくしたい」と思うかもしれませんが、まったくのゼロにするのは困難です。塾の授業や宿題、模試の成績、休日の勉強など、精神的な負荷は常に付きまといます。
大切なのは、精神的な負荷をゼロにするのではなく、できるだけ蓄積せずに解消することです。「子どもの悩みや不安をしっかり受け止める」「勉強から開放されて、自由に過ごせる日を設ける」「親子のスキンシップをとる」など、それぞれに合った方法を選択してください。
家計や生活リズムも含めて無理のない計画を
受験勉強の計画は、家計や生活リズムを含めた無理のないものにしてください。
中学受験では塾通いが必須といわれており、小学4年生頃から通い始めている子どもも少なくありません。費用の目安はすでに紹介しましたが、通塾期間が長くなればなるほど、トータルの支出が膨らみます。塾へ通う場合は、各家庭の家計に合わせて通塾先や期間、コースなどを選ぶようにしましょう。
また受験勉強が始まると、通塾時間や自宅での勉強時間が増えるため、子どもの生活リズムが変わります。受験勉強は学年が上がるほどハードになり、6年生では週4~5日も塾へ通う子どももいます。無理があるスケジュールでは、子どもが心身の健康を崩してしまうかもしれません。十分な睡眠を確保し、無理のない生活リズムで勉強できるような計画を立ててください。
無理に結論を出さず、じっくり話し合いながら決めていく
無理せず、子どもや周囲とじっくり話し合いながら受験に関する様々なことを決めていきましょう。
「今の偏差値は〇〇だから、A校を第一志望にしよう」「模試の結果が悪かったから、もう受験は諦めよう」など、今の状況から安易に結論を出すのはおすすめできません。もちろん入試本番までの残り期間などにもよりますが、子どもの頑張り次第で状況は良い方向へ変わっていきます。
受験勉強の過程でつまずきや問題が起きたときは、子どもや学校の先生、塾の講師などとじっくり話し合ってください。
塾や学校の情報は行って・見て・感じて判断する
塾や学校の情報はパンフレットやホームページだけでなく、実際に行って・見て・感じて判断してください。
塾や学校へ足を運ぶと、校舎の雰囲気や生徒の様子といったリアルな情報に触れられます。パンフレットやホームページではわからなかった情報も、実際に行ってみることで得られます。
塾によっては、体験授業を無料で受けられるところも少なくありません。実際の授業を受けてみると、カリキュラムや講師の教え方が本当に子どもに合っているかどうかがわかります。
学校見学について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
その他、親たちの中学受験体験記も併せてご覧ください。
「中学受験は意味がない?」に関する、よくある質問
最後に「中学受験は意味がない?」に関する、よくある質問をまとめました。
中学受験の欠点は何ですか?
中学受験の欠点は、子どもの学習量と学習時間が大きく増えることです。
一般的に中学受験では小学校の教科書レベル以上の問題が出題されるため、相当な学習量と学習時間を確保しなければいけません。特に受験直前期では、毎日のように長時間の勉強を強いられます。
しかし、受験勉強の経験は合否にかかわらず、将来にわたって子どもにとっての大きな糧となります。
中学受験をしない方がいい子の特徴は?
勉強よりもほかにやりたいことが明確にある子どもは、中学受験をしない方がいいかもしれません。
たとえば、サッカーや野球といったスポーツ活動、ピアノやバレエといった芸術活動へ一所懸命取り組んでおり、勉強や遊びよりも優先させたい子どもです。
やりたいことが明確にある場合は、子どもの気持ちを優先させてあげるのもいいでしょう。
中学受験をした方がいい子の特徴は?
知的好奇心が強い子どもは、中学受験をするのがおすすめです。
新しい事象や問題に遭遇したときに「なぜ?」「どうして?」など、疑問を感じやすい子どもは中学受験に向いています。受験勉強で出てくる新しい単元や難しい問題なども、単なる暗記ではなく、楽しみながら取り組めます。
中学受験に受かる子の特徴は?
中学受験に受かる子どもに共通した特徴は、主体性や積極性があることです。
子ども自身が「〇〇中学校へ合格したい!」「塾へ行って勉強したい!」と思えるなら、長く厳しい受験勉強も最後まで続けられます。コツコツと努力するため、着実に学力を積み上げながら志望校へ合格できます。
まとめ|中学受験に「意味があるかどうか」は、納得できる選択ができたかどうか次第
「中学受験は意味がない」といわれる理由は、私立中学校へ進学しても将来が保証されるわけではなかったり、合格しても中高6年間の勉強が大変だったりと様々です。
ネガティブな意見がある一方で、中学受験を「意味がある」とポジティブに捉えている人たちもいます。
もちろん志望校へ合格できるのが一番ですが、合否にかかわらず、受験に「意味があるかどうか」は、子どもと保護者が納得できる選択ができたかどうか次第です。
今回紹介した「中学受験が子どもに合っているかを見極めるための3つの視点」を参考にしながら、それぞれが納得できる選択をしてください。
執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。