偏差値だけじゃない中学受験。探究型で学力も伸ばす「知窓学舎」の挑戦

今回取材した「知窓学舎」は、学びの本質を追い求めるスタイルで注目を集める学習塾。
特に、小学生クラスでは「中学受験に探究的に取り組む」という独自のコンセプトを掲げ、教科学習を軸とした探究的な授業を展開しています。単なる探究学習塾にとどまらず、「受験塾」としての一面も持ち合わせているのが特徴です。
探究を通じて、自然と学ぶ力が育まれていくという知窓学舎の学びとはどのようなものなのか──。今回の取材では主に中学受験クラスに注目しつつ、塾長の矢萩邦彦さんに、その教育観や取り組みについて伺いました。

編集部
塾選ジャーナル編集部
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今回取材した塾▶
塾名 | 知窓学舎 |
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対象学年 | 小学1年生~大人 |
住所 | 知窓学舎横浜本校 横浜市西区浅間町1-4-3 Wizard201 知窓学舎世田谷サテライト 東京都世田谷区下馬1丁目40-22 |
プロフィール | 2015年開校。知窓学舎は、『すべての学習に、教養と哲学を。』という理念のもと、小学生から中高生、時には大人を対象に開講している統合型学習塾です。少人数制だからこそ実現できる、興味開発と能力開発の両立を目指した授業を展開。 特に小学生クラスでは、中学受験に探究的に取り組むというコンセプトが特徴です。受験科目だけでなく、哲学・自然科学・表現などの教養講座も充実し、個々の興味を開発しながら志望校対策や能力育成を図ります。 |
塾の詳細ページ | https://www.chisou-gakusha.jp/ |
今回取材を受けてくださった方▶
知窓学舎 矢萩邦彦さん(塾長)
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偏差値に縛られない学びを。知窓学舎の特色と教育方針
探究学習と国算理社の教科学習を組み合わせた独自のスタイル
-知窓学舎では、小学生向けにもおよそ25講座と非常に多岐にわたる授業を展開していますね。小学生向けにはどのようなクラスがあるのですか。
小学2〜4年生向けには、科目に縛られず体を動かしながら総合的に探究を楽しむクラスを用意しています。「探究国語」「探究算数」など、探究を軸にしながら科目の学びにつなげるクラスが始まるのは小学4年生から。さらに5・6年生向けには、探究クラスとは別に中学受験で扱われる問題に取り組みながら、思考力や表現力を伸ばしていく受験クラスも設けています。ただし、お子さんとの相性を優先にフィットするクラスを選んでもらえればと考えているので、対象学年はあくまでも目安ですね。
-探究と中学受験を組み合わせた知窓学舎の学びには、どのような思いが込められているのでしょうか。
知窓学舎のスタンスは「偏差値や合格をゴールにしない」ということです。
「本質的な学び」というのは、偏差値や合格のために勉強するものではなく、人生においてずっと役立つものという考えがあるからです。例えば、中学受験で学ぶ内容には、高校受験、大学受験で役に立つ内容もたくさんあるわけです。そう考えると、何も中学受験の合格をゴールに置く必要はありませんよね。
このスタンスは、入塾前に保護者の方に必ずお伝えしています。ただ偏差値を上げることが目的になってしまうと、勉強が「やらされるもの」になってしまう。それは知窓学舎が目指す「主体的な学び」とは真逆の方向です。
私はこれまで、中学受験のために詰め込み型・暗記型で勉強をスタートさせたために、学ぶことが嫌いになってしまう子や追い込まれてしまう子をたくさん見てきました。本来の学びは、楽しいものであるはずです。
私たちが目指しているのは、自分の意思で学ぶことを楽しいと感じる子どもを育てることです。だから、偏差値を目的にはしてほしくないんです。
-探究学習と国語・算数・理科・社会という教科学習を組み合わせた授業形態がとても珍しいと感じました。
教科ごとにクラスは分かれていますが、すべての授業の根底には「興味・関心を起点に学ぶ」という探究の手法が息づいています。
では、なぜ教科ごとに学ぶのか。例えば、電車に興味がある子どもを想像してみてください。一口に「電車に興味がある」といっても、その興味の先はエンジニアリングかもしれないし、サイエンスかもしれない、地理・地形かもしれないし、統計なのかもしれない。
だからこそ、子どもが「面白い」と感じるテーマから出発し、それを教科学習と結びつけていくことで、知識が深まり、学ぶ意欲や力も自然と育っていく。そうした学びの循環を大切にしているんです。
探究×受験―決まったカリキュラムを持たない、知窓学舎ならではの授業
探究クラスと受験クラス、それぞれの学び方は?
-ここからは、知窓学舎の授業内容についてお聞かせください。クラスは異学年混合だそうですね。
はい。学年で区切るのではなく、どのクラスも生徒の希望や興味に応じて受講できる仕組みになっています。異なる学年の子どもたちが同じクラスで学び、さらに受験を目指す子とそうでない子が一緒に学ぶ──知窓学舎のスタイルは、受験塾としては珍しいかもしれません。
とはいえ、教科によっては習熟度を考慮する必要もあります。例えば国語では、設問の難易度や読解する文章によって、小学3~4年生は同じクラスでも無理なく一緒に学べますが、3学年以上の開きがあるとバランスが難しくなることもあります。
一方で、社会は対話的な学びが中心なので、多様な視点が集まることがむしろ強みになります。実際に、小学4年生から中学2年生までが一緒に学んだこともあります。中学受験で扱う内容には中学レベルの内容も含まれるため、幅広い学年が共に学んでも問題はありません。
理科や算数に関しては、積み上げが必要な教科なので、他の科目よりも習熟度を細かく見てクラス分けを行っていますね。特に算数は、無理のないステップで進められるよう、より多くのクラスを用意しています。
-小学生の探究クラスと受験クラスの違いはどこにあるのでしょうか。
大きな違いは、カリキュラムの有無になります。
探究クラスには、カリキュラムがありません。子どもたちの特性や興味・嗜好性はそれぞれ異なるので、授業内容も教材もクラスのメンバーにあわせて全部変えています。2月・3月に「4月から1年間、何に取り組むか」を話し合いながら、生徒と講師が一緒にクラスを作っていくんです。
受験クラスは、受験対策一辺倒では無く「中学受験のコンテンツ」を扱って、中学以降も役に立つ本質的な思考力を身につけるクラスです。ですから、中学受験をする子もしない子も混ざっています。年間を通した大まかなカリキュラムはありますが、「何月にこの単元をやって、何月に模擬テストをして…」というようなガチガチの進行にはしていません。
例えば、図形が苦手な子が多いクラスでは、図形を多めに扱う教材を足したり、時間を長めに取ったりします。逆に、クラスのみんなが得意ならサクサク進める。そうやって生徒の特性を見極めて臨機応変に調整しています。
-受験クラスの授業では、具体的にどのようなことに取り組みますか?
受験クラスも、単に問題演習を繰り返すような授業ではなく、探究的な要素をかなり盛り込んでいます。
例えば「受験国語」のクラスでは、今起きているニュースや時事的なテーマを題材にして、考える機会を持ってもらい、感想を述べたり文章を書いたり、アウトプットをしてもらいます。
そもそも文章に興味がない子に「意見を書いて」と言っても難しいですよね。まずは、その子が「話したい・書きたい」と思えるテーマで、どの教科でも必要となる言語化する力を育てていきます。
実は現代文って、複合的な視点で物事を捉える力を養うリベラルアーツ的な要素が強いんです。様々な分野のニュースに触れることで、子どもたちは自然と自分の興味の幅を広げていくことができます。
-受験クラスでも“探究的な視点”が多く盛り込まれているんですね。とても珍しいと思いますが、実現できるのはなぜでしょうか?
そうですね。受験クラスでも、横並びの詰め込み教育ではなく、“探究的な視点”を取り入れた柔軟な学びを実践できているのは、入試問題や傾向だけでなく、各中学校の情報収集に努めていることも大きいと思います。
私自身、私学を中心に、学校コンサルや出張授業、講演、教職員向けの研修など、さまざまな形で学校と関わっています。そういった活動を通じて、各学校の今後の方針だとか、どの学校にどんな先生がいて、どういう授業をされているのか──そういう情報をかなり把握しています。
こうした情報があることで、生徒一人ひとりの個性に合わせた志望校の提案ができますし、「この学校ならこの単元は深追いしなくてもいい」「この教科は重点的に対策しておいたほうがいい」といった、実践的な取捨選択も柔軟にできるようになります。
結果として、受験クラスであっても、探究的な視点を取り入れた学びを実現できています。
少人数制で対話できる“ハイブリッド授業”を実現
-生徒の興味関心に寄り添うことができるのは、少人数制ならではですよね。1クラスには何人くらいの生徒さんがいるのでしょうか。
教科によって適正人数が異なるため、メリハリをつけています。例えば、算数は集中力や個別の丁寧なフィードバックを要するので5〜6人が適しており、国語や社会は多様な意見が出るほうが活発になるため10〜14人ほどが理想です。また、教科だけでなく、生徒や講師の特性に応じて柔軟に人数を調整しています。
何より重視しているのは、その場にいる生徒たちが最善の学びを得られること。場合によっては「今年は定員を減らしたほうが丁寧に指導できる」と判断し、無理に人数を増やさないようにしています。一人ひとりと向き合える環境を守ることを、私たちは何より大切にしています。
-授業スタイルとしては、オンラインとオフラインのハイブリッドなんですね。
はい。ハイブリッド型の授業を取り入れているのも、知窓学舎の大きな特徴ですね。
今って、オンライン・オフライン両方のリテラシーが必要とされる時代じゃないですか。だから、どちらか一方だけで完結するのではなく、両方の環境で学ぶことが大事だと思っています。
例えば、私が担当している国語のクラスでは、通塾できる生徒もオンラインとオフラインを隔週で受講しています。それは利便性というより、「これからの時代に必要な力を育てたい」っていう想いが強いからなんです。
私は大学院でも教えているんですが、大学でも企業でもDX化がどんどん進んでいて、デジタル環境での読み書き・発信って、もう当たり前に必要とされるスキルになってるんですね。
でも、コロナが終息した後、中学校や高校では「やっぱり元に戻そう」みたいな流れが強まってきたことで、中高生の間で“デジタル格差”が広がってしまっているのを感じていて。実際、大学入学の時点で、ものすごく差が出ているんです。
だから、目の前の受験だけじゃなくて、これからの社会をどう幸せに生きていくかっていう視点で学びを考えていきたいんですよね。そのためには、オンラインとオフラインの両方で学ぶ経験は、どちらも欠かせないものだと思っています。
あと、実際に授業をしていても、それぞれに良さがあるんですよ。オフラインは、やっぱり教室の空気とか、五感を使ったやりとりがあって、対話的な学びが自然に生まれやすい。一方で、情報量が多くても集中力が続きやすいのはオンラインだったりするんです。
それから、オンラインだとチャットが使えるじゃないですか。教室では声が小さくてなかなか発言できない子も、チャットだとポンっと自分の意見を出せる。みんなの意見がフラットに並ぶ。これは本当にオンラインの大きなメリットなんです。
“自分の意見を出せた”という成功体験が自信につながって、オフラインの場でも少しずつ自分から話せるようになっていくんです。そういう子、実際にたくさんいますよ。
子どもの「今やりたい」「面白そう」に応えるクラスが充実
-多彩なクラスがありますが、どのようにして選べばよいのでしょうか。
お子さんとの相性を重視して選んでいただければOKです。入塾を決める前に体験授業を受けていただくので、「このクラスならやっていけそうだな」と思えるクラスを選んでもらえればよいかなと思います。
-教科学習には、小学生低学年のうちから取り組む方がよいのでしょうか。
小学生低学年のうちは、勉強勉強となるよりも、体を動かして大いに遊ぶ方がよいという考えです。知窓学舎では、開校当初には低学年向けクラスがなかったのですが、保護者の方からご要望が多く寄せられたこともあり、追って開講したんですよ。その代わり、低学年向けのクラスは教科学習ではなく、遊んだり身体を動かしたりしながら言葉や数、世界の不思議に触れるような内容になっています。
中学受験の準備として考えるなら、教科学習のクラスが充実してくる小学4年生・5年生からの入塾でも間に合うと思います。小学校の中学年あるいは高学年から入塾して中学受験に成功した塾生もたくさんいますよ。
-6年生の夏以降に「受験したい」と言い出すお子さんもいらっしゃるそうですね。
突然「中学受験をしたい!」と言い出し、6年生の夏以降に駆け込んでくるケースも珍しくありません。というのも、子どもが自分の意思で「この学校に行きたい」と思えるようになるのは、6年生くらいになってからということも多いんです。そうした“本気で学びたい”という気持ちが芽生えたときこそ、最も伸びるタイミングだと考えています。
一般的な塾では、6年生の夏にはすでにカリキュラムが終盤に入っており、新たな生徒の受け入れが難しい場合もあります。しかし、知窓学舎では「子どものタイミングを尊重する」という方針のもと、残席があれば受け入れ、できる限りのサポートを行います。
もちろん、合格できるかどうかは別の問題です。ただ、その子が「今、本気で挑戦したい」と思っているのであれば、その気持ちに寄り添って全力で伸ばしてあげたい。私たちは、そう考えています。
-講師の方々も、とても個性的な方が多いですよね。
そうですね。講師陣は、基本的に教育以外の分野でプロフェッショナルとして活躍している人にお願いしています。有名なベストセラー作家や哲学者、データ分析の専門家、寿司職人など、本当に多彩で、パラレルキャリアを持つ講師が多いんですよ。
私が大切にしているのは、「この人に子どもたちの前に立ってほしい」と思えるかどうかです。学ぶことの意義や面白さを伝えるうえで一番重要なのは、実際に“探究的に生きている大人”が教室にいることだと思っていて。
そういう人が教科を教えると、「この教科って将来こういうふうに役立つんだ」とか、「この分野で活躍している人は、こういう視点を大事にしてるんだ」っていうのが、言葉だけじゃなく、その人の背中から伝わってくるんですよね。いわば“生き様で教える”というか。
あと、意外かもしれませんが、教育に向いている人って、ビジネス界にもけっこう多くいらっしゃるんです。本人は気づいていないことも多いんですけどね(笑)。
そういう大人が、自分の好奇心に素直に、楽しみながら物事に取り組んでいる姿を見せることで、子どもたちも「なんか面白そうだな」って自然に引き寄せられていく。探究って、それくらい自由で、自発的なものなんだと思います。
知窓学舎で育つのは、自分軸で生きていく強さ
自分の“好き・嫌い”を知ることが、自分軸をつくる第一歩
-矢萩さんは「探究」の本質をどのように捉えていますか?
探究は、独立した「教科」ではなく学びを深めるための「方法論」です。だから、探究という教科をピンポイントで設定して「この1時間だけ探究的に学びましょう」というのは、本質的ではありません。
何かに興味を持って取り組む経験を通して「自分は何が好きで、何が嫌いか」「どんなことに関心があるのか」という感覚をつかむ。それが自分の軸となります。
だから私は、小学生のうちから「自分が興味を持ったことに取り組む経験」を積むことが、とても大切だと考えています。
-自分軸があるかどうかで、その後の学び方も変わってくるのでしょうか。
まさにそうです。自分軸が育っていれば、「やりたいことがあるから、それに必要な力を身につけたい」とか、「この学校に行きたいから、今はこれを勉強しよう」といった、自発的な学びが自然とできるようになります。
でも、小中高のうちに自分軸が育っていないと、大学受験の総合型選抜や、就職活動での志望理由を書くときに困ることが多いんです。これまで塾や親に言われるまま、ただ課題をこなしてきただけの子は、「自分は何を大切にしてきたのか」「何がやりたいのか」と突然問われても、答えられないんですよね。
-中学受験をするにしても合格がゴールではなく、その先にどうつながるかが重要なんですね。
はい。実は私自身、中学受験で進学した先の学校で不登校になった経験があるんです。学校のことをよく知らず、偏差値だけで塾の先生と親に勧められて進学した学校が全く肌に合わなかったんですよね。
以前に大手受験塾の講師をしていたときには、我慢して勉強を頑張って、心身に不調をきたしてしまう子どもたちを何人も見てきました。点数や偏差値だけで評価され続けた子どもは「勉強は我慢するもの」と思ってしまうことも多いでしょう。
-探究的に生きる大人と出会い、正解のない問いに向き合う。その経験が、将来の選択肢を広げてくれるんですね。
はい。だからこそ、「このニュースをどう思う?」「これって1カ月後、どうなってると思う?」といった“正解のない問い”に向き合う時間を通して「今、何に興味があるのか」「自分はどんなことが好きなのか」に気づける環境を用意することが、本当に大切だと思っています。
-矢萩さんは、従来型の2科・4科の受験対策ではない「オルタナティブ受験」という入試方法も提唱されていると伺いました。
はい。中学受験においてもいわゆる“4科目でガリガリ詰め込む受験”とは違うルートが、もっと広がってもいいのではないかと。まず、一般的な中学受験では網羅的にすべての入試範囲をカバーするような対策が行われますが、必ずしもそのような学習が必須なわけではありません。受験校によって、また受験生の得手不得手によって学び方だけで無く学ぶ教科や範囲自体をアレンジすることができます。これを「オルタナティブ受験」と呼んでいて、知窓学舎では1科目や3科目といった受講生もいますし、他の習いごとと両立させることも可能です。
また最近では、思考力型やプレゼン型、グループディスカッション型など、特色ある入試を導入する学校も増えてきました。そうした学校と連携して、新しい入試の形を一緒に作っていく活動にも力を注いでいます。
ただ、新しい入試方式の効果は卒業生の進路を見て、初めて効果の振り返りができるため、結果が出るまでに6年ぐらいかかるんです。そのため、急激に広げていくのは難しいのですが、現時点で先駆けて始めた学校の成果が見え始め、今ようやく追従する学校が増え始めている段階ですね。
-最後に、矢萩さんが考える学びのゴールとは何かを聞かせてください。
学びの最終的なゴールは、「どうしたら幸せに生きられるか」だと思います。だからこそ、子どもたちが自分で考えて、自分で選ぶ力を身につけることが何より大切ではないでしょうか。
知窓学舎へ通った生徒や保護者からの反響は?
😊保護者(小学6年生)
そのうえで、単に「誰もが自由だよ」とか「あなたの個性だからそのままでいいよ」と言うだけではなくて、 プラスで知性や人間として大事なことを教えてくれるので、本当に希有な場だと思います。
✨保護者(小学6年生)
どの授業でも、何か意見を言った時に受け止めてくださるというのは、すごくありがたいなと思っていました。
「もっと考えてみよう」とか「こういう考え方もあるよ」「こういう発展もあるね」といった、視野を広げるような働きかけやアドバイスをとても自然体で子供たちに伝えてくださるところが素晴らしいなと思っています。
😊保護者(小学6年生)
自分の所は中学受験をする予定だったので受験クラスを受講しましたが、「塾」に通わせている感覚はなかったです。いわゆる受験塾には行かせたくないけど、でも受験するからどうしよう…となっていた時に、オンラインなら知窓学舎の受験クラスに通えるとなったので、即決で通うことにしました。
【取材後記】
教科学習や受験勉強と探究を切り離すのではなく、探究を学び方の手法として「どのようにして幸せに生きるか」から学びを設計する知窓学舎。
「面白そう」「やってみたい」と思う個々の子どもの気持ちを出発点に、自分らしく学ぶ姿を応援する姿勢がとても印象的でした。点数や偏差値だけに縛られるのではない、未来の教育への可能性を強く感じた取材となりました。
塾選ジャーナル編集部/※掲載内容は、2025年6月時点の情報です。
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